2020年の近況集15

  • 2020年08月29日

     お盆の山ゴマ・ツアー、続きです。

     08月15日は昨年訪問した時にカライトソウを多く確認したものの、全ての株が未開花だったので、 ゴマシジミが生息していたとしても未発生だった可能性が残る某お山へと再訪するつもりでした。
     ところがですねー、08月14日に登った福井県のお山での疲れがかなり残っており、その某お山に登るのは無理だと判断し、

  •  ↑にしておきました。
     この地点に行って戻るだけならば、おそらく楽な登山だろうし、学研の標準図鑑にこのお山産の くれないさん が図示されていたのを思い出したから。
     だからと言って、山ゴマを諦めた訳ではなく、その目線で調べれば生息環境があるかも?と思ったからでもあります。
     で、結果なんですが、登山口から山頂までずーっと風強く雲の中だったので、くれないさん が飛ぶこともなく、ゴマシジミの環境も見い出せませんでした。
     それにしてもこのお山、こんな天気なのに一般の登山者さんがとっても多い…。
     天気が良ければより多くの人が来られるでしょうから、くれないさん を観察するのは止めておいた方が無難だと思われます。

     予想通り楽な登山だったので登山口に戻ったのは13:30。
     夕食の買い出しは大阪屋ショップ宇奈月店と上市町の大阪屋ショップ。

     そして入浴は上市町の湯神子温泉↑。
     入浴料金は富山県内の銭湯よりも110円高い550円でしたが、脱衣場、洗い場、湯船が広くボディーソープ・シャンプー付きで露天風呂有り。 その上空いているので110円高い価値は充分にあります。

     例によって08月15日の車中飯↑。
     局地分布でなかなか手に入らない「志むらの寿司」は大阪屋ショップ宇奈月店で購入。
     石川県産するめいか刺身に、わざわざ「解凍」と表示されているのは、「寄生虫対策済みなので安心してお召しあがりください」 ということなのかな。
     

  • 2020年09月01日

     一昨日の日曜日08月30日は、とーっても怖い経験をしました。
     My軽トラにて緩やかな下り坂の舗装林道を4速のエンジンブレーキで走行中に、突然右足のふくらはぎが激しく攣ったのでございます。
     すると、私の意志に反してアクセルを踏み込むような状態になったので、慌ててブレーキを踏もうとするのですが、踏めない…。
     この 「ブレーキを踏めない」 というのは、ホンマに恐怖です。
     アカンやん! ヤバイやん! とココロの中で叫びつつ、まともに動く左足でクラッチを踏みギアを2速に、 続いてサイドブレーキを引いて、何とかゆるゆると停車することができました。
     35q/hぐらいで走っていたことと、交通量がほぼゼロの林道だったことが幸いし、事なきを得ましたが、 花脊峠を下っているような時に同じような現象が起こった場合、きっとただでは済まんのでしょうな。

     さて、お盆の山ゴマ・ツアーなんですが、最終日08月16日はどーしたのかと申しますと、05:20に起きて朝食を摂り、 ウォシュレット付きトイレで用事を済ませた後、速やかに京都の自宅へ向け出発したのでございます。
     当初の予定では、記録のある立山町の上ノ小平でやるつもりだったのですが、あの八郎坂の登り降りが若干イヤだったのと、 この日も平野部は晴れているのに標高1200m以上は雲がかかったままのような予感がしたので、帰宅するという判断になりました。
     黒部川、常願寺川、神通川が近くにあるので、ミヤマシジミを採って帰ろうかとも思ったのですが、 過去に採っているにもかかわらず同じ所に行って採るのは美しくないので、やっぱりやめておきました。
     

  • 2020年09月03日

     私が立ち寄るWEBページの一部で、ルー様の話題が出ているので私も便乗させていただきます。

     2連敗だの6連敗だの、その程度でぶちぶち言ってもらっては私の立場がございません。
     見ていただきましょう、私の連敗記録を。

     1977年〜2019年の間にルー様を対象種として出掛けた場合の全データ(ふしみやDBより抽出、座標及び一部の詳細地名はカットしています)

     去年まででもこの体たらく…、さらに今年2020年08月にも隠岐島後で完封のnullを食らっているので、 私とルー様の間には何か見えない壁があるような…、相性最悪と言わざるを得ません。
     いや、ひょっとすると、もしかして、私って I M O なんでしょうか?
     

  • 2020年09月05日

  •  昨日到着したこの本↑、1〜39ページまでの著者さんとお友達という事で、著者枠分1割引きで購入することができました。
     そして、到着した昨日から読み始めているのですが、今日はギフや山ゴマで頻繁に訪れ、土地勘のある富山県内の記述について気付いた事を書いておきましょう。

    ・4ページ
      「入善町に関しては、筆者を含め幾人かの愛好家(クモ好きさん)が複数回調査に赴いたが、
       棲息の確認に至っていない」
      とあるのだけれど、入善町内の何処へ調査に行かれたのだろう? 私には思いつかない…。

    ・9ページ
      朝日町北又谷:やっぱり朝日町は小川温泉じゃなくて北又谷だよねー、ここなら納得です。
              けど、日付が1966年4月2日1♂(卵採集飼育)となっている。
              これって羽化日だよね?
      朝日町境川上流:私も探してみたけど居らなんだ。っていうか、よーこんな所に居ったなぁ、
               と思う。
      立山町称名滝:常々、こんな観光地の何処を飛ぶんやろ? と思っていたのだけれど、
              「観光客の合間をぬって飛ぶ。」とありました。
               う〜ん、確かに最高の違和感。
      立山町弥陀ヶ原:え゙ー、あのバス道路脇で発生って、知らなんだわー。

    ・12ページ
      大山町多枝原谷:平成30年完成の堰堤を見て、「ここ、居るような環境とちゃうやん…」
               と思った次第。
      大山町有峰林道小見線:へー、こっちでも記録があるんや。

    といったところですが、この本はイカンよなー。
     この本、ハッキリ言って私にとっては、悪書です。
     これだけ多くの詳細産地や標本図版を見ていると、オレンジさんに本格参入したくなるじゃーあーりませんか。
     「クモ好きさん」 の仲間入りしてしまったら、どーしてくれるんだ! と言いたい気分でございます。
     

  • 2020年09月08日

     「クモ好きさん」 への仲間入りは、極力避けたいと思っておるのですが、私自身を振り返ってみると、キマの採幼・飼育をする能力を持っていないことから、 04月下旬から05月下旬の間、ギフをやらない (そろそろ行きたい場所がなくなって来たので…) となると必然的に他の選択肢はオレンジさんになってしまいます。
     加えて06月上旬も、近場でキマ成虫を対象に探すべき場所が、そろそろ尽きてまいりましたので、休日はオレンジさんにシフトしようかな? と、 数日前に送られてきたあの本を読んで以来思うようになってしまいました。
     う〜ん、イカンなぁ…。

     そこで、来年から始めるにしても、自身にシバリをかけないと暴走する恐れがあるので、年齢と体力、現地までの距離、地元でのパトロール活動などを考慮して、 静岡・山梨・長野の3県には行かないようにしようと思っております。
     そこで、とりあえず来年は富山県内で記録がある6市町村の内、これまで私が観察したことの無い3市町村内の何処かで観察することを目標にしようと思っております。