2021年の近況集19

  • 2021年10月11日

     昨日、10月10日(日)は所用で滋賀県彦根市に出掛けていたので蝶ネタがございません。
     なので…、と言ってもコレも蝶ネタではないのですが、10月02日(土)から03日(日)にかけて宿泊したホテルについて書いておきます。

     本州内で宿泊を伴う採集行の場合、軽貨物1BOX内にて車中泊というのが私の定番でございます。
     ところが今回は、軽トラで行く事になった為、車中泊することができません。ということで、何処かの宿泊施設に泊まらなければならなくなりました。
     ここでチョッと前に、*まび*さんが隠岐に行かれたときに利用されたホテルが、[1泊2食付き、オール込み3850円] とブログに書かれていたのを思い出し、 そのホテルに予約を入れて出発、以下ネタがないので、[1泊2食付き、オール込み3850円] なるホテルがどんな内容なのかのご紹介でございます。

     立地はJRの駅から徒歩約5分、無料の高速道路山陰道のインターからもクルマで約5分という恵まれた場所にあります。
     そのシングルルーム↓は、

  • 思っていたよりも広く10階だったのでけっこう良い景色。テレビは今時珍しいブラウン管で、しかも今は亡きサンヨー製。


     そしてバスルームですが、トイレとは別で洗い場有りのセパレートタイプ。
     この金額でこれは期待していなかっただけに、うれしく思いました。
     

     さて、入浴の後は夕食です。
     お食事をいただく食堂と言うかレストランは、こんな↓感じ。

     天井の照明や床材や椅子に昭和バブルの残り香を感じるのは私だけでしょうか。
     けど、「これは合理的でエエやん」 と思ったのはアルコール飲料の自販機が設置されていたいたこと。
     お食事の時に飲みたい方はここで買って飲んでくださいね、という配慮なのでしょう。価格も良心的な設定でした。

     ↑夕食です。
     メインディッシュはハンバーグと白身魚フライ。

     06:30からの↑朝食です。
     魚の切り身はサバ、私はご飯にしましたが、パンも選べました。

     朝夕のお食事については、地元の美味しいものを食べに来た訳ではないので、私的にはこれで充分。
     お部屋も思っていたより良かったので [1泊2食付き、オール込み3850円] はかなりのお得感がありました。
     隠岐島前行きフェリー乗船時の前泊には、ちょうど使えるホテルだと思います。

     けど、アカンところが一つ。

     朝出掛けるときの30分待ち↑というのは、たいていの方がキレるのではないでしょうか。
     しかもこのホテルの駐車料金は1100円/1泊…。
     この料金設定は事前の調べで判っていたので、

    このホテルから徒歩1分の市営平面駐車場↑を利用、ご覧のように駐車料金も半額以下でございました。
     

  • 2021年10月15日

     シカに衝突した軽トラの画像だったり、その軽トラの修理見積書だったり、泊まったホテルの内容だったりと、 10月03日(日)にシルビアシジミを採りに行った場所を書いていませんでした。

     実際、行ったのは島根半島のこの辺り、

  • 日御碕↑からウロウロ南下東進して、海ビアと土手ビアをやっておりました。
     ご覧のように、ほぼ快晴で気温も30℃近くまで上昇したので本種の成虫採集には絶好のコンディション。
     そして、確実に記録のある場所にも立ち寄ったのですが、どの場所でも完封の null だったのでございますよ。
     私、シルビアシジミの採集には自信を持っていたのですが、見事に打ち砕かれてしまいました。
     記録のある場所でも1頭も見ることができなかったなんて、とーっても恥ずかしい。

     今回、全く見られなかった原因ですが、おそらく時期外しだと思われます。
     環境・気候共に近いであろう鳥取県某所で08月下旬に採集した雌から強制採卵して飼育した約80頭の羽化日は、 09月27日から10月07日までの間でした。
     一般に野外での羽化日は飼育環境よりもけっこう遅れるものなので、10月03日(日)に訪れたポイント及び各推定生息地では、 ちょうど今頃が採集適期だったと思われます。

     対象種は採れなかったうえに、シカにぶつかって約16M円の出費…。
     2021年10月03日(日)は散々な一日でございました。
     

  • 2021年10月18日

     鹿で、えらいメに遭った私が居るかと思えば、馬で、ええメにあった方もいらっしゃるようで…。
     まあ、世の中、イロイロでございますね。

     急に気温の下がった昨日の日曜日は、朝から作業場に籠もりシルビアシジミ等の展翅と、昨年から1年間貼り付いていた種子島のワンツ等を外し、 その標本画像撮影をしておりました。
     今シーズンも終了といったところでございます。

  •  唐突に昨日展翅したクロツ↑ですが、10月12日に軽トラの修理が完了したのでこれにガソリンを入れに行った帰りに、 京都市北区のガソリンスタンドに近い住宅地内で採集した個体です。
     この時この場所に間違いなくクロツバメシジミが居たのだという証拠として1頭だけでも採って標本にし、[ふしみやDB]にこの画像とデータを取り込みPDF化して、 誰もが閲覧できるようWEB上に置いておくつもりです。(かなり先になると思いますが…)

     ところで、来年の 「斜めの会」 も中止にすると皆さんに連絡した直後、10月16日付けの京都新聞朝刊1面トップに、
      「府の時短要請21日で解除 知事方針 酒類も制限なしに」
    との見出しが躍っておりました。
     うむむぅ…、でございますね。
     

  • 2021年10月22日

     これぐらいの日付だと、普通の蝶屋さんは2021年に採集した個体の展翅外しをされている頃だと思いますが、 私は2020年採集の個体をようやく外し終え、それと同時にやっている標本画像撮影も完了したところです。

  •  そして↑は最後に外したクロマダラソテツシジミのアブラが出た1雌 (2020年12月20日羽化、ギンナンの胚乳を食べて育った個体) を収納した標本箱。
     内容を少し説明しておきますと、タイワンツバメシジミ、ムラサキツバメ、アオタテハモドキ、ヒメジャノメ等は鹿児島県の種子島産。 スジグロシロチョウ、ヤマトスジグロシロチョウ、ムラサキシジミ、汚損したホシミスジ、サカハチチョウ、ゴマダラチョウ、ジャノメチョウ、コジャノメ等は隠岐島後産。
     それからクロセセリは、意外にも秋に栗拾いをしているときに京都市左京区大見で採った個体です。
     京都市左京区大見でクロセセリを見ることになろうとは…、ホンマ、びっくりしましたわ。