2021年の近況集20

  • 2021年10月25日

     宿泊を伴うお出掛けはもとより、帰宅するのに長時間を要するようなお出掛も、家庭の事情で自粛すべき現状なのでございます。
     そこで、昨日、10月24日(日)はシルビアシジミとクロマダラソテツシジミを探しに福井県の2時間以内に帰ることができる地域へ行くことにしました。
     というのは、日本海側でのシルビアシジミの分布って、能登半島から鳥取県湯梨浜町までの間が空白になっている…、 これがどーしても納得できないのと、これまで日本海側ではクロマダラソテツシジミがやって来たという話しを聞かないので、 「ならばクマソは私が見つけてあげましょう」 との思いで出掛けた訳です。

  •  ご覧のように、昨日はクロマダラソテツシジミが生息しているものであれば、必ず飛ぶであろうというような好天。
     しかも、ソテツは海岸沿いに転々と植えられておったのですが、『私は』 福井県初記録のクロマダラソテツシジミを採ることができなかったんですよねー。
     チョッと残念に思っております。
     

  • 2021年10月29日

  •  特にコレといったネタがないので、2020年に採集した個体を入れた標本箱です。
     前々回、10月22日にUPした箱の続きじゃなくって、2020年前半に採った個体が入っております。
     目立つのは相変わらずキマですね。.jpeg 品質をかなり落としているので、ラベルは読めないと思うのですが、 何らかのワザで読むことのできる方がいらっしゃるかもしれません。まーそれはそれでしゃーないです。
     ミドリシジミが多いのは、久しぶりに飼育をしたからなのと、山ゴマを探しに行ったときに稜線に上がってきている本種が意外にも多く、それを採ったから。
     あと、夏型のカラスアゲハ雄は隠岐島後産でございます。

     2020年もコロナで行動自粛が求められていた割にはけっこう採ってますなぁ。
     

  • 2021年11月02日

  •  ネタがないので苦し紛れに昨日羽化したシルビアシジミです。

     2021年08月29日に鳥取県某所 (現状、私が把握している限り能登半島を除いた日本海側最東端) で採集した3雌から5日間の強制採卵で合計約110卵を得て飼育した結果、09月27日〜10日07日の間に合計86個体が正常羽化しました。
     これら正常羽化した個体の幼虫はミヤコグサを何のためらいもなくモリモリ食って蛹になったのですが、 孵化した幼虫の中で7頭は中齢時にミヤコグサの摂食量が減少し、09月の半ば頃からほとんど動かなくなってしまいました。
     この状況は越冬態勢に入る時と一緒…、まさかこの時期から来春まで越冬管理しなければならないのかと思いながらも放置していたのですが、 これら7頭の動かない幼虫さんは次々に死んで行き、正常個体の羽化がピークに達した頃には2頭だけになってしまいました。
     この2頭もこのまま放置すると間違いなく死んでしまうだろうと思ったので、ダメ元で冷蔵庫の野菜室に4日間投入し、 5日目に取り出してミヤコグサを与えたところ、モリモリと食べ始め2頭とも滞りなく蛹化。
     そして昨日、上記の個体が羽化に至りました。

     まあ、やれやれだった訳ですが、この 「冷蔵庫の野菜室に4日間投入」 というのが、寒冷刺激となり、 取り出した5日目の室内気温で幼虫さんが 「えらい早いような気もするけど、もう春なんやなぁ」 と思ってくれたんでしょうね、きっと。
     

  • 2021年11月06日

     競馬については興味がないので何のこっちゃよー判らんし、伊勢海老も喰ってないしで、私にはネタがありません。
     なので仕方なく先ほど展翅が終わったシルビアシジミ、展翅板にのったままで失礼します。

  •  最下段左右の2個体 (それぞれ別個体) は、幼虫期に越冬態勢に入ってしまったと判断したので、 冷蔵庫野菜室に短期間収納した結果、越冬したかのように騙されて、今秋に眠から覚めて摂食→蛹化→羽化してくれたものです。
     この2頭は、他の正常羽化した86個体よりも約1ヶ月遅れの羽化となったせいなのでしょうか、 右側の裏展翅は地色が暗く斑紋が大きい、そして左側の表展翅は青色鱗粉が発達しています。
     「だから、どーなんだ?」 と問われましても、私にはそれを考察する能力がございません。
     なので、まあ、単に 「ご覧になってください」 ということなのですよ。

     ネタが無いっていうのは、ホンマ、苦しいわぁー。
     

  • 2021年11月10日

     蝶ネタがないので、開き直って最近のマイ・ブームを書いておきましょう。

     昨年の今頃は、GoToトラベルに乗っかって妻なる方と二人で京都市内の Hotel and Dinner を楽しんだのですが、 今年は政府主催のGoToトラベルが存在しません。
     ところがですねー、あまり宣伝されてないのだけれども、京都府主催のGoToトラベルよりもお得な制度 【きょうと魅力再発見旅プロジェクト/京都府民限定】 なるものが現在催行されているのですよ。

     実は 3* 回目の結婚記念日にこの制度に乗っかりまして、最近開業したお洒落なホテル 「メルキュール京都ステーション」 の このプラン を使って Hotel and Dinner を楽しんでまいりました。

     「鹿にぶつかった軽トラの修理で 16 諭吉が出て行くさかい、節約せなアカンてゆーてたのに、
      21,000円も使いおってからに、贅沢なやっちゃ」

    とのご感想を抱かれた方も多いと思いますが、実質的な支出は 二人分の合計で 6,000円 という驚きの金額だったのでございますよ。
     どうしてこのような金額なったのか? そのカラクリは、と申しますと、

      ホテル側設定プラン : 10,500/1人 × 2 = 21,000
      持っていたポイント :じゃらんの期間限定 P -1,000
      京都府からの補助金 : 5,000/1人 × 2 = -10,000
      京都応援クーポン券 : 2,000/1人 × 2 = -4,000(近所の食品スーパーで使用可)
     ――――――――――――――――――――――――――
                 税込み差し引き合計  6,000

    上記のような計算になります。

     このホテル内イタリアンレストランのクオリティーは期待していたよりも高く、夕・朝食に供された料理のお味はとってもGood。 しかも夕食時には 60分 (実際は融通が利いて食事中はずっと) のアルコールを含んだフリードリンクも付いていたので、意地汚くもいーっぱい飲んでしまいました。
     そして泊まったツインルームは狭小ではなく、バスルームはトイレ・洗い場・バスタブが別のセパレートタイプ、 そのうえ飲んで食べて一人当たり 3,000円というのは、なんか、申し訳ない程のお得感。
     なので、もう1回、12月中に別のホテルでやってみようかと、現在ホテルを物色中でございます。