2021年の近況集21

  • 2021年11月14日

     本日、天気の良い日曜日ですが、朝から作業場に籠もり、久し振りに標本画像撮影方法を改良しようと、試行錯誤を続けています。
     何をしたいのかと申しますと、[ふしみや DB ]に取り込む Papilio の夏型サイズの標本画像を SIGMA MACRO 50ミリ F2.8 のレンズで撮れるようなセッティングにするには、 どーすれば良いのだろうかとイロイロやってみております。
     昨年は、COSINA 24ミリ F2.8 MC MACRO で撮影してみたところ、

  • こんな ↑ とってもイマイチな仕上り (カメラから撮って出しRAW→Jpeg→リサイズのみ) の標本画像が気に入らなくて、 他の 0号板〜4号板サイズの標本と同じように、SIGMA MACRO 50ミリ F2.8 のレンズで撮れるように標本自体の高さ調整、 ラベル置台の製作、被写体とカメラの距離調整をやっておりました。

     ↓はそのときの作業場の様子でございます。

     最近、ネタ不足で内容があんまりなので、動画でも貼っておこうということなのでございますよ。
     

  • 2021年11月18日

     先の日曜日に作業場でやっていた、「 5 号サイズの標本をSIGMA MACRO 50ミリ F2.8 のレンズで撮りたい」 の続きでございます。

  •  ↑は今回撮影するにあたって用意した小物類です。
     グレーの穴あき背景紙は、普段使っている標本撮影台座から取り外しての流用。
     この背景紙の下に敷いている鏡面の薄板(t=0.5ミリ 200×300ミリ)はステンレスSUS430 (磁性あり)。
     いつも使っているラベル置き台では標本と高さが揃わないので木製で製作、濃い茶色のラベル置き台本体とその後ろにあるツノ付きの白い木片とで一組。
     直径6.35ミリの円筒型金属は100円均一のキャン★ドゥで売ってるのネオジム磁石、 リンク先ではえらい高い金額で表示されていますが、8 個入りの 1 台紙で税込み 110円ですからね、念の為。
     それから円筒型金属にくっついている白いのはネリ消しです。

     このネリ消し付き円筒型金属は強力な磁石なので、グレーの穴あき背景紙の下に敷いたステンレスの薄板に強力にくっつくので、ネリ消しに刺した標本が安定するのです。

     ↑表面を撮影するときには、円筒型ネオジム磁石 3 個。

     ↑裏面を撮影するときには、円筒型ネオジム磁石 7 個。

     このように円筒型ネオジム磁石の数を変えることによって、カメラ受光素子面と標本自体の距離が一定に保たれるという訳です。

     こうして撮影したトカラ列島中之島産のモンキアゲハ表面↑、

    そして↑は裏面。
     この標本、不細工な事に尾状突起の折れを展翅テープで修理…。
     高校生の頃は、自分の髪の毛でクロアゲハの尾状突起折れを修理した記憶があったので、この時も同じようにしようとしたのですが、 1998 年当時でも髪の毛に腰がなく、使い物にならなかったのでした。
     それから20数年を経た現在、頭部雨滴センサーの検出能力が著しく向上しているのも、当然の成り行きですわなぁ…。
     

  • 2021年11月22日

     昨日の日曜日、京都市内は秋の観光を目的に訪れた皆さんで、人があふれておりましたが、私たちは京都府の 「会食は4名まで」 という要請を遵守し、4名でランチ飲み会を執り行っておりました。
     メンバーの内、お一人はほぼ採らない方なのですが、他の3名は私も含めて採る蝶屋でございました。
     そしてこの3名は、1シーズンに採る蝶の中で最も多い種がキマリンという面々。
     なので、ここにはぜーったいに書けないようなディープな話題で盛り上がっておりました。

     そんな盛り上がりの中で、成虫採集方法の新機軸が打ち出されたのでございます。
     この詳細を書くことはできませんが、その方法で採集を試みている私等が他の方々に発見された場合、
      「宇宙と交信しているアブナイ オ・ヤ・ヂ」
    と、見られてしまうのは必定…。

     もしも何かの間違いでこの状況に邂逅された場合、そっとしておいてくださいね。
     

  • 2021年11月26日

     太ってきました。
     シーズンオフ恒例の体重増加、この時点で既に 2.2kg の増加。(07月末時点との比較)
     このペースで行くと開幕前の03月末頃には 60kg を越えそうな勢いです。
     10月24日に福井県でシルビアシジミとクロマダラソテツシジミを探したのを最後に蝶絡みの行動は皆無、 以降休日のほとんどは妻なる方と一緒に出掛けておりました。

     この歳になり、身体やアタマの機能低下を感じるようになってくると、これから先は夫婦でお互い支えあって行くしかないだろうと遅まきながら気付き、 せめてシーズンオフだけでも二人一緒にアート作品や音楽を鑑賞したり、舞台芸術を観劇したり、外食したりしてご機嫌をとる…、 いや、より良い関係を深めなアカンなぁとの思いで行動している今日この頃でございます。

     思い返すと10年前は、シーズンオフでも妄想全開でキマやビアの下見に行っておりました。
     試しに [ふしみや DB] 内で10年前の 「2011年11月」 をキーワードに検索をかけてみると、

  • ↑ご覧のように (画像をクリックで2011年11月の全データPDFに跳びます)元気いっぱい、ウロウロしておったんですな。