2022年の近況集15

  • 2022年10月08日

     今日も、09月18日(日)に行った京都府北部でのシルビアシジミ探しの続きです。

     例によってGoogleの空撮画像とストリートビューを見て良好な草原だと予想した

  • ここ↑は、旧竹野郡丹後町の大成古墳群です。
     Googleの空撮画像とストリートビューを見た限りではミヤコグサが生えるのに適した草原だと思ったのですが、 実際に訪れてみると膝丈を上回るエノコログサ等が密に生えており、その草原内部にミヤコグサが生え得る状況ではありませんでした。
     現状、Googleが提供してくれる画像の解像度では、「やっぱり、そこまで判らんわ…」 ということですね。

     とは言え、この大成古墳群の北側、海に近い磯岩場は、

    こんな↑状態。
     これまでの経験上、これならミヤコグサが生えているだろうと思い突入してみたところ、

    予想通りミヤコグサ↑が生えていたので、気合を入れて探したのですが、ヤマトシジミしか居りませんでした。

     島根半島ならば、海ビアが生息していてもおかしくない環境なんですけどねぇ…。
     丹後半島ではアカンみたいです。
     

  • 2022年10月12日

     私自身は、とーっても元気なのですが、またまた病院とのご縁が出来てしまいまして……、ってゆーか今回は同時に二つの案件を抱えてしまったので、 宿泊を伴うような行動は 「あきまへんぇ」 という状況なのです。
     日曜日の転院や転施設は無いのですが、土曜日は少ないながらもそれが有り得るということなので、楽しみにしていた鹿児島伊勢海老合宿に行けなくなってしまいました。

     というわけで、今シーズンのフィールド活動は終了。
     来シーズンは春のギフチョウから始められれば良いなぁ…、と思っております。

  •  にもかかわらず↑の予約をいまだに保持しているのは、予約の往路便が出発当日に欠航や条件便になった場合、 キャンセル時のマイル払い戻し手数料の3,100円を払わなくて済むからなのでございますよ。
     

  • 2022年10月15日

     私の成虫シーズンは終わってしまいましたし、下見で出掛けるにしても、その気になれない今日この頃です。
     従いまして新ネタが生ずることも無いので、蝶絡みのネタは手持ちのデータから引っぱり出して来るぐらいしかありませんね。

     という事で今日はリュウキュウウラナミジャノメにしておきましょう。
     何故リュウキュウウラナミジャノメなのかと申しますと、某 SNSで サ****ンさんが本種の変異について語っておられたので、 私も便乗させていただくことにしました。

  •  上の画像をクリックしていただくと2009年06月06日〜07日にかけて訪れた沖縄県の阿嘉島・慶留間島・外地島・座間味島を訪れたときのデータ (本種のみを抽出) がPDF(36.6MB)で表示されます。
     本PDFファイルをダウンロードして開いていただくと、表示倍率400%まで拡大しても標本画像は破綻なくご覧いただけると思います。
     ところで今日の[ふしみやDB]なんですが、各レコードには採集地点の座標テキスト、そして地図には採集地点のx印 に至るまで消していません。
     なぜならこの「消す」という操作が、じゃまくさかったのですよ。
     それに、これらの島々に行ったなら、「その地点に行くしかない」というのも理由の一つです。
     オコラレルかな?

     さて、このデータを改めて見てみると、下地島産は前翅に過剰紋が出る確率が高いんですね。
     今日まで気付いていませんでした。
     やっぱり私の目は節穴ですな。
     

  • 2022年10月19日

     そう、京都府ラベルのツマグロキチョウねぇ…。

     50年前、中学生の頃は一つ先輩の Fさんが中学校から徒歩3分の京都御苑で採られたとか、 中学校3年生の秋に同級生の P君(本ページに時々登場)、今は NGT大学で教授をやってるという H君との三人で 京都府亀岡市の国鉄千代川駅から宮前町神前に向かう道の途中の川沿いで私だけが採れなかったとか、 時代は跳んで20年ほど前から、シルビアシジミ探しで何度も木津川堤防を訪れ、その度に黄色い蝶が居れば「ツマグロキチョウではあるまいか?」 とネットインしてはチェックするも、ことごとくキチョウ(キタorミナミかは判らん)だったり、 京都観光に来られた熊本県の蝶屋さんがホテルに近い鴨川で散歩中に本種を1頭採集したという某SNSの記述を読み、 あわてて自転車で出動するも当然のnullという結果だったり………。
     そしてつい最近、09月18日には、「先週いーっぱい居った兵庫県某所から、直線で 11.67kmしか離れてへん京都府旧久美浜町には居るやろ」と思って探しに行った

  • こんな↑所でも null…。
     私、京都ラベルのツマグロキチョウには思いーっ切り、嫌われているのでございますよ。

     で、今はチョッと右京区西ノ京あたりを自転車で流してみようかなっ、と思ったりしています。
     

  • 2022年10月22日

     天候に恵まれた今週の平日、京都市内でツマグロキチョウ探しをしたかったのですが、仕事ではなく家庭の事情で忙しくてウロウロできませんでした。
     従いまして新しい蝶ネタはございません。

     なので過去の[ふしみやDB]の一部をPDF化してUPするというお手軽ワザで更新です。
     一週間前の10月15日には阿嘉島・慶留間島・外地島・座間味島のリュウキュウウラナミジャノメをUPしたので、 今日は同じく慶良間列島の島であるところの渡嘉敷島における本種のレコードを貼り付けておきましょう。

  •  前回と同じく上の画像をクリックしていただくと2012年05月26日〜27日にかけて訪れた沖縄県の渡嘉敷島を訪れたときのデータ (本種のみを抽出) がPDF(36.8MB)で表示されます。
     前回同様、本PDFファイルをダウンロードして開いていただくと、表示倍率400%まで拡大しても標本画像は破綻なくご覧いただけると思います。

     こうして見てみると渡嘉敷島産リュウキュウウラナミジャノメの裏面眼状紋は安定しておりますね。
     

  • 2022年10月25日

     読んだ瞬間、アッ…、とは思ったのですが、別ネタでレスを入れてしまいました。
     そう、西ノ京は中京区だったんですねー。

     上の方では、北区のキマを採っているので西大路よりも西側がすぐに右京区になってしまうなんて思ってないのですが、 丸太町より下の方では西大路よりも西側はみーんな右京区だと思っていました。
     改めて地図を見直し、勉強になりましたわ。

     で、中京区なんですが、京都市中京区で何か採集・観察したデータがないものだろうかと[ふしみやDB]で検索をかけてみると、 レコードはゼロという結果でした。
     けれども区境のほぼオンライン、ぎりぎり上京区というレコードが1件出てきたので貼っておきますね。

  •  中学生の頃、京都市内ではウルトラ珍の本種だったんですけどね。