雁屋哲氏が当時連載中のマンガ「美味しんぼ」の中でちょうどブームの最中であったドライビールを酷評し、「ドライは副原料を用いた原材料に問題があるため、オールモルトビールより味が劣っているのだ」と結論付けたのであるが、それを読んだのかどうなのか、キリンが発売したのがこれである。
オールモルトのドライビール。これなら「山岡さん(「美味しんぼ」の主人公)」も納得?
ところが飲んでみるとこれが不味い。笑っちゃうくらい不味い。オールモルトのコクもなきゃドライのキレもない。何を意図して作られたのかわからないようなビールである。そのためか短命に終わった。
「びいるじゃあなる」同人の間ではこれと「冴」「ハーディ」の3つが「日本で発売された中で最も不味かった三大ビール」ということになっている。