「ヱビスビール」はもとは明治時代に日本麦酒醸造会社が製造していたビールの商品名である。その後、日本麦酒は札幌麦酒や大阪麦酒とともに合併、大日本麦酒となるが、これが戦後にアサヒとサッポロとに再び別れ、サッポロの方がこの「ヱビス」ブランドを引き継いで1971年に発売したという訳である。
麦芽100%ビールの走りであり、他メーカーが副原料を用いたビールに主力を置く中、今日までずっとこの本格ビールを売り続けてきたメーカーの姿勢は高く評価されるべきである。
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