下町ビアホール ガブリエ

 門前仲町の裏道を歩くと、なかなかに渋い飲み屋が多くて楽しい。その中に一件、ビアホールがあるのを発見した。

 建物全体が蔦に覆われている。まるで異国の店のようで、なんとも味があるではないか!

 早速、後日あらためて訪れてみた。

 なかなかビールも良いものを置いている。

 

 1パイント(568ml)の値段は以下の通り。

 エーデルピルス…………………850

 琥珀ヱビス………………………850

 ヒューガルデンホワイト………950

 バスペールエール………………850

 ギネススタウト…………………850

 

 ヒューガルデンホワイトは専用のグラスで出してくれるのだが、1パイントのグラスはけっこうでかくて、花瓶で飲んでいるような錯覚に陥る。

 この他にギネスとエーデルピルスのハーフ&ハーフである「リアルハーフ」というのもあり、これは比重の関係で上半分が黒、下半分が白と二層になっているので、見た目が楽しい。

 また、ゲストビールというのもあり、この日は「ヘフェ ヴァイスビア」だった。注文したところ、「Weihenstephane(ヴァイエンシュテファン)」社のロゴの入ったトールグラスで出してくれたので、同社のヴァイスビールなのだと思われる。これは850円。香りが豊かで美味しい。

 つまみはソーセージやフィッシュ&チップスや鶏の唐揚げといったビール定番ものから、パスタやピザの食事系まで色々。しらすのペペロンチーノがおいしかった。

 古き良き深川のたたずまいが残る門前仲町で、まさかこんな本格ビールが堪能できるとは思わなった。

 好きだな、下町。(2012.2

 

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