はこだてビール
函館の地ビールレストラン。12年前に函館を訪れた時は、仕事でアルコールは御法度だったため、泣く泣く建物を眺めただけで、お土産のビールを買って帰った。あれから幾星霜、やっとリベンジの時が来たのである。
基本のビールは、
五稜の星(ヴァィツェン)300ml 580円 明治館(アルト) 300ml 580円 北の一歩(エール) 300ml 580円 北の夜景(ケルシェ) 300ml 580円 社員の出世するビール 400ml 700円 社長のよく飲むビール 400ml 760円 |
と豊富。
この他に、当日は季節の限定ビールらしい「いちごのはつ恋」と「スタウト」があった。
中でも通常の2倍のモルトを使ったという「社長のよく飲むビール」が美味しかった。アルコールも10%でコクのあるストロングなビールである。
つまみも豊富で、しかも各席に用意してあるタブレットで注文するので気軽でいい。人件費の節約にもなるし、いいアイディアである。
が。
タブレットで注文したエビの料理が1時間経ってもこなかったのである。たぶん何かのミスなのだろう。キャンセルしたが、特に詫びの言葉がある訳でもない。
更には、「白菜とベーコンのミルフィーユ」を注文し、おいしくいただいていたのだが、次に何を注文しようかとタブレットを見ていたら、まだ一口あるのにウエイターに料理を下げられてしまったのである。料理の皿を下げる時は「お下げしてもよろしいでしょうか」と一言声をかける基本もなし。
「まだ食ってる途中でしょうが!」と怒鳴りたい気分だった(北海道だし)。
せっかくビールも料理も美味しいのに台無し。
ベイエリアの近くということで立地条件もいいし、折からのクラフトビールブームもあって繁盛しているのかもしれないけれど、客をぞんざいに扱う店ってほとんど皆凋落していくのを知っているので、なんとか改善してほしいものだが。(2016.12)