barBAR Tokyo(バーバー東京)

 東京駅八重洲北口のB1に、新しく「黒塀横丁」というレストラン街ができたのだが、そこをぶらぶらしていたら、地ビールを飲ませるスタンディングバー、「barBAR Tokyo(バーバー東京)」という店を見つけた。

 店内はこじんまりとしている。「スタンディングバー」というだけあって、立ち飲みオンリーで椅子はない。入り口も開いたままで、フラッと入ることができる。

 この店のサーバーを使って供するビールは4種類。

  サッポロ黒ラベル

  アウグスビール(福島)

  ヴィルゴビール ホワイト(東京)

  ギネススタウト

  である。そして「プレミアム ハーフandハーフ」として、アウグスとギネスをハーフ&ハーフにしたものもある。

 値段は全品500円だ。ならば地ビールを飲みたい。

 この他にもボトルの地ビールとして、「恵ビール インペリアルスタウト(千葉)」や「藤原ヒロユキビール 柚子マーマエール(茨城)」などといった珍しいものも含めた10種類ほどがメニューに並んでいる。だが、こちらは一本800円〜900円とやや高め。

 つまみ類は、「フィッシュ&チップス」「ロースト豚」「冷やしトマトとモッツァレラ」といったメニューが全品500円均一! 中には「ホットドッグ」や「キーマカレー」といった食事ものもある。

 その他に「ミックスナッツ」や「干しイチジク」といった、全品300円均一の軽いつまみもある。

 つまり、この店ではビール500円+つまみ500円or300円の、1000円以内でさっと飲める組み合わせが可能という訳である。

 ためしにフィッシュ&チップスを頼んだら、ちゃんとモルトビネガーと一緒に出てきた。本格的なパブのスタイルだ。味もいいよ。

 ただ、気になったのは客があまり入っていなかったこと。

 カード下などによく見られる、煮込みにチューハイの立ち飲みスタイルは日本ではよくあるが、はたしてこのようなビールの立ち飲みスタイルがどこまで受け入れられるのか。ぜひ受け入れられて長続きしてほしいんだが……(2004.12)

 

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