《サンクトガーレン 2022賀正ビール》
サンクトガーレンの2022年賀正ビール。お正月用の限定生産。
メーカーのウエブサイトによれば、「神奈川産の柚子の皮を1つ1つ手作業で剥いて、小麦麦芽を使用したウィートエールに合わせました。華やかな柚子の香りに、小麦麦芽の柔らかな味わいと軽やかな苦味。食前の乾杯酒としてはもちろん、様々な食事とも合わせやすい味です。柚子は昔からその香りの強さから邪気を払うものと考えられており、お正月には欠かせないものです。また“桃栗三年 柿八年 柚子の大馬鹿十八年”という言葉があるように柚子は実るまでに長い年月がかかります。2022年、これまでの努力が結実する年になりますように、華やかな香りの1杯を」とのこと。
原材料名は麦芽・ホップ・ゆず。アルコール分は5%
グラスに注ぐとそのものズバリのゆずの爽やかな香り。飲んでみてもゆずの風味が小麦の上面醗酵ビールと絶妙のマッチング。とにかく美味しいビールである。
正月限定ビールなので、二度と飲めないのが残念。だが考えてみればすべての行為は人生で一度きりなのだ。そういえば、「門松は冥途の旅の一里塚」なんて言葉もあったな。今年もまた新しい年を迎えられたことを慶び、一度きりの美味しいビールを堪能するのが正しい人生の在り方なのかもしれない。
ところでこのビール、寅のラベルがなんともかわいい。自分の干支が寅なので、飲み終わってもこの瓶だけはとっておきたい気分である。