《アサヒ クラシックプレミアム》

 2013年6月23日ユニーグループ限定発売。

 メーカーのニュースリリースによると、「厳選したドイツ産ホップを使用し、ビールの本場ドイツに伝わる伝統的な醸造法を用いて製造した麦芽100%のプレミアムビールです。上質で深みのある味わいとアルコール分5%の爽やかなノドごしが特長です」とある。

 小売価格はコンビニのサンクスで小売価格は350ml缶が215円。すっかり「プレミアム」濫造メーカーと化したアサヒの普及価格プレミアムビールだ。

 飲んでみると、特にこれと言って特徴のないビールである。「ドイツの伝統的な醸造法」が売りらしいが、もともとアサヒの前身である大阪麦酒は、ドイツ人技師の指導のもと、ドイツ製の設備とドイツ産の原料でビールを作り始めているわけだから、何を今さらと言う気がする。缶のデザインだけはやたら格好いいけど。

 それにしても、同じコンビニ限定でプレミアムの名を冠しているにも関わらず、どうしてこうも差が激しいのだろうか。ローソン限定のクリーミープレミアムはパッとしなかったが、このクラシックプレミアムと同時期ファミマ限定発売のビタープレミアムはそこそこに美味しいビールだ。また、プレミアムの名は冠していないが、今もセブンイレブンで販売している(限定発売のはずが、いつの間にか通年商品になっていた)ザ・エクストラは上出来のビールだと思う。

 結局のところ、ビールメーカーというより、販売する会社の方の意向がこの味の差に影響しているのかもしれない。

 

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