アサヒのクラフトマンシップシリーズ第四段。コンビニ限定で、2015年10月20日発売。
ニュースリリースによると、「『ドライメルツェン』は、ミュンヘン麦芽を一部使用し、豊かな麦芽の香りとまろやかな甘みが特長の麦芽100%の生ビールです。また、下面発酵酵母を使用し、すっきりした後味と軽快な喉ごしがお楽しみいただけます」「『ドライメルツェン』は、一般的な「メルツェン」よりも発酵度を高め、飲みやすさを向上させることで、ピルスナータイプのビールに慣れた日本のお客様にも飲みやすく感じる味わいに仕上げました。」とのこと。
まあ毎回書いていることではあるが、「ピルスナータイプのビールに慣れた日本のお客様」に合わせているからいつまでたっても同じような味のビールしか作れないんだよな。
「メルツェン」というのはドイツ語で3月を意味する「メルツ」から来たもので、麦芽やホップを贅沢に使って3月に仕込まれ、10月の世界最大のビール祭り「オクトーバフェスト」で飲むためのビールだから、まさに今の季節のビールである。
アルコール分は6%。価格はローソンで350ml缶が税込249円だった。
このシリーズお約束の缶に書かれた能書き。
1.醸造学マスターによる処方監修 2.香りと味わいを深めるミュンヘン麦芽を一部使用 3.苦味の決め手となる厳選ホップを一部手で投入 4.ドイツ産ホップを100%使用。 5.麦芽100%による、まろやかな甘みのある味わい。 6.通常より1.3倍熟成させた長期間熟成製法 |
グラスに注ぐと中濃色の茜色。香りもコクも割に穏やか。「ピルスナーのお客様」に合わせているからこんなものか。本場の味を再現してくれた方が嬉しいんだがなぁ。