《アサヒ ドライプレミアム 煎りたてコクのプレミアム》
２０１５年２月１７日に発売した期間限定ビール。
メーカーのニュースリリースによれば、「『ドライプレミアム』の特長である“贅沢なコクとキレ”はそのままに、フレッシュなロースト香を有する「煎りたて国産麦芽※1」を一部使用することで、香ばしいコクと香りを実現したプレミアムビールです。また、アルコール度数は6.5％で、豊かな飲みごたえのある味わいです。 ※1国産麦芽の一部を国内で焙煎（ロースト）し、加工後一定期間内で使用する濃色麦芽。フレッシュなロースト香を有し、本商品の特長『香ばしいコク』の実現に寄与しています」とのこと。
原材料は麦芽、ホップ、米、コーン、スターチと、ドライプレミアムと同じように副原料を盛大に使用している。
ロースト麦芽を使用しているから色は中濃色か茶褐色なのかなと思っていたら、グラスに注ぐと意外にも黄金色である。ドライ系の味ではあるが、アルコール分が高いので、それに由来するコクは感じられる。
価格はイオン系の「まいばすけっと」で購入したところ、３５０ml缶の価格が税込２１９円であった。ところが。
つい先日、某コンビニを覗いた時のことである。この同じ商品が３５０ml缶で１３０円、５００ml缶が１７０円で売っていたのである！ つまり特価セールをやっていた訳だ。
あらためてその店の冷蔵ケースの中を眺めると、通年ビールの他にも夥しい「限定ビール」の数々。もはや一ヶ月前発売の限定ビールの居場所はなく、早く売り切ってしまいたいということか。
このところの限定ビールの発売の頻度にはいささか当惑するところもある。当方のようなホームページをやっていてもどれがどれやら状態に近いのだから、いわんやビールの銘柄にそれほど関心のない一般消費者においては何が何だか訳がわからないのではないかと思う。
次から次から次から次から次から次からへと続く限定ビールには消費者だけではなく、たぶん小売店も疲れているんじゃないだろうか。