2016年3月23日に通年発売の新商品。
メーカーのニュースリリースによれば、「芽使用比率を通常の1.2倍に高め、しっかりとしたコクのある味わいをお楽しみいただけるとともに、高度な酵母管理技術を採用し発酵度を極限まで高めることで、爽快なキレ味を実現しました。また、近年の健康志向の高まりを受け、“糖質50%オフ”の機能を備えたレギュラー価格帯のビールです」とのこと。
缶にはキャッチコピーとして「究極のコクキレ」とあるが、「コクがあるのにキレがある」とは、低迷していたアサヒが1986年にそれまでの生をリニューアルして発売した時のキャッチコピーだ。これが起死回生の一打となり、次のスーパードライのホームランへとつながるのだから、「コクキレ」とはアサヒにとって重要なキーワードなのである。
原材料は麦芽、ホップ、スターチ。アサヒらしく副原料使用だ。アルコール度5%。イトーヨーカドーでの350ml缶の購入価格は税込み205円。これはスーパードライや一番搾りと同じで所謂普及価格帯の商品である。
飲んでみると、スッキリ系の味なのに実にバランスよく仕上げてある。糖質50%オフの不自然さがない。糖質制限をしている人には朗報ともいえるビールかもしれない。