《サントリー ハーフ＆ハーフ》〜再登場〜
バーなどでの正式なハーフ＆ハーフのつくり方というのをご存知であろうか。ハーフ＆ハーフは濃色ビールと淡色ビル（ピルスナー等）とを文字通り半々に混ぜたものであるが、先に濃色ビールを注いでから淡色ビールをそこに加えると、泡の色は濃色になる。この順序を逆にすると泡の色は淡色になる。よって、正式なハーフ＆ハーフは二つのビールを同時に注ぐのである。これで泡の色も中間の色になる訳だ。
サントリーのハーフ＆ハーフは最初から混ざっているので当然のことながら泡も中間の色である。味ももちろん中間であるが、焙煎麦芽の香りが心地よく、下手な黒ビールに負けていない。味もキリンやアサヒのすっきり系黒ビールよりもボディを感じさせる位だ。
が、それでもやはりハーフ＆ハーフはその場で混ぜ合わせる、というライブの楽しみが大きいと思う。
サントリーはこれだけの技術力を持っているのだから、是非今度は本格的なスタウトを作って貰いたいものだ。そして、そのスタウトを同社の「プレミアムモルツ」で割ったら、それこそ最高のハーフ＆ハーフが出来そうでワクワクするぞ！