《キリン GRAND KIRINひこうき雲と私 レモン篇》

 2018年4月17日コンビニ期間限定発売。

 2015年に発売になった「ひこうき雲と私」の刷新版。メーカーのニュースリリースによれば、「今年4月のビール定義拡大によって、ビールの製造に使用できる副原料の幅が広がります。果実や香辛料、ハーブを用いて醸造したものは従来発泡酒に分類されていましたが、4月以降ビールとして認められるようになります。」とあるが、「ビール」として売るより「発泡酒」として売った方が、税率が安いんじゃないだろうか。この辺はどうも腑に落ちない。

 ということで副原料として「レモンピールを使用した柑橘の風味、爽やかな余韻が楽しめるLEMON BEERとのこと。説明はそれだけで素っ気ない。ビールとしてのどんなジャンルかの定義は一切なし。以前の製品がセゾンビールだったので、同じだとは思うのだが。

 原材料は麦芽・ホップ・レモンピールで、アルコール度は5.5%。セブンイレブンでの購入価格は350ml缶が税込297円だった。値段はちょっと高めか。

 香りは確かに柑橘系。もともとのエールの香りにレモンピールがマッチしているということか。セゾン(だと思われる)ので飲み口は軽い。清々しい味わい。

 グランドキリンのシリーズ、以前は瓶でのラインナップだったのに、最近は缶でのリリースが増えてきた。流通やコストのことを考えると缶の方がメーカーとしては都合が良いのかもしれないけれど、やっぱり味でいったら瓶なんだけどなぁ。

 

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