2016年11月8日発売の「グランドキリン」バリエーション。限定ではなく通年発売である。「ヴァイツェンボック」というのは聞きなれないジャンルであるが、これは南ドイツの伝統的なビールで、ヴァイツェンのストロング版とも言える、小麦使用で色が濃色のアルコール度が強いエールである。
メーカーのニュースリリースよれば、「小麦麦芽による滑らかさと上面発酵酵母を使用したエールタイプ由来の華やかな香りに加え、アルコール度数を高めることでしっかりとした飲みごたえを実現した無濾過のビールです。豊かで奥行きのある香りと上質な苦味が特長のチェコ産ザーツホップを使用しています。」とのこと。
原材料は大麦麦芽・小麦麦芽・ホップ・糖類。アルコール度は7.5%と高め。330mlの小売価格は税込み257円(サミットストアーにて購入)。
グラスに注ぐと、色は中濃色というところだが、小麦麦芽を使用しているせいか薫りは爽やか。アルコール度が高めのためコクがある。本場のヴァイツェンボックも無濾過で酵母が入っているのだが、このキリンの製品もそれを再現しているのがうれしい。
こういうストロングなエールが通年で味わえるというのは、なかなかに幸せなことではないかな。