2015年10月13日イオングループ限定発売。
アサヒがセブン&アイ系列で糖質40%オフのザ・ロイヤルラベルを発売したのでそれに対抗したのか、今度はキリンがイオンと組んで糖質50%オフのこの商品を投入してきた。
メーカーのニュースリリースによれば、「近年、お客様の健康志向の高まりを背景に、ビール類における機能系商品市場の拡大傾向が続いています。特に、発泡酒市場においては、今年上半期の販売数量が13年ぶりに前年を上回るなど機能系商品を中心に伸長しています。一方で、ビールカテゴリーならではの『うまみ』『コク』『飲みごたえ』を備えた機能系ビールを、約8割のお客様が『買いたい』と答えるなど、機能系ビールへの関心が高まりつつあります」「麦芽の使用方法と発酵温度の管理を工夫することで、ビールならではの飲みごたえと糖質50%オフの両立を実現しました。さらに、原料として国産麦芽100%と岩手県産ホップを一部使用し、国産麦芽のうまみと、ホップや酵母の醸し出す豊かな香りを引き出しました」とのこと。
原材料は麦芽・ホップで、アルコール度は5%。価格はイオンで350ml缶が税込203円。
アサヒのザ・ロイヤルはスッキリ系であったが、これはそれよりももっとスッキリ系、というか、殆どビールらしい味も香りもしない。「ビールの水割りか!?」と思えるようなレベルである。メーカーの言う「飲みごたえ」「麦芽のうまみ」「豊かな香り」等は、どれも誇大広告としか思えない。
せっかく高い税金を払ってビールを買って飲むというのに、こんな薄っぺらな味では泣けてくる。
そもそも、発泡酒やリキュール類ではない本物のビールを飲む時というのは、ある意味「ぜいたく」を味わいたい時なのだから、あんまり健康とか糖質のこととか考えたくないよなぁ。