2019年4月22日セブン&アイグループ限定発売の一番搾りの限定バリエーション。
メーカーのニュースリリースによれば、「キリンビール独自の“一番搾り製法”に加え、“氷点下貯蔵”することにより実現した澄んだ滑らかさと、希少なニュージーランド産ザーツホップ『モーテカ』を一部使用することで実現した爽やかな香りが調和した、清く澄んだ味わいが特長です」とのこと。更に、「『一番搾り 匠の冴』をさらに進化させた」商品、という説明もある。皆がSNSで何かを発信する時代。まあ同じ名前で売るよりも、新しい名前で売った方が「新商品はとりあえず買ってSNSにアップ」という客層は狙えるだろう。
原材料は麦芽、ホップ。アルコール度は5%。350ml缶の小売価格は税込み221円だった(セブンイレブンで購入)。
コンセプトは「軽やかさが心地良い『一番搾り』」とのことであるが、「一番搾り」というのはもともと二番搾り以降の薄い麦汁を使わず、濃い一番搾りの麦汁のみを使うことがウリだったのでは? 味の軽い「一番搾り」というのはどう考えても変な商品である。同時期に再発売された「超芳醇」の方がまだ意味がわかるというものだ。
実際に飲んでみてもピンと来ない。ライトな一番搾り。軽いビールだったら別に他の商品でいいんじゃないかな。ただ「清澄」というネーミングは、最近東京都江東区の「清澄白河」近辺の注目度が高いので、あの辺りではウケるのではないかと思う。