《サッポロ ビアサプライズ 至福のコク》

 2017年1月17日ファミリーマート系店舗限定発売。

「ビアサプライズ」の第二段商品だそうだが、「はて、第一弾なんてあったっけか」と自分のサイトで探してしまったくらい印象は薄い。

 メーカーのニュースリリースによれば、「ビールの味わいを構成する重要な要素である“コク”を際立たせるために麦芽を100%使用し、アルコール度数も6.5%まで高め、ハラタウ産アロマホップを使用することにより、奥深いコクと余韻ある美味しさを実現しました」とのこと。

 原材料は麦芽・ホップ。アルコール度は6.5%。350ml缶のサンクスでの購入価格は税込み223円だった。

 飲んでみると、確かにアルコール由来のコクが感じられる。ホップの心地よい爽やかさもある。美味しいビールではないかと思う。ただ「至福のコク」というネーミングはいかにも捻りがないし、メーカーのサイトを見ると、「日本屈指の職人が語るコクとは」と題して、ハサミ職人や筆職人や靴磨き職人が「コク」について語る談話を載せている。なんかこのメーカー、ビールの売り方を根本的にはき違えているんじゃないだろうか。真面目に売ったら売れそうな商品もこれでは可哀想である。

 

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