1987年生まれのサッポロの業務用ピルスナービール、「エーデルピルス」がいつの間にか期間限定でWEB発売していた。缶で小売していたことは過去にあったが、こういう形態ではたぶん初めてではないだろうか。早速Amazonで購入した。305ml×6本セットが1,836円で別途送料がかかるのだが、2,000円以上買い物をすると送料が無料になる。こうなるとついつい他の物も買ってしまうことになる。Amazon商売、上手だな。
ホップはチェコ・ザーツ産ファインアロマホップ100%、それを通常のビールの3倍使用する。
かねてから日本で最も美味しいピルスナービールこそこのエーデルピルスではないかと思っていたので、これが家庭で飲めるというのは嬉しい話である。
だが。なぜかAmazonでのレビューでの評価は低い。「以前飲んだものと違う」というのがその意見の大半なのだが、はたして。
飲んでみると、確かに以前と同様ビシッとホップの苦みが利いてはいるのだが、それを受け止める麦汁の旨みにやや欠ける感がある。つまりボディが弱いのである。そのため、人によっては苦味ばかりが際立つことになりそうである。
メーカーが「スッキリ幻想」に惑わされて以前より軽い味にシフトしたのか、あるいは濃い味のビールに慣れたこちらの舌が以前ほどのコクを感じなくなってしまったのか。いずれにしてもかつてほどの感動はなく、なんとも無念である。