《サッポロ ザ・ゴールデンピルスナー》

 サッポロが2008年12月15日にイオン()経営の「ジャスコ」等で、限定発売したビール。サッポロはこのところ毎年12月にイオン系限定ビールを発売しており、2006年末には「畑から育てた麦芽100%まろやかビール」、2007年末には「ゴールデンモルト」を発売している。今回は第三弾ということになる。

 今回も缶に「Premium」の文字があり、麦芽100%でアルコール分は5%。メーカーは「『麦芽品質』『食品安全性』『環境対応』など当社独自の基準において、2007年No.1の評価だった「Joe White Maltings社」(本社・オーストラリアアデレード市)の麦芽だけを使用した麦芽100%の生ビールです。まろやかな麦芽の風味と、華やかなホップの香りのバランスのとれた、原料にこだわりぬいたピルスナータイプのビールです」(サッポロのニュースリリースより)と胸を張る。

 ちなみにジャスコでこのビールを購入したのだが、この時の価格は350ml缶で208円。ちなみに同じサッポロのヱビスが218円、黒ラベルが188円だった。価格的に両者の中間ということか。よく言えば隙間商品、悪く言えば中途半端ということになる(あんまりよく言ってないか)。

 味の方もそんな感じで、2006年の「畑から〜」、2007年の「ザ・ゴールデンモルト」同様に、オールモルトの印象があまり感じられない特徴に乏しいビールとなっている。

 それでも毎年作られるのは、限定商品としての目新しさで購入する客がいるからかもしれない。

 実際、俺も毎年買っているしなぁ。

 

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