《サッポロ ミュンヒナーデュンケル》

 2015年1月20日セブン&アイグループ限定発売。

 「欧州四大セレクション」と銘打っているが、メーカーのニュースリリースによれば、「『欧州四大ビール』と言われる欧州の伝統的なビール(ミュンヒナー・ドルトムンダー・ウィンナー・ピルスナー)のうち、ミュンヒナータイプのビールを開発しました」「本場欧州にこだわった濃色ビール。ドイツ産のアロマホップ『ハラタウトラディション』を100%使用。ドイツ産麦芽をふんだんに使用した、香ばしい麦の香りと、しっかりとしたコクが特長です」とのこと。

 下面醗酵の濃色ビールは「シュバルツ」に分類され、これが日本で言うところの「黒ビール」に当たるわけだが、「黒」とまで行かず、やや濃い目の茶色ぐらいの色の下面醗酵ビールがこの「デュンケル」である。大雑把に言えば色の違いということになる(ちなみにドイツ語で「シュバルツ(schwarz)」は「black」、「デュンケル(dunkel)」は「dark」の意味)。

 原材料は麦芽・ホップで、アルコール度は5.5%。価格は350ml缶が235円(セブンイレブンでの購入価格)。

 グラスに注ぐと確かに黒とまでは行かない濃い目の茶色。「しっかりしたコク」とメーカーは謳うが、どちらかというとスッキリ系の味。

 それにしても、「四大セレクション」ということは、今後もシリーズ展開するのだろうか? メーカーはまだ何もアナウンスしていないので、このデュンケルの売れ行き次第ということかな?

 

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