2017年3月7日数量限定発売のヱビス。
メーカーのニュースリリースによれば、「100年以上のヱビスの歴史で初めての上面酵母を使用したホワイトビールを発売します。 この商品は、華やかで、味の厚みを感じさせるふくよかな香りが特長のビールです。そのために1,000株以上の当社酵母バンクの中から約2年半の長い年月をかけて選抜した新しい「ヱビス」の名にふさわしい香味を醸す「ヱビス上面酵母」を採用しました。また、小麦麦芽を一部使用することで、華やかでやわらかな味わいを引き出しました」とのこと。
原材料は大麦麦芽・小麦麦芽・ホップ、アルコール分は5.5%。小売価格は、イオンで350ml缶が税込213円だった。ちなみに通常のヱビスと価格はかわらない。
飲んでみると、上面発酵、小麦仕様のためヴァイツェンのような香りがあり、かつそれなりにボディもあって美味しい。この手のヱビス派生商品の中では珍しく特長あるビールである。だったら敢えて「ヱビス」ブランドでなくて別の商品として売っても良かったんじゃないかなとも思えるのだが、「ヱビス」の名に頼らないと売れないのがこのメーカーの悲しさか。