2021年7月20日セブン&アイグループ数量限定発売のヱビス。
メーカーのニュースリリースによれば、「本商品は、ベルギーの農家が夏の農作業中に飲むために季節限定で造られていたセゾンビールを、麦芽100%や長期熟成といったヱビスブランドこだわりの伝統技術を用い、トロピカルフルーツやシトラスなど複数の柑橘を想わせるホップと吟味された上面発酵酵母により、夏らしいフルーティーで爽やかなヱビスならではのセゾンに仕上げた商品です」とのこと。
原材料は麦芽・ホップ、アルコール分は5%。小売価格はセブンイレブンで350ml缶が税込254円だった。
セゾンはかつてアサヒ・キリン・サントリーも作っていたので、今回のサッポロで全社が出したことになる。飲んでみると、「夏の農作業向け」ということでライトである。もともとサッポロのエールは上面醗酵らしさに欠けるのだが、これは特に香りも感じられず、何とも寂しいセゾンである。何もボディがあることがウリのヱビスシリーズではなく別ブランドで売ればよさそうものだが、ヱビスブランドの名を冠さないと売れないのがこのメーカーの悲しいところである。