2017年2月28日発売。
メーカーのホームページによると、「サントリーグループは、東京・武蔵野の地でビール事業に参入した1963年以降半世紀にわたり、伝統と革新をテーマにビールづくりに挑戦してきました。伝統と革新が融合し進化し続けている東京でこれからも新たなビールづくりに挑戦したいとの想いから、多彩で個性的な味わいをご提案するシリーズとしてご好評いただいている「クラフトセレクト」を刷新し、「サントリー〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野ブルワリー」のみで製造した「TOKYO CRAFT(東京クラフト)」シリーズとして新発売します」とのこと。要するに、かつてクラフトセレクトシリーズの流れを組むシリーズということか。また、「第1弾として、世界に数あるビールの種類の中でも人気の〈ペールエール〉を通年発売します。(中略)クラフトビールに手が伸ばせていないお客様にも楽しんでいただけるよう、より日本人の味覚に合わせた味わいを実現しました。」とあるが、ワインにしてもウイスキーにしても世界の色々な酒をそのまま味わえる味覚が日本人にはあるのだから、ことさらビールだけを「日本人の味覚に合わせた味わい」にする必要はないと思うんだが。肝腎の味については、「北米産カスケードホップをふんだんに使用するとともに、レイトホッピング製法(麦汁煮沸終了前後の最適な時期にホップを投入する製法)を採用することで実現した、“柑橘系の爽やかな香りと、心地よい苦味”が特長です」とのこと。
原材料は麦芽・ホップ。アルコール分は5%。価格は350ml缶が税込235円だった(イトーヨーカドーでの購入価格)。
ペールエールということでマイルドな味わい。かつてのクラフトセレクトシリーズと同様の美味しいビールである。このシリーズ、今後も期待出来そうである。