《サントリー 東京クラフト スパイシーエール》

 2021年6月29日数量限定発売。

 メーカーのホームページによると、「一口目からブラックペッパーのスパイシーな香りとピリリとした後口をはっきりと感じていただけるよう仕上げました。また、その刺激的な味わいと上面醗酵によるフルーティな香りが調和した爽快感をお楽しみいただけます」とのこと。

 原材料は麦芽・ホップ・糖類・こしょう。アルコール分は6%。価格は350ml缶が税込198円だった(サミットストアーでの購入価格)。

 日本ではスパイスビールは珍しいし、大手メーカーがこのタイプのビールを手掛けるのはおそらく初めてなのではあるまいか。グラスに注ぐと香りは泡良い。飲んでみてもエールにしては割にライト。スパイスの香りはあまり感じられない。黙って飲んだらわからないレベル。ただ飲み終えた後、喉の奥にピリピリとした刺激を感じる。ああ、確かにこしょうの刺激に近いかも。こういうビールが大手メーカーから量産されるようになったのだから、日本のビール事情も随分と変わったもんである。

 

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