《サントリー ビターロースト》

 2013年2月4日コンビニ限定発売。

 メーカーのニュースリリースによると、「『サントリー ビターロースト』は、ご自宅でのくつろぎの時間にぴったりの、“大人のコクと苦味”をテーマにした限定醸造ビールです。『ビターホップ100%使用』によるしっかりとした苦味と、『英国産ロースト麦芽一部使用』『デコクション製法』によるコクと旨みをお楽しみいただけます。

 以前にも指摘したが、サントリーのコンビニ限定ビールには中濃色のものが多く、今回もその路線である。

 缶には「大人の深煎り」とあり、大人向けの味にしたことが強調されている(大人でなきゃビールは飲まないと思うんだが)。

 アルコール度は5度。コンビニでの価格は350ml217円だった。所謂普及価格のビールである。

 グラスに注ぐと、中濃色と言ってもかなり濃い目の色である。スモーキーフレーバーがけっこう感じられる。苦味もビターホップのせいかビシッと来る。確かに大人向けの味であるかもしれない(だから子供は飲まないんだってば)。

 それにしてもこのところのコンビニ限定商品ラッシュのすごいこと。次々に出ては消えていくこれらの商品。ビール会社の社員ですらここ2〜3年の製品をすべて正確に言える人は少ないんじゃないかな。たぶん。

 

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