《サントリー ザ・プレミアムモルツ〈スパークリング・ゴールド〉》

 2016年10月25日セブン&アイグループ限定発売。メーカーのニュースリリースによれば、「今回は、プレミアムビールのリーディングブランドである『ザ・プレミアム・モルツ』から新たな提案として、2030代を中心としたお客様にもプレミアムビールの魅力を体感していただくために発売するものです。」「『ザ・プレミアム・モルツ』の『欧州産アロマホップ100%使用』『ダイヤモンド麦芽』『天然水100%仕込』といった特長に加えて、シャンパーニュ産麦芽と、白ワインを思わせる爽やかな香りが特長のハラタウブランホップを使用し、“気品ある華やかな味わい”に仕上げました」とのこと。

 イトーヨーカドーでの購入価格は350ml缶が税込で262円だった。ちなみに普通のプレモルは235円だから、プレミアムより更に高いプレミアムということになる。若年層をターゲットにしているんだったら、むしろ価格は下げなきゃだめじゃん。

 原材料は麦芽・ホップで、アルコール度数は5.5%と、これは普通のプレモルと一緒。

 飲んでみると、妙に薄っぺらな印象。普通のプレモルより香りもコクも弱い。正直言ってなんでこのビールに「プレミアムモルツ」を名乗らせるのかが不明。

 2030代をターゲットにしたとのことで、ライトな味にして「シャンパーニュ」という言葉を前面に出せば売れると思ったか。だとしたら若者というものを勘違いしているとしか思えない。

 

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