2月14日にコンビニで数量限定発売になったサントリーの商品。ネットのニュースリリースでこそ発売が発表になっているものの、特にメーカーのホームページには何も出ていないのも毎度いつものパターンだ。だからコンビニに足を運ばない人はその存在すら知らない人が多いことと思う。
そのニュースリリースには以下のようにある。
「『ザ・ロイヤル・ビター』は、『ビターホップ100%使用』によるしっかりとした苦味と、『麦芽100%使用』に加え、デコクション製法(糖化工程で麦汁を高温で煮沸する製法)採用によるコクと旨味が特長のビールです。くつろぎの時間にぴったりの余韻のある苦味と上品な味わいをお楽しみいただけます。」
ビターホップ100%使用というので思い出すのは2009年発売の「モルツ・ザ・ビター」。ただし、今回のロイヤル・ビターはアルコール度が6%と、よりストロングになっている。原材料は麦芽100%だ。
プレミアムモルツを思わせる缶のデザインであるが、販売価格は350mlで217円と、黒ラベル・スーパードライ・一番搾りなどと同様の普及価格帯の商品。
飲んでみると、確かにビシッとした苦味が利いている……ような気がする。そういえば、モルツ・ザ・ビターの時も同じことを書いたような気が。表現に進歩がねえなぁ、俺。
まあ、コンビニでビールを買う時の一つの選択肢として悪くない出来だとは思う。