サントリーの定番通年商品であるモルツが2015年9月8日にリニューアルした。
以下、メーカーのニュースリリースより。
サントリービールが今まで「ザ・プレミアム・モルツ」や「〜同〜 マスターズドリーム」を通して培ってきた製法やノウハウを活かし、苦味・コクとほのかな甘みを感じる、複層的で飲み飽きない味わいを実現しました。
《素材・製法のこだわり》
(1) 「ダイヤモンド麦芽」
チェコおよびその周辺国で収穫・製麦された、上質で深いコクが特長の希少な「ダイヤモンド麦芽」を一部使用しています。
(2) UMAMI発酵製法
「〜ザ・プレミアム・モルツ〜 マスターズドリーム」で培った技術をもとに開発した発酵制御技術を採用することにより、苦味・コクやほのかな甘みの理想的なバランスを実現しました。
(3) HHS製法
当社独自のHHS(High temperature High pressure Steam:高温高圧蒸気)製法で加工した麦芽を使用することにより、爽快な後味で飲み飽きない中味を実現しました。
コマーシャルでは「ドライに生きて、楽しいか」というキャッチコピーを採用、トップを走るスーパードライに真っ向から挑戦状を突きつけた形である。すごいな。
原材料は麦芽・ホップ。もちろんモルツなので麦芽100%。アルコール分は5度。価格は350ml缶で税込189円(イオン系のまいばすけっとで購入)で、この価格は各社定番ビールの横並び価格だ。
プレモルやマスターズドリームのノウハウを踏襲したビールという期待で飲むといささか肩すかしを食う。価格が違うもんなぁ。
従来のモルツよりも大幅に変わった、という印象はない。いや、今までのモルツだって十分においしかったんだよね。
多くの消費者がサントリーのこの王者アサヒへの挑戦をどう受け止めるかちょっと楽しみである。