カルピにまつわる有名人の紹介をします。イタリア・ルネサンスの人文主義者から現代のオペラ歌手パバロッティまで。
カルピ
アルベルト・Ⅲ・ピオ - Alberto III Pio
(カルピ 1475 - パリ 1531)
カルピのピオ家最後の君主。それまでのカルピの封建的な領主とは異なり、人文主義の精神の持ち主であった。仕えていたアルド・マヌツィオの出版により、貴重本をそろえ、図書館を充実させた。また、町の中心の広場を現在の形に整備したのもアルベルトである。
アルド・マヌツィオ - Aldo Manuzio
(バッシアノ 1449 - ベネチア 1515)
カルピの宮廷で、人文主義者として、アルベルト・Ⅲ・ピオに多大な影響を与える。後にベネチアで、斬新なポケットサイズの小型本を出版し、成功を収める。アルドは、出版した本に、自身が考案したイタリック体を利用し、また、句読点を挿入するなど、出版業の近代化に貢献した。
ウーゴ・ダ・カルピ - Ugo da Carpi
(カルピ 1480 - ローマ 1530)
多色木版画を発明した芸術家。
マンフレード・ファンティ - Manfredo Fanti
(カルピ 1806 - フィレンツェ 1865)
イタリア王国成立後、首相カブールの下で、イタリア陸軍を設立した。
リリアーナ・カヴァーニ - Liliana Cavani
(カルピ 1933 - )
『愛の嵐』、『フランチェスコ』などの映画監督。
アンナ・モリナーリ - Anna Molinari
スタイリスト。
1977年に、夫であるジャンパオロ・タラビーニとともに、有名ブランド、ブルマリンを創立した。
モデナ県
ルチアーノ・パヴァロッティ - Luciano Pavarotti
(モデナ 1935 - 2007)
オペラ歌手
ピコ・デッラ・ミランドラ - Pico della Mirandola(本名:ジョヴァンニ・ピコ・デッラミランドラ)
(ミランドラ 1463 - フィレンツェ 1494)
ルネサンス期の哲学者、人文主義者。ミランドラの領主であったジョヴァン・フランチェスコ一世と、『恋するオルランド』の作者マッテオ・マリア・ボイアルドの叔母であるジュリア・ボイアルドの息子である。
ヴァスコ・ロッシ - Vasco Rossi
(ゾッカ 1952)
ロック歌手
ネック - Nek
(サッスオロ 1972)
歌手
ルカ・トニ - Luca Toni
(パヴッロ・ネル・フリンニャーノ 1977)
サッカー選手
レッジョ・エミリア県
コッレッジョ - Correggio(本名:アントニオ・アッレグリ)
(コッレッジョ 1489 - 1534)
画家。パルマの大聖堂の天井画などを描いた。
ルチアーノ・リガブーエ - Luciano Ligabue
(コッレッジョ 1960)
ロック歌手
カルロ・アンチェロッティ - Carlo Ancelotti
(レッジョーロ 1959)
セリエA、ACミラン監督
ズッケロ - Zucchero
(ロンコチェジ 1955)
歌手