フィラリア予防のご案内


 毎年蚊が出始めて1ヵ月後より、蚊が出なくなって1ヵ月後(奈良県ではおおよそ5月末から11
月末)までの約7〜8ヶ月間、フィラリア予防薬投与による予防が必要です。フィラリアの予防に
は以下の方法があります。

1.飲み薬による予防  
上記の期間、飲み薬を月に1回確実に飲ませることにより、感染を予防します(蚊に刺さ
れなくなるわけではありません)。 蚊に刺されることにより、犬の体内に入ったフィラリア
の子虫を成長しないうちに殺します。子虫が成長してしまうと、予防薬での駆除が困難に
なります。また成長期の場合は体重が変化しますので体重を測定してからお薬をお渡し
します。フィラリア予防のお薬は錠剤またはチュアブル型(おやつタイプ)のどちらでもお
渡しできます。

2.注射薬による予防(取り扱い休止中)
飲み薬と同じ様な薬を注射します。注射の場合、約12ヶ月間薬の効果は持続いたしま
す。体質によっては、アレルギー反応がでたりする場合があります。体重が変化する場
合は薬の効果が不安定になりますので、成長期の犬には接種できません。
注射の間隔が12ヶ月以上空いてしまった場合感染する恐れがありますので改めて血液
検査が必要になります。

3.皮膚滴下薬による予防(猫)
  予防薬を月に1回、背中の首の部分に滴下して予防します。ノミ駆除薬と一緒になった
  お薬もあります。 投与期間は飲み薬と同様 7〜8ヶ月間です。

4.血液検査
  毎年フィラリア予防を行う前に、過去の予防を確認し、誤った投薬による事故を防ぐた
  め、血液検査を行います(年1回、投与開始前)。少量の血液を採取しますが、同時に
  健康状態(内臓機能等)も検査できますので御希望の方はお申し付けください(別途検
  査費用がかかります)。血液検査は3月下旬ごろから実施可能です。

 フィラリア検査の内容:
  1)mf検査:犬の心臓内にフィラリア成虫が寄生して、子虫を産むと、血液中に子虫が見
  られる場合があります。

  2)抗原検査:フィラリア成虫の雌が犬の心臓内に寄生している場合、虫が放出する
  たんぱく質を検出します。

  3)健康診断(フィラリア検査に加えて、血球計算、生化学検査など費用別途)
生化学検査の内容:腎機能、肝機能、血糖値、総コレステロール、中性脂肪など
 (検査結果は後日になります)
フィラリア検査結果をお渡ししますので、 1年間保管していただくようお願いします。


※フィラリア検査、予防薬と同時に狂犬病予防接種、ノミ、ダニ駆除のお薬などを御希望の方
 は来院時にお申し付けください。