C/2002C1 Ikeya-Zhang
C/2002C1 Ikeya-Zhang 2002/5/21
Date 2002/5/21 22h48m47s(JST)- Exp60sec*5
Takahasi MT-130(D:130mm F6.1)+Vixen GPD +SBIG ST-7(2x2binning -5d)
撮影地 埼玉県深谷市
CCDOPSにてダーク除去、フラッフィールド補正、
ステライメージ2にて、コンポジット後デジタル現像 擬似カラー
天候が悪くて、久しぶりの撮像になってしまいました。
前回に比べると、暗く小さくなっている物の、まだまだ双眼鏡で良く見えます。
近くのM13と比べると、集光は弱いけれど大きい感じですね。
また、CCDでは、南方向に細い尾が見えます。
白黒反転しコントラストをつけた画像では、
何となく画面右側(西側)に淡く広がった尾が有るような感じもしますし、
ローテーショナルクレディエントフィルター処理をすると、
南に伸びる尾と、やはり画面右側斜め上に向かっても尾?の様な淡い構造が見えてきますね。
C/2002C1 Ikeya-Zhang 2002/5/2
Date 2002/5/2 23h19m04s(JST)- Exp90sec*9
Takahasi MT-130(D:130mm F6.1)+Vixen GPD +SBIG ST-7(2x2binning -10d)
撮影地 埼玉県深谷市
CCDOPSにてダーク除去、フラッフィールド補正、
ステライメージ2にて、コンポジット後デジタル現像 擬似カラー
4月は、体調も天候も悪くて一月ぶりの撮影になりました。
彗星は既に早い時間から昇っています。 双眼鏡で見ると、まだまだ明るい様で大きな球状星団の様な姿
を直ぐに見つける事ができました。 3月の画像と比べると、彗星のコマがいかに大きく見えているか分かりますね。
カラー画像では、青緑の彗星の色がわかります。
空の暗い所だったら肉眼でも見えそうですね。 でも、空が悪いためかこの画像では右斜め下に伸びているはずの尾も見えません、、もう少し太陽に近い時に見たかったなぁ、、、
尾が淡くて見えないのは残念ですが、光度も十分ですし、夜半には天頂近くまで上ってくるので、まだまだ絶好の観望好機ですね。
C/2002C1 Ikeya-Zhang 2002/3/30
Date 2002/3/30 19h13m40s(JST)- Exp30sec*14
Takahasi MT-130(D:130mm F6.1)+Vixen GPD +SBIG ST-7(2x2binning -10d)
撮影地 埼玉県深谷市
CCDOPSにてダーク除去、フラッフィールド補正、
ステライメージ2にて、コンポジット後デジタル現像 擬似カラー
何とか週末が晴れてくれて嬉しいですね。
しかし、彗星の高度が低くなりました。
低空の透明度に影響されて、双眼鏡でも尾が良く見えません(T_T)
頭部はグリーン色で明るくて、直ぐ近くに有るアンドロメダ座β星(ミラク)のオレンジ色との対比が綺麗でした。
CCDでも、尾の写りが悪いです。 また、尾の方向が北に変わってきたために、
北が上のこの画像では尾が短辺方向に伸びてしまいますね。
60秒を3コマモザイクした画像で、少しは尾の伸び方も分かります。
でも、空の良い所で写野の広い機材で狙いたいですね。
C/2002C1 Ikeya-Zhang ジェットの様子
Date 2002/3/10 18h45m32s(JST)- Exp30sec*10
Date 2002/3/16 18h45m12s(JST)- ExpL=30sec*30
Date 2002/3/23 18h44m37s(JST)- Exp30sec*11
Takahasi MT-130(D:130mm F6.1)+Vixen GPD +SBIG ST-7(2x2binning )
撮影地 埼玉県深谷市
CCDOPSにてダーク除去、フラッフィールド補正、
ステライメージ2にて、コンポジット後デジタル現像
ぼかしマスクを作ってアンシャープマスク後、擬似カラー
強いアンシャープマスクをかけて、核周辺と尾の流線を強調してみました。
核周辺の、ジェットの様子は、天文と科学遊びのページ
で見る事ができます。
C/2002C1 Ikeya-Zhang 2002/3/23
Date 2002/3/23 18h44m37s(JST)- Exp L=30sec*11 RG=30sec*2 B=30*3
Takahasi MT-130(D:130mm F6.1)+Vixen GPD +SBIG ST-7(2x2binning -15d)
撮影地 埼玉県深谷市
CCDOPSにてダーク除去、フラッフィールド補正、
ステライメージ2にて、コンポジット後デジタル現像 LRGB合成
日中の曇り空も夕方になって、北風と共に晴れてきました。
明るい内から望遠鏡をセットして、待ち構えます。
未だ、青味が残る空で金星を基準星にして導入すると、PCの画面に明るい彗星の姿が入ってきました。 核付近は、明るくなりましたね! しかし、隣のガソリンスタンドの明かりが(T_T)
シートを張って光を避けていたのですが、風で支柱が折れて鏡筒に光が挿しこんでしまいます。
何とか手で持って撮像しましたが、風も強くなって望遠鏡がぶれるのでL画像の枚数は11枚ほどしか撮像できませんでした。 彗星が大きくなったので、焦点距離の短い望遠鏡に変えたい所ですが、
核付近様子も撮りたいし、同じ機材同じ構図で変化も追いたいしと、中々両立できませんねぇ、、核付近を処理して見ると、活発に活動している様です。 ビニング無しの画像は露出が少なくて、上手く処理できなくて残念、、、
ローテーショナルクラディエント処理した核付近のジェットの様子や、
アンシャープマスクによる全体のジェットの流れ、白黒反転しコントラストをつけた画像もご覧ください。
C/2002C1 Ikeya-Zhang 2002/3/16
Date 2002/3/16 18h45m12s(JST)- Exp L=30sec*30 R=30 GB=30*2
Takahasi MT-130(D:130mm F6.1)+Vixen GPD +SBIG ST-7(2x2binning -10d)
撮影地 埼玉県深谷市
CCDOPSにてダーク除去、フラッフィールド補正、
ステライメージ2にて、コンポジット後デジタル現像 LRGB合成
夕方から少し透明度も持ちなおして、1週間ぶりに撮像する事が出来ました。
でも、隣のガソリンスタンドの営業時間内ですから、強烈なライトが、、(T_T)
衝立を立てて、直接鏡筒に挿しこむ光を遮りつつ撮像しました。
ダストの尾が発達してきましたね。
ビニング無しの画像をローテーショナルクラディエント処理した核付近のジェットの様子や、白黒反転しコントラストをつけた画像もご覧ください。
双眼鏡でも、小さく締った頭部から淡い尾が上空に向かって伸びている感じがなんとなく分かりますね。
C/2002C1 Ikeya-Zhang 2002/3/10
Date 2002/3/10 18h45m32s(JST)- Exp30sec*10
Takahasi MT-130(D:130mm F6.1)+Vixen GPD +SBIG ST-7(2x2binning -5d)
撮影地 埼玉県深谷市
CCDOPSにてダーク除去、フラッフィールド補正、
ステライメージ2にて、コンポジット後デジタル現像 擬似カラー
昨日は、群馬天文台でのオフが有りまして、天文台に向かう途中で、
この彗星を8cm双眼鏡で見る事が出来ましたが、
小さく明るい頭部から上空に吹き上げられるように尾が延びて、とても素敵な姿でした。
自宅でもこの位見えたら良いのにねぇ、、
群馬天文台では、時間の都合で撮像出来ませんでしたが、
先に行かれていた、早川さんが、
素晴らしい彗星の姿を撮像しています。
こんな画像を撮りたいですが、今日は、良い天気でしたが透明度はあまり良くありません、、
庭に、何時もの望遠鏡を持ち出して、撮像しました。
それでも、日に日に明るく大きくなる様子が分かりますね。
C/2002C1 Ikeya-Zhang 2002/3/3
Date 2002/3/3 18h29m47s(JST)- Exp30sec*20
Takahasi MT-130(D:130mm F6.1)+Vixen GPD +SBIG ST-7(2x2binning -15d)
撮影地 埼玉県深谷市
CCDOPSにてダーク除去、フラッフィールド補正、
ステライメージ2にて、コンポジット後デジタル現像 白黒反転
日中は青空でしたが、夕暮れと共に低空には薄雲が出てきてしまいました。
28日にバーストがあり、彗星は4等台になっているとの事で期待したのですが、
ファインダーを覗いても、薄雲で星1つ見えません。
それでも、何とかCCDで写りましたが、淡いイメージです。
C/2002C1 Ikeya-Zhang 2002/2/24
Date 2002/2/24 18h32m27s(JST)- Exp30sec*27
Takahasi MT-130(D:130mm F6.1)+Vixen GPD +SBIG ST-7(2x2binning -15d)
撮影地 埼玉県深谷市
CCDOPSにてダーク除去、フラッフィールド補正、
ステライメージ2にて、コンポジット後デジタル現像 擬似カラー
仕事や、天気の都合で2週間ぶりの撮像になってしまいました。
その間にも、太田から見た星々や
StarLightCafeの画像掲示板では、
明るくなりながら尾を伸ばしてゆく姿を楽しみに見ていましたが、自分では撮像出来ずに残念におもっていました。
今日は、月も有り、低空の透明度は少し落ちてしまっていますが、やっと待った休日の星空で、
望遠鏡を前の県道の南側まで運んで行ってセットアップしました。
幸い、隣のスタンドも休みで、農村公園のナイター照明も点く前です。
火星を基準星にして、彗星を導入すると明るい頭部がPCの画面に現れました。
尾も淡いながら有るようです。 CCDで30秒露出を40枚ほど自動撮像して、
自動車のライトの影響のなさそうな画像をコンポジットしました。
また、尾が分かり易い様に白黒反転した画像もご覧ください。
C/2002C1 Ikeya-Zhang 2002/2/9
Date 2002/2/9 18h23m17s(JST)- Exp30sec*40
Takahasi MT-130(D:130mm F6.1)+Vixen GPD +SBIG ST-7(2x2binning -20d)
撮影地 埼玉県深谷市
CCDOPSにてダーク除去、フラッフィールド補正、
ステライメージ2にて、コンポジット後デジタル現像 擬似カラー
撮りたいと思いつつも、天候と仕事の都合で写せなかったのですが、
やっと撮像する事が出来ました。
でも、強風で望遠鏡は揺れるは、夕方なので直ぐ隣を走る車の往来の震動とライトが辛いです。
それに、隣のガソリンスタンドの営業時間が19時までなので、鏡筒にスタンドのライトがさしこまないように、
鏡筒の前に立っているのですが、風が冷たい事、、すっかり冷えてしまいました。
撮像前に、眼視で見てみましたが、インターネットでは7等台の光度観測が報告されているものの、
夕方の光害の中では、本当に淡い頼り無いイメージです。 それでも、CCDでは、小さいながらもしっかりしたイメージです。
東方向へ淡く長い尾も写っています。 夕空の低空で中々写すのが難しいですが、これから楽しみですね。