C/1999 S4 LINEAR

C/1999 S4 LINEAR 2000/7/30
Date 2000/7/30 20h09m13s(JST)-
Takahasi MT-130(D:130mm F6)+Vixen GPD +SBIG ST-7(2x2binning +5deg)
Exp 60sec
ステライメージ2にてダーク減算、フラット補正

 核が分裂し消滅してしまうのでは?と言うニュースが流れていますね。 今日の画像でも、核が無くなりコマの部分も細長く輝きも減少してしまいました。(T_T)  ちょうど、C/1996Q1 Tabur彗星の様な感じの変化で、同じように次第に薄くなり消滅してしまうのでしょうか? 残念です。 でも、未だご覧の通りCCDでは写りますし、昨日は15cm双眼鏡で見る事も出来ました。 今しばらくは、どんな変化を示すのか追いつづけたいですね。

C/1999 S4 LINEAR 2000/7/22
Date 2000/7/22 20h31m08s(JST)-
Takahasi MT-130(D:130mm F6)+Vixen GPD +SBIG ST-7(2x2binning +5deg)
Exp 300sec(30sec*10)
ステライメージ2にてダーク減算、フラット補正、彗星の移動に合わせてコンポジット、デジタル現像
なお、色は擬似カラー処理しています。

夕空に回ってから初めての撮像ですが、透明度が悪くて彗星付近は殆ど星は見えません。 それに、外気温が高い為にCCDの冷却温度が下がらず、また悪い事にCCDのチップが結露してしまいました(T_T) 円形に見える明るい部分は結露したためです。  9日と比べると頭部は明るく大きくなっているようですが、透明度の悪さで尾の部分が写りませんでした。 海外での画像では、広がったダズトの尾とイオン?の真っ直ぐ伸びた細い尾が見られますね。
CCDの冷却前の温度は33度有りました! 夜になっても風はないし、蒸し暑いです

C/1999 S4 LINEAR 2000/7/9
Date 2000/7/9 1h41m40s(JST)-
Takahasi MT-130(D:130mm F6)+Vixen GPD +SBIG ST-7(2x2binning 0deg)
Exp 1200sec(120sec*10)
ステライメージ2にてダーク減算、フラット補正、彗星の移動に合わせてコンポジット、デジタル現像
なお、色は擬似カラー処理しています。

久しぶりの好天で、1月ぶりの対面です。 天頂付近の白鳥座は、何となく天の川が有るような感じで、日ごろ見えない、 いて座の星達も肉眼で見る事ができました。  彗星は、前回撮影した5月末と比べると、ずいぶん大きく立派になっていますね。 口径76mmの望遠鏡でも、淡いながら尾をたなびかせている姿を見る事ができました。V(^^)
画像でも小さな核から、細いジェットの様な尾が見えて印象的です。  再接近まで後少しですが、是非とも肉眼等級になって欲しいですね。 それと、梅雨明けが早ければ良いんですけれどねぇ
また、ローティショナルクラディエントフィルターで処理した画像では、ジェットが良く分かります。


C/1999 S4 LINEAR 2000/5/30
Date 2000/5/30 03h14m09s-
Takahasi MT-130(D:130mm F6)+Vixen GPD +SBIG ST-7(2x2binning 0deg)
Exp 405sec(45sec*9)
ステライメージ2にてダーク減算、フラット補正 

 東の空に回ってからの初めての撮像です。 日中は、北西の風が吹き透明度も良かったのですが、 夜になってからは低空の雲&薄雲が出て透明度が落ちてしまいました。  画面右上に伸びる尾も有るような感じですが、赤道儀のセッティングが 悪いようで長い露出がかけられなく今一つハッキリ写りませんでした。 梅雨入り前にもう一度しっかり写したいですね。

C/1999 S4 LINEAR 1999/10/20
Date 1999/10/20
Takahasi MT-130(D:130mm F4.8)+Vixen GPD +SBIG ST-7(2x2binning)
Exp 120sec
ステライメージ2にてダーク減算、フラット補正 画像反転拡大