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─近況─
2014年7月2、4日
【7月4日】 本日付けにて競走馬登録を抹消いたしました。なお、出資会員の皆様には詳細を書面 にてお送りいたしますので、到着まで今しばらくお待ちください。長きにわたる皆様 からのご支援に対しまして心よりお礼申し上げます。温かいご声援、誠に有難うござ いました。 【7月2日】 夏全休の方向性を受け、今後の管理方針について二ノ宮調教師と改めて協議を重ねまし た結果、過去に肺出血を患っている経緯や現年齢、秋競馬にむけて出走態勢を整えてい くにあたってのリスクや復帰後の可能性など、巻き返しに向けての障壁も少なくないこ とから、これ以上の現役続行を断念。最終的には正式に合意に至り近日中に競走馬登録 を抹消する運びとなりました。なお、出資会員の皆様には、抹消日が決定し、諸手続きが 完了した後に詳細を書面にてお送りいたします。発送まで今しばらくお待ちください。 「重賞を勝たせてもらった馬でもあり予定していたレースを回避したまま引退させるの もどうかと思い、もう一度ファンの皆さんの前で、いいコンディションで走る姿をお見 せしようと考えた次第。それには、しっかりと仕切り直しを図り、秋競馬を目標にする 必要があったわけですが、倶楽部の意向も十分に理解できましたので、それであれば、も うゆっくりさせてあげたいと思います。重賞制覇までの道のりはもちろん、6歳になっ ても7歳になってもオープンクラスで上位争いを演じてくれた頑張りには、本当に頭が 下がります。これまで応援してくださった皆様、誠にありがとうございました」 (二ノ宮調教師) 【6月25日】 ドリームファーム在厩。現在はウォーキングマシン60分、周回コースにてダク1400m ハッキング1400mの後、おもに軽いキャンター1400〜2100mまたは坂路にて普通キャン ター1本を消化しています。 「咳に関しては、もうほとんど気にならなくなってきていますが、過去に肺から出血が あったことなどを考慮しますと、すぐにピッチを上げていくわけにもいきません。病み 上がりで真夏の新潟や小倉にむけて追い切りや輸送を重ねていくのは、さすがに可哀想 ですので、ここは秋に備えて夏場を休養に充てることになりました。目下は普通キャン ターまでに留めて、体調管理に専念したいと思います」(二ノ宮調教師) 【6月18日】 ドリームファーム在厩。ウォーミングアップ馬場にて、おもにダク1400m、ハッキング 2800mを消化しています。 「その後も体温が著しく上下するようなことはありませんが、まだ時折コホッと咳き込 むことがありますのでペースを落として様子見を継続。調教師によれば、『札幌にはこ れといった番組がないですし、夏場が苦手な本馬を暑い盛りの新潟や小倉に向かわせる のも酷。今後のプランについては馬の状態と相談をしながら、もう少し考えさせてもら います』とのことでした」(国分担当) 【6月11日】 ドリームファーム在厩。先週末より咳をし始めたため、大事を取って現在は軽めのメニ ューに終始しています。 「心肺に気を遣っていく必要がある馬ですから、この状況で無理はしたくないですし、調 教師も『それであれば、直近の帰厩は見合わせたほうが良いだろう』との見解。残念で すが『予定していた巴賞を回避し、まずは回復を待つ』ことになりました。本馬の体力 を考えれば多少ペースを上げたぐらいで影響があるとは思えませんので、おそらくは最 近の寒暖の差にやられてしまったのではないでしょうか。引き続き、獣医師と相談しな がら調整方法を検討していきたいと思います」(国分担当) 【6月4日】 ドリームファーム在厩。ウォーキングマシン60分、周回コースにてダク1400mハッキ ング1400mの後、おもに普通キャンター1400〜2100mまたは坂路にてハロン16〜18 秒ペースのキャンター1〜2本を消化。週2回、速めを乗り込まれています。 「先週の土曜日に坂路にて1本目は2F30.5−14.7、2本目に28.2−13.2、今朝は周回 コースにて3F15−15を計時。まだ具体的な日取りはあがっていないものの、『来 週末あたりの帰厩を目標に、しっかり進めておくように』(調教師)との指示をもらって います。明日以降は天候との相談にもなりそうですが、基本的には周回と坂路をうまく 使い分けながら、この調子で体を引き締め息を作っていきたいと思います」(国分担当) 【5月28日】 ドリームファーム在厩。ウォーキングマシン60分、周回コースにてダク1400mハッキ ング1400mの後、おもに普通キャンター1400〜2100mまたは坂路にてハロン16〜18 秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、15−15を乗り込まれています。 「先週末に坂路にて2F15−15を1本今朝は周回コースにて3F15−15を消化。 オープン馬ということもあって、これくらいのメニューは楽々という感じですし肺への 負担を考えつつも息を作っていく必要がありますので(周回コースでも)3Fだけ少し ペースを上げて乗り進めています。この調子で速めの本数を重ねて、体のラインを引き 締めていきましょう」(国分担当) 【5月21日】 ドリームファーム在厩。ウォーキングマシン60分、周回コースにてダク1400mハッキ ング1400mの後、おもに普通キャンター1400〜2100mまたは坂路にてハロン16〜18 秒ペースのキャンター1本を消化。週1回の15−15を開始しています。 「今朝、坂路にて2F15−15を1本。これを手始めとして、徐々に体を引き締めて いきたいですね。過去に肺出血をやっている点を考慮して、速めは坂路のみで。呼吸が 荒くなっている状態をあまり長い間作りたくないものですから、短めの2ハロンくらい をビュンと上げていくイメージで仕上げていきたいと思います」(国分担当) 【5月14日】 ドリームファーム在厩。今週もウォーキングマシン60分、周回コースにてダク1400m ハッキング1400mの後、おもに普通キャンター1400〜2100mまたは坂路にてハロン15 〜20秒ペースのキャンター1〜2本を乗り込まれています。 「来週からコンスタントに15−15を取り入れ本格的に進めていく予定。最近はこの 馬なりに落ち着きが増し、若駒のお手本になるような走りを見せてくれていますよ。お もに縦列の先頭をきって駆けており、他馬を引っ張るような形で動けています」(国分 担当) 【5月7日】 ドリームファーム在厩。ウォーキングマシン60分、周回コースにてダク1400mハッキ ング1400mの後、おもに普通キャンター1400〜2100mまたは坂路にてハロン15〜20 秒ペースのキャンター1〜2本を乗り込まれています。 「『7月6日(日)函館11R 巴賞(オープン・芝1800m)を目標に進めていく』(調教師) ことになりましたので、来週もしくは再来週くらいから調教メニューに15−15をコ ンスタントに取り入れ徐々に負荷を高めていきたいですね。暑すぎず寒すぎず、ちょう ど良い気候のもとで稽古を進めて行けるのも、本馬にとっては悪くない条件だと思いま す」(国分担当) 【4月30日】 ドリームファーム在厩。引き続きウォーキングマシン60分、周回コースにてダク1400 m、ハッキング1400mの後、おもに普通キャンター1400〜2100m、または坂路にてハロン 15〜20秒ペースのキャンター1〜2本を消化しています。 「今週は一日だけ終い15−15を織り交ぜて。年齢的に気合い面が薄れつつあるよう にも見えていましたが今週に入ってからは、どことなくやる気が出てきた感じでしょう か。気持ちが前面に表れてきたのは、良い傾向ですね。これも充電効果のひとつかもし れませんし流れとしては悪くないと思います」(国分担当) 【4月23日】 ドリームファーム在厩。ウォーキングマシン60分、周回コースにてダク1400mハッキ ング1400mの後、おもに普通キャンター1400〜2100mまたは坂路にてハロン15〜20 秒ペースのキャンター1〜2本を消化しています。 「日々調教パターンを固定せずに近頃は終いだけハロン15秒台も取り入れて。これま での経験が違いますし加えてこの年齢ともなれば走らせればしっかり走り、セーブすれ ば行きすぎずと馬自身がちゃんとコントロールできるようになっています」(国分担当) 【4月16日】 ドリームファーム在厩。先週同様ウォーキングマシン60分、周回コースにてダク1400 m、ハッキング1400mの後、おもに普通キャンター1400〜2100m、または坂路にて普通キ ャンター1〜2本を消化しています。 「年齢的に稽古での反応そのものはズブくなっているようですが、これは十分な経験を 積んでいることを意味するものでもありますからね。引き続き、日によっては終いをハ ロン16秒程度まで伸ばすなどして飽きのこないメニューにより体調管理に努めます」 (国分担当) 【4月9日】 ドリームファーム在厩。ウォーキングマシン60分、周回コースにてダク1400mハッキ ング1400mの後、おもに普通キャンター1400〜2100m、または坂路にて普通キャンター 1〜2本を消化しています。 「基本的には無理のないメニューに終始していますが日々の稽古が単調にならないよう 少し終いを伸ばしてみたり、あえてセーブしてみたり。周回コース中心で乗った翌日に は坂路に入ってみたりと、なるべくバリエーションをつけるように心がけています。こ の期間を通じて十分に英気を養って欲しいものです」(国分担当) 【4月2日】 ドリームファーム在厩。ウォーキングマシン60分、周回コースにてダク1400mハッキ ング1400mの後、普通キャンター1400〜2100m、または坂路にて普通キャンター1〜2 本を継続しています。 「一定期間、心肺機能にかかる負荷を軽減させて養生しており先週に引き続き、飽きのこ ないメニューを組みながら調整中。調教師から、次の指示があるまでは普通キャンター までに留め、体調管理と充電に努める方針となっています」(国分担当) 【3月26日】 ドリームファーム在厩。引き続きウォーキングマシン60分、周回コースにてダク1400 m、ハッキング1400mの後、普通キャンター1400〜2100m、または坂路にて普通キャンタ ー1〜2本を乗り込まれています。 「先週までと調教のボリューム自体に大きな変化はありませんが日々のメニューが単調 になるのはあまり良くありませんので、コースや坂路、セーブ気味の調整の中にも適度 に強弱をつけるなどして、つねに変化を与えるように心がけながら乗っています」 (国分担当) 【3月19日】 ドリームファーム在厩。先週同様ウォーキングマシン60分、周回コースにてダク1400 m、ハッキング1400mの後、普通キャンター1400〜2100m、または坂路にて普通キャンタ ー1〜2本を乗り込まれています。 「馬自身に元気はありますが、『じっくりと休養させた後のレースでそれなりの結果が 出ていることですし、目下は慌てることなく、ひとまず月内は普通キャンターに留めて 充電に努めたい』と調教師。心肺機能も含めて、もうしばらくは負荷を軽減してあげる 方向となりました」(国分担当) 【3月12日】 ドリームファーム在厩。現在はウォーキングマシン60分、周回コースにてダク1400m ハッキング1400mの後、普通キャンター1400〜2100m、または坂路にて普通キャンター 1〜2本を乗り込まれています。 「一頓挫ありましたが特に体つきが太くなりすぎることはなく馬自身に活気もある状態。 この分であれば、ほどなく調教を進めていっても問題はないでしょう。おそらくは『近 いうちに目標を定めたうえでペースアップを図っていく』(調教師)ことになるものと 思われます」(国分担当) 【3月5日】 ドリームファーム在厩。2月28日(金)にフレグモーネの症状が出たため、2日ほど 調教を休止。週明けよりウォーキングマシン60分、周回コースにてダク1400mハッキ ング1400mの後、坂路にて普通キャンター2本を消化しています。 「特に傷などはありませんので毛穴から黴菌でも入ったのでしょうか。体温は上がらず 程度自体が軽かったこともあり、すぐにペースを戻せたのは助かりました。特に影響な く乗りきれましたので、ふたたび調教を進めていきたいと思います」(国分担当) 【2月26日】 ドリームファーム在厩。先週同様、おもにウォーキングマシン60分、周回コースにて ダク1400mハッキング1400mの後、普通キャンター1400mもしくは坂路にて普通キャン ター1〜2本を消化しています。 「今回はいったん完全休養を挟んだ後の立ち上げになりますので、ある程度しっかりと 段階を踏みながら、慎重にペースを上げていきたいところ。まずは普通キャンターを念 入りに乗って速めに移行できる態勢づくりに努めていきたいと思います」(国分担当) 【2月19日】 ドリームファーム在厩。おもにウォーキングマシン60分、周回コースにてダク1400m ハッキング1400mの後、普通キャンター1400mもしくは坂路にて普通キャンター1〜2 本を消化しています。 「直後の雨風が積もった雪をとかしてくれたおかげで、二度目の降雪の影響はほとんど なく、週明けから結構なペースで乗り進めることができていますよ。ひとまず立ち上げ の感触としては順調ですので、この調子で調教の距離もしくはピッチを上げていけるも のと思われます」(国分担当) 【2月12日】 ドリームファーム在厩。おもにウォーキングマシン60分、ウォーミングアップ馬場に てダク1400m、ハッキング2800〜3000mを消化しています。 「先週末の降雪の影響により調教に制約がつく状況ですが、なるべく距離を乗るように して対応中。乗り出し後も特に気になるところはありませんので、『基本的にはどんど ん調教を進めていく方向で』(調教師)考えています。馬場コンディションの回復に合 わせるように少しずつ負荷を高めていきたいですね」(国分担当) 【2月5日】 ドリームファーム在厩。ウォーキングマシン60分、周回コースにてダク1400mハッキ ング1400m、軽いキャンター1400を消化しています。 「いったん完全休養を挟みましたので先週一杯はハッキングに留め今週から軽いキャン ターへ。さすがに少し重たい印象ですが、心身ともにリフレッシュが進んだと考えれば 意味のあるひと休みだったのではないでしょうか。今後も、少しずつピッチを上げてい きたいと思います」(国分担当) 【1月29日】 25日(土)にドリームファームへ移動。現在はウォーキングマシン60分、周回コース にてダク1400m、ハッキング2100mを消化しています。 「1ヶ月半ほどの完全休養を経てから本場へ。ひと息入れた割には変に肉が落ちている 感じはないですし、元々痛いところがあって休ませている馬ではないですからね。体調 を整える程度の今のメニューから機を見て少しずつ負荷をかけていきたいと思います」 (国分担当) 【1月22日】 ドリームファーム分場在厩。 引き続き、常歩600〜1000m、ダク1400〜2000mを消化しています。 「跨っているとは言っても基本的にはいったん完全に休養中。適度にフックラした体つ きになっていますよ。『最も寒く、鼻の粘膜がやられやすいこの時季は馬体への負担を 軽減しリフレッシュに充てたい』(調教師)と思います」(国分担当) 【1月15日】 ドリームファーム分場在厩。 おもに常歩600〜1000m、ダク1400〜2000mを消化しています。 「昨秋以降、競馬が続きましたので馬体への負担を考え、ふたたび休養期間を設けながら。 時季的に毛足こそやや長めになっていますが、特に体調面の変動はないですし、乗って いるとはいえ、今はのんびりといい休養になっているものと思われます」(国分担当) 【1月8日】 ドリームファーム分場在厩。昨年末より、騎乗を再開しています。 「これまでの経緯を考慮して、あまり馬体に負担をかけ続けることのないよう、一旦お休 みを挟んで疲労回復に専念。現在は騎乗しての常歩600〜1000mダク1400〜2000m程度 で体調を整え、充電を図っている状況です。目下は分場の落ち着いた環境の下でお釣り を蓄え、適宜本場行きのタイミングを窺っていきたいと思います」(国分担当) ----------------------------2014年--------------------------- 【12月25日】 ドリームファーム分場在厩。 日に6時間のサンシャインパドック放牧にて休養しています。 「特にレースの反動らしきものは見受けられませんし、この時季にしては毛づやも悪く ありません。ただ『競馬を重ねるにつれて目に見えない疲れが溜まり、知らず知らずの うちに馬が加減して走るようになっていたのかも』(調教師)しれませんね。まずは分 場の落ち着いた環境の下で、のんびりリフレッシュさせてあげましょう」(国分担当) 【12月19日】 本日、いったんトレセン近郊のドリームファーム分場へ放牧に出ています。 「レース後も特に反動はありませんが、ここ2走は案外の結果。年齢的に続戦の疲れが 取りきれなくなってきているのかもしれません。9月の復帰戦から、レースが続いたこ とですし、冬場はあまり歓迎できないクチでもありますので、このあとは、ひとまず牧場 で疲労回復を促してあげることになりました」(篠原助手) 【12月14日】★出走結果★ スタートを五分に出て、道中は好位4番手の外めからレースを進めましたが直線坂下よ り徐々に後退。結果13着での入線となっています。 「馬の状態は悪くなさそうでしたが、どこか覇気が感じられませんでした。昨年のこの レースの時は同じ好位から競馬をして、ゴール板ギリギリまで踏ん張ってくれていまし たが、今日は4角から手応えがなくなってしまって…。良い時を知っているだけに何か 物足りなかったですね。本来であれば、もうひと踏ん張りできる馬のはずなのですが最 後はしんどくなってしまいました」(柴田善騎手) 「稽古でズブさを見せるようになってきた後も実戦では頑張ってくれていましたが、こ こ2戦はそれが本番にも表れてしまった感じ、年齢的なものもあるのでしょうか。いい 頃の状態に戻してあげられるかどうか、いったん仕切り直したうえでレースぶりを確認 していければと思います」(二ノ宮調教師) ◆ピーク時のパフォーマンスを求めるのは、段々と難しくなってきているのかもしれま せんが、休み明け2戦の内容は決して悲観するものではなく続戦による目に見えない疲 れや、冬場を迎えてのコンディション低下も影響を及ぼしていることが考えられますの で、このあとは「馬体への負担を考慮の上いったん放牧を挟んでリフレッシュさせてあ げる」(師)ことになりました。寒さ厳しい時季、乾燥する季節を休養に充て来春以降 ハンデ戦を中心に巻き返しを狙っていきたいところです。(HTC) 【12月12日】★出走情報★ 12月14日(土)中山11R ディセンバーS(オープン・芝1800m)に柴田善臣騎手 にて出走予定。 「追い切りでは終いで走るのをやめてしまわないように見せムチ程度で。以前と比べて 稽古でズブさや重たい感じが出てきたようにも感じますが、状態に関しては平行線とい ったところでしょうか。レースでは、うまく前々で流れに乗りたいですよね。寒くなっ てきましたので念のため吸入治療なども行い鼻出血の予防に努めています」(篠原助手) ++調教時計++ 13.12.11 助手 美南W良 5F 66.7 52.2 38.6 13.0 7 一杯に追う アビスコ(古500万) 一杯の内0.6秒追走同入 【12月5日】 美浦トレセン在厩。今週の朝日チャレンジCへの投票を見送り来週12月14日(土) 中山11R ディセンバーS(オープン・芝1800m)にむかうことになりました。 「追い切りで跨った感触として少し重たい印象を受けたこともあり『来週のほうがよい だろう』(調教師)との結論に。動き自体に気になるところはありませんでしたが、あま りレース間隔を詰めて使うのも、体に負担がかかりますからね。一週待つのも悪くはな いでしょう。ここにきて馬場入りを少しゴネ始めるようになり、これをやらないと馬が 納得してくれなくて…。一度ゴネさせてしまえば、その後はスムーズ。最近は乗る前の 儀式みたいなものになっている感じです」(三浦助手) ++調教時計++ 13.12.04 助手 美南W良 5F 68.9 53.5 39.3 13.3 8 直強め追う ワイルドドラゴン(古1000万)馬なりの内0.4秒追走同入 【11月28日】 美浦トレセン在厩。まずは疲労取りのメニューを消化しています。 「レース後も脚元に異常はなく、肺出血の兆候もナシ。デキに自信があっただけに、あの 敗因は本当に『???』ですよね。前々走で終いに走りすぎたのか、それとも気が向か なかったのか、ちょっと理由が分かりません。幸いにもダメージは感じられませんので 12月7日(土)阪神11R 朝日チャレンジC(GV・芝1800m)または14日(土) 中山11RディセンバーS(オープン・芝1800m)あたりを意識しつつ、このままトレ センの方で調整を進めてみる予定になっています」(高平助手) 【11月23日】★出走結果★ 互角のスタートから、道中は好位のやや外めを追走。手応えを残して直線を迎えました が残り200mより徐々に後退。結果17着での入線となっています。 「稽古の時からデキの良さを感じており歩様も良かったですからね。今日もいい意味で 落ち着いていましたし、調子も良さそうだっただけに一体どうしてしまったのでしょう か。さぁここからという所から追い出しても、伸びてくれませんでした。本当に何で? といった感じ。馬の気が向かなかったのかもしれません」(柴田善騎手) ◆最後まで粘り通した2〜5着馬の直後でスムーズに流れに乗り、手応え良く直線を迎 えたように見えましたが、いざ追い出されてからのもうひと頑張りが利かずにまさかの 大敗。勝ち馬からコンマ8秒の団子状態とは言え、鞍上も首をひねる不可解な結果とな ってしまいました。レース進行が正攻法すぎたのか、それとも坂がこたえるようにでも なってきたのでしょうか。ひとまず上がりに問題がないのは幸いですが、それだけに敗 因がハッキリしない状況です。なお、このあとは「厩舎に戻って様子を見てからになる が、中山への続戦も頭の中にはある」と調教師。まずは馬の回復状況と相談をしながら 今後のスケジュールを組んでいく予定になっています。(HTC) 【11月21日】★出走情報★ 11月23日(祝・土)東京11R キャピタルS(オープン・芝1600m)に柴田善臣騎手 にて出走予定。 「良い時の息遣いができていましたし捌きにも硬さがなくスムーズな走り。いい状態に あると思います」(柴田善騎手) 「競馬を使ってきている分の疲れは感じられず今週の追い切りの動きも良好。前走のよ うな競馬ではなく、いつものような前々につけるレースができれば巻き返しがあっても 何ら不思議ではありません」(三浦マネージャー) ++調教時計++ 13.11.20 柴田善 美南W良 5F 69.7 53.8 39.0 13.4 7 強めに追う ノウレッジ(古1000万)末強めの内0.4秒追走同入 13.11.19 助手 美南坂良 1本 59.7 43.6 28.4 14.2 馬なり余力 13.11.17 助手 美南W良 39.4 13.0 6 馬なり余力 ロッカバラード(二歳未勝利)馬なりの外同入 【11月14日】 美浦トレセン在厩。引き続き、反動なく順調に乗り込まれています。 「予定は単走でしたが結果ナカヤマナイトと併せる格好に。息の感じも悪くなく手応え にも余裕がありましたし、外々を回っていたことを考えれば時計以上に評価できる内容 だったと思います。これなら、来週11月23日(祝・土)東京11R キャピタルS (オープン・芝1600m)に向かっても問題ないでしょう」(篠原助手) ++調教時計++ 13.11.13 助手 美南W良 5F 67.9 52.8 38.6 12.6 8 強めに追う ナカヤマナイト(古オープン)馬なりの外0.4秒先行0.2秒遅れ 13.11.07 助手 美南W稍 55.7 41.6 13.3 9 馬なり余力 ワイルドドラゴン(古1000万)馬なりの外0.2秒先行0.1秒先着 【11月7日】 美浦トレセン在厩。この中間は、無理のないボリュームで乗り込まれています。 「昨日は坂路で15−15程度、今朝はウッドで後半をサーッと、次走予定の11月23 日(祝・土)東京11R キャピタルS(オープン・芝1600m)となれば、休み明けから 月一走ペースで3回目の出走になりますからね、念のために吸入治療なども行っており 今のところ問題はありませんが、あまり攻め込むばかりでは負担がかかりますので今週 のところはこれぐらいでOKかと思います」(佐々木助手) 【10月31日】 美浦トレセン在厩。今週はおもに坂路にて、63秒前後を消化しています。 「休み明けを二度使った分、それなりの疲れはありますが、肺出血の兆候は見受けられず すでに15−15に近いところを乗りながら調整中。引き続き、馬の回復状況に合わせ て進めていき間に合うようであれば、11月23日(祝・土)東京11R キャピタルS (オープン・芝1600m)にむかいましょう。ズバッと切れる脚はないものの、粘り強く ジリジリと伸び続けることができますからね、暮れの中山や阪神にズレこんだとしても それはそれで悪い条件ではないと思っています」(高平助手) 【10月24日】 美浦トレセン在厩。北馬場にて、疲労取りの調整メニューを消化しています。 「前走は位置取りが悪くなったうえに上がりの競馬になってしまいましたから…。終い 伸びていただけに残念な結果でした。レース後も大きな反動はありませんが、休み明け を続けて2走した後ですので、様子見はより慎重に。このまま順調に回復が進むようで あれば11月23日(祝・土)東京11R キャピタルS(オープン・芝1600m)あたりを 意識していくことになると思います」(三浦助手) 【10月19日】 スタート後に先手を奪えず、前半は控えて後ろから4頭目の最内で待機。ラストは懸命 の追い上げを見せましたが、前も止まらず、結果8着での入線となっています。 「一歩目は出てくれましたが、今日は二歩目が出てくれず、そうこうしているうちに他馬 が内に切れ込んでくる形。いつもの積極的な競馬に、持ち込むことができませんでした。 終いはよく伸びてくれていただけに、かわいそうなレースになってしまいました」 (柴田善騎手) 「最後はきちっと伸びてくれていたように、よく頑張って走っていたのですが…。今日 は前が残る競馬。レースの流れに乗り切れなかったのがすべてです」(二ノ宮調教師) ◆1番枠から自分の競馬に持ち込みたいところでしたが、鞍上によると二歩目にバラン スを崩したとのことで、かえって最内枠がアダとなり外に持ち出すこともできず道中は 内々に閉じ込められる形。直線ではラストまで、脚色衰えることなく前を追いましたが 今日の展開では万事休す。勿体ない一戦となってしまいました。なお、このあとは「休 み明けから今日のレースをひとつのヤマとして仕上げてきましたので、現時点では未定 の状況。まずはレース後の様子を確認したうえで考えていく」(調教師)予定となって います。(HTC) 【10月17日】 10月19日(土)東京11R 富士ステークス(GV・芝1600m)に柴田善臣騎手にて 出走予定。 「台風の影響で多くのコースが閉鎖されたため結局追い切りは木曜に。ラストまで楽に 動けていましたし、以前より息の感じも良かったところをみますと一度使っての上積み があるのかもしれません、休み明けとなった前回でも内容のある競馬でしたからね。今 回は、重賞ですが、、ひとつでも上の着順をめざして、頑張ってもらいたいところです」 (篠原助手) ++調教時計++ 13.10.17 助手 美南W稍 51.2 38.3 13.0 7 強めに追う ノウレッジ(古1000万)馬なりの内同入 13.10.11 助手 美南W良 55.5 40.8 13.9 7 馬なり余力 【10月10日】 美浦トレセン在厩。この中間は、おもに坂路にてハロン16秒前後のキャンターを消化。 週末に少し速めを乗る予定になっています。 「鼻出血に関してだけ言えば加齢や続戦は決して歓迎できる材料ではありません。ただ 幸いにも、前走後の体調が悪くないですし、状態もしっかりとキープできていますので 10月19日(土)東京11R 富士ステークス(GV・芝1600m)にむけて調整を進 めて行っても問題はないでしょう。来週は変則開催ですが、自身のレースが土曜日です ので、木曜追いはさすがにかわいそう。全休の火曜日も馬を動かし水曜日に追い切りた いと思っています」(佐々木助手) 【10月3日】 美浦トレセン在厩、レース後も異常は見られずまずは通常の疲労取りに終始しています。 「前走はメンバーに恵まれたフシもありますが、どうかと思っていた外枠から、よく頑張 ってくれましたよね。阪神マイルとの相性も良く、久々でも掲示板を確保。やはり地力 があるのでしょう。暑い夏場は苦手ですし、冬は乾燥して粘膜がやられやすくなります ので、季節的にもちょうど良かったのかもしれません。このまま厩舎で様子を窺いつつ 10月19日(土)東京11R 富士ステークス(GV・芝1600m)への続戦を検討し ていきます」(篠原助手) 【9月29日】★出走結果★ 差のないスタートから、道中は中団の外め。4角より手応えよく進出を図ると直線でも 簡単には譲らず食い下がり、結果5着での入線となっています。 「「『もう1〜2本追い足りないかも』と聞いていましたが、乗った感じに緩さはなく 道中もスムーズだったように、仕上がりは悪くなかったと思います。終いで少し脚が上 がってしまったのは、さすがに久々の分でしょうか。これまでの戦績や今日の走りから してもマイルが合っているようですね」(国分優騎手) ◆調教師の信念を尊重して、じっくりと休養を挟んだのも幸いしたのでしょう。前回の クールに引き続き、またもや掲示板を確保。衰え知らずの7歳馬が重賞ウイナーの意地 を垣間見させてくれました。このたびの調整過程から、ここを使ってのさらなる上積み も見込めそうですし、「あとはチェックを怠らず、つねに肺出血の再発に気をつけなが ら」と調教師。「10月19日(土)東京11R 富士ステークス(GV・芝1600m)への 続戦が可能な状態にあるかどうかを判断していきたい」と思います。(HTC) 【9月26日】★出走予定★ 9月29日(日)阪神11R ポートアイランドS(オープン・芝1600m)に国分優作騎手 にて出走予定。 「昨日の追い切りに跨った柴田善騎手によれば、『ゴールを過ぎたあたりからの走りは 休み明けのそれとなってしまった』ようですが、ここまでひと月ほどかけて入念に乗り 込みを重ね、あらかた態勢は整ってきましたので、この先のローテーションも加味した 上で今週末の出走を決めました。阪神との相性も悪くないですし、ここをステップとし て次につなげていければと思います」(二ノ宮調教師) ++調教時計++ 13.09.25 柴田善 美南W稍 5F 66.3 51.6 38.1 12.8 6 一杯に追う アストレーション(古1600万)末一杯の内1.2秒追走同入 13.09.22 助手 美南W良 39.4 13.2 6 馬なり余力 エイブルカイザー(新馬)馬なりの外同入 【9月19日】 美浦トレセン在厩。富士Sの前にひと叩きする方向で調整が進められています。 「来週の阪神、ポートアイランドSも候補に挙がっていますが、現時点では10月6日 (日)新潟11R 信越ステークス(オープン・芝1400m)を叩いて、富士ステークスに 向かうプランが最有力。今朝の手応えも良かったことですし、一走挟んでいくことにな りました」(三浦マネージャー) 「まだビッシリやりつけていない分、現時点では重めですが、それでも今朝は余力があ って、動き自体も良好。年齢的な衰えを感じさせるようなことはありませんでした」 (篠原助手) ++調教時計++ 13.09.19 助手 美南W良 6F 85.4 68.9 53.3 39.0 13.9 9 馬なり余力 ロイヤルサルート(古1000万)一杯の外同入 13.09.15 助手 美南W良 56.3 40.6 14.0 5 馬なり余力 ダイワフォスター(古500万)馬なりの内同入 【9月12日】 美浦トレセン在厩。昨日は坂路にて15−15程度を消化。今朝、ウッドにて追い切ら れています。 「体調面に問題はなさそうですが、以前に肺出血をやっている馬ですから、急にペースア ップするのではなく、じっくり乗り込みながら少し太めの体を引き締め態勢を整えてい きたいですね。10月19日(土)東京11R 富士ステークス(GV・芝1600m)をひと つの目標として、慎重に進めていきましょう」(佐々木助手) ++調教時計++ 13.09.12 助手 美南W良 6F 84.3 68.2 52.7 38.9 13.1 8 馬なり余力 ブライアンズオーラ(古500万)強めの外0.6秒先行同入 13.09.08 助手 美南W良 53.0 38.4 13.1 6 馬なり余力 ブライアンズオーラ(古500万)馬なりの内0.6秒先行3F付同入 【9月5日】 昨夕、函館競馬場を出発。本日午前、美浦トレセンに到着しています。 「先週末に函館のほうでサーッと乗ってから無事にこちらへ。輸送の反動はなく元気に していますので、まずは乗り進めながら体を作っていき、その中で復帰戦を定めていき たいと思います」(三浦助手) ++調教時計++ 13.09.01 助手 函館W重 5F 70.3 55.3 40.9 13.9 6 馬なり余力 【8月30日】 本日、函館競馬場に入厩。まずは現地にて軽く感触を確かめ、機を見て美浦トレセンに 移動する予定となっています。 【8月28日】 木村牧場在厩。今週もおもに屋内ダートコースと坂路コースを併用し、普通キャンター を消化。週2回、坂路にて速めを乗り込まれています。 「昨日はジョーヌドールを1秒ほど後ろから追いかける形で5F68秒台のラスト13.2 秒。まだ本格的に速めを乗り出したばかりということもあって息ができていない分、2 馬身ほど近づいたところがフィニッシュラインとなりましたが、この1本1本で少しず つ取り戻してくれるものと思われます」(川嶋担当) 「そろそろこちらの暑さも和らいでくる頃ですので美浦への移動を検討中。近いうちに もスケジュールを具体化していきたいと思います」(二ノ宮調教師) 【8月21日】 木村牧場在厩。おもに屋内ダートコースと坂路コースを併用し、普通キャンターを消化。 週2回、坂路にて速めを乗り込まれています。 「今週は半マイルから徐々にペースを上げて行き終いは併走で13.5秒をマーク。週2回 の速めのうち、1回は少しボリュ−ムある内容に移行して乗り進めていますよ。来週は 進んだ組の馬と一緒に登坂させ、さらにピッチを上げていく予定。秋にむけての体づく りを本格的にスタートさせていきましょう」(川嶋担当) 【8月14日】 木村牧場在厩。先週同様、おもに屋内ダートコースと坂路コースを併用し普通キャンタ ーを消化。週2回、坂路にて15−15前後を乗り込まれています。 「2歳馬に胸を貸すなどして適度なトレーニングを継続中。月内は馬の気持ちや調教の ペースを上げすぎず、そして下げすぎずのメニューにより下地を固め、うまく来月につ なげていければと思っています。引き続き、体調管理に細心の注意を払って進めていき ます」(川嶋担当) 【8月7日】 木村牧場在厩。おもに屋内ダートコースと坂路コースを併用し、普通キャンターを消化。 週2回、坂路にて15−15程度を乗り込まれています。 「昨日は単走で15−15から入ってラストは13秒台。目下はあまり気を乗せすぎず かと言って甘やかせすぎず、適度なボリュームの調整を継続しています。実際にこの調 教を確認していた調教師によれば、『最低でもこれくらいの調教は進めておき来月に入 ったら美浦へおろそうか』とのことでした」(川嶋担当) 【7月31日】 木村牧場在厩。引き続き、おもにハッキング2400〜3600m軽いキャンター1200〜3500m を消化。週2回、坂路にて15−15程度を乗り込まれています。 「併走で半マイル55〜56秒を馬なりで登坂。自然な形で少しずつ負荷を上げている ところです。坂路入りの際は、だいぶ気持ちが入り始めたものの、それ以外の日は馬が すごくリラックスしている状態にありますので、ある程度は乗っておかないと太くなり やすいですからね。現時点ではまだ立派すぎる体つきですが、それでも乗っているだけ あってメリハリのついたイイ体になりつつあります」(川嶋担当) 【7月24日】 木村牧場在厩。おもにハッキング2400〜3600m、軽いキャンター1200〜3500mを消化。 週2回、坂路にて15−15程度を乗り込まれています。 「ここ最近は単走もしくは2歳馬と併走で。昨日は半マイル56秒台と一歩進んだ内容 も取り入れるなど、無理のない範囲でじわりじわりと馬体を引き締めにかかっています。 目下はこれくらいのメニューをステップに、『来月からは少しずつピッチを上げていく ことも検討中』(調教師)です」(川嶋担当) 【7月17日】 木村牧場在厩。引き続き、おもにハッキング2400〜3600m軽いキャンター1200〜3500m を消化、週2回坂路にてハロン15〜16秒ペースのキャンター1本を登坂しています。 「昨日も調教師が来場し半マイル15−15を登坂。特に意識的にペースアップを進め ているわけではありませんが本馬の場合、太らせずに今の体つきをキープするには自然 とこれくらいの調教が必要になってくる感じでしょうか。体調に変動はなく、元気いっ ぱい。いい充電になっていると思います」(川嶋担当) 【7月10日】 木村牧場在厩。先週同様おもにハッキング2400〜3600m、軽いキャンター1200〜3500m を消化、週2回坂路にてハロン15〜16秒ペースのキャンター1本を登坂しています。 「きのう調教師が来場し3F15−15の調教(単走)をチェック。『少しずつ体を引き 締めにかかってもらって構わない』との指示のもと、これからは15−15を1ハロン ずつ延ばしていくことになりました。これをステップに、『来月からは併せ馬を取り入 れて』(師)いく予定にもなっています」(川嶋担当) 【7月3日】 木村牧場在厩。おもにハッキング2400〜3600m、軽いキャンター1200〜3500mを消化。 週2回、坂路にてハロン15〜16秒ペースのキャンター1本を登坂しています。 「あくまでもまだ馬体と体調管理の一環で、あまり太らせないように乗り進めている段 階ですが今週からは坂路2本乗りの日も取り入れ、きのうは単走(先頭)で3F44秒 程度を登坂しました。縦列の先頭に立って行く時は、適度に気を抜いて走る馬ですから これくらいやっても、彼にとっては普通キャンターくらいの負荷にしかなっていないも のと思われます」(川嶋担当) 【6月26日】 木村牧場在厩。引き続き、おもにハッキング2400〜3600m、軽いキャンター1200〜3500 mを消化。週2回、坂路にてハロン16秒前後のキャンター1本を登坂しています。 「昨日、来場した調教師からは『シェイプアップを兼ねて来月から15−15を織り交 ぜて』との指示。これまでは2歳馬の誘導役を務めることが多かった本馬ですが、これ からは古馬の後ろにつけるなどして、同じ時計でも少し気持ちに訴えかける内容に切り 替えていきたいと思います」(川嶋担当) 【6月19日】 木村牧場在厩。先週同様おもにハッキング2400〜3600m、軽いキャンター1200〜3500m を消化。週2回、坂路にてハロン16秒前後のキャンター1本を登坂しています。 「発汗が少ないタイプですので本馬にとっては(体を太らせすぎないという意味で)もう 少し気温が上昇してもイイかなと。代謝がひと息の分、体の熱を体外に出しきれないた め、夏場に弱いのかもしれませんね。引き続き必要以上に太らせないように注意しなが ら適度な調教をこなしていきましょう」(川嶋担当) 【6月12日】 木村牧場在厩。おもにハッキング2400〜3600m、軽いキャンター1200〜3500mを消化。 週2回、坂路にてハロン16秒前後のキャンター1本を登坂しています。 「きのう来場した調教師からは『あまり太らせないように体調を維持しておいて』との 指示。本馬が最も力まず楽に走ることができ、軽すぎもせず辛くもないハロン16秒前 後のペースを一週間のメニューの柱として継続していくことになりました」(川嶋担当) 【6月5日】 木村牧場在厩。おもにハッキング2400〜3600m、軽いキャンター1200〜3500mを消化。 週2回、坂路にてハロン18〜20秒ペースのキャンター1本を登坂しています。 「目下は適度な調教と適度な気晴らしが必要になってきますので、引き続き屋外の坂路 で気分転換を図りながらの調整を。気持ちがこもり過ぎないように、かと言って高ぶり 過ぎなように注意しながら、飽きのこないメニューを組み体調管理に励んでいきたいと 思います」(川嶋担当) 【5月29日】 木村牧場在厩。おもにハッキング2400〜3600m、軽いキャンター1200〜3500mを消化。 週1回、坂路にて普通キャンター1本を登坂しています。 「夏場の静養が決まったことを受け、あまり血を濃くしないように、粗飼料を多めに低た んぱく高カロリーの対応を。体を緩めすぎるのも良くありませんので、週1回のみ他馬 のイージーデイを見計らって1頭で坂路をサーッと上げて、体つきをキープさせている ところです」(川嶋担当) 【5月22日】 木村牧場在厩。 おもにハッキング2400〜3600m、軽いキャンター1200〜3500mの調整を消化しています。 「夏季番組が発表になってから、ずっと頭を悩ませてきました。暑さが苦手な本馬にと って夏の福島や新潟、小倉競馬は論外ですし頼みの北海道シリーズも2年前とは異なり 1800mのレースは巴賞のひと鞍のみ…。ましてや、過去に肺出血を経験している馬です から、出走は適鞍に数を限ってワンクール数戦という形で使ってあげたい。これが私の 考えです。ゆえにこの夏、巴賞一走のためだけに馬を仕上げていくのは多大なリスクを 伴うと判断。先週、実際に馬を確認してきた上で夏競馬を見送り、秋に備えることを決 めさせてもらいました。大事に使ってあげればまだやれるというのは、昨年末から年始 にかけての、パフォーマンスが示す通りですからね。今夏の暑さが和らいできた頃から 満を持して始動したいと考えます。すべては本馬のためを思ってのこと。どうか、ご理 解いただきたいと思います」(二ノ宮調教師) 【5月15日】 木村牧場在厩。引き続き、各調教施設を利用して、おもにハッキング2400〜3600m、軽い キャンター1200〜3500mを乗り込まれています。 「北海道も来週くらいから暖かくなってくるとの予報。今は日々の馬の状態と相談する かのように乗っており、自然な形で気分よく走らせてあげるように心がけています。こ こからのペースアップに関しては、調教師の指示を仰ぎながら進めていきたいと思いま す」(川嶋担当) 【5月8日】 木村牧場在厩。各調教コースを利用して、おもにハッキング2400〜3600m、軽いキャン ター1200〜3500mを乗り込まれています。馬体重514kg(5/1測定) 「今週からは一週間のメニューに屋外坂路コースも加えハロン20秒ペースのキャンタ ーを1本。引き続き体を緩めすぎないように、そして馬を飽きさせないことに注意しな がら、適度なボリュームの調教により体調を整えています。7歳になって落ち着いてき たというよりは活気があって馬に動きがある印象です」(川嶋担当) 【5月1日】 木村牧場在厩。おもに、屋内ダートコースにて軽いキャンター3500mを乗り込まれてお り、週2回、ハッキング馬場と屋根付き坂路にて合計4000mほどのハッキングを消化し ています。 「過去に肺出血を起こしているだけに、もう酷使はできませんが、元気を余す感じや目つ きなどをみていると、まだまだ衰えは感じませんし、さらに脂が乗ってきたのではない かと思ってしまうほど。人間のほうが大事に使ってあげることにより、勝ち星を積み上 げていって欲しいものですよね。今月中旬頃に予定されている調教師の来場時に、ペー スアップの指示が出るものと思われます」(川嶋担当) 【4月24日】 木村牧場在厩。各コースにて、合計3500m前後の軽いキャンターを消化しています。 「今週は屋根付きのダート坂路にも入れてサーッと。目下は(ペースアップ時に使用す る)屋外のウッドチップ坂路以外の馬場をフル活用して、飽きのこない調整メニューに 努めています。夏バテのシーズン前にこちらにやってきた分、例年になくバイタリティ を感じます」(川嶋担当) 【4月17日】 木村牧場在厩。先週同様、おもに屋内ダートコースにてハッキング3500〜4000mを消化 しています。 「今は体を休ませる時期に充てていますが同じ調教ばかりでは馬が飽きてしまいますの で、屋外のダートやハッキング馬場なども使いながら馬体をキープするように心がけて います。経験豊富な古馬ですし、まだのんびりとしたメニューでもありますから、いつ も大人しくしてくれています」(川嶋担当) 【4月10日】 木村牧場在厩。現在は、おもに屋内ダートコースにてハッキング3500〜4000mを消化し ています。 「あまり太らせないように注意しながら、ゆっくりとしたペースで長めの調教を。左右 両周回をバランスよく消化しており、まずは体調管理と下地作りに専念しています。月 内は負荷をかけすぎないよう、充電期間に充て調教師にも見てもらいながら来月より少 しずつピッチを上げていくことになると思います」(川嶋担当) 【4月3日】 3月30日(土)にファンタストクラブ内木村牧場へ移動しています。 「輸送の影響は全くなし。到着の翌日には、ずっと前から居たような顔をして存在感を アピールしていましたから。むこうでも軽く乗っていたようですので、すでに角馬場で のウォーミングアップ後、屋内ダートコースにてハッキング2000〜2500mを開始してい ます」(川嶋担当) 【3月27日】 ドリームファーム在厩。今週もおもにウォーキングマシン60分、周回コースにてダク 1400m、ハッキング1400m、ハロン20秒ペースのキャンター1400mを消化しています。 「しっかり休養を挟んだ後、一昨年に好走した『函館競馬を意識していく』ことになっ たため『北海道の寒さが和らいできたら、ファンタストクラブ内木村牧場へ移動させよ う』と調教師。おそらく来月中には、こちらを出発することになるのではないでしょう か。よって移動前はあまり速めを行わず、馬体を休ませてあげることに努めたいと思い ます」(国分担当) 【3月20日】 ドリームファーム在厩。先週同様おもにウォーキングマシン60分、周回コースにてダ ク1400mハッキング1400m、ハロン20秒ペースのキャンター1400mを消化しています。 「さすがに前回の(肺からくる鼻出血の)症状とは異なりますので昨年ほどの休養期間を 設ける必要はないと思いますが、『もう少しペースを上げずに体を休ませてあげて欲し い』と調教師。ゴーサインが出るまでは、現在のメニューに終始しリフレッシュを促し ていく方針になっています」(国分担当) 【3月13日】 ドリームファーム在厩。引き続きおもにウォーキングマシン60分、周回コースにてダ ク1400mハッキング1400m、ハロン20秒ペースのキャンター1400mを消化しています。 「日々管理している中で特に調子落ちや不安点を感じさせるようなことはありませんが 『過去に肺出血をやっている馬ですし先日の鼻出血だって何らかのサイン。あまり負担 をかけ続けないように、人間のほうがうまくコントロールしてあげる必要がありそう』 (調教師)ですよね。適度に休養期間を設けて、また進めていきましょう」(国分担当) 【3月6日】 ドリームファーム在厩。おもにウォーキングマシン60分、周回コースにてダク1400m ハッキング1400m、ハロン20秒ペースのキャンター1400mを消化しています。 「『乾燥している時季は鼻出血が多くて…』と調教師。冷気が鼻の粘膜を刺激するとい けませんので、一気にペースを上げるのではなく通常よりも少し時間をかけてステップ アップしていくことになりました。まずはハロン20秒前後で様子を見ながら、暖かく なってくるのを待ちたいと思います」(国分担当) 【2月27日】 ドリームファーム在厩。おもにウォーキングマシン60分、周回コースにてダク1400m ハッキング2100mを消化しています。 「サプリメント以外に『特別なケアや治療は必要ない』(獣医師)状況ですので今は少し 日をおいて、ゆっくりさせてあげることが一番の薬になるはず。ひとまず週内はハッキ ングに留めますが、体つきや毛づやなどは悪くありませんから、改めて調教師に指示を 仰ぎ来月からの調整メニューを組み立てていきたいと思います」(国分担当) 【2月20日】 ドリームファーム在厩。おもにウォーキングマシン60分、週回コースにてダク1400m ハッキング1400〜2100mを消化しています。 「とりあえず『月内は軽めのメニューにとどめ少し体を休ませてあげる』(調教師)方向 で。今回は単なる鼻出血だったようですが以前に肺出血を患っている馬だけに、ここは 慎重すぎるぐらいでもよいでしょう。毎週末、獣医師に診てもらいながらサプリメント と適度なリフレッシュにより暖かくなってくるのを待ちたいと思います」(国分担当) 【2月13日】 昨日、ドリームファームへ放牧に出ています。 「放牧とは言っても、まったく乗らないワケではなく、適度に跨りながら馬体を休ませて あげるイメージで。鼻血に直接効く治療薬は特にありませんが、健康体を補助するとい う意味で投薬も開始しています。あとは暖かくなってくるのを待って、仕切り直しを図 りましょう」(二ノ宮調教師) 【2月7日】 美浦トレセン在厩。今週は、アンブロークンをパートナーに一週前追い切りを消化しま したが、午後になって鼻出血を発症したため来週の小倉出走をキャンセル。一旦休養を はさむことになりました。 「今回は肺からではなく鼻の粘膜を傷つけてのいわゆる鼻血。寒い時季には特に起こり やすい傾向にある事象のひとつです。とは言え、さすがに輸送、来週の競馬を強いるの はかわいそうですので、ここは大事を取って一旦休養をはさみ暖かくなるのを待ってか ら仕切り直したいと思います」(二ノ宮調教師) 「ここまで変わらず順調に稽古を消化できていましたし直前輸送を避け今週末にも小倉 入りさせる方向で動いていたのですが…。残念ですが、リフレッシュをはさんだ上でま た頑張ってもらいましょう」(酒見助手) ++調教時計++ 13.02.07 助手 美南W重 5F 66.8 52.0 38.5 13.5 6 G前仕掛け アンブロークン(障害未勝利)強めの内0.7秒追走0.8秒先着 13.02.05 助手 美南坂良 1本 60.5 44.5 29.1 14.7 馬なり余力 13.02.03 助手 美南W良 44.7 14.7 7 馬なり余力 【1月31日】 美浦トレセン在厩。昨日は、金沢競馬の藤田騎手を背に追い切りを消化しています。 「稽古では動かなくなっているそうですね。最後は一杯になってしまいましたがかなり の距離を追いかけてのもの。特に気になるところはありませんでした」(藤田弘騎手) 「トータルの時計は出ていることですし1秒以上離れたところから併せに行きましたの で遅れを気にする必要はないでしょう。2月17日(日)小倉11R 小倉大賞典(GV 芝1800m)にむけて順調に調整できています」(三浦マネージャー) ++調教時計++ 13.01.30 助手 美南W良 5F 67.3 51.4 37.9 13.7 6 直一杯追う ジョーヌドール(三歳未勝利)強めの内1.5秒追走0.4秒遅れ 13.01.27 助手 美南W良 44.7 15.4 8 馬なり余力 【1月24日】 美浦トレセン在厩。2月17日(日)小倉11R(小倉大賞V・芝1800m)にむけて中間 も順調に調整されています。 「変わらず身のこなしに硬さはなく歩様もOKですが次走までスケジュールに余裕があ りますので、昨日の追い切りはあえて馬体を併せに行かず単走で。普段から距離を乗っ ていることですし、緩ませているわけではありませんから心配には及びません。また週 末ぐらいからピッチを上げていきましょう」(酒見助手) ++調教時計++ 13.01.23 助手 美南W稍 5F 68.7 53.9 39.6 14.3 8 強めに追う 13.01.20 助手 美南W良 39.2 13.3 6 G前仕掛け アビスコ(三歳500万)馬なりの内0.4秒追走同入 【1月17日】 美浦トレセン在厩。今朝は南馬場でのウォーミングアップ後、坂路にて普通キャンター 1本を消化しています。 「東京新聞杯はどうもメンバーが揃いそうですし柴田善騎手が小倉に行ってくれるとの ことでしたので次走は2月17日(日)小倉11R 小倉大賞典(GV・芝1800m)に決定。 馬自身に疲れはなく順調にきていますが、まだ目標レースまで時間があることから今週 はあえて時計を出すことはしませんでした。距離はギリギリのところでも、前々走が示 すように昔よりは融通が利きますからね何とか守備範囲だと思っています」(篠原助手) 【1月10日】 美浦トレセン在厩。まずは南馬場で疲労取りのメニューを消化しています。 「レースの反動はなく週明け以降の馬の状態も大丈夫そうですね。次走の選択肢として は、2月3日(日)東京11R 東京新聞杯(GV・芝1600m)か、2月17日(日)小倉 11R 小倉大賞典(GV・芝1800m)。他勢の動向なども見ながらになりますが今の ところは柴田善騎手で小倉に向かう予定です」(二ノ宮調教師) 「前走は展開が向きましたが、さらに欲を言えば、もう少し前に行っても良かったですか ね。乗り慣れていない騎手でもありましたから、仕方ない面もありますが。休み明けか らずっと掲示板に載っているように、それなりのメンバーを相手によく頑張ってくれて います。次もこの調子でいきたいですよね」(三浦マネージャー) 【1月5日】★出走結果★ ポンとスタートを切り道中は逃げる8番の直後。そのまま2番手で直線を迎え残り200 m辺りで後続に交わされてからも大きくバテることはなく、結果5着での入線となって います。 「ひとことで言うなら坂が不得手ですかね。スタートが決まって落ち着いた流れの2番 手と絶好の位置でしたが、3角の坂の上りから下りにかけてのコーナーで馬体が流され 気味になり、外に膨らんでしまう恰好に。その分が(3着の)逃げ馬との差になりました。 外回りにやられた感じでしょうか。それでもまだ重賞でやれる力は感じましたよ」 (福永騎手) ◆坂を上る時点ではラチ沿いを行く逃げ馬と体が接するくらいの位置取りでしたが、下 った後の直線入口では3〜4分所を通っていたように、見た目以上に外々に膨れてしま うロスがあった模様。それでも昨年に引き続き人気以上の粘り強い走りで、久々となる 重賞競走でも掲示板を確保してくれました。なお、このあとは「ひとまず美浦に帰って から考えよう」と調教師。明け7歳のブリッツェンまだまだ元気いっぱいです。 (HTC) 【1月3日】★出走情報★ 1月5日(土)京都11R 京都金杯(GV・芝1600m)に福永祐一騎手にて出走予定。 「ここまで順調にきており昨年の金杯の時と比較をしても遜色がない感触ですよ。あし たの便で美浦を出発します」(三浦助手) 「ニューイヤーSだと除外の権利持ちだけでいっぱいになる可能性も出てきましたので 確実に出走できそうな京都金杯へ。よって年末年始も緩めることなく乗っており、今朝 も併せ馬でしっかりした追い切りを消化できたように、デキは変わりなく順調です。も う稽古では動かなくなってきているものの実戦に行って頑張ってくれるのは、ここ2戦 の内容が示す通りですからね。あとはいつもと同じく、マイペースで行ける展開に持ち 込めるかどうか。流れや展開次第ではチャンスもあると思っています」 (三浦マネージャー) ++調教時計++ 12.01.03 助手 美南W良 5F 67.8 52.2 38.0 12.5 7 馬なり余力 ベルウッドシーマ(三歳未勝利)強めの内0.6秒追走0.1秒先着 ----------------------------2013年--------------------------- 12.12.31 助手 美南W稍 54.8 39.2 13.3 5 馬なり余力 ネオドラゴン(二歳未勝利)馬なりの外0.6秒先行同入 12.12.28 助手 美南W稍 5F 72.2 56.2 41.7 13.8 8 馬なり余力 12.12.12 柴田善 美南W良 6F 79.0 63.4 49.7 37.2 13.6 5 叩き一杯 【12月20日】 美浦トレセン在厩。レース後も大きな反動はなく、このまま厩舎で調整を重ねて続戦す る予定になっています。 「レースを重ねていきながらでも鼻出血のほうは大丈夫そうですし特に疲れている様子 もなさそう。やっぱり力のある馬だというところを、見せてくれましたね。負けはしま したが、いいレースができたと思っています」(篠原助手) 「稽古ではズブくなってきましたが1800mをこなせたことですし実戦で走ってくれるの ならOKですよね。このあとは毎年特別登録頭数の多い1月5日(土)京都11R 京都 金杯(GV・芝1600m)から入れていき除外を受けて13日(日)中山11R ニューイヤ ーS(オープン・芝1600m)への出走が現実的なところでしょうか」(三浦マネージャー) 【12月15日】★出走結果★ ポンとスタートを切り、押して1角より先頭へ。道中で動いた9番をあしらい直線で再 び先頭に躍り出ましたが、ゴール寸前で惜しくも競り負け結果3着での入線となってい ます。 「年齢的にもズブくなってきていますので、スタート後にモッサリしているところを押 して先行。途中で他馬に絡まれてハナに立たれても、以前のようにムキになるようなこ とはなく、一旦相手を行かせることができました。今日のように落ち着いて競馬ができ れば、1800mも十分にこなせそうですし、番組選びも楽になりますよね。昨夏の函館で 1800mを使ったのが今になって糧となってきたのかもしれません、よく頑張って走って くれています」(柴田善騎手) 「ここにきてズブくなってきているのが、結果的に距離が保つ要因になっているのでは ないでしょうか。今後の選択肢が広がるという意味でも、ここで善戦できたのは大きい と思いますよ。よく頑張っています」(二ノ宮調教師) ◆ここまできたら何とか勝たせてあげたいところでしたが、1800m、稍重馬場、道中のラ ップ、外から絡まれる展開を考えれば十分に評価できるレース内容。まだまだ衰える様 子はなく、あらためて重賞ウイナーとしての意地を見せてくれたといってもよいでしょ う。なお次走は1月5日(土)京都11R 京都金杯(GV・芝1600m)または1月13日 (日)中山11R ニューイヤーS(オープン・芝1600m)を検討中。明けて7歳、元気に 7勝目のゴールを狙います。(HTC) 【12月13日】★出走情報★ 12月15日(土)中山11R ディセンバーS(オープン・芝1800m)に柴田善臣騎手 にて出走予定。 「ラストは追っ付けて何とか併せる格好になりましたが、これは年齢的にズブくなって きているだけ。動き中身に問題はないですし、お釣りがなくなったワケでもありません ので遅れは心配していません。ガラリとまではいかないものの、前走を一度使って幾ら か良くなっている印象でした」(柴田善騎手) 「年齢を重ねた今の状態で、もう一度1800m戦へ。以前は上限ギリギリといった感じで したが、最近は折り合いや稽古の感じも変わってきていますからね。前を争うような厳 しい展開は不向きですので、この馬のペースでうまく前半を運んでいきたいところです」 (三浦助手) ++調教時計++ 12.12.12 柴田善 美南W良 6F 79.0 63.4 49.7 37.2 13.6 5 叩き一杯 タイセイポラリス(二歳500万)馬なりの内1.3秒追走0.2秒遅れ 12.12.11 助手 美南坂良 1本 58.4 43.2 28.9 14.8 馬なり余力 【12月6日】 美浦トレセン在厩。来週の出走にむけて、順調に追い切りを消化しています。 「休み明け初戦から頑張りましたけど、特に反動や疲れなどは感じさせませんので、いい 意味で前走時と変わらない状態できていると思いますよ。来週は、ジョッキーに感触を 確かめてもらってからレースへ、本馬を熟知している柴田善騎手が騎乗可能となる12 月15日(土)中山11R ディセンバーS(オープン・芝1800m)への出走を予定してい ます」(三浦マネージャー) ++調教時計++ 12.12.05 助手 美南W稍 5F 67.2 52.4 39.5 13.9 6 強めに追う ノウレッジ(二歳オープン)一杯の内0.4秒追走0.6秒遅れ 12.12.02 助手 美南W良 40.0 13.4 4 馬なり余力 【11月29日】 美浦トレセン在厩。この中間も順調に乗り込まれています。 「昨日の追い切りでも疲れや硬さを感じさせない走り。休み明けの前走が思った以上に 走れましたし力のあるところを見せてくれましたので、ひと叩きして良化が望める次走 には当然のこと期待がかかりますよね。レースは12月15日(土)阪神11R リゲル S(オープン・芝1600m)または15日(土)中山11R ディセンバーS(オープン・芝 1800m)。稽古の感触ではすごく乗りやすく、仮に1800mでも折り合いを欠くような馬 には思えませんでした」(篠原助手) ++調教時計++ 12.11.28 助手 美南W良 5F 70.0 53.6 39.7 13.9 8 馬なり余力 12.11.27 助手 美南坂良 1本 57.3 42.3 28.2 14.5 馬なり余力 12.11.21 助手 美南坂良 1本 58.5 42.6 28.1 14.0 馬なり余力 【11月22日】 美浦トレセン在厩。今週11月25日(日)東京9R キャピタルS(オープン・芝1600 m)で除外による優先権を取得。12月15日(土)阪神11R リゲルS(オープン・芝 1600m)または15日(土)中山11R ディセンバーS(オープン・芝1800m)にむけて 調整を進めていきます。 「前走の反動はなく、すでに疲れは抜けている様子。いざという時のために特別登録を しましたが久々を好走した後の中1週ではさすがにかわいそうですので、ここは結果と して除外もらいに留め、当初の予定通り次開催に備えることになりました。調整自体は 順調ですし、スケジュールに余裕もありますからね。きっちり態勢を整えていきたいと 思います」(酒見助手) 【11月15日】 美浦トレセン在厩。おもに北馬場にて、通常の疲労取りのメニューを消化しています。 「関西は馬場が悪かったですし2000mよりは1400mの方がこなせそうな感じでもありま したので、オーロCを選択して良かったですよね。ラストで少し止まっちゃいましたけ ど、久々を考えれば十分な内容。レース後の息の入りも良く鼻出血もありません。この まま厩舎で調整を続け次走は12月15日(土)阪神11R リゲルS(オープン・芝 1600m)と15日(土)中山11R ディセンバーS(オープン・芝1800m)にW登録。 出走状況を窺っていきたいと思います」(酒見助手) 【11月10日】★出走結果★ 絶好のスタートから無理なくハナに立ち、レースを牽引。直線で並びかけられてからも 簡単には譲らず、結果5着での入線となっています。 「追ってからの瞬時の反応やアクションといった点ではひと息でしたが、どちらかと言 うと以前からそういった面のある馬ですからね。休み明けにしては、よく走ってくれた と思います。頑張ってくれました」(柴田善騎手) 「この上がりで走れるとは、正直びっくり。重賞を勝っているだけあって、やはり力があ るんですね。2000mではなく、こちらのレースに投票して正解でした。まだ身のこなし に硬さが残っていますが、これはむしろ叩いて良くなってくるのでは。今日は休み明け の厳しい条件下で、よく踏ん張ってくれました」(二ノ宮調教師) ◆鼻出血後の長期休養明けながら、スッと先手を奪い手応え以上の粘り腰。並ばれても 渋太く食い下がる“ブリッツェンの競馬”は、6歳秋を迎えてもなお健在でした。なお このあとは十分にケアしてあげた上で次走を検討。12月15日(土)阪神11R リゲ ルS(オープン・芝1600m)が有力視されています叩いた上積みにも期待です。(HTC) 【11月8日】★出走情報★ 11月10日(土)東京10R オーロカップ(オープン・芝1400m)に柴田善臣騎手 にて出走予定。 「昨日は終い一杯に追うカタチになりましたがテンから時計が出ていたことですし内容 は決して悪いものではありませんでしたよ」(佐々木助手) 「オープンですし、力のある馬ですから、むしろ直前はこれくらいやっておかないと。 それなりの負荷をかけましたので、このひと追いであらかた体勢が整ってくるものと思 います」(三浦助手) 「終いはどうもピリッとしませんでしたが全体の時計は速かったですし久々でもありま すので仕方ない面もありますよね。まずはここを叩いて、うまくその次につなげていけ ればと思います」(三浦マネージャー) ++調教時計++ 12.11.07 助手 美南W重 5F 65.9 50.8 37.0 13.4 6 一杯に追う スピードルーラー(古500万)強めの内1秒追走0.2秒遅れ 12.11.04 助手 美南W良 39.8 13.2 7 馬なり余力 ベルウッドテラス(二歳未勝利)馬なりの内0.2秒追走同入 12.11.03 助手 美南坂良 1本 59.4 44.1 29.1 14.8 馬なり余力 【11月1日】 美浦トレセン在厩。来週の復帰にむけて、念入りに乗り込まれています。 「最後で少し耳を絞るようなところを見せましたが悪い時のような硬さはなく脚捌きが スイスイ出ていましたので、感触は良かったですよ。聞いていたほどの重め感は感じら れず息もまずまず。あと2本できますし、ちょうど使える状態になるのではないでしょ うか」(柴田善騎手) 「理想は1600〜1800mの番組ですが今回は11月11日(日)京都10RアンドロメダS (オープン・芝2000m)を中心視。関西遠征の方向で検討中です」(二ノ宮調教師) ++調教時計++ 12.10.31 柴田善 美南W良 5F 66.8 52.0 37.9 13.6 6 一杯に追う エイブルサクセス(古1000万)馬なりの内0.7秒追走0.3秒遅れ 12.10.28 助手 美南W良 56.3 39.4 14.0 9 馬なり余力 ベルウッドテラス(二歳未勝利)馬なりの外0.5秒先行3F付同入 【10月25日】 美浦トレセン在厩。今週はナカヤマナイトとの併せ馬、長めから追い切られています。 「まだ馬体、息ともに良化途上といった段階であり今週のパートナーはナカヤマナイト。 稽古の遅れは仕方のないところでしょう。歩様はスムーズですし、特に痛いところもあ りませんので、この調子で追い切りを重ねていければ徐々に仕上がってくるものと思わ れます。目標は11月10日(土)東京10R オーロカップ(オープン・芝1400m)また は、11月11日(日)京都10R アンドロメダS(オープン・芝2000m)です」 (三浦助手) ++調教時計++ 12.10.24 助手 美南W稍 6F 82.6 67.1 52.5 38.4 13.1 7 一杯に追う ナカヤマナイト(古オープン)末強めの外1秒先行0.2秒遅れ 12.10.21 助手 美南W良 40.3 12.8 8 馬なり余力 ブライアンズオーラ(古1000万)馬なりの外0.7秒先行同入 【10月18日】 美浦トレセン在厩。少しずつピッチを上げて乗り込まれています。 「久々の分まだ重めですが跨ってみると“やっぱりオープン馬だな”と思わせるパワー を感じます。鼻出血明けを考慮して、ペースアップはある程度の時間をかけて慎重に。 歩様に硬さはありませんので、あとは中身の問題ですよね。復帰戦はもう少し乗り進め てからになりますが、11月のオープン特別の中から都度考えていくことになると思い ます」(三浦助手) ++調教時計++ 12.10.18 助手 美南W重 5F 69.5 54.1 40.2 13.5 7 馬なり余力 キクカサンダー(新馬)馬なりの内同入 12.10.17 助手 美南坂良 1本 57.5 42.8 28.9 14.9 馬なり余力 【10月15日】 14日(日)に美浦トレセンへ帰厩。今朝は坂路にて15−15を消化しています。 【10月10日】 まずは5日(金)にドリームファームへ。おもにウォーキングマシン60分ダク700m ハッキング1400mの準備運動後、周回コースにて普通キャンター1400〜2100m、または 坂路にて普通キャンター2本を乗り込まれています。 「入厩にむけてのワンクッション。輸送の影響はなく、今朝は坂路で1本目に2F29.1 −13.9、2本目に28.9−13.5をマークするなど順調な滑り出しをみせています。“北海 道で結構乗ってきたんだな”という感じ。稽古の入りで、頭を振ってテンションが高く なったものの、道中はほどよくハミを取り感触は悪くなかったですよ。この調子でしっ かりと乗り込み移動を待ちたいと思います」(国分担当) 【10月3日】 木村牧場にて週2回の速めを順調に消化。明日、美浦トレセンにむけて出発する予定と なっています。 「昨日は調教師が見守る中5Fからペースを上げて半マイル53秒台の併せ馬。およそ 1ヶ月以上かけて、しっかり乗り込んできたこともあり、すぐにゴーサインをもらえま した。馬体はあらかた出来ていますので、あとはトレセンの方で気持ちに火をつけても らい、勘を取り戻してくれれば、出走態勢が整ってくるものと思われます」(川嶋担当) 【9月26日】 木村牧場在厩。今週も、ウォーキングマシン60分、角馬場でのウォーミングアップ後 坂路にて普通キャンター1〜2本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。 「昨日せっかく調教師が来てくれましたが大雨のため速めの調教は本日に。古馬500 万クラスの馬と併せて、半マイル55秒台ラストは12.8秒のフィニッシュとなりました。 師によれば、『この調子でどんどん乗り進めておいて欲しい』とのこと。日に日に張り 艶が良くなってきており、目つきも変わってきたように思います」(川嶋担当) 【9月19日】 木村牧場在厩。先週同様おもにウォーキングマシン60分、角馬場でのウォーミングア ップ後、坂路にて普通キャンター1〜2本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。 「今週は500万条件の古馬を半馬身ほど行かせて半マイルから54秒台の併せ馬。終 いは無理なく12.1秒が出ていることですし、これなら帰厩後すぐにでも5Fから追い切 れる状態にまで持っていけると思います。関東も月末には、涼しくなってくるそうです から、そう遠くないうちに帰厩の声がかかるかもしれません」(川嶋担当) 【9月12日】 木村牧場在厩。引き続きおもにウォーキングマシン60分、角馬場でのウォーミングア ップ後、坂路にて普通キャンター1〜2本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。 「今朝は併せ馬で半マイル55秒程度。徐々に息が整いつつあるのでしょう週を重ねる ごとに走りに力強さと言うか、勢いが出てきたように思います。休ませていた馬ですの で引き続き下地をじっくりと。来週からは、先行する2歳馬を追いかけ追いつく調教を 施していく予定です」(川嶋担当) 【9月5日】 木村牧場在厩。引き続きおもにウォーキングマシン60分、角馬場でのウォーミングア ップ後、坂路にて普通キャンター1〜2本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。 馬体重504kg(9/5測定) 「今朝も併せ馬で半マイル53秒台。終いは馬なりで12.1が出たように先週から前進が 窺える内容を示してくれましたよ。毛づやはイイですし、息づかいも先週以上。この調 子で磨きをかけながら(美浦付近が)涼しくなって、お声がかかるのを待ちたいと思い ます」(川嶋担当) 【8月29日】 木村牧場在厩。おもに、ウォーキングマシン60分、角馬場でのウォーミングアップ後 坂路にて普通キャンター1〜2本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。 「今朝は、併せ馬で半マイル54秒程度(終い2F12.8−12.8)。馬体はだいぶ引き締 まってきましたが、まだラストでフーフー言っていましたので、あとは息づくりですね。 調教自体は順調ですから、この調子で速めの本数を重ねていくにつれて伴ってくるもの と思われます」(川嶋担当) 【8月22日】 木村牧場在厩。おもに、ウォーキングマシン60分、角馬場でのウォーミングアップ後 坂路にて普通キャンター1〜2本を消化。週2回の15−15を乗り込まれています。 「昨日、調教師来場のもとロイヤルダリアと併せて3F43秒台。『まだ息が荒い』師) とのことでしたし、美浦はかなり気温が高いみたいですからね。暑さに弱いタイプです ので『目下は北海道のほうで調整を進め、涼しくなってきたところでトレセン行きを考 えていく』ことになると思います」(川嶋担当) 【8月15日】 木村牧場在厩。おもに、ウォーキングマシン60分、角馬場でのウォーミングアップ後 坂路にて普通キャンター1〜2本を消化。昨日より、週2回の15−15を開始してい ます。 「まずは2F29.4−14.4を単走で。しっかりと段階を経ながら進めていることもあって ここまでのプロセスはいたって順調ですよ。体重こそ大きな変動はないものの、余分な 脂が筋肉へと変わりつつありますし、少しずつ中身が引き締まってきているのではない でしょうか。この調子で慌てずに前進を図って行きたいと思います」(川嶋担当) 【8月8日】 木村牧場在厩。おもに、ウォーキングマシン60分、角馬場でのウォーミングアップ後 ダートコースにて普通キャンター2500mを消化。週2回、屋外の坂路コースにてハロン 17秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。 「太りやすい体質ですが、しっかりとウエイトコントロールを行ってきたこともあり、今 はムダ肉がなく、それでいて程よい余裕がある状態。これからは坂路中心の調教に切り 替え、来週からは15−15へ。それと同時に2本乗りに移行し負荷を高めていきたい と思っています」(川嶋担当) 【8月1日】 木村牧場在厩。おもに、ウォーキングマシン60分、角馬場でのウォーミングアップ後 ダートコースにて普通キャンター2500mを消化。週2回、屋外の坂路コースにてハロン 17〜18秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。 「先日来場した調教師からOKをもらい今週より屋外のウッドチップ坂路へ。体調面に 異常はありませんので、あとは鼻出血明けという目に見えない敵に気を配り慌てないこ とだけですね。このひと月をつかってエサの量を増やし少しずつ距離、ピッチを上げて いければと思います」(川嶋担当) 【7月25日】 木村牧場在厩。おもに、ウォーキングマシン60分、角馬場でのウォーミングアップ後 ダートコースにて普通キャンター2500mを消化。週2回、屋根付きの坂路コースにて普 通キャンター1本(併走)を乗り込まれてしています。 「この中間はキャンターのペースを若干上げた程度。来月から屋外の坂路でペースアッ プしていくにあたっての橋渡し的な調教内容を、こなしているところです。少しずつエ サの量を増やしていくにつれて、元気を余すようになってくるはず。それを発散させる ようにペースを上げていく形が理想です」(川嶋担当) 【7月18日】 木村牧場在厩。おもに、ウォーキングマシン60分、角馬場でのウォーミングアップ後 ダートコースにて普通キャンター2500mを消化。週2回、屋根付きの坂路コースにて併 せ馬を乗り込まれてしています。 「まだペースは普通キャンターまでですが少しずつ内容を濃くしていきながら。気温が 27〜28℃くらいまで上がる日もある中で疲れやムクミはなく、だいぶ元気になって きていますよ。月内は現在のメニューを継続し、来月からのペースアップにつなげてい ければと思います」(川嶋担当) 【7月11日】 木村牧場在厩。すでにウォーキングマシン60分、角馬場でのウォーミングアップ後ハ ッキングキャンター2500mを消化しています。 「ムクミが取れてきましたので、ふたたびキャンター調整へ。もう1〜2週間ほど現在 のメニューを継続したうえで、少しずつペースを上げていければと思っています。体質 的にあまり汗をかかない馬なものですから、その辺がムクミとして表れたのかもしれま せんね。今はこれを受け、(適度に気温が高くなる)お昼近い時間帯にピッチよりも長 めの距離を乗ることで、いい汗をかかせるように促しているところです」(川嶋担当) 【7月4日】 木村牧場在厩。おもに、ウォーキングマシン60分、角馬場でのウォーミングアップ後 ハッキング2000〜2500mを消化しています。 「両トモが幾らかムクミ気味。これは蓄積疲労などにより電解質などの体のバランスが 少し崩れている時に見られるものですが、体温や食欲などは安定していますので今あえ てペースを上げるようなことさえしなければ、問題なくクリアできると思いますよ。目 下は、常歩を多めに取り入れての対応を。今後のスケジュールに支障をきたすようなも のではありません」(川嶋担当) 【6月27日】 木村牧場在厩。引き続き、おもにウォーキングマシン60分、角馬場でのウォーミング アップ後、ハッキングキャンター2000〜2500mを消化しています。 「適度なトレーニングにより体調管理に努める毎日。鼻出血予防の薬をエサに混ぜてい るぐらいで、それ以外の治療やケアは特に必要としていない状況です。この調子で状態 を上げていきながら、秋に向けてのペースアップに備えましょう」(川嶋担当) 【6月20日】 木村牧場在厩。今週は、おもにウォーキングマシン60分、角馬場でのウォーミングア ップ後、ハッキングキャンター2000〜2500mを消化しています。 「調教師からの指示により『距離を少しだけ延長』。完全に休ませているのとは違って 幾らか体が引き締まり、毛づやも良くなってきましたね。『あと1ヶ月ほどは軽めの内 容に終始』(師)し、来月中旬頃からキャンターのピッチを上げていくことになると思い ます」(川嶋担当) 【6月13日】 木村牧場在厩。おもに、ウォーキングマシン60分、角馬場でのウォーミングアップ後 ハッキングキャンター1000〜1500mを消化しています。 「馬を興奮させないように集団ではなく1〜2頭でのんびりと。飽きさせてもいけませ んのでハッキング馬場やダートコース、雨天時はインドアのみなど同じ距離でも場所を かえながら跨っています。目下は、体が緩まない程度の軽めのメニューで調整を続けて いきましょう」(川嶋担当) 【6月6日】 木村牧場在厩。現在はウォーキングマシン60分、角馬場にて常歩40分、速歩5分ほ どを乗られています。 「『今月一杯は楽をさせる』とは言え、あまり太らせてもいけませんので、速歩まではじ っくりと。鼻出血明けの怖いところは、跨ったり接したりしている分には何ら違和感が ないところなんですよね。大丈夫だと思って早めから進めていくと、再発のしっぺ返し がきて、それを取り戻すのに今度は倍の休養が必要になるという悪循環。これを避ける ためには、扱う側が大事を取ってあげるしかありません」(川嶋担当) 【5月30日】 先週末に大滝ステーブルを出発。27日(日)にファンタストクラブ内木村牧場へ移動 しています。 「調教師から『もうひと月はこちらで安静に』との指示。早めの移動は避暑目的のよう ですね。まずはウォーキングマシン60分と、騎乗しての常歩運動40分で体調を整え 7月からペースアップを図り、『秋に備えていく』予定になっています」(川嶋担当) 【5月23日】 大滝ステーブル在厩。日に60分の騎乗運動を消化しています。 「運動が軽いこともあって、屋外に出ると多少うるさくしますが、これはいつものことで すからね。馬に元気や食欲もあり、体調は安定していますよ。先週末に調教師がやって きて、あらためて北海道行きを示唆。そろそろ暑くなってくる頃ですし移動日が具体化 してくるのかもしれません」(大滝代表) 【5月16日】 大滝ステーブル在厩。騎乗運動50〜60分の調整です。 「寒暖の差が激しい季節ですが、体調を崩すようなこともなく、いつもと変わりない様子。 物音に敏感なため、たまにバタつくことはあっても精神的にキリキリするようなことは ないですね。休ませている分、飼葉の量を控えていますので大きく太ったり体のライン が崩れたりすることもありません」(大滝代表) 【5月9日】 大滝ステーブル在厩。引き続き、日に50〜60分の騎乗運動を消化しています。 「基本的に運動は1頭で。走路が近く周りに馬がいることもありますが特につられるこ ともなく、落ち着いて臨んでくれていますよ。順調に乗っている馬たちと比べてはかわ いそうですが、暖かくなるにつれてだいぶ冬毛が抜けており馬が活気を失うようなこと もありません」(大滝代表) 【5月2日】 大滝ステーブル在厩。先週同様、日に50〜60分の騎乗運動を消化しています。 「元気を余してケガをされても困りますので調教師と相談のうえ『放牧は控えて』いる 状況。引き続き騎乗した状態で300mの周回コース、角馬場、厩舎周り、放牧地などを グルグル歩かせています。師によれば、『そろそろ北海道行きのタイミングを考えてい こうかな』とのことでした」(大滝代表) 【4月25日】 大滝ステーブル在厩。現在は、日に50〜60分の騎乗運動を消化しています。 「走路や厩舎周りなど、日によって変化をつけながら、なるべく馬を飽きさせないように 運動を続けています。最近では、ほぼ毎日60分行っており飼葉喰いも安定。落ち着き の中に元気もありますので、体調に問題はありません」(大滝代表) 【4月18日】 大滝ステーブル在厩。今週も日に30〜60分程度の乗り運動による調整です。 「最近変わったことと言えば、暖かくなって冬毛が抜けてきた分、見栄えがよくなってき たことですかね。引き続き体調に変動はないですし、いい骨休めになっているはず。こ の休養が先々に生きてくると考えれば、決して無駄ではありません」(大滝代表) 【4月11日】 大滝ステーブル在厩。 先週に引き続き、日に30〜60分程度の騎乗運動を消化しています。 「鼻出血の影響を感じさせることもなく普段から元気にしてくれていますよ。予定とし ては、今週中に獣医師の定期健診があるくらいでしょうか。だいぶレースを使ってきて いる馬ですから、中にはこうやってのんびりする期間があってもイイのではないでしょ うか」(大滝代表) 【4月4日】 大滝ステーブル在厩、日に30〜60分程度の騎乗運動でリフレッシュを図っています。 「たまに頭を上げたりチャカつくこともありますがパニックになるようなことはないで すし、休んでいる分だけピリピリ感が抜けて、大分のんびりした様子になっていますね。 馬体だけではなく精神的にもいい保養になっていると思います」(大滝代表) 【3月28日】 大滝ステーブル在厩。日に30〜60分程度の騎乗運動を継続しています。 「休ませている分、体はフックラ太めになってきていますが、こればかりは仕方のないこ と。リフレッシュ自体は進んでいますので、休養期間中は目を瞑ってもらうしかありま せん。取り立てて変わった事がないというのが今週のニュースでしょうか。でも、休養 馬にとっては、こうやって変わりがないほうがイイんです」(大滝代表) 【3月21日】 大滝ステーブル在厩。先週同様、日に30〜60分程度の騎乗運動を消化しています。 「状況が状況だけに、これといった具体的な指示が出るわけではありませんが、トレセン からの帰り道に位置していることもあり、調教師がよく立ち寄って馬体確認をしてくれ ますので、いい励みにはなります。その後も体調が安定しているのは何よりです」 (大滝代表) 【3月14日】 大滝ステーブル在厩。日に30〜60分程度の騎乗運動で体調を整えています。 「無理のない流れで調教量に応じて飼葉の量を落としてきましたので精神的に落ち着い た状態で休養に入ることができています、まだハッキリした予定は決まっていませんが 暖かくなってきたところで一旦北海道に移動することになるかもしれません」 (大滝代表) 【3月7日】 大滝ステーブル在厩。今週も日に30〜60分程度の騎乗運動を消化しています。 「中間は天候不順により、騎乗を手控える日もありましたが、基本的には同じメニューで。 ただし、馬を飽きさせないように走路や通路など敷地内の様々な所で歩かせるようには しています。外見上は、特に気になるところもなく、引き続き体調は安定していますよ」 (大滝代表) 【2月29日】 大滝ステーブル在厩。引き続き、日に30〜60分程度の健康運動を消化しています。 「24日に2回目のオゾン療法を実施。これは馬の血液を抜き生成したオゾンを加えて 再び体内に戻すというもので、高齢馬に特に効果的とも言われています。変化はすぐに 目に見えないものかもしれませんが今できることは、しっかりとやってあげたいですね」 (大滝代表) 【2月22日】 大滝ステーブル在厩。先週同様、日に30〜60分程度の騎乗運動を消化しています。 「適度に体を動かす“健康運動”と疲労回復や若返りに効果的な“オゾン療法”を行い 静養中。体温や体調などは安定しており鼻出血をした経緯があるということ以外、特に 気になる点はありません。少し日を置いて、また内視鏡で中身を確認していくことにな ると思います」(大滝代表) 【2月15日】 大滝ステーブル在厩。日に30〜60分程度の騎乗運動を消化しています。 「急に休ませると疝痛などを起こしかねませんので、いわゆる“健康運動”で様子見を。 肺出血の対応としては、とにかく馬体を休ませてあげることが必要になってきますから ね。目下は体調管理に気を配りながら、ゆっくりさせてあげたいと思います。馬自身に は元気があり一見すると何ら問題はない感じです」(大滝代表) 【2月8日】 鼻出血により、しばらくの休養を余儀なくされたため本日トレセン近郊の大滝ステーブ ルへ放牧に出ています。 「レース直後ではなく、厩舎に戻って上がりの運動を済ませ、洗い場につないでいる時に 出血がありました。多量ではないものの検査の結果、肺からの出血であることが分かり ましたので、少なくとも半年ぐらいは休養に充てたほうがよいでしょう。レースでは懸 命に走ることが求められるため、中にはどうしてもこういったアクシデントが生じてし まいます。残念ですが、こればかりは仕方がありません。今後、癖づくことがないよう に、まずはゆっくり体を休めてあげたいと思います」(二ノ宮調教師) 【2月7日】 美浦トレセン在厩。二ノ宮調教師より『レース後、厩舎に戻ってから鼻出血を確認した』 旨の一報が入りましたので、取り急ぎ、お知らせいたします。なお詳細につきましては 明日改めましてお伝えいたしますので、次回更新をお待ち願います。 【2月5日】 好スタートから、逃げるコスモを行かせて2番手の位置。道中は自分のペースでレース を進め、直線でも懸命の粘りを見せましたが、残り100mを切った所で後続に吸収され 結果9着での入線となっています。 「今日は2番手からスムーズな競馬ができました。ただ、直線に入ってからのもうひと 押し、もうひと伸びが足りなかったですよね。+2sが決して太いというわけではない のですが、どうも冬場のこの寒さがあまり良くないみたいで…。少し暖かくなってきた ほうが体も動きやすいでしょうし、調子も上がってくるのではないでしょうか。時季的 なもので、自身なかなか完調とまでいかないみたいです」(柴田善騎手) ◆重賞戦線の層の厚さは承知の上ですが、今日はこの馬向きの展開や流れになったにも かかわらず、最後まで渋太く粘り切れない形。自然と身にまとう冬場ゆえのモコモコ感 や寒い時季特有の全身を存分に動かしきれない走りなど、どこかシャープさに欠ける身 のこなしが“あとひと押し”に影響したようにも感じられました。なお、次は4月1日 のダービー卿CTまでマイル重賞が組まれていないこともあり、このあたりでひと息入 れてあげる予定。適度にリフレッシュ放牧を挟み、春競馬に備えたいと思います。 (HTC) 【2月2日】 2月5日(日)東京11R 東京新聞杯(GV・芝1600m)に柴田善臣騎手にて出走予定。 「まだいくらか重たい感じでしたので今週はしっかり追い切りました。ひと頃の硬さは ないですし、状態は良好。このひと追いで態勢は整ったとみてよいでしょう。週末は良 馬場が見込めそうですし、一発狙っていきたいですね」(柴田善騎手) 「決め手に欠けるところがありますので、前々の競馬になるとは思いますが、もうそのあ たりの乗り方は、ジョッキーが一番よく分かっていますからね。人気はないかもしれま せんが意外と東京コースにも適性があることですし色気をもって臨みたいと思います」 (三浦助手) ++調教時計++ 12.02.01 柴田善 美南W良 5F 66.0 50.9 37.0 13.0 5 叩き一杯 アストレーション(古1600万)馬なりの内1.1秒追走クビ遅れ 【1月26日】 美浦トレセン在厩。来週2月5日(日)東京11R 東京新聞杯(GV・芝1600m)にむけ て無事に一週前追い切りを消化しています。 「昨日は前を行く2頭を追いかけてラストは内にもぐりこむ形。現時点ではやや重めで すが終いまでビッシリ乗ることができましたので、これで息のほう含めてだいぶ出来て くると思いますよ。最近は体に苦しいところがなく、仕上げに専念できる流れもプラス。 このあと週末と来週で2本やれば、問題なく出走態勢を整えることができそうです」 (三浦助手) ++調教時計++ 12.01.25 助手 美南W稍 5F 66.4 51.1 37.6 13.3 5 一杯に追う アストレーション(古1600万)直強めの内0.6秒追走0.2秒遅れ 12.01.22 助手 美南W不 42.5 14.3 4 馬なり余力 【1月19日】 美浦トレセン在厩。2月5日(日)東京11R 東京新聞杯(GV・芝1600m)にむけて ふたたびペースを上げて乗り込まれています。 「目標までまだ日がありますので若干重たい印象ですが乗った感触に硬さはないですし 状態はいい意味で平行線。現時点では、順調にきていること身体面に不安となる材料が ないこと、それだけで十分ですからね。変に仕上がっているよりも今はこれくらいの方 がちょうどイイんです。来週はもう少し時計を出していくことになると思います」 (三浦助手) ++調教時計++ 12.01.18 助手 美南W良 5F 68.0 52.9 38.7 13.1 5 強めに追う スカーレル(三歳未勝利) 馬なりの内1.2秒追走0.2秒遅れ 12.01.17 助手 美南坂良 1本 59.5 43.6 29.0 14.9 馬なり余力 12.01.15 助手 美南W良 41.9 13.8 9 馬なり余力 【1月12日】 美浦トレセン在厩。中間はおもに普通キャンターでの調整です。 「今朝は南のダートコースをサーッと2周。前走後も特に反動はなさそうですよ。次走 については2月5日(日)東京11R 東京新聞杯(GV・芝1600m)を予定していま すので、そこから逆算して、このまま放牧を挟むことなく少しずつペースを上げていき ましょう。今度は柴田善臣騎手に手が戻ることになると思います」(三浦マネージャー) 【1月5日】★出走結果★ スタートを決めて、好位4番手からの競馬。早めに先頭に立つ自分の競馬に徹して粘り 込みを図りましたが、最後はハイペースに泣き、結果9着での入線となっています。 「こちらの思い通りに動いてくれる本当に乗りやすい馬。騎乗していて気持ちが良かっ たですし、ヨシトミさんが大事にしてくれているのがよく分かりました。今日は展開が 向きませんでしたが、この馬のケイバはできましたからね。展開やペースが向けば、ま だまだ重賞戦線でもやれそうな手応えは伝わってきましたよ」(秋山騎手) 「とにかく展開ですね。内容的にはいいレースをしてくれていると思います」 (二ノ宮調教師) ◆シルポートがつくるハイペースの競馬を、好位から追いかける形。さすがに最後は後 続に飲み込まれてしまいましたが前の2頭が大敗している展開の中、時計ひとつ譲らな かったあたりは、本馬の力、重賞馬の意地と言ってもよいのではないでしょうか。なお このあとは『トレセンに戻して、まずはレース後の様子見を。現時点ですぐに牧場に出 すことはせずに』(師)今後のローテーションを検討していく予定となっています。 (HTC) 【1月3日】★出走情報★ 1月5日(木)京都11R 京都金杯(GV・芝1600m)に秋山真一郎騎手にて出走予定。 「乗っていても背中や捌きに気になるところがないですし今朝はアクシオンを追いかけ て、直線で併せる形。ラストは相手のペースに合わせるくらいの勢いと余力があったよ うに、いい状態でレースを迎えることができそうですよ。このあとは明日の朝にトレセ ンを出発し競馬場へ。もう輸送も慣れっこですから、そのあたりの心配はないでしょう。 ハンデ差や展開などはゲートが開いてみないことには分かりませんが、自身のコンディ ションが良いのは間違いないと思います」(佐々木助手) ++調教時計++ 12.01.03 助手 美南W良 5F 66.2 51.2 37.2 12.4 6 一杯に追う アクシオン(古オープン)馬なりの内0.9秒追走同入 ----------------------------2012年--------------------------- 【12月22日】 美浦トレセン在厩。1月5日(木)京都11R 京都金杯(GV・芝1600m)にむけて順調 に乗り込まれています。 「競馬から逆算して少しずつピッチを上げ始めているところ。今週もガニオンとの併せ 馬になりました。以前よりも安定感が出ていますし、この中間もいい意味で変わりはあ りませんので、このまま年末もしっかりと調整を図り一連の良い流れをもってレースに 臨みたいと思っています」(佐々木助手) ++調教時計++ 11.12.21 助手 美南P良 5F 65.8 51.2 38.3 12.9 7 馬なり余力 ガニオン(新馬)馬なりの外先行4F付同入 11.12.18 助手 美南W良 40.0 12.8 7 馬なり余力 【12月15日】 美浦トレセン在厩。今週は2歳馬ガニオンの誘導役。順調に調整を進めています。 「昨日の稽古はデビュー前の2歳馬のペースに合わせてあげる内容。取りあえずは良い 手応えで楽に回ってきましたので何ら問題ないでしょう。目標に変更はなく、1月5日 (木)京都11R 京都金杯(GV・芝1600m)へ。鞍上は秋山騎手にお願いしました」 (佐々木助手) ++調教時計++ 11.12.15 助手 美南P良 6F 83.8 67.6 52.4 38.8 12.5 6 馬なり余力 ガニオン(新馬)一杯の外0.6秒先行同入 11.12.11 助手 美南W良 40.2 13.9 6 馬なり余力 【12月8日】 美浦トレセン在厩。 この中間は適度に時計を出しながら、無理のない調整に終始しています。 「前走の疲れは問題なく取れてきており、体調も安定。特に変わりなく順調にきていま すよ。京都金杯は、例年登録頭数が多い傾向にありますよね。本馬の賞金でも除外の可 能性があるのでしょうか。まずはここを目標に調整を進め登録状況を確認。当日、柴田 善騎手は関東での騎乗を予定しているため鞍上探しも進めていかなければなりません」 (三浦マネージャー) ++調教時計++ 11.12.08 助手 美南W稍 5F 69.8 54.1 40.0 13.5 8 馬なり余力 ガニオン(新馬)馬なりの外0.3秒先行同入 【12月1日】 放牧を挟まず、このまま美浦トレセンにて調整を進めていくことになりました。 「年末年始ともなると入厩検疫の確保が楽ではありませんので、ここは放牧に出すこと なく、トレセンのほうで管理を継続。候補に挙がっていた京都金杯だけではなく、1月 14日(土)中山11R ニューイヤーS(オープン・芝1600m)と両にらみで、まずは 中間の様子を窺っていくことになりました。いずれにせよ、次走まで日程的に余裕があ りますので目下は普通キャンター程度でよいでしょう」(三浦助手) 【11月24日】 美浦トレセン在厩。北馬場にて軽めを乗られており、近々にも一旦ドリームファームへ 放牧に出る予定となっています。 「前走は発表以上に馬場状態が悪く特に外の乾きが悪かったみたい。その上G1のメン バーを相手にあの枠からずっと外々を回らされたこともあり、状態の良さを生かすこと ができませんでしたよね。幸いにもレース後のダメージはありませんので、軽くリフレ ッシュ放牧を挟み続戦の方向で。1月5日(木)京都11R 京都金杯(GV・芝1600m) 目標でいきたいと思います。G1で揉まれた経験を活かして、来年また頑張ってもらい ましょう」(三浦助手) 【11月20日】★出走結果★ 好スタートを切るもテンに行けず道中は中団の外め。終始、馬場を気にしながらの追走 となった上に、勝負所では一番外を回る形にもなり、結果16着での入線となっています。 「ゲートをポンと出てくれたのに、なかなか進んで行ってくれなくて…。少し押しては みたんですけど、荒れた馬場にノメり通しで競馬になりませんでした。せっかくの大舞 台で残念ですが、今日はこの馬のスピードをまったく活かすことができませんでした」 (柴田善騎手) 「やはりこの馬場のせいでしょうね。今日はそれに尽きます。疲れるほど走らせてもら えなかったとは思いますが、この荒れた馬場を回ってきたことですし、ひとまずは美浦 に戻ってからの様子を見て、次を考えていきましょう」(二ノ宮調教師) ◆万全の状態で京都入りし絶好のタイミングでゲートを飛び出して行きましたので、本 来であれば、シルポートの2〜3番手からロスなくレースを進めて行きたいところでし たが、発表こそ稍重だったものの昨日の雨でたっぷりと水を含み今朝の2Rまでは不良 馬場。道中は「ノメッて、ノメッて仕方がなく」(柴田善騎手)、強豪相手に“ブリッツ ェンの競馬”を、ぶつけることができませんでした。楽しみにしていた力試しの一戦が まさに、水を差される形で終わってしまったのは残念。また一つ二つと重賞のタイトル を獲得しながら来春のビックレースこそはエンジン全開といきたいところです。(HTC) 【11月17日】★出走情報★ 11月20日(日)京都11R マイルチャンピオンシップ(GT・芝1600m)に柴田 善臣騎手にて出走予定。 「前走も納得いく状態でレースを迎えられましたが、富士Sを使ってさらに良くなって きた感じ。追い切りの反応も良く動きもスムーズですから、きっと馬も楽なんだと思い ます。今朝は自分でも跨って、感触を確認。大一番にむけて調整はうまくいきました」 (二ノ宮調教師) 「先週ビシッとやったので、馬も分かってくれたのでしょう。昨日の追い切りでは楽に 最後まで走ってくれましたね。動き自体も良かったですし、硬さのない捌き。いい状態 でレースに使えるのは間違いありません」(柴田善騎手) 「稽古で抜け出してからフワッとするところがありますので、先週同様、今週も気を抜か せないようにラストまで追っていました。いい調教ができましたし、好仕上がりですよ。 あとはGTのメンバーに入ってどうかですが、ここに出られるだけでも凄いこと。前々 に行ってどこまで粘れますか。得意のマイルで持ち味を生かしたいですね」(三浦助手) ++調教時計++ 11.11.16 柴田善 美南W良 5F 65.0 50.2 37.3 12.9 7 直一杯追う エルヘイロー(古1000万)強めの内0.9秒追走0.6秒先着 11.11.15 助手 美南坂良 1本 58.3 42.9 28.2 14.5 馬なり余力 11.11.13 助手 美南W良 40.3 13.7 7 馬なり余力 【11月10日】 美浦トレセン在厩。正式に11月20日(日)京都11R マイルチャンピオンシップ (GT・芝1600m)への出走が可能となったため柴田善騎手を背に精力的な稽古を消化 しています。 「変に賢いところがあって、最近は稽古でもレースでもゴール付近になると耳を絞って 走るのをやめようとするんです。相手に併せに行くまではイイのですが、追いつくとそ こでやめてしまう感じ。ですので昨日はその辺を考慮して、あえて終いだけビシビシと 追って、『最後も止まらずに頑張るんだよ』ということをよく伝えておきました。身の こなしなどは北海道の時よりも上ですね」(柴田善騎手) ++調教時計++ 11.11.09 柴田善 美南W良 5F 67.4 52.6 38.2 12.7 7 強めに追う エイブルサクセス(古500万)馬なりの内0.8秒追走同入 11.11.08 助手 美南坂良 1本 60.3 44.3 29.3 14.8 馬なり余力 11.11.06 助手 美南W稍 41.3 13.4 5 馬なり余力 【11月3日】 美浦トレセン在厩。今週は坂路を中心に調整されています。 「昨日は南馬場で体をほぐしダートコースを軽く一周してから単走で坂路を1本。前走 を使った後の回復も早いですし、中間も順調にきていますよ。まずは11月20日(日) 京都11R マイルチャンピオンシップ(GT・芝1600m)への登録を行い出走状況や メンバーなどを確認。柴田善騎手も『また乗りたい』と言ってくれていましたので、お そらく同じコンビでの出走になると思います」(三浦助手) ++調教時計++ 11.11.02 助手 美南坂良 1本 56.8 41.4 27.0 13.4 馬なり余力 11.11.01 助手 美南坂良 1本 58.6 43.3 29.1 14.7 馬なり余力 【10月27日】 栗東トレセン在厩。 レース後も反動はなく、まずは北馬場にて疲労取りの調整が行われています。 「競馬の後も問題はなさそうですので、今度は11月20日(日)京都11R マイルチ ャンピオンシップ(GT・芝1600m)を目標に。昔よりも馬が良くなっていること、そ して今は硬さが取れて、体をうまく使える状態にもなっていますので雨馬場で最後のも うひと伸びを削がれるよりは良馬場でたとえ時計勝負になったとしても、その方が走り やすく力を発揮できるのかもしれません。前走、数字(馬体重)はマイナスでも、いく らか休み明けの感はありました。そういった意味では、一度使っての上積みにも期待し たいですね」(三浦助手) 【10月22日】★出走結果★ 好スタートから前半は無理なく2番手につけ直線に向いて先頭に躍り出る形。残り300 mで一旦は交わされ始めましたが、そこからもうひと辛抱。結果6着での入線となって います。 「スタートは出ましたが特にハナにはこだわっていませんでした。むしろ内を少し開け て、行きたい馬を行かせるぐらいの気持ち。ただ、周りもあまり行きたがらなくて…。 近くに馬がいると引っ掛かるところをみせるので欲を言えば、もっとすんなり2番手か ら行きたかったかな。でも、そんな中でも折り合いはついていましたし、手応えも上々。 本当はもっとやれてもイイぐらいだったんです。もう少し馬場が良ければ、また粘りも 違ったのかもしれません。今日は、返し馬の一歩目からして柔らかい動きができていた ことですし、ここを使ってさらに良くなってくるはず。次も期待できそうですよ」 (柴田善騎手) 「敗因を挙げていけば、それは色々あるでしょう。ただ、この悪い馬場の中で、よく頑張 って走ってくれていると思いますよ。体に柔らかみがあって、とても良い状態でレース を迎えることができただけに、悔しいですね」(二ノ宮調教師) 「鞍上も『やっぱりマイルの馬だね』と。着順ほど前とは差がなかったですし、ラスト だってもうひと伸び。57sを背負い、この不良馬場の中で、よく走ってくれています。 この内容であればマイルCSに駒を進めても良いのではないでしょうか」(島田厩務員) ◆初めての不良馬場ということもあり、惜しくも勝ち馬からコンマ5秒離されはしまし たがデキの良さを活かし、直線でも見せ場たっぷりのレース。ひとあし早くGT戦線を 歩む人気馬たちを相手に回し、差のない競馬ができたことは今後の自信にもなりました。 なお次走については、ひとまずレース後の様子を確認しながら。11月20日(日)京都 11R マイルチャンピオンシップ(GT・芝1600m)における除外の可能性などについ ても状況を窺っていきます。(HTC) 【10月20日】★出走情報★ 10月22日(土)東京11R 富士ステークス(GV・芝1600m)に柴田善臣騎手にて 出走予定。 「明後日がレースですから、今朝の追い切りは無理のない内容に終始しました。休養を 挟んで身のこなしに柔軟性が出てきたようですし、精神的にもリラックスしている状態。 以前と比べて、ずいぶんと状態が安定してきましたよね。目方は少し増えているかもし れませんが太め感はなく動ける態勢になっています」(二ノ宮調教師) 「元々そんなにうるさい馬ではありませんが今日も落ち着いて走れていましたし手応え や感触もOK。休み明けでも緩さは感じられず、硬さもありませんので、いい状態でレ ースを迎えられるのではないでしょうか」(柴田善騎手) 「今朝のウッドチップコースは所々が重たくなっており、そこでズボズボと脚を取られ る格好に。そんなわけで時計面での心配はありませんよ。マイル戦に戻るのは、歓迎材 料ですよね」(三浦助手) ++調教時計++ 11.10.20 柴田善 美南W良 5F 68.5 53.0 39.0 12.8 7 馬なり余力 ドリームハッチ(古1000万)馬なりの内0.8秒追走同入 11.10.19 助手 美南坂良 1本 58.5 43.8 29.2 14.7 馬なり余力 【10月13日】 美浦トレセン在厩。今朝はアストレーションとの併せ馬、精力的に乗り込まれています。 「前半から飛ばして行ったため、さすがにラストはお釣りがなくなってしまいましたが ゴール板までの脚色は大丈夫。これがいい調教になると思いますし、あと2本やれば仕 上がってくると思いますよ。特に痛いところなどはありませんので、あとは10月22 日(土)東京11R 富士ステークス(GV・芝1600m)にむけて、しっかり態勢を整 えて行くだけです。鞍上は柴田善騎手を予定しています」(佐々木助手) 「今日は一杯追い。さすがに最後は止まりましたが古馬になって手を抜くところが分か ってくる頃ですし特に心配はないでしょう。今で490kg位、そんなに重い感じはな いですよ」(島田厩務員) ++調教時計++ 11.10.13 助手 美南W良 5F 66.0 50.7 37.5 12.9 7 一杯に追う アストレーション(古1600万)強めの内2.1秒追走同入 11.10.12 助手 美南坂良 1本 58.3 43.4 29.3 14.9 馬なり余力 11.10.09 助手 美南W良 39.8 12.3 8 G前仕掛け 【10月6日】 美浦トレセン在厩。10月22日(土)東京11R 富士ステークス(GV・芝1600m) での復帰にむけて、順調に追い切りを重ねています。 「昨日の追い切りは、出走週のアクシオンに合わせる形でしたので、遅れの心配はナシ。 現時点ではまだ中身も体も仕上がり途上といった感じですが、レースまであと2週ある ことですし、すでに仕上がりすぎているよりは数段やりやすいですよね。今は背腰やト モなどに気になるところがありませんので、引き続きしっかりと乗り込みを重ね出走態 勢を整えていきたいと思います」(三浦助手) ++調教時計++ 11.10.05 助手 美南芝良 5F 66.2 50.2 36.3 11.6 3 馬なり余力 アクシオン(古オープン)一杯の外0.8秒先行0.2秒遅れ 11.10.04 助手 美南坂良 1本 58.9 43.4 29.1 14.9 馬なり余力 11.10.02 助手 美南W良 55.4 40.2 14.3 8 馬なり余力 ドリームハッチ(古1000万)強めの内1.6秒追走1秒遅れ 【9月28日】 24日(土)に美浦トレセンへ帰厩。昨日は坂路で15−15程度、今朝はウッドにて 普通キャンターを消化しています。馬体重492kg(9/27測定) 「日々過ごしやすくなり、いい時季にトレセンに戻ってきましたよね。まだ太くお腹も ポッテリですが、精神状態はOKですし体に苦しいところもなさそう。まずは普通のと ころをじっくり乗ってムダ肉を取り、来週から追い切りを開始していくことになると思 います。復帰戦は、10月22日(土)東京11R 富士ステークス(GV・芝1600m) を予定。年内の最大目標であるマイルチャンピオンシップ出走にむけて、いい形でつな げていきたいところです」(島田厩務員) ++調教時計++ 11.09.28 助手 美南W良 5F 69.3 55.0 40.9 13.1 8 馬なり余力 11.09.27 助手 美南坂良 1本 58.8 44.2 29.9 15.5 馬なり余力 【9月21日】 ドリームファーム在厩。現在は、おもにウォーキングマシン60分、周回コースにてダ ク700m、ハッキング1400m、普通キャンター1400mの後、坂路にて普通キャンター2本 を乗り込まれています。 「到着直後は暑い日が続いてかわいそうでしたが跨っての背中の感じなどはとてもフレ ッシュな状態。精神的にも適度にリラックスできていることですし、どうやらいい夏休 みを過ごせたようですね。現在の調教メニューをステップとして、少しずつピッチを上 げていきましょう」(国分担当) 【9月14日】 昨日、木村牧場を出発。本日午後、ドリームファームに到着しています。 「熱発もなく無事にこちらへ。まずはひと安心ですよね。明日から騎乗を開始する予定 ですが、北海道との気温差を考え滑り出しは慌てずゆっくり進めていきたいと思ってい ます」(鳴島担当) 【9月7日】 木村牧場在厩。 おもに坂路にてハロン16〜18秒ペースのキャンター1本を消化。3日(土)より、週 1回の2F15−15を開始しています。 「9月に入りペースアップを開始しました。豪雨の影響で坂路が閉鎖になりましたので きのう今日は周回コースでの調整になりましたが、週末には再び15−15を乗る予定。 その後は15秒ラップを1ハロンずつ延ばしながら、週2回ペースで乗り進めていく予 定になっています。おそらく、今月下旬頃には美浦近郊へ移動することになるのではな いでしょうか」(川島担当) 【8月31日】 木村牧場在厩。引き続き、屋内角馬場での準備運動後、3600m前後のハッキングを消化。 週2回、坂路にてハロン16秒前後のキャンター1本を乗り込まれています。 「今週末からは坂路入りを週4回に増やしハロン15秒を織り交ぜるなどして少しずつ 負荷を高めていく予定。9月中旬頃には、美浦に移動することになると思います。馬に 元気はあっても、変にテンションを上げるようなことはないですし体つきも適度に丸み を帯びて状態は良好ですよ」(川島担当) 【8月24日】 木村牧場在厩。 屋内角馬場での準備運動後、3600m前後のハッキングを消化。週2回 坂路にてハロン16秒前後のキャンター1本を乗り込まれています。 「週2回の登坂だけでも馬体に緩みが生じないのはトレーニングの絶対量が足りている から。普段はハッキング馬場や屋内坂路などに入り、長めの距離をじっくりとこなして いますので、立派になりかけるギリギリのところで体つきをキープできていますよ。来 月からは、少しずつピッチを上げていく予定です」(川島担当) 【8月17日】 木村牧場在厩。屋内角馬場での準備運動後、3000m前後のハッキングを主体として週2 回(火・土曜)、坂路にてハロン16秒前後のキャンター1本を乗り込まれています。 「北海道は比較的気温が落ち着いているため、今のコンディションは良好ですが、この 暑さの中で美浦に輸送して競馬を走らせるのは、この馬にとって厳しい条件。重賞とも なると中途半端な状態では競馬をさせてもらえませんし、ましてや秋につなげていく必 要もありますからね。10月22日(土)東京11R 富士ステークス(GV・芝1600m) から始動したいと考えます」(二ノ宮調教師) 「9月に入ってからこちらで本格的にペースを上げていき、涼しくなってきたところで トレセンへ、暑さに弱い点を考慮してのことでしょう。スケジュール的にも余裕が出ま したので、じっくり進めていけそうです」(川島担当) 【8月10日】 木村牧場在厩。屋内角馬場での準備運動後、3000m前後のハッキングを主体として週2 回、坂路にてハロン17秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。 「京成杯AHだとそう休む間もなく動かしていくことになりますよね。現時点で富士S と両にらみになっているのは、おそらくその辺りも心配してのことなのではないでしょ うか。目下は“緩めず、無理をさせず”の調整によりリフレッシュを図り、始動レース の正式決定と次なる指示を待ちたいと思います」(川島担当) 【8月3日】 木村牧場在厩。屋内角馬場での準備運動後、3000m前後のハッキング調整がメイン。週 2回、坂路にて普通キャンター1本を消化しています。 「調教メニューを緩めすぎて馬を太らせないように、まずは長めをじっくりと。今週か らは坂路に入れるなどして体調を整えています。調教師曰く、『9月11日(日)中山 11R 京成杯オータムH(GV・芝1600m)を目標に進めていき時間を要する場合は 10月22日(土)東京11R 富士ステークス(GV・芝1600m)へ』とのこと。今月 中旬ぐらいからペースアップの指示が出るものと思われます」(川島担当) 【7月27日】 ファンタストクラブ内木村牧場在厩。おもに屋内角馬場での運動後、ハッキング馬場に て3000〜3500mのハッキングを消化しています。 「調教師からは、『緩ませることなく、疲れを取っておくように』との指示。まだ軽めで すが、今はあえて楽をさせているだけですし前2走のダメージはなく馬は元気にしてく れていますよ。治療目的などではないことから、文字通りの夏休み。秋に向けて充電を 図りましょう」(川島担当) 【7月20日】 ファンタストクラブ内木村牧場在厩。現在は、屋内角馬場での騎乗運動や屋外ダートコ ースでのダク・ハッキングを中心に体調を整えています。 「到着直後はさすがに疲れがきて身のこなしも硬く映りましたが今ではずいぶんと快方 にむかい昨日来場した調教師も『だいぶ良くなってきた』と、その回復傾向に安堵の表 情でした。秋の目標レースが決まってくるまでは坂路に入れず、まずは体調管理に専念 しばし休んで英気を養うことになります」(川島担当) 【7月13日】 昨日、ファンタストクラブ内木村牧場へ放牧に出ています。 「2戦とも同じような負け方に。滞在でプラス体重でしたが太目には見えず、むしろ必 要なところに肉がついて良く映ったほど。これが敗因とは考えづらいものですから、や はり距離適性と決め手不足が、微妙に影響しているのでしょう。オープンに入っても大 崩れしないはすごく偉いでも、もうワンパンチ足りないのが少しツラいといったところ。 マイルに戻れば違うかもしれませんし、1800mでもパタッと止まらないのは助かってい ます。レース後も反動はありませんが、もう北海道シリーズにはいい番組がありません ので、このタイミングで夏休みへ。しばらく充電して秋に備えましょう」(鈴木助手) 【7月10日】 互角のスタートから、道中は手応えよく2番手。4角より逃げ馬に並びかけ直線早め先 頭を窺いましたが直後から脚を伸ばしてきたMスターリーの末脚に屈し、またも2着で の入線となっています。 「道中の息遣いや雰囲気も良く完全に勝ちパターンの競馬。あれで勝てないですかねぇ。 二度1800mに乗ったわけですが、耳を絞って威嚇するような感じの走りをしますので仮 に敗因が距離ではないとしたら、その辺りが手応えの割りにビュンとこない理由なのか もしれません。チークピーシズなどをつけて、競馬をしてみるのもアリかもしれません よ」(柴田善騎手) 「前走と同じく、良い形には持ち込んでいるのですが、またもラストで少しだけ先着を 許す恰好に、何かひとつに敗因を求めることは難しいですよね。それでもオープンに上 がって1、2、2着。強行軍の中、よく走ってくれていると思いますよ」(鈴木助手) ◆鞍上から新たな指摘がありましたが、1600m出走時は馬具を必要としていなかったわ けですし、これも含めて広く捉えれば、やはり大なり小なり距離が影響を及ぼしている のは間違いのないところでしょう。なお、このあとは「春から競馬が続いていることで すし、暑さに弱いタイプでもありますので一旦ファンタストクラブ内木村牧場でリフレ ッシュ」(厩舎陣営)。秋のマイル戦線に備える予定となっています。(HTC) 【7月7日】 7月10日(日)函館11R 巴賞(オープン・芝1800m)に柴田善臣騎手にて出走予定。 「格下とはいえパートナーは稽古駆けする馬。これに楽に追いついて抜き去る内容です から、変わりなく順調ですよ。過ごしやすい北海道にきていることが、良いコンディシ ョンを維持できている要因。今回は別定戦に変わりますけど、他勢の(斤量の)増減も 似たり寄ったりですから条件は同じでしょう。距離もギリギリ守備範囲ですし、ここは 何とかしたい一戦です。中身を含めて多少は引き締まってくるはずですが滞在の分、目 方が大幅に減る形にはならないと思います」(鈴木助手) ++調教時計++ 11.07.06 三浦 函館W稍 5F 64.0 49.4 36.5 12.4 6 直一杯追う ルロワ(古500万)直強めの内1.2秒追走0.2秒先着 11.07.03 助手 函館W良 55.4 40.7 13.6 8 馬なり余力 【6月30日】 函館競馬場在厩。前走後も順調にきており、現地での追い切りを再開しています。 「競馬の後もテンションが上がりすぎるようなことはないですし、背腰への反動もなさ そう。今の感じであれば、一度使って締まりが出て上積みが期待できるかもしれません。 次走は7月10日(日)函館11R 巴賞(オープン・芝1800m)に正式決定。前回と 同じ条件ですから変に小細工することなく、ふたたび自分の競馬に徹するだけですよね」 (鈴木助手) ++調教時計++ 11.06.29 助手 函館W良 5F 67.1 52.3 39.3 13.8 8 馬なり余力 レインボーダリア(古1000万)馬なりの外1.2秒先行0.4秒遅れ 【6月23日】 レース後は放牧を挟まず、このまま函館競馬場に滞在し、調整を続けていくことになり ました。 「特に大きな反動はなくレース後も大丈夫そう。前走のプラス体重が滞在の分だとした ら、次に上積みがあるとも考えられますよね。決め手の差や体重増など、他にも負けた 原因があるかもしれませんので、距離に関しては、まだ何とも言えないところでしょう。 仮に前走でギリギリ残して勝っていれば、距離云々の話は出なかったかもしれませんし」 (鈴木助手) 「引っ掛かっていたわけではないですし、あのレースぶりであれば、2000m位までなら 我慢が利いてもおかしくはないですよね。前走だけで決めてかかるのは、ちょっと早い ような気もします」(佐々木助手) 「まずはレース後の様子を確認しながら。中間の感触を確かめた上で、7月10日(日) 函館11R 巴賞(オープン・芝1800m)または、7月24日(日)函館11R 函館記念 (GV・芝2000m)への出走を考えます」(二ノ宮調教師) 【6月19日】 ポンとゲートを出て、道中は好位3番手の内。4角より先頭に並びかけ直線押し切るか に見えましたが、ゴール前でクビ差先着を許し、惜しくも2着での入線となっています。 「馬の雰囲気は良く前走と同様に勝ちパターンで運ぶことはできました。それでも最後 に差されたということは、この距離が長いか、+8sが影響したかのどちらかでしょう。 1800mでもやれるのであれば、前走のマイルであそこまで最後に詰め寄られていないと 思うんです。そう考えると、やっぱり距離かもしれませんね。昨日(のスプラッシュエ ンド)からの連勝を狙っていただけに残念です」(柴田善騎手) 「状態が良かったので楽しみにしていましたが、それでもラストでやられてしまうので すから、距離なのでしょうか。ハンデ戦とはいえ勝った馬とは同斤ですしね。鞍上の口 ぶりでは、もう少し後続とのリードを広げて直線に向く形を取りたかったみたいです」 (鈴木助手) ◆ここは連勝を延ばし、賞金を加算しておきたい一戦でしたが1ハロン延長が微妙に影 響したのか、もうひと辛抱が利きませんでした。なお、このあとは「ファンタストクラ ブ内木村牧場へ一旦放牧」(鈴木助手)に出る予定。夏場が苦手なタイプでもあります ので、まずはレース後の回復状況を確認しながら今後の歩むべき路線について調教師と 慎重に検討を重ねていきたいと思います。(HTC) 【6月16日】 6月19日(日)函館11R 五稜郭S(オープン・芝1800m)柴田善臣騎手にて出走予定。 「追い切りは併せ馬の予定でしたが、先を行くパートナーの馬と離れすぎて実質単走に。 それでも時計自体は十分すぎるほどでしたし、しっかりとしたボリュームを乗ることが できましたよ。太め感はなく、涼しい環境で体調もキープ。ハンデも想定内でしたから あとは展開だけですね。変に控えることはせず、前々で自分の競馬に徹することになる と思います」(鈴木助手) 「(追い切りの)動き息の入りともに良かったですし終わった後もケロッとしていました。 さすがはオープン馬だなと感じました」(西村騎手) ++調教時計++ 11.06.15 西村太 函館W良 5F 62.8 48.5 36.3 12.7 5 G前仕掛け 11.06.12 助手 函館W良 5F 69.7 52.5 38.3 12.1 7 馬なり余力 【6月9日】 先週末に無事、函館競馬場に到着。昨日は、ウッドにて軽く追い切られました。 「きのうは前の馬を追いかける形で最後まで余裕をもっての併入。来週6月19日(日) 函館11R 五稜郭S(オープン・芝1800m)まであと2本できますので今週はこれぐら いの時計で十分でしょう。美浦で言われていたほどの太め感はないですし、こちらは肌 寒いくらいですから体調管理も楽。これなら、良い状態でレースを迎えることができそ うです」(鈴木助手) ++調教時計++ 11.06.08 助手 函館W良 5F 69.5 53.9 38.6 12.8 7 馬なり余力 キャプテンダリア(三歳未勝利)馬なりの内追走同入 【6月2日】 美浦トレセン在厩。 昨日、ウッドにて計時。本日、函館競馬場にむけて出発する予定となっています。 「ここ数日は涼しいので、息遣いや体調もOK。昨日は輸送前ということもあり、それほ どやりませんでしたが、見た目の体つきほど、乗って重たい印象はありませんでしたよ。 感触からもだいぶオープン馬の貫禄が出てきた感じ。あとは、さらに強いメンバーと戦 うことになった時に、どう対処するかでしょう。いずれは番手からの競馬を覚えること も必要になってくるのでしょうか。ひとまず次走は6月19日(日)函館11R 五稜郭 S(オープン・芝1800m)。1F延長については、こなせないことはないと思っています」 (佐々木助手) 「今週に入って涼しいため、フーフー言ってないですし、必要以上に汗をかくこともあり ません。今はまだ体つきに余裕がありますが、函館移動後にうまく調整していけば大丈 夫でしょう。当週は柴田善臣騎手が、わざわざスポット参戦してくれるみたいですよ」 (島田厩務員) ++調教時計++ 11.06.01 助手 美南W良 5F 68.0 52.3 38.6 13.4 6 馬なり余力 11.05.29 助手 美南W不 41.4 13.2 8 馬なり余力 【5月26日】 美浦トレセン在厩。 今週より、少しずつピッチを上げて乗り込まれています。馬体重488kg(5/24測定) 「次走は6月19日(日)函館11R五稜郭S(オープン・芝1800m)に正式決定。帰厩 して間もないこともあり、まだ立派すぎる体つきですが体調そのものは良さそうですね。 元々夏場はあまり得意ではないようで、気温の高い日などは、息がフーフー言っている 感じ。そういった意味でも、北海道入りはアリだと思います」(三浦助手) 「リフレッシュできており状態も良好。放牧を挟んで正解でしたね。馬場やコース気候 などを考えると、函館参戦は大賛成です。今度は受けて立つ立場。みんなの目標になる こと、またハンデがどれぐらいになるのか。そのあたりがカギとなってくるのではない でしょうか」(島田厩務員) ++調教時計++ 11.05.25 助手 美南W稍 5F 68.4 52.5 39.1 13.7 8 馬なり余力 【5月18日】 本日、美浦トレセンに帰厩しています。 「牧場での速めは14日に出した2F28秒程度が最後。疲れのないフレッシュな状態 で送り出すことができました」(国分担当) 「レースは6月12日(日)東京11R エプソムC(GV・芝1800m)と、19日(日) 函館11R 五稜郭S(オープン・芝1800m)の両睨み。今後の東京の馬場状態やこれか ら進めて行っての感触に応じて、正式に決めて行くことになると思います」(三浦助手) 【5月11日】 ドリームファーム在厩。ウォーキングマシン60分、周回コースにてダク700m、ハッキ ング1400m、坂路にて普通キャンター2本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。 「7日に2F28.8−13.7、今朝は1本目に30.1−14.4、2本目に27.4−13.2をマーク。前 走の疲れが後を引かなくなったこと、『実際の時計よりも乗っている時の感覚のほうが 速く感じる』(騎乗担当者)ようになっていることなど、以前よりも順調に調整できる のは、このあたりの変化でしょうね」(国分担当) 「安田記念はさすがに荷が重いため正式に回避。現時点では無理をさせず今はまだ自身 の階段を、ひとつひとつ昇っていくやり方で進めていきたいと思います。よって次走の 目標は6月12日(日)東京11R エプソムC(GV・芝1800m)を中心視。今月下旬の 帰厩にむけて、しっかり体調を整えていきましょう」(二ノ宮調教師) 【5月4日】 ドリームファーム在厩。おもにウォーキングマシン60分、周回コースにてダク700m ハッキング1400m、普通キャンター1400mの後、坂路にて普通キャンター1本を消化。 週2回の速めを乗り込まれています。 「30日に2F28.4−13.3、今朝は29.0−14.1を計時。すでにレースを使ってきている 馬ですので、前走の状態をしっかりとキープしていくことに注力していく流れになりま すよね。来週からは、坂路を2本乗りにする予定です」(国分担当) 「安田記念での急なレベルアップと斤量に対応できるかどうか、まだ不安な面もありま すので、次走の予定は、6月12日(日)東京11R エプソムC(GV・芝1800m)や 6月19日(日)函館11R 五稜郭S(オープン・芝1800m)など、いつもよりも候補を 大きめに取り今後の様子なども含めて慎重に考えていきたいと思っています」 (二ノ宮調教師) 【4月27日】 ドリームファーム在厩。おもにウォーキングマシン60分、周回コースにてダク700m ハッキング1400m、普通キャンター1400mの後、坂路にて普通キャンター1本を消化。 週2回、終いのピッチを上げて乗り込まれています。 「23日に2F29.7−13.7今朝は27.0−12.8を計時。前走から大きく緩めることはして いませんし、まだレースまで日がありますので、目下は終い重点の調整で十分でしょう。 レース後は元気にしており、背腰にガタがこなくなったのも成長の証し。普段も稽古の 時も、思いのほか落ち着いてくれています」(国分担当) 【4月20日】 ドリームファーム在厩。ウォーキングマシン60分、周回コースにてダク700m、ハッ キング1400m、普通キャンター1400mの後、坂路でも普通キャンター1本を消化してい ます。 「疲れもなく順調にきており今日から少しピッチを上げ、坂路で2F30.0−14.2。この あとは週2回の速めを乗りながら、次への態勢を整えていく予定になっています。調教 師によれば『今のところ本線は、6月5日(日)東京11R 安田記念(GT・芝1600m)。 少なくともこのレースより前に使うことは考えていませんので、それを前提に進めてお くように』とのことでした」(国分担当) 【4月13日】 ドリームファーム在厩。坂路と周回コースを併用し、普通キャンターによる調整を消化 しています。 「次走は『まだハッキリ決まったワケではない』(調教師)ようですがマイルできている 以上は安田記念でしょうかね。斤量レベルが格段に上がるとは言え、手堅く行くような 番組がないのも事実。1400mというタイプでもなさそうですから…」(島田厩務員) 「マイルがベストであるのは戦績が示す通り。先頭に立ちさえすれば折り合う馬ですか ら、その前後であれば、1400mより1800mで我慢させるほうがイイのかもしれませんね」 (国分担当) 【4月6日】 レース後も反動はなく、きのう今日は厩舎周りでの運動に終始。本日ドリームファーム へ調整放牧に出ています。 「体つきや振る舞いが、だいぶオープン馬らしくなってきましたね。レース後はちょっ とテンションが高めのため、まずは牧場でリフレッシュ。次走については、これから慎 重に考えていきましょう」(二ノ宮調教師) 「直前の追い切りで跨った時の動きが良かったとは言え一気に重賞制覇ですか。展開の 助けもありましたが下から連勝での重賞勝ちは、なかなかできない芸当ですからね。本 当によく頑張って走ってくれたと思います」(佐々木助手) 「逍遥馬道に入れ始めている効果もあったのでしょう。見事に決まりましたね」 (三浦助手) 「武庫川Sの時は自信がありましたが、さすがに今回はビックリですね。乗り味が良く 以前とは打って変わって扱いやすくなり、速いところをやれば動きますし、オートマチ ックで引っ掛かることもない、見違えるように良い馬になってきました。これからが大 変ですが何とかもう一段上を狙えるよう頑張ってみます」(島田厩務員) 「重賞を勝ったからでしょう、ちょっとエラそうにしていますよ。レース後も以前ほど はガタッと疲れが出ていないですし、まだ伸びしろがあるのかもしれません。取りあえ ず中1週(マイラーズC)で使って行くようなタイプではないということで、レース後は こちらでリフレッシュを図ることになりました」(国分担当) 【4月3日】★出走結果★ 好スタートからハナに立った後は、マイペースでの逃げ。今回も自分の競馬に持ち込ん で手応えよく直線に向くと、後続の追い上げを一杯に凌ぎ切り見事に重賞制覇を飾りま した。 「ゲートをポンと出てくれて、自分の競馬ができたのは大きかったですね。道中は息を 入れる余裕があり直線に入っても手応えが残っていましたから、ギリギリまで追い出し を我慢して粘り込むことができました。いい馬ですよ」(柴田善騎手) 「やはり年齢を重ねるごとに馬が良くなっているのは間違いなく今日の粘りなどは馬が 成長をしている証拠でしょう。鞍上もこの馬の力を存分に発揮するべく、うまく乗って くれました」(二ノ宮調教師) ◆オープン入り初戦にして、嬉しい重賞のタイトル奪取。ここまで本馬の能力を信じて 大事に育ててくれた、二ノ宮厩舎と育成チームの執念が実った瞬間でもありました。そ して、このレースが中止にならなかったこと除外にならずに出走が叶ったこと絶好枠を 引き当てたこと、自分の競馬に持ち込めたこと…。倶楽部と会員の皆様方の熱い思いも ひとつになって運気を引き寄せることができたように、この価値ある1勝は、まさにみ んなで、掴み取ったタイトルといっても過言ではないでしょう。ご支援をいただいてい る多くの皆さまに感謝を申し上げますとともに、この勝利が一人でも多くの元気と勇気 を与えるものになってくれることを願ってやみません。(HTC) 【3月31日】★出走情報★ 4月3日(日)阪神12R ダービー卿チャレンジトロフィー(GV・芝1600m)に柴田 善臣騎手にて出走予定。 「ここにきて充実してきたのか飼葉喰いが良く中間はつねに少し太めに映る感じ。ただ 前走時も同じような状況で結果が出ていることですし、きのう終いまでビッシリやって 動きも良かったですから、出走態勢に影響はないと思いますよ。オープン入り初戦が重 賞と決して楽な条件ではありませんが、今後は強いメンバーに揉まれながら慣れていか なければなりませんからね。まず54kgのハンデでどこまでやれるかでしょう」 (三浦助手) ++調教時計++ 11.03.30 助手 美南W良 6F 83.5 67.0 51.7 37.6 13.2 6 直一杯追う ドリームハッチ(古1000万)一杯の内0.5秒追走0.4秒先着 11.03.27 助手 美南W良 41.0 14.3 6 馬なり余力 【3月24日】 美浦トレセン在厩。来週4月3日(日)阪神12R ダービー卿チャレンジトロフィー (GV・芝1600m)にむけてペースアップ。順調に乗り込まれています。 「除外取りの絡みなどでリズムを崩しても仕方がないですから元々の予定通りダービー 卿CTへ。柴田善騎手に声をかけてあります」(二ノ宮調教師) 「今週は特別登録までに留め出馬投票は見送りへ。事前の調べでは(ダービー卿CTへ の)出走の余地がありそうですので、直接来週の重賞へ向かうことになりました。状態 は変わりなくキープできていますし、阪神替わりが大きく影響するような馬でもありま せんからね。あとはハンデと力関係でしょう」(三浦助手) ++調教時計++ 11.03.23 助手 美南W重 5F 70.7 54.6 40.5 14.2 7 馬なり余力 11.03.20 助手 美南W良 55.5 40.6 13.2 6 馬なり余力 【3月17日】 美浦トレセン在厩。 今週は北馬場のダートコースにて普通キャンター調整となっています。 「担当の厩務員がつきっきりで管理しており馬自身はいつものように元気にやっていま すよ。目標としている4月3日(日)中山11R ダービー卿チャレンジトロフィー(G V・芝1600m)まで、もう少し日があることですし現時点で4月の中山開催が保証され ているわけでもありませんからね。今週は攻め込まずに、JRAの発表と相談をしなが ら対応していきたいと考えます」(三浦助手) 【3月10日】 美浦トレセン在厩。レースの反動もなく、順調な回復をみせています。 「馬は元気にしており、特に反動もなさそう。次走は様子を見ながらですが日程や条件 などから4月3日(日)中山11R ダービー卿チャレンジトロフィー(GV・芝1600m) になりますでしょうか」(二ノ宮調教師) 「体が絞れ良い状態で臨めたのが最たる勝因。いよいよオープン馬ですね。これからは そう簡単には競馬をさせてもらえない面々が相手になってくるわけですが、まだ馬が若 い分、変わっていける可能性はあるはず。オープン対応の稽古はさらに厳しさを増すも のになってきますが、そこは頑張り抜いてもらいましょう」(島田厩務員) 【3月5日】★出走結果★ 互角のスタートからスッと先手を奪い、道中はマイペースの逃げ。そのまま得意のパタ ーンに持ち込むと、上がり3Fを33秒台にまとめて後続を完封。待望の5勝目を挙げ ています。 「隣のカミダノミが先手を主張すると予想していたんですがゲート内でガタガタしてい ましたので、こりゃあ出遅れるかもと思ってハナを切って行こうと決めました。こっち はスタートをきっちり決めて、うまく進めることができましたからね。そのあとは見て の通り。うまくスローに落とせましたし、この馬の形にバッチリ嵌まりました」 (藤田騎手) ◆これぞブリッツェン、これぞ藤田ジョッキーとも言うべき理想どおりの展開。自らペ ースを握り終いを33秒台でまとめ上げれば、もう後続は為す術もありません。この勝 利をもって堂々オープン入りを果たしたわけですが、掲げる目標はまだまだ先。強いメ ンバーに揉まれながら更に力をつけ、ゆくゆくは重賞挑戦そして重賞ウイナーの仲間入 りといきたいところです。なお、次走については週明けの様子を確認した上で調教師と 共に検討していく予定となっています。(HTC) 【3月3日】★出走情報★ 3月5日(土)阪神10R 武庫川S(1600万下・芝1600m)に藤田伸二騎手にて出走予定。 「ウッドの真ん中ちょうど走りやすいコンディションだったこともありますが体つきが しっかりとして、いい格好になってきた分、追い切りの動きや手応えも良くなってきた ように思います。太め感はありませんので、好位から粘り込むこの馬のレースに持ち込 み巻き返したいですね」(酒見助手) 「先週、今週と満足いく稽古ができていますし、体つきも単に太いワケではなく逞しく見 えるようになってきた感じ、ようやくこのクラスの馬になってきたということでしょう か。輸送は苦にしなさそうですから、あとは内枠でも引いて前々で流れに乗っていきた いですね。枠順は重要だと思います」(島田厩務員) ++調教時計++ 11.03.02 助手 美南W重 5F 67.3 52.6 38.5 12.9 7 一杯に追う アストレーション(古1000万)強めの外0.6秒先行同入 11.03.01 助手 美南坂稍 1本 60.9 44.8 29.5 14.5 馬なり余力 11.02.27 助手 美南W良 60.7 44.2 13.6 7 馬なり余力 【2月24日】 美浦トレセン在厩。来週3月5日(土)阪神10R 武庫川S(1600万下・芝1600m)にむ けて精力的に乗り込まれています。 「乗っていて手応えはずっと楽でしたし重め残りも薄れてきた感じ。これで週末と来週 やって輸送をすれば、悪くないでしょう。鞍上は藤田騎手を予定しています」(佐々木 助手) 「まだ少し太めかもしれませんが、昨日もしっかりとした時計を出しているように、いい 過程できていると思いますよ」(島田厩務員) ++調教時計++ 11.02.23 助手 美南W良 6F 81.9 65.7 51.2 37.7 13.5 6 馬なり余力 プロヴィデンス(古1000万)一杯の内0.7秒追走同入 11.02.20 助手 美南W良 38.7 12.8 7 馬なり余力 ドリームハッチ(古1000万)馬なりの内0.4秒追走同入 11.02.19 助手 美南坂良 1本 58.8 42.4 28.5 14.9 馬なり余力 11.02.18 助手 美南坂不 1本 59.7 44.0 29.1 14.6 馬なり余力 【2月17日】 美浦トレセン在厩。徐々にピッチを上げて、乗り込まれています。 「目標は、3月5日(土)阪神10R 武庫川S(1600万下・芝1600m)。まだ日にちがあり ますので、今週はビシビシやっていませんが、元気があって状態は悪くなさそうですよ」 (鈴木助手) 「前走は冬場でもあり、少し太めでしたかね。その分、伸びきれなかったのかもしれませ ん。このクラスともなると、勝ち馬からコンマ数秒差でも二桁着順になってしまうこと もあるぐらいですから…」(三浦助手) 「馬場がカチカチですし目標はまだ先。今週はこれぐらい(の追い切り内容)で問題ない でしょう。現時点ではまだ太めですが、これから稽古を重ねていけば、ちょうど良くな るはず。次はさらにやれるのではないでしょうか」(島田厩務員) ++調教時計++ 11.02.16 助手 美南W稍 5F 72.2 55.3 40.2 12.8 7 馬なり余力 アストレーション(古1000万)馬なりの内0.4秒追走同入 11.02.13 助手 美南W稍 54.5 38.4 13.1 6 馬なり余力 【2月10日】 本日、美浦トレセンへ帰厩。中山への特別登録も候補には挙がっていますが現在のとこ ろは、3月5日(土)阪神10R 武庫川S(1600万下・芝1600m)を本線として、調整を進 めていく予定になっています。 【2月9日】 ドリームファーム在厩。現在はウォーキングマシン60分、ダク・ハッキングの準備運 動後、普通キャンター1400m及び坂路1本を消化。明日の美浦トレセン帰厩が予定され ています。 「短期の放牧ですので、こちらではあえてやらずにリフレッシュに専念。ここ最近、筋肉 質の逞しい体になってきたのは良いことですが、その分、以前のような柔らかさは薄れ てきた感じ。力強さをとるか、それとも柔らかさをとるか、どういった仕上げ方が総合 力として武器になってくるのか。個人的には、そのあたりにも注目してみたいと思って います」(国分担当) 【2月2日】 昨日、ドリームファームへ放牧に出ています。 「この馬も頑張って走ってくれてはいましたがフレグモーネでひと息入るなどして結果 的には、まだ好調時に比べるとデキが本物ではなかったということでしょうか。距離は やはり1600〜1800mぐらいが良さそうですので、これで状態が上向いてくれば。次は3 月の中山開催を目標にしていく予定です」(佐々木助手) 「今朝はウォーキングマシン60分、ダク700mハッキング1400mまで。レース直後のた め、いくらかピリピリしている様子ですが背腰の状態は悪くなく特にダメージは感じら れません」(国分担当) 【1月30日】★出走結果★ 五分のスタートから、前半は中団馬群で待機。進路が開いた直線残り400mより懸命に 差を詰めにかかりましたが、追い上げ及ばず、結果7着での入線となっています。 「3〜4角のゴチャついたところで他馬と接触し、カーッと行きたがるところをみせた 程度。それ以外はスムーズな競馬でしたよ。いい手応えで直線に向いてくれたので、も っと伸びるかと思ったのですが、そこで止まってしまいました。乗っている限り太目感 は気になりませんでしたが、まだ万全というわけではないのかも。ここを使ってさらに 良くなってくる感じでしょうか。気分が乗っている時と、そうでない時の落差が激しい タイプゆえ、なるべく馬の気分に応じた位置取りで競馬をさせた方が良いと思い今日は 自然と中団から。こういった競馬は今後につながると思います」(三浦騎手) 「結果的には一頓挫あった分、追い切り本数が不足し、ちょっとモコモコした体になって しまいましたかね。ただ、冬場なので稽古だけで仕上げられるわけでもありませんから。 一瞬は伸びかけてくれたのですが、あともうひと押しが利きませんでした」 (二ノ宮調教師) ◆闇雲に控えたわけではなく「馬の気分に任せる競馬」(三浦騎手)をした結果が、たま たま中団からになった今回。脚の使いどころが難しいタイプだけに、“無理なく好位か ら押し切るパターン”が理想ではありますが、その形に持ち込めなかったこと自体まだ 良化途上であったのかもしれません。なお、次走については「中1週で遠征となる飛鳥 Sはかわいそうですし東京の雲雀Sは距離が短い」(調教師)ため、一旦牧場でリフレッ シュ。第2回中山開催(スピカS、韓国馬事会杯)を目標にしていく方向です。(HTC) 【1月27日】★出走情報★ 1月30日(日)東京10R 節分S(1600万下・芝1600m)に三浦皇成騎手にて出走予定。 「中間に一頓挫あった割には息も悪くなかったですし背中などに硬さがなく動きも良好。 これなら、いい状態でレースを迎えられると思います。準オープン昇級後もすぐに対応 ができたように、元々能力はある馬ですからね。渋太さが生きるようなレースになれば 大きく崩れるようなことはないでしょう」(佐々木助手) ++調教時計++ 11.01.26 助手 美南W良 5F 69.2 53.4 38.5 12.8 6 G前仕掛け キングスチャペル(古500万)一杯の内0.4秒追走0.2秒先着 【1月20日】 美浦トレセン在厩。昨日はウッドにて、終い重点の稽古を消化しています。 「実際に跨ってみましたが、どこも気になるところはないですし、頓挫して休ませた影響 は感じられませんよ。『来週1月30日(日)東京10R 節分S(1600万下・芝1600m) も視野に』(調教師)とのことでしたので、終いだけは、しっかりと脚を伸ばしておき ました」(三浦騎手) 「フレグモーネは、そう言えばあったなぁ…という程度。もう全く問題はありませんの で、このまま意欲的に追い切りを重ねていきましょう。今週ジョッキーに跨ってもらっ たのも、いい刺激になったと思われます」(三浦助手) ++調教時計++ 11.01.19 三浦 美南W良 6F 84.4 67.9 52.9 38.7 13.4 6 直強め追う テラボルト(古500万)馬なりの内追走同入 11.01.16 助手 美南W重 42.4 13.2 7 馬なり余力 【1月13日】 美浦トレセン在厩。 フレグモーネの症状が後を引くことはなく、今朝より追い切りを再開しています。 「脚を腫らしたとは言え、血液検査の数値に異常はなく、体温も安定。獣医師によれば 『黴菌に対する抵抗力が強いほう』とのことで、完全に休ませたのは一日だけで済みま した」(島田厩務員) 「今日乗った感じでは、どこも問題なさそう。体調は決して悪くないですよ。次の東京 開催には十分に間に合うのではないでしょうか」(酒見助手) ++調教時計++ 11.01.13 助手 美南W良 5F 70.0 54.8 40.9 14.2 8 馬なり余力 【1月6日】 美浦トレセン在厩。4日(火)午後より右トモに、フレグモーネの症状が出たため小休止。 本日は運動のみとなりました。 「球節付近が腫れていますが体温は上がっておらず今の感じであれば大事に至ることは ないでしょう。ただし、さすがに来週の出走は厳しくなりましたので予定は一旦白紙へ。 一週間もすれば、完全に落ち着いてくると思います。美浦でフレグモーネが蔓延しそう なのが気掛かりですね」(二ノ宮調教師) 「年明けまで順調にきていたのですが不凍液が毛穴から入ったのでしょうか。ここにき て脚を腫らしてしまいました。すぐに治療をしており、日に日に良くはなっていますの で、何とかこのまま早めに乗り切りたいところですよね。目下はトレセンのほうで経過 を観察し、来月中の出走をめざしていく方向で管理を続けていきたいと思います」 (三浦助手) ++調教時計++ 11.01.03 助手 美南W良 40.4 13.4 7 馬なり余力 11.01.02 助手 美南坂良 1本 59.2 43.9 29.0 14.7 馬なり余力 ----------------------------2011年--------------------------- ++調教時計++ 10.12.30 助手 美南W良 59.1 42.8 14.0 9 馬なり余力 【12月23日】 美浦トレセン在厩。おもに北馬場にて、疲労取りの調整が行われています。 「レース後もガタッとくることなく取りあえずは大丈夫。次走の候補としては1月15 日(土)京都10R 石清水S(1600万下・芝1600m)あたりになりますが、正式には 今週一杯の様子を確認したうえで決めていきたいと思っています」(二ノ宮調教師) 「前走は鞍上との呼吸がうまく合わなかったのか引っ掛かってしまいましたからね。ス パッと切れるタイプではない分、展開も不向きでした。最後の最後で3着を守りきれな かったとはいえ、適距離の問題とはまた別の話。やはりマイルぐらいで自分の競馬がで きるのを待つ形でしょうか。相手なりに走れる馬ですし、スピードもあります。それゆ え、オープンに入っても善戦できそうなのですが勝ち味に遅い分なかなかトントン拍子 とはいかないんですよねぇ」(鈴木助手) 【12月19日】 五分のスタートから、前半は好位馬群の中で待機。直線に向いて渋太く追い上げを見せ ましたが、最後は3番手争いに競り負け、結果5着での入線となっています。 「外まわりに入った3角あたりからちょっとペースが落ち着いたんですよ。そうしたら 引っ掛かって馬が行きたがってしまって・・・。もう少しレースが流れてくれれば良かっ たのですが、その分だけ、終いで伸びきれませんでした」(安部騎手) ◆輸送を挟んでの競馬となったものの、馬体重は前走とかわらず486s。パドックな どでも決して太くは映りませんでしたが、本馬の場合はスラッとみえるぐらいの方が走 れるのでしょうか。今回は中1週での輸送競馬でもあり、これ以上中間の攻めを強化す るわけにもいかない事情があったとは言え師も「冬場でなかなか絞りきれないなぁ…」 と弱り顔でした。なお、パドックや馬場入りの際などに神経質なところをみせていまし たので、このあとにつきましてはトレセンに戻ってきてからの馬の状態を確認した上で 考えていくことになりました。(HTC) 【12月16日】 12月19日(日)阪神10R 尼崎ステークス(1600万下・芝1600m)に安部幸夫騎手 <名古屋>にて出走予定。 「中1週での関西遠征になりますので、これ以上ビッシリやる必要はないでしょう。冬 場でもあり、急に絞り込む感じにはならないものの、多少はマイナス体重で臨めるはず。 バタバタと落ち着きを欠くなど、精神的に幼いところがある馬ですからね。その辺が西 に行って出なければ、巻き返しを期待してもよいのではないでしょうか」(酒見助手) ++調教時計++ 10.12.15 助手 美南W良 5F 68.5 53.4 39.5 12.7 8 強めに追う ゴールデンダリア(古オープン)馬なりの外0.8秒先行同入 【12月9日】 美浦トレセン在厩。おもに北馬場にてダク・ハッキングの調整となっています。 「レース後も馬に異状はナシ。前走は一体どうしてしまったのでしょうか…。馬体が増 えていたため、結果論として太め残りや追い切り本数が足りないなどの話が挙がるのも 分かりますが、個人的にはこれといった敗因が見当たらないんですよ…。今度は12月 19日(日)阪神10R 尼崎ステークス(1600万下・芝1600m)を視野に。次のレース ぶりも含めて、新たに見えてくるものがあるのかもしれません」(島田厩務員) 【12月4日】 互角のスタートから、前半は4番手の外め。そのまま好位置をキープして直線に向いた ものの、いざ追い出されてから伸びを欠いてしまい、結果12着での入線となっています。 「スタートは速い方ですが、そこからが前走のような走りではなく首を上げて何か苦し がっているような感じでしたよね。本来であれば、もっと首を使った走りができる馬な のですが…。それでも勝負所まで辛抱してくれていましたので、伸びてくれるかな?と も思ったのですが、最後は脚が上がってしまいました。目方(+16s)が示すように 少し重たかったということなのでしょうか。いずれにせよ、ここを使った次は変わって くれると思います」(三浦騎手) ◆パドックではそれほど太目感もなく、心身ともに状態の良さが伝わってきましたがレ ースでの走りは良い時よりもこじんまりとしており、能力を発揮せぬまま競馬を終えて しまった恰好。鉄砲が利くタイプとはいえ、結果的には次への布石を打つような内容と なってしまいました。なお「週明けの様子を確認した上で」(調教師)、年内もう一走を 検討へ。12月19日(日)阪神10R 尼崎ステークス(1600万下・芝1600m)での 巻き返しを意識していく予定となっています。(HTC) 【12月2日】 12月4日(土)中山12R 市川ステークス(1600万下・芝1600m)に三浦皇成騎手 にて出走予定。 「今は心配なところがひとつもなく、この時期にしては毛づやもピカピカ。デキはすこ ぶる良好です。開幕週ですし、この馬のパターン的にも前々でレースを運びたい…その ためには内枠が欲しいですよね。馬体面はOKですので、あとは精神面の成長が待たれ るところ。もう少しデーンと構えることができるようになれば、堂々オープン馬になれ ると思います」(島田厩務員) ++調教時計++ 10.12.01 助手 美南W良 5F 67.8 52.2 38.7 12.9 7 G前仕掛け ショウナンパルフェ(二歳500万)馬なりの内0.8秒追走同入 【11月25日】 美浦トレセン在厩。今週もウッドでの併せ馬、順調に乗り込まれています。 「背中やトモは気にならないですし、最後まで余力があって軽い走りができていました。 来週の出走にむけてデキは良好だと思います」(平野騎手) 「馬体重は484kgありますが、これは冬場にむけてのふっくらした体。太いという よりは冬仕様の体つきですので、これはこれで大丈夫。体調もイイですよ。冬場は全く 苦にしないタイプですから、来週12月4日(土)中山12R 市川ステークス(1600 万下・芝1600m)頑張ってほしいですね」(島田厩務員) ++調教時計++ 10.11.24 平野 美南W良 5F 70.5 53.8 39.4 13.4 9 一杯に追う ナカヤマナイト(二歳500万)馬なりの外0.6秒追走0.1秒先着 10.11.21 助手 美南W良 42.5 13.8 8 馬なり余力 【11月18日】 美浦トレセン在厩。先週末より、速めを開始。昨日は、ウッドにて追い切られています。 「追い切りで跨った蛯名騎手も『馬が良くなっていますね』と言っていたように背中や トモはフレッシュな状態に。今は休養を挟んで適度にフックラした体つきですので、こ れから追い切りを重ねていけば、ちょうどよく仕上がってくると思いますよ。レースは 12月4日(土)中山12R 市川ステークス(1600万下・芝1600m)を予定。順調に 進めていけそうな感触です」(三浦助手) ++調教時計++ 10.11.17 蛯名 美南W稍 5F 69.4 53.7 39.6 13.5 9 強めに追う エイブルベガ(古1000万)直一杯の外0.7秒先行同入 10.11.14 助手 美南W良 58.0 42.5 14.1 7 馬なり余力 【11月11日】 本日、美浦トレセンに帰厩しています。 「12月4日(土)中山12R 市川ステークス(1600万下・芝1600m)を目標に。レース の反動がきやすいタイプですが、だいぶほぐれた状態になりましたよね。引っ掛かった りして、追い出しのタイミングなどが難しい馬。フワッとするところもありますのでク ラスが上がれば上がるほど、ハナに立つよりも少し控えるレースの方がいいように思い ます」(二ノ宮調教師) 【11月10日】 ドリームファームにて、週2回の速めを順調に消化。明日の美浦トレセン帰厩が予定さ れています。 「6日に15−15を1本、今朝は2本ともに15−15を消化。だいぶ状態が良くな ってきており適度に体にゆとりもありますので、ここから厩舎の追い切りを課していけ ば、ちょうど良さそう。いいタイミングでバトンタッチできると思います」(国分担当) 「12月4日(土)中山12R 市川ステークス(1600万下・芝1600m)を目標に進めて いきましょう」(二ノ宮調教師) 【11月3日】 ドリームファーム在厩。先週同様ダートコースにてダク800m、ハッキング1400m、普通 キャンター2100mを消化。週2回の速めを順調に乗り込まれています。 「今朝は坂路を2本。1本目は2F31.8、2本目は27.1と、いずれもまずまずの時計で 乗りましたが午後のチェックにおいても異常は見受けられませんので、もう背腰やトモ の疲れは抜けきったと判断してもよいでしょう。飼葉喰いに問題はなく、体調も着実に 上向きですから、この調子で速めの本数を重ねていれば自ずとお声がかかるものと思わ れます」(国分担当) 【10月27日】 ドリームファーム在厩。おもにウォーキングマシン60分ダートコースにてダク800m ハッキング1400m、普通キャンター2100mを消化。週2回の速めを乗り込まれています。 「23日に2F29.2−13.8、今朝は26.7−12.7をマーク。馬に本来の元気が戻ってくると 同時に、走りも良い時のスムーズな体の使い方に近づきつつありますね。この調子であ れば問題なく入厩態勢を整えていけるはず。引き続き、しっかりと乗り込みを重ねてい きましょう」(国分担当) 【10月20日】 ドリームファーム在厩。ウォーキングマシン60分、ダートコースにてダク800m、ハッ キング1400m、普通キャンター2100mを消化。今朝は試験的に2F28.9−13.5を乗り込 まれています。 「ようやく馬体が回復にむかい硬さも取れ全身を使って動ける状態に戻ってきましたね。 本日午後のチェックにおいても問題はありませんでしたので、今後は週2回ペースで速 めを織り交ぜ、ふたたび入厩態勢を整えていきたいと思います」(国分担当) 【10月13日】 ドリームファーム在厩。ウォーキングマシン60分、ダートコースにてダク800m、ハッ キング1400m、普通キャンター2100mを乗り込まれています。 「全身をほぐすように乗り進めており、だいぶ本来の動きに近づいてきましたが現時点 ではまだ回復途上といった様子。もうしばらくは普通キャンターまででひと息入れ、復 調を促してあげたほうが良いでしょう。馬に元気はありますので、焦らず段階を踏んで あげれば、問題なく状態が上向いてくるものと思われます」(国分担当) 【10月6日】 ドリームファーム在厩。現在はウォーキングマシン60分ダートコースにてダク800m ハッキング1400m、軽いキャンター1400mを消化しています。 「馬に元気があり、特にどこが悪いというワケではありませんが良い時の身のこなしに 比べて、幾らか硬さが残っている感じ。馬体のボリュームも含めて回復傾向にはあるも のの、今はあまり無理をさせないほうが良さそうですね。取りあえず今週一杯は軽いキ ャンターまでで様子を窺っていきたいと思います」(国分担当) 【9月29日】 ドリームファーム在厩。今朝はウォーキングマシン60分ダートコースにてダク800m ハッキング1400mを消化しています。 「背中に疲れが出た後と聞いていますし確かにまだその名残も感じ取れる状況。こちら ではマイクロ照射を行いながら、目下はフラットコースにて全身をほぐすように乗り進 めていきたいと思います」(国分担当) 【9月28日】 前走後のケアを終え昨日、グローバルを出発。本日ドリームファームに到着しています。 「念のため背中にモミ針を行い、投薬でも対処。普通キャンターで張りをとってあげた 上で送り出すことができました。『すっかり肌寒くなってきましたので、このあとは美 浦のほうでよいでしょう』と調教師。トレセン近郊で様子を見ながら、ペースアップし ていくことになると思います」(後藤場長) 【9月21日】 グローバル在厩。今朝より、坂路入りを開始しています。 「過去にうちの牧場に戻ってきた時と比べて少々お疲れモードといった様子ですが獣医 師曰く『背中や腰の疲れというのは、ある程度お付き合いしていかなければいけないも の。無茶をしなければ、騎乗後の塗り薬で大丈夫でしょう』とのこと。今後もしっかり とケアしながら体を緩めない程度に乗り回復を促していきたいと思います」(後藤場長) 【9月14日】 本日、グローバルへ放牧に出ています。 「レース直後だけあって、背中に幾らか張りがある感じ。本馬の場合、お疲れ気味の時は 背腰にきますので、数日間はウォーキングマシンのみで回復を促してあげましょう。近 いうちに獣医師にも意見を窺い必要であれば、筋肉注射か湿布薬でフォローすることに なるかもしれません」(後藤場長) 【9月12日】★出走結果★ 好スタートからメジロを行かせて、前半は単独の2番手。4角より先頭に並びかけ直線 で早めに先頭に立つと、最後まで後続の追撃を凌ぎ切り、見事4勝目を挙げています。 「スタートも速く、あの位置から競馬をしても楽な手応えだったようにセンスのある馬 ですね。道中はあまりにも楽な競馬をしようとするため、こちらがちょっと気合いを注 入したほど。本当は追い出しをギリギリまで我慢したかったのですが、あれ以上遅らせ て囲まれるのも嫌でしたので、思いきって行ったというわけです。最後は先頭に立った らフワッとして差を詰められただけ、着差以上に強い競馬だったと思いますよ。遊びが 多い馬ですのでブリンカーを着用するなど、もう少しレースに集中させてみるのも一考。 上のクラスに行ってもやれそうな馬ですね」(三浦騎手) 「道中は遊びながら走っていたように、まだまだ余裕があったほど。今日はキッチリ勝 てて良かったですよね。鞍上も褒めてくれたことですし、この先も楽しみです」 (鈴木助手) ◆大きく離して勝つタイプではないため、ゴール前はいつもヒヤリとさせられますが今 回は“自分が内で相手が外”の形から、後続をシャットアウト。能力の違いで準オープ ンに返り咲きとなりました。なお、このあとは一旦『涼しいグローバルでリフレッシュ を図り、美浦近郊の暑さが和らいでくるのを待ってからトレセンへ移動させる』(調教 師)予定。さらに状態を上げ10〜11月頃の出走をめざしていく方針です。(HTC) 【9月9日】★出走情報★ 9月12日(日)札幌11RUHB賞(1000万下・芝1500m)に三浦皇成騎手にて出走予定。 「まだ良い頃に比べると物足りない感じではありますが馬体は細くなっていないですし 中1週の競馬も大丈夫。直前の追い切りは、経緯を考慮して無理をさせていませんので 遅れの心配もありません。ここは力で何とかしておきたいところです。ある程度、前に 行って粘る競馬になるでしょう」(酒見助手) ++調教時計++ 10.09.08 助手 函館W良 5F 67.5 52.2 38.9 13.0 9 馬なり余力 レインボーダリア(古1000万)馬なりの外1秒先行0.2秒遅れ 【9月2日】 レース後は、当日のうちに函館競馬場へ。まずは疲労回復を促しています。 「勝負所から外に張り気味になったみたいですが終いで思うように伸びきれなかったの は休み明けの分でしょうか。状態が上向いていたとは言え、まだ良化途上でしたからね。 それでも、あそこまで際どい競馬に持ち込めたのは、この馬の実力だと思います。週が 明けて、昨日から角馬場で跨っており状態確認に専念。次走は来週9月12日(日)札幌 11R UHB賞(1000万下・芝1500m)が本線ですが背腰などに疲れが溜まりやすい 馬ですので9月25日(土)札幌11R サロマ湖特別(1000万下・芝1500m)まで待つ 可能性も残しています」(三浦助手) 【8月29日】★出走結果★ 好スタートもメジロにハナを主張され、前半は控えて3番手の内。勝負所より外めに持 ち出し前を射程圏に入れ、直線残り200mからは人気2頭の一騎打ちとなりましたが ゴール前クビ差及ばず、惜しくも2着での入線となっています。 「馬は元気いっぱいで雰囲気が良くレースでもスタートが決まり上手に競馬をしてくれ ていたんです。ただ、勝負所になっても勝った馬に誰も競りかけて行かないため、やむ なく自らが動いて行かなければならない状況に。そうしたら、内の馬を怖がり首を上げ 外に張ってしまう、この馬の悪いところが出てしまいました。自分が内で相手が外であ れば、また結果も違ったと思うのですが…。勝ち馬とはその差でしょう」(岩田騎手) ◆1番人気に相応しい堂々としたレース運びをみせ、あとは直線で抜け出すだけかと思 われましたが外から交わして行く形に馬が不安を覚え、勝ち馬に先着を許してしまう恰 好に。そこには思わぬ落とし穴が待っていました。しかしながら、内で逃げ馬が渋太く 粘っている今日の展開においては、外に進路を取るほかない状況。残念ではありますが 今回に限っては勝ち馬のほうにツキがあったとして、改めて次走に期待を寄せたいと思 います。レース後も問題がないようであれば「9月12日(日)札幌11R UHB賞 (1000万下・芝1500m)」(師)への続戦を検討します。(HTC) 【8月26日】★出走情報★ 8月29日(日)札幌12R 札幌スポニチ賞(1000万下・芝1500m)に岩田康誠騎手 にて出走予定。 「いかにも休み明けといった先週に比べれば、だいぶ状態が上がってきた様子。体つき 体調ともに上向いてきましたね。まだ絶好調とは言いきれませんが、レースに臨むため の態勢は整いました。1000万条件では明らかに力量上位ですから、今回は本馬の底力に 期待しましょう。札幌には前日入りして競馬を迎えるスケジュールです」(三浦助手) ++調教時計++ 10.08.25 宮崎北 函館W稍 5F 65.8 51.6 37.7 12.5 8 馬なり余力 【8月19日】 函館競馬場在厩。来週8月29日(日)札幌12R札幌スポニチ賞(1000万下・芝1500m) にむけて、乗り込みを進めています。 「ここまで先週末ときのうで2本を消化。今回は休み明けということもあってまだ本調 子に時よりも疲れやすかったりしますからね。その辺にも注意をしながら、慎重に進め ていきましょう」(三浦助手) ++調教時計++ 10.08.18 助手 函館W良 5F 68.2 52.9 38.2 12.7 7 馬なり余力 メジロカーター(三歳未勝利)強めの内0.4秒追走同入 10.08.15 助手 函館W稍 5F 68.6 53.7 40.0 13.1 9 馬なり余力 クリスタルウイング(古1600万)馬なりの外0.8秒先行同入 【8月11日】 本日、函館競馬場に入厩しています。 「予定通り無事にこちらへ。馬は元気そうにしていますよ。また乗りながら感触を掴ん でいき、週末から時計を出していく方向で進めていきましょう。8月29日(日)札幌 12R 札幌スポニチ賞(1000万下・芝1500m)での復帰をめざします」(三浦助手) 【8月10日】 今晩、グローバルを出発。明日の函館競馬場入厩を予定しています。 「7日の半マイル56秒台を中心として週2回の速めを継続。本数を重ねるにつれて気 持ちが入ってきたように、お休みモードから競馬モードに着々とシフトチェンジしつつ あるようです。リフレッシュを終え今は適度に余裕のある馬体をしていますが、帰厩後 のトレーニングにより、レース直前にはちょうど良い格好に仕上がってくるのではない でしょうか」(後藤場長) 【8月3日】 グローバル在厩。おもに坂路にてハロン18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回 15−15を乗り込まれています。 「復帰にむけて、着々とペースアップ中。本馬の場合、登坂のスタート時がうるさくなっ てきたのは、いい意味でスイッチが入ってきた証しですよね。今後は半マイル60秒を 切るくらいで乗り進め腹回りを引き締め、気合いを乗せていきたいところ。帰厩の直前 に速めをビシッと乗って送り出せればと思っています」(後藤場長) 【7月27日】 グローバル在厩。周回コースにてハッキング1500m、坂路にてハロン18秒ペースのキ ャンター1本を消化。先週末より、週2回の15−15を開始しています。 「休み明けの15−15となった分、良い頃の勢いには及びませんでしたが、これは当然 のこと。今朝も半マイル58秒台を乗りましたし、何より経験と実績がある馬ですので これから速めの本数を重ねるごとに、動きが変わってくるものと思われます。目標レー スから逆算すると、あと2週間ぐらいで入厩になるのではないでしょうか」(後藤場長) 【7月20日】 グローバル在厩。 おもにウォーキングマシン40分の準備運動後、周回コースにてハッキング1500m坂路 にてハロン18秒ペースのキャンター1本を消化しています。馬体重487kg(7/15測) 「8月29日(日)札幌12R 札幌スポニチ賞(1000万下・芝1500m)を意識して、今週 末からペースアップへ。この休養で馬が大きくなり腹目もゆったりしましたので、この 状態からビューっと速めを乗ってあげれば、いい感じになってくるのではないでしょう か。昨夏と同じようなイメージで送り出せればと思っています」(後藤場長) 【7月13日】 グローバル在厩。先週同様おもにウォーキングマシン40分の準備運動後、周回コース にてハッキング1500m、坂路にてハロン18〜20秒ペースのキャンター1本を消化し ています。 「不安があって休養に入った馬ではありませんので日々の調整も順調。たっぷり充電が 進んでいると思います。落ち着いているところをみると、あらためて古馬になったなぁ という印象ですね。もう1〜2週ほどゆっくりさせてあげた上で、時計を詰めていきま しょう」(後藤場長) 【7月6日】 グローバル在厩。おもにウォーキングマシン40分の準備運動後、周回コースにてハッ キング1500m、坂路にてハロン18〜20秒ペースのキャンター1本を消化しています。 「2日に来場した調教師曰く『体調が良好で馬をよくみせる。きっといい休養になって いるのでしょう』とのこと。このあとは『もう少し楽をさせて、第1回札幌開催にむか う』ことになりました。ガタっとくる前にお休みに入れたのも、順調にきている一因で しょうか。昨夏と比べて良化回復が早いように感じます」(後藤場長) 【6月29日】 グローバル在厩。ウォーキングマシン40分の準備運動後、角馬場から坂路にてハロン 18〜20秒ペースのキャンターを1本、もしくはダート周回コースにて軽いキャンタ ー3000mを消化しています。 「速めを行き出すと坂路のスタート地点でうるさくしたりもする馬ですが今は攻めてい ないこともあって以前に比べて馬が落ち着いているように思います。来月に入れば、ま た15−15を進めていくことになりますからね。僅かな夏休みではありますが、存分 にリフレッシュさせてあげましょう」(後藤場長) 【6月22日】 グローバル在厩。ウォーキングマシン40分の準備運動後、角馬場から坂路にてハロン 20秒ペースのキャンターを1本、もしくはダート周回コースにて軽いキャンター3000 mを消化しています。 「前走のように飛ばして行って終いバテるような競馬は結構ダメージが残るケースのひ とつなのですが背中も硬くなっていないですし、歩様もOK。やはり疲れはありません ね。『昨年の夏休み後から軌道に乗ることができたように、今夏も同じようなパターン でいきたい』と調教師。月内はお休みモードとし、来月から少しずつ進めていく予定に なっています」(後藤場長) 【6月15日】 グローバル在厩。先週一杯は楽をさせ昨日より、ダート周回コースにてダク・ハッキン グ2000mを消化しています。馬体重484kg(6/15測定) 「跨った感じでもハッキリと疲れているようなところはなく常歩も落ち着いて出来まし たので心身ともに大きなダメージはなさそうですね。調教師によれば、『よほど調子が 良いようであれば、函館開催も考えますが、ここまでコンスタントにレースを使ってき ていることですし、まだまだ先が望める馬。本線は札幌目標で進めていきましょうか』 とのことでした」(後藤場長) 【6月10日】 昨日、美浦トレセンを出発。今朝、北海道むかわ町のグローバルに到着しています。 「競馬の後も脚元等に異状はありませんので、まずはグローバルでリフレッシュ。次走 については早くて7月4日(日)函館8R 洞爺湖特別(1000万下・芝1800m)余裕を もったローテーションで臨むのであれば8月29日(日)札幌12R 札幌スポニチ賞 (1000万下・芝1500m)あたりを考えていきたいですね。焦ることなく、あくまでも馬 の様子と相談をしながら検討していきましょう」(二ノ宮調教師) 【6月5日】★出走結果★ 好スタートから前半は好位4番手の位置。この馬のリズムに逆らわず、気分よく飛ばし ていきましたが、ラストはさすがにお釣りがなくなってしまい結果8着での入線となっ ています。 「元々が反応の良い馬ですし今日はゲートの出も速かったためレースが流れる中を好位 から。ただ、あれだけ気分良く行きすぎてしまうと、さすがに東京コースでは苦しくな ってしまいますよね。あまり器用ではないタイプゆえ一旦抑えて、もう一度ハミをかけ ていく形は難しいと判断。よって、この馬のリズムに沿った競馬を心がけた次第です。 今日の感じだと、周りが流れる1200mの競馬を試してみるのも一案。中団から末を伸ば す競馬ができるかもしれませんよ」(後藤騎手) 「この馬も頑張って走ってくれていますが、ちょっと時計が速すぎますかね。反応が良 い馬で、後ろから突かれると行く気になるタイプだけに、今日は好スタートがかえって 裏目に出てしまったようにも思います」(二ノ宮調教師) ◆淀みないペースの中を前半から一生懸命走ってしまった分、道中で脚が溜まりにくく 最後はガス欠に。今日は本馬の正直すぎるところが、前面に出る恰好となってしまいま した。ちなみにスプリント戦への対応力も十分に感じ取れますが、この段階で経験をさ せてしまうと、それ以外の距離で融通が利かなくなってしまう可能性が高いため目下は 引き続き1600〜1800mを視野に。今後は一旦グローバルで軽くひと息入れ、「夏の北海 道シリーズへの参戦を検討していく」(調教師)予定となっています。(HTC) 【6月3日】★出走予定★ 6月5日(土)東京11R 湘南ステークス(1600万下・芝1600m)に後藤浩輝騎手にて 出走予定。 「適度に余裕のあるローテーションで競馬を使えていますのでデキに関しては問題なし。 今回はGTのない土曜日でもありますし、パドックのざわつきに飲み込まれることもな いでしょう。流れ、展開ひとつで勝てる位置にはいる馬ですからね。あとは鞍上の判断 に託したいと思います。週末が晴れ予報なのもラッキーです」(島田厩務員) ++調教時計++ 10.06.02 後藤浩 美南W良 5F 66.6 51.0 37.3 12.5 8 強めに追う ロイヤルダリア(古500万)馬なりの内1.2秒追走同入 10.06.01 助手 美南坂良 1本 61.4 45.5 30.3 14.7 馬なり余力 10.05.30 助手 美南W稍 54.2 38.2 12.9 6 馬なり余力 キャプテンハッチ(三歳未勝利)馬なりの内追走0.2秒遅れ 【5月27日】 美浦トレセン在厩。6月5日(土)東京11R 湘南S(1600万下・芝1600m)にむけて 昨日はウッドにて3頭併せで追い切られました。馬体重480kg(5/25測定) 「今は(馬が)とてもハッピーにしている感じ。しっかりと動けるようになってきた分苦 しいところがなく、馬自身が楽になっているのでしょう。相変わらず背中の感触はイイ ですし、特に不安な点は見当たりませんよ。夏馬というよりは、秋冬タイプのように思 いますが、状態自体はすこぶる良好。言うまでもなく、このクラスでは能力上位です」 (島田厩務員) ++調教時計++ 10.05.26 助手 美南W良 5F 70.0 55.3 40.7 12.9 6 強めに追う キャプテンハッチ(三歳未勝利)馬なりの内追走0.1秒遅れ 【5月24日】 21日(金)に美浦トレセンへ帰厩。翌日は坂路にて普通キャンターを1本、昨日はウ ッドにて速め(併走)を乗り込まれています。 ++調教時計++ 10.05.23 助手 美南W良 5F 66.4 52.5 38.4 13.0 6 馬なり余力 ロイヤルダリア(古500万)強めの内先行3F付同入 【5月19日】 ドリームファーム在厩。おもにウォーキングマシン60分、周回コースにてダク800m ハッキングキャンター1200〜2000m、坂路にて普通キャンター1〜2本を消化。週2回 2F15−15を乗り込まれています。 「土曜、水曜と速めを乗っており、とにかく順調の一言。レースを重ねている中にあって さらに状態が良くなっている感じで、もういつでもトレセンに行ける準備は出来ていま すよ。調教師によれば、『今週末にも帰厩させる方向で調整中』とのこと。何とか勝っ て降級といきたいところですよね」(国分担当) 【5月12日】 ドリームファーム在厩。おもにウォーキングマシン60分、周回コースにてダク800m ハッキング1200m坂路にて普通キャンター2本を消化、週2回の速めを開始しています。 「今朝はアストレーションと併せて、1本目が2F30秒、2本目が28秒程度。好感の 持てる動きでしたし充実してきた分、以前よりも安定感が増した印象がありますね。今 の感じであれば、次走もチャンスは十分。そろそろトレセン帰厩の日取りが具体化して くるものと思われます」(国分担当) 【5月5日】 ドリームファーム在厩。おもにウォーキングマシン60分、周回コースにてダク800m ハッキング1200m、坂路にて普通キャンター2本を消化しています。 「昨日から少しピッチを上げ、坂路の1本目に2F29.1−13.9、2本目に27.9−13.5を 計時。予想に反してまったく疲れた様子はなく、むしろ好調を感じさせるほどですし昇 級して一戦ごとの競馬が厳しくなっている中にあって、以前ほど疲れが出なくなってい るのは馬が成長している証拠と言ってもよいでしょう。次走に備え、中下旬には帰厩の 運びとなるはずです」(国分担当) 【4月27日】 23日(金)にドリームファームへ移動。現在はウォーキングマシン60分、ダク800m ハッキング1200m、普通キャンター2000m+坂路1本を消化しています。 「先週末まで手元で状態をよく見守ったわけですが、やはり心身ともに痛んだ様子はな く、むしろ元気があるくらい。1000万クラスへの降級よりも、勝って現級のほうが 望ましいものですから、すぐに馬を緩めることはせず、ひとまずは6月5日(土)東京 11R 湘南S(1600万下・芝1600m)を目標に進めてみようかと思います。レースまで 少し日が開きますので、目下は牧場で待機。この間の馬の様子もしっかりとチェックし た上で、出否の最終判断につなげていきましょう」(二ノ宮調教師) 【4月22日】 美浦トレセン在厩。レース後もこれといった反動は見受けられず、おもに北馬場にて通 常の疲労取りが行われています。 「まずはレース後の様子をじっくりと確認した上で、ひと息入れるかどうかを判断した いところ。取りあえず、5月9日の東京スマイルプレミアムは回避し6月5日の湘南S に使える状態にあるか、使うべきかをよく馬と相談しながらジャッジしていきたいと思 います。週内はこのままトレセンのほうで様子を見させてもらいます」(二ノ宮調教師) 「前走は傷んだ芝の稍重馬場とトップハンデも影響しましたかね。レース後も大きく消 耗した印象はありません」(島田厩務員) 【4月18日】 互角のスタートから、前半は5番手に位置。4角より外めを回って勢いをつけ、直線に 向いて先頭を窺いましたがゴール前でのもうワンパンチが足りず、結果5着での入線と なっています。 「体が絞れ、過度にうるさくもなく跨った感触も良かったように前回と比べても気配は 上々だったんですけどねぇ。本当は内でタメる競馬をしたかったのですが、今日は外枠 でもあり4番に先にいい位置を取られてしまって…。それでも今のデキがあれば、ある 程度は外々でも何とかなると思い、神奈川新聞杯の時のようなイメージ(レースは内田 博騎手)で乗ったんです。勝負所で上がって行ったときに、ちょっと外に出しすぎてし まい、綺麗にいかなかったのが痛かったですかね。これぐらいのメンバーでも自分の競 馬ができれば、十分にチャンスはある馬です」(岩田騎手) 「いいポジションにいましたがラストがもうひとつ弾けなかったですね。目に見えない 疲れでも出始めているということなのでしょうか…」(二ノ宮調教師) ◆最後のひと押しが利かず、3着争いまでとなった今回。鞍上が言うように「好調を維 持できてはいた」ものの厩舎陣営からは「昨年からレースが続いているため、このあた りで休養を挟んで、仕切り直してあげるのも手」との話が持ち上がりました。これにつ いては倶楽部としても異論はありませんので、あとは馬の様子を窺いながら。あくまで もレース後の状態を確認した上で、最終的に判断していきたいと考えます。まだまだ伸 びゆく本馬だけに適度な休養や降級にも力を借りながら、さらに磨きをかけていきたい ところです。(HTC) 【4月15日】 4月18日(日)中山12R 中山スプリングプレミアム(1600万下・芝1600m)に岩田 康誠騎手にて出走予定。 「馬の雰囲気、体重(486s)など前走時と何ら変わりはなく最近はいい意味で安定 感が増してきましたよね。少なくとも前回から、悪くなっているところは見当たりませ んので今回も好勝負を期待。あとは本馬を知る鞍上が、この馬の競馬に徹してどこまで やれるかでしょう。もうワンパンチ、展開も味方につけたいですよね」(三浦助手) 「馬は元気にしており、相変わらずの好調子。目方はこれから暖かくなるともう少し減 って、480s位がベスト体重になるのでないでしょうか。今回は皐月賞の直後のレー スですから、乗り役の精神状態もポイントのひとつ。変に引きずるような格好にならな ければいいのですが…」(島田厩務員) ++調教時計++ 10.04.14 助手 美南W良 5F 66.3 51.3 37.5 12.9 7 一杯に追う タイセイワイルド(三歳500万)馬なりの内追走同入 10.04.11 助手 美南W良 38.7 12.7 8 馬なり余力 【4月8日】 美浦トレセン在厩。昨日は、ウッドにて馬なり調整。来週4月18日(日)中山12R 中山スプリングプレミアム(1600万下・芝1600m)にむけて、順調に乗り込まれています。 馬体重487s(4/6測定) 「全休日明けの週前半はうるさくしますが週末に近づくにつれて抜けてくる感じ。相変 わらず手はかかるものの、この馬なりに大人にはなってきていますよ。今回もいい状態 をキープできていますので、これで来週に追い切れば問題なく態勢を整えることができ るでしょう。毛づやがひと息に映るのは、今ちょうど冬毛が抜け始め冬用と春用の毛が 混在しているから。体調面の心配はいりません」(島田厩務員) ++調教時計++ 10.04.07 助手 美南W良 5F 70.5 55.3 41.1 13.5 8 馬なり余力 プレゼピオ(古1000万)強めの外先行同入 10.04.06 助手 美南坂良 1本 60.6 44.9 29.5 14.5 馬なり余力 【4月5日】 2日(金)に美浦トレセンへ帰厩。 翌日は坂路、4日(日)にはウッドにて調整されています。 ++調教時計++ 10.04.04 助手 美南W良 41.2 13.4 8 馬なり余力 【3月31日】 ドリームファーム在厩。現在は周回コースにてハッキング1200m、普通キャンター1600 〜2000m、坂路にて普通キャンター1本を消化しています。 「厩舎で言われるほど牧場ではうるさくしませんし前回こちらに来た時よりもレースの 反動がなく、いい状態。競走馬として一本芯が通ってきたのかもしれませんね。切れ味 勝負になると、やや分が悪いところがありますので、ゆくゆくは距離延長も一考に値す るのではないでしょうか」(国分担当) 「次走は4月18日(日)中山12R 中山スプリングプレミアム(1600万下・芝1600m)。 今週末にも帰厩させる予定です」(二ノ宮調教師) 【3月25日】 本日、ドリームファームへ短期放牧に出ています。 「週明けの馬体重が482s。心身ともにレースの反動はなく、大丈夫ですよ。昨日は 北馬場で軽めを乗った後に逍遥馬道でリフレッシュ、1週間程度でまたトレセンに帰厩 することになるのではないでしょうか。次走の4月18日(日)中山12R 中山スプ リングプレミアム(1600万下・芝1600m)はハンデ戦ですので、除外の心配はなさそう ですが、あまり背負わされるのもちょっと…ですよね」(島田厩務員) 【3月20日】 好スタートから前半は好位2〜3番手の最内。道中は他馬との併走、後続のスパートに 我慢を重ね、満を持して抜け出しを図りましたが、ゴール前でクビ差競り負け惜しくも 2着での入線となっています。 「うるさい面が解消され、どっしりと落ち着いたイメージに。今日の体調の良さや抜け 出す時の手応えであれば、もっと伸びてくれると思ったんですけどねぇ…。できれば道 中でもう少し脚をタメたかったのですが、展開的にそのまま行かざるをえなくなってし まって…。本当にすみませんでした。大人になってきた今であれば、1800〜2000mまで は融通が利くかもしれません」(岩田騎手) ◆レースは生き物ゆえ仕方ありませんが、いくらかチグハグな競馬に。ひと息つくタイ ミングに恵まれず、勝負所では他馬が早めに動いてくる厳しい展開。ずいぶんと安定味 が増し、ここ最近の上昇度はアピールできたものの最後は勝ち馬の決め手に屈し、また もオープン入りはお預けとなってしまいました。なお、このあとは4月18日(日)中山 12R 中山スプリングプレミアム(1600万下・芝1600m)を中心視。まずはレース後の 様子を窺っていきます。(HTC) 【3月18日】 3月20日(土)中山10R 韓国馬事会杯(1600万下・芝1600m)に岩田康誠騎手にて 出走予定。 「背中やトモに気になるところはなく、順調な時のいつものこの馬の動き。以前よりも だいぶ力をつけていることですし、出走態勢は整いましたね。ズバッと切れる脚を使う タイプではありませんので、ある程度は前々で進めていったほうが良いでしょう」 (佐々木助手) 「火曜日の計測で488s。デキに関しては太鼓判を押せると思います。あとは枠順と 展開ひとつ。おそらく人気での出走になりますので他馬の目標になりながら、それをど こまで凌げるかがポイントになってくるのではないでしょうか。前回同様、好レースを 期待します」(島田厩務員) ++調教時計++ 10.03.17 助手 美南W良 5F 67.0 51.7 37.7 12.7 7 直強め追う モンテアルベルト(古1000万)強めの内追走同入 10.03.16 助手 美南坂良 1本 59.6 44.1 29.2 14.7 馬なり余力 10.03.14 助手 美南W良 53.0 38.6 13.4 6 馬なり余力 ジョウテンロマン(古1000万)一杯の内同入脚良 【3月11日】 美浦トレセン在厩。今週もウッドにて、余力残しの調整となっています。 「3月20日(土)中山10R 韓国馬事会杯(1600万下・芝1600m)にむけて、順調に 調整中。稽古で併せた馬も走る馬ですから、今週はこれぐらいで十分。状態は良さそう ですよ」(酒見助手) 「急に筋肉がつきすぎてしまって、驚いているほど。無駄肉ではないですし、以前は薄手 の馬であったことを考えれば、良い傾向ですけどね。背中やトモの感じも悪くありませ んので、これなら来週の競馬でも大丈夫なはず。あとは(除外されることなくレースに) 使えるかどうかでしょう」(島田厩務員) ++調教時計++ 10.03.10 助手 美南W重 5F 67.5 52.2 38.4 12.8 7 強めに追う モンテアルベルト(古1000万)馬なりの内追走同入 10.03.07 助手 美南W重 44.8 15.1 4 馬なり余力 【3月4日】 美浦トレセン在厩。皮膚病の影響はなく、帰厩後も順調に追い切りを消化しています。 「無理せず短期放牧を挟んだだけあって背中の疲れは癒えていますね。ただ冬場に一息 入れた関係で今は腹目に余裕があり、太めが残っている状態。いかにも休み明けといっ た体つきをしていますので、これからしっかりと乗り込み必要な筋肉を取り戻していき ましょう。目標レースは3月20日(土)中山10R 韓国馬事会杯(1600万下・芝1600 m)。鞍上は岩田騎手たっての希望により前走に引き続いての騎乗になりそうですよ」 (島田厩務員) ++調教時計++ 10.03.03 助手 美南W良 5F 68.5 54.0 39.9 13.3 7 馬なり余力 【2月24日】 ドリームファーム在厩。ウォーキングマシン60分の準備運動後、周回コースにてダク 800m、ハッキング1200m、普通キャンター2000m、坂路にて普通キャンター1本を消化 しています。 「前肢に皮膚炎が出ていますが獣医師によれば『見栄えが悪いだけであくまでも表面的 なもの』とのこと。『帰厩日はこれから決めていくことになるが、出走スケジュールを 変更するようなものではない』(調教師)との指示をもらっていますので近々にも速め の時計を出していく予定です」(国分担当) 27日(土)に美浦トレセンへ帰厩、翌日には坂路にて15−15程度を消化しています。 【2月17日】 ドリームファーム在厩。ウォーキングマシン60分ハッキング1800mの準備運動後、坂 路(800m)にて普通キャンター2本を消化しています。 「雨天続きで周回コースの馬場状態が悪いため今週は坂路中心の調整。絶好調時に比べ ると、まだ物足りない印象ですが、背中の疲れは和らぎつつあり、調教を十分に進めて いける状況にはありますので、問題なく臨戦態勢まで持っていけると思います。月内に も帰厩することになるのではないでしょうか」(国分担当) 【2月10日】 ドリームファーム在厩。ウォーキングマシン60分、周回コースにてハッキング2000m 普通キャンター1600mを消化。今朝より、3F15−15を開始しています。 「背中の硬さが治まりつつあるのを確認し本日よりペースアップへ。ゴールデンダリア (古オープン)との併せ馬になりましたが及第点の動きをみせてくれましたよ。人を見 分けてたまにイタズラをするとは言え、年中うるさいわけではなく個人的には(テンシ ョンの高さは)気にならないレベル。このまま順調に態勢を整えていけるのではないで しょうか」(国分担当) 【2月3日】 管理牧場の移転に伴い、1月28日(木)に茨城県牛久市のKSトレーニングセンター内 ドリームファームへ移動。現在はウォーキングマシン60分、ダート周回コースにてハ ッキング2000m、軽いキャンター1600mを消化しています。 「状態を上げていた頃に比べると、まだ背腰が硬い感じ。よって目下は坂路には入れず フラットコースでの軽めの調整に、終始しています。大きなダメージではなさそうです のでマイクロ照射と針によるケアで疲労回復を促してあげれば、ほどなく癒えてくるも のと思われます」(国分担当) 「いくらか前走の疲れが尾を引いているようですので、3月20日(土)中山10R 韓国 馬事会杯(1600万下・芝1600m)のほうに照準を合わせていきましょう。鞍上は内田博幸 騎手に声をかけてみます」(二ノ宮調教師) 【1月27日】 前走後の様子や中1週を考慮の上、節分Sへの出走を検討しましたが最終的にはこれを 回避。昨日のうちにドリームファームへ調整放牧に出ています。 「レース後、背腰に少し疲れが出たことですし、中1週の競馬はさすがにかわいそう。ま だ明け4歳でもありますので、ここは無理せず大事を取って慎重なスタンスで次走につ なげていきたいと考えます。まずは適度にリフレッシュを挟み、3月7日(日)阪神10 R 武庫川S(1600万下・芝1600m)または、3月20日(土)中山10R 韓国馬事会杯 (1600万下・芝1600m)へ。先々のある馬ですから伸びしろを潰してしまうことのない よう注意しながら、経験と実績を重ねていければと思います」(二ノ宮調教師) 【1月21日】 美浦トレセン在厩。低周波治療により、レース後の背中の疲れをケアしています。 「中1週の競馬がどうかという不安もあり、次走についてはまだ流動的。いちおう1月 31日(日)東京10R 節分S(1600万下・芝1600m)への投票を視野に入れていきます が、あくまでも馬の様子と相談をしながら決めていきたいと思っています」 (二ノ宮調教師) 「前走は稽古での好感触がそのままレースに結びついた感じ。目方は増えていましたが 輸送を考慮してのものでしたし、太め残りではありませんでしたよ。レース後も激しく テンションは上がっておらずゲッソリした様子もナシ。この先も楽しみが広がります」 (三浦助手) 「頑張って走ってくれた分、少し背中が張っていますので、キ甲の後ろから尻尾の手前ぐ らいにかけて低周波治療でフォロー。おそらくは2〜3日で治ってくると思います」 (島田厩務員) 【1月16日】 好スタートから、他馬の出方を窺いながら押し出されるように先頭へ。マイペースの逃 げを打ち、直線では二の脚を使い逃げ込みを図りましたがゴール寸前に勝ち馬に僅かに 交わされ、結果2着での入線となっています。 「ゴール板が遠かったです。いいペースで逃げていたので直線ではまだかまだかと・・・。 もうひと押しだったのですが、勝ち馬に上手く乗られてしまいましたね。直線に向いた ところでこちらも勝ち馬を上手くブロックすることができ、本来ならすぐに出て来られ ないはずなのですが、向こうにはそこから予想以上にスムーズに捌いて迫ってきたんで す。おそらくその分の差でしょうね。それにしても、夏と比べても本当に馬が良くなっ ていますね。二ノ宮厩舎は総じてムキムキの馬が多いのですが、本馬も首差しが太くな って逞しさを増しているように、いい感じで成長していますよ。これからが本当に楽し みです」(岩田騎手) 「いや〜惜しかったね。あそこまで来ていたら正直勝ちたかったけれど、今は馬が凄く 良くなっているし、準オープンの目処は完全に立ったと言っていいんじゃないかな。オ ープンに上がるのも時間の問題だね。無理に抑え込まないでいけば、終いはいい脚を使 える馬だけど、鞍上が上手にそれを引き出してくれています。スタートが必ずしも得意 ではないのに、今日は珍しくポンと出てくれて結果ハナを切る形になったけど押し出さ れたもので、決して希望通りではなかったからね。負けてしまったのはその分なのかも しれません。レース後の状態を確認してからになりますが、問題がなければ中1週で使 っていきたいと思います」(二ノ宮調教師) ◆直線半ばで後続を突き放したときには、ほぼ勝利を手中にしたかに思われましたがオ ープン勝ちの実績を持つ勝ち馬の急襲を受け、僅かハナ差の惜敗。念願のオープン入り は次回にお預けとなってしまいました。しかしながら、相手が揃ったこのレースで昇級 2戦目で勝ち負けの競馬を見せてくれたことは本格化を迎え始めた何よりの証。2010年 の本馬の飛躍に期待を抱かせる内容であったのではないでしょうか。なお次走は、1月 31日(日)東京10R 節分S(1600万下・芝1600m)を中心に、馬の状態や鞍上の確保 などを見定めながら決めていきたいと思います。(HTC) 【1月14日】 1月16日(土)京都10R 石清水S(1600万下・芝1600m)に岩田康誠騎手にて出走 予定。馬体重488s(1/13測定) 「先週末に速めをやったことですし明日に輸送を控えていますので今朝はウッドで15 −15程度をサーッと。引き続き、調子は良さそうですよ」(三浦助手) 「寒さで馬場が半ば凍っているため球節やつなぎの擦り傷に注意をしながら。逍遥馬道 に入れ始めてからは、全休日明け以外は言うほどうるさくないですしグラグラしていた 乳歯も今日抜けましたのでレースを迎えるにあたって、特に不安となるものはありませ ん。パワーアップが進んだ今の本馬を、鞍上はどう感じ取ってくれますか。岩田騎手に 『また乗りたい』と言ってもらえるような内容を期待したいですよね」(島田厩務員) 【1月7日】 美浦トレセン在厩。年末年始と順調に乗り込まれています。馬体重490s(1/6測定) 「今朝ウッドにて追い切りを消化。イメージしていたよりも幾らか負荷が軽い内容にな りましたので、週末もしくは来週にしっかりと追い切ってから、1月16日(土)京都 10R 石清水S(1600万下・芝1600m)に向かいましょう。動き自体は良かったこと ですし、調子落ちは感じられません」(二ノ宮調教師) 「元気が有りすぎて困ってしまうほど(笑)時季的に少々太めではありますが毛づやが 落ちることもなく、状態は変わらず良好ですよ。前走だっていくらも負けてはいません からね。次走が楽しみです」(島田厩務員) ----------------------------2010年--------------------------- 【12月28日】 入厩検疫が取れたことから、26日(土)のうちに美浦トレセンへ帰厩。翌日には坂路 1本を消化しています。 【12月23日】 18日(金)に一旦ドリームファームへ移動。現在はウォーキングマシン60分、ダク 800m、ハッキング1600m、普通キャンター2400mを消化しています。 「先週レースを使おうとしていたくらいですから馬は元気そうですよ。トモがしっかり してきたのも、実際に跨って感じますし、だいぶ実が入ってきました」(国分担当) 「今回はあくまでも調整放牧。年始にもトレセンに帰厩させ1月16日(土)京都10R 石清水S(1600万下・芝1600m)を本線として、進めていきましょう」(二ノ宮調教師) 【12月17日】 12月20日(日)中山10R クリスマスC(1600万下・芝1600m)に出馬投票しま したが、抽選により除外となりました。 「今回の除外を受け、出走は年明けの1月。東西、芝1400〜1800mの番組の中から選択 していきましょう」(二ノ宮調教師) 「煩すぎるような感じではないですし、追い切りの手ごたえも良かったですよ」 (鷹野騎手) 「中1週の競馬で本当に大丈夫なのか?という不安と、調子の良いうちに適鞍に使って おきたいという気持ち。正直どちらに転んでも悪くはないと思っていましたが、週明け の体重が485sでしたので、もう少し絞っていきたいですね」(島田厩務員) ++調教時計++ 09.12.16 鷹野 美南P良 5F 65.0 50.5 37.0 12.8 6 馬なり余力 タイセイワイルド(二歳500万)馬なりの内追走4F併同入 【12月10日】 美浦トレセン在厩。角馬場調整でレースの疲れを癒しています。 「立派すぎる馬体でレースに臨むことができましたし、往復の輸送も問題なくクリア。 心身ともにレースの反動はありません。今年だけでもう3つも勝っている上に、前走だ って馬は頑張って走ってくれています。 まずは良しとしなければいけませんよね。中 1週は決して歓迎できるローテではないものの番組や除外などのことを考えると、ここ は入れていくしかない局面。このあとは12月20日(日)中山10R クリスマスC (1600万下・芝1600m)への投票を検討していくことになると思います」(島田厩務員) 【12月6日】 互角のスタートから前半は折り合いに専念し、3〜4番手の内。うまくペースに乗じて 直線では先頭に躍り出る勢いでしたがゴール前で僅かに競り負け、結果7着での入線と なっています。 「直線にむいた時は勝てそうな手応えでしたが、そこから抜かれてしまったので…。マ イルは長いのかもしれません。ただ、いい馬でしたよ」(ボレル騎手) 「道中は好位でジッとして、そこから脚を伸ばしてくる競馬。昇級初戦の内容としては 決して悪いものではありませんでした。さらに目方は増えていましたが、太い感じはな く馬は着実に成長してきていると思います」(二ノ宮調教師) ◆ゴール前で着順こそ落としたものの勝ち馬からコンマ3秒、上位人気馬とも差のない 競馬。「切れ味の差が出たかなぁ」とは、“泣き”の島田厩務員でしたが、別れ際には 「昇級戦としてはいい内容だった」と陣営にも悲観的なムードはありませんでした。ひ と夏越しての充実ぶりは目覚ましく、まだまだ上がり目も期待できる成長株。オープン 入りもそう遠い話ではなさそうです。なお、次走については「美浦に戻り馬の状態を見 てから考える」(師)予定になっています。(HTC) 【12月3日】 12月6日(日)阪神12R 2009ゴールデンホイップトロフィー(1600万下・芝1600 m)にカルヴィン・ボレル騎手<北米>にて出走予定。 「追い切りでスッと反応してくれたように、今はデキがいいですね」(鷹野騎手) 「飼葉をもっと食べてくれるよう工夫している甲斐あって今週の体重は485s。輸送 を考えれば、ちょうど良い目方でしょう。師も『これならやれる』と言っているように デキは文句なしですよ。レースを前に気構えて体が減っていくことはあっても、輸送自 体が苦手ではなさそうですから、あとは展開や運が向いてくれれば。昇級戦でも楽しみ はありそうです」(島田厩務員) ++調教時計++ 09.12.02 鷹野 美南W良 5F 68.3 52.6 38.2 13.0 8 馬なり余力 アクシオン(古オープン)一杯の外先行0.2秒先着 09.11.29 助手 美南W良 40.4 13.0 7 馬なり余力 【11月26日】 美浦トレセン在厩。 今週はウッドでの併せ馬で先着しています。馬体重488s(11/24測定) 「レースでは480sを切るくらいが理想。現時点ではまだちょっと太めですが状態自 体はいいですし胸前などが逞しくなってきたように、だいぶ充実してきていると思いま す。レースは来週12月6日(日)阪神12R2009ゴールデンホイップトロフィー(1600 万下・芝1600m)から登録。開幕週なので出られるとなれば、やはり内枠がいいでしょう ね。パドックでお客さんに対して敏感なところがある馬。肉体面と同様に、精神面にも 成長が欲しいところです」(島田厩務員) ++調教時計++ 09.11.25 助手 美南W重 5F 66.9 51.8 38.0 13.1 9 一杯に追う モンテアルベルト(古1000万)一杯の外先行同入 09.11.22 助手 美南W良 53.6 39.7 12.7 6 馬なり余力 【11月18日】 昨日、美浦トレセンに帰厩。今朝は坂路にて普通キャンター1本を消化しています。 「時々旋回するようなことがありますが、これは競馬に行く時もやっています。あまり 度が過ぎるようになると嫌ですけど、必ずしもネガティヴなものではないでしょう。以 前よりも体に幅が出て、しっかりとしてきましたので今の感じであれば昇級しても対応 してくれるのではないでしょうか。週末から速めを乗り、12月6日(日)阪神12R 2009ゴールデンホイップトロフィー(1600万下・芝1600m)の出走状況を窺っていきま す」(亀田助手) 【11月11日】 ドリームファーム在厩。先週末より速めを乗り込まれており、7日(土)には3F45.3 −14.6、昨日は3F42.3−13.4を計時しています。 「稽古の手応えからも元気の良さが窺え順調そうですね。体のバランスがうまい具合に 整い、ひ弱さが抜け、筋肉がついてきた様子。春の感じから考えれば思っていた以上の 成長ぶりと言ってもよいでしょう。次は準オープンですが、今の良化度をもってすれば いきなりからでも面白いかもしれませんよ」(国分担当) 【11月4日】 ドリームファーム在厩。現在はウォーキングマシン60分ダク800mハッキング2400m 普通キャンター1600mを消化しています。 「やはり晩成型だったのでしょう。以前は細身に映った体も今ではだいぶしっかりとし てきた印象。筋肉がつき、いい意味で馬の格好が四角くなってきましたよね。前走の疲 れはすでに抜けていますので、今週末もしくは、来週より再びピッチを上げていけると 思います」(国分担当) 【10月29日】 本日、ドリームファームへ放牧に出ています。 「あくまでも馬の状態次第ではありますが、このあとは12月6日(日)阪神12R 2009 ゴールデンホイップトロフィー(1600万下・芝1600m)あたりから投票していき除外の 場合は12月20日(日)中山10R クリスマスC(1600万下・芝1600m)を考えて いきたいと思っています」(二ノ宮調教師) 「やはり力をつけてきているのでしょう。苦しいラストも押し切ることができました。 思っていた以上に1000万条件を楽に突破してくれたとは言え、準オープンともなる となかなか骨っぽいメンバーですからね。ただ、相手なりに走れる馬ですので上に行っ ても我々の不安をよそに好レースを続けてくれるかもしれません」(三浦助手) 「本馬の成長と良化度が昇級の早さにどれぐらいついて行けるか。今後はこのバランス になってきそうですね。自身が力をつけてきているのは確かですし、レース後の状態も 問題ありませんよ」(島田厩務員) 【10月25日】 まずまずのスタートから、前半は中団の外めで宥めながらの追走。4角でジワッと進出 し、直線満を持して追い出されるとゴール前の激しい叩き合いを力でねじ伏せ見事先頭 でゴールイン。嬉しい3勝目となりました。 「4角で外に振られて脚を使わされましたが、そこからまた伸びて最後までよく残して くれましたね。ここは勝たなきゃいけないレースだと思っていましたので、交わされそ うになった最後は、本当に必死でしたよ。前走同様、少頭数でゴチャつかず、気分良く 走れたのも良かったのだと思います」(内田博騎手) 「スタートしてハミを取りかけたところでうまく外し引っ掛かることなくレースを進め てくれた鞍上の好騎乗も光りましたね。馬の気分を損ねることなく、脚をタメられたの が大きかったように思います」(二ノ宮調教師) ◆パドックから終始チャカチャカしていたように、出来はピークから下降線に入りだそ うかという段階。鞍上もそれをよく理解してくれていたようで、このチャンスを逃すま いとする闘志とブリッツェンの頑張りが、ゴール前で迫る他馬の先着を許しませんでし た。なお、ここ2戦激しいレースが続いたことですし中間の旋回癖や今日のイレ込みな どはお疲れ気味のサインでもあるはず。このあとはご褒美も兼ねて、外厩で一息入れて あげる予定になっています。(HTC) 【10月22日】 10月25日(日)東京9R 神奈川新聞杯(1000万下・芝1600m)に内田博幸騎手にて 出走予定。 「併せた相手は、格上かつ攻め駆けする馬。終いに時計を要しましたが、動きそのものは 良かったですよ」(二ノ宮調教師) 「併せた相手に早めにこられた分、最後は離されてしまいましたが、感触的には変わりな く順調にきていると思います」(佐々木助手) 「稽古や競馬に行くと問題ないのですが馬場入りの際などにクルクル旋回していたよう に、ときおり逃避する一面を見せることがあります」(亀田助手) 「東京コースも大丈夫だと思いますが、脚の使いどころが難しそうですね。順調に力を つけており、充実しつつあると思います」(三浦助手) 「今の馬体重が478s。当日もプラス体重で臨みたいですよね。どこも心配点はなく いい状態をキープできており、着実に馬が変わってきているのも確かだと思いますよ。 ただ、状態のピークがあまり長続きしないタイプなのでしょうか。使い詰めは不向きの ような気もします」(島田厩務員) ++調教時計++ 09.10.21 助手 美南W良 6F 82.8 67.3 52.2 38.5 14.1 7 一杯に追う ゴールデンダリア(古1600万)一杯の外先行0.6秒遅れ 09.10.18 助手 美南W良 55.1 39.1 13.7 7 馬なり余力 09.10.15 小林久 美南W稍 6F 89.0 72.9 57.9 43.1 14.5 8 馬なり余力 【10月15日】 美浦トレセン在厩。今週はウッドにて余裕残しの稽古を消化しています。 「『良さそうですね』とは稽古から上がってきた鞍上。来週10月25日(日)東京9R 神奈川新聞杯(1000万下・芝1600m)に内田博騎手でいきましょう」(二ノ宮調教師) 「出走時には、前走と同じくらいの体重になるかもしれませんが、現時点ではいい意味で ゆとりがあって、ずいぶんと状態が良さそうですよ。前回は斤量やメンバーに恵まれた 面もあり、まだまだ強気にはなれませんがデキの良さは間違いありません。東京替わり もおそらく大丈夫。なかには決め手に欠けるようなレースも見て取れますので、いいポ ジションからレースを進めたいですよね」(島田厩務員) 【10月8日】 美浦トレセン在厩。おもに北馬場にて、疲労取りの調整が行われています。 「前走はうまく立ち回ることができただけあってよく頑張ってくれましたね。きっと今 の状態の良さも、好レースにつながったのだと思います。幸いなことにレース後も異常 はありませんので、このまま第4回東京開催にむけて、再びピッチを上げていくことに なりそうです」(酒見助手) 【10月3日】 五分のスタートから、前半は単独3番手をキープ。4角よりスッと前2頭に接近し直線 残り200mを切って先頭を窺いましたが、ゴール前で惜しくも外から交わされてしまい 結果2着での入線となっています。 「ゲート内でソワソワと前かきをしていましたが、スタートは何とか普通に。ちょっと 周囲を気にするような感じでしたので、前が飛ばして隊列がバラける格好になったのは 良かったですよね。残り100mで逃げ馬を抜き去ろうと思って4角より上がって行った のですが勝ち馬にピッタリとマークされ、一瞬にして交わされてしまいました。ラスト は完全に、狙われてしまった形。ああなっては仕方ないでしょう。距離はこれぐらいが 良さそうですし、馬場を気にしている様子もありませんでしたよ」(内田博騎手) 「少々怖がりな一面があるため今日のような展開は歓迎。自身も頑張って走ってくれて いましたが相手も強かったですね。力のあるところは見せてくれましたので、また今後 に期待しましょう。次走については、レース後の馬の様子と相談をしながら、このまま 東京開催への続戦を考えていきたいと思います」(二ノ宮調教師) ◆速めの流れを追走しての善戦、持ち時計も詰めており、昇級緒戦の内容としては十分 なものがありましたが、あと一歩のところでスルリと掌から零れてしまった連勝の二文 字。心情は複雑と言ったところでしょうか。いずれにせよ、ひと夏を越しての成長は確 かなものがありますし、素質馬が着実に力をつけつつあるのは間違いのない事実。先々 も含め、今後のさらなる躍進に注目したいと思います。(HTC) 【10月1日】 10月3日(土)中山10R外房特別(1000万下・芝1600m)に内田博幸騎手にて出走予定。 「きのうは格上馬を相手に同じボリュームの稽古。状態の良さが伝わってきましたので 予定通り、今週のレースに向かいます」(二ノ宮調教師) 「この馬なりに少しは胴が伸び体つきにゆとりが出てきましたかね。今は馬体の張りも 良いですし、あとは気性面で成長してくれればですよね。具合は間違いなく良好ですが 今回は昇級戦だけに強気にはなれなくて…。ただハンデ戦ですし、この鞍上。格好はつ けておきたいところです。パンパンの良馬場が希望です」(島田厩務員) 【9月24日】 美浦トレセン在厩。来週10月3日(土)中山10R 外房特別(1000万下・芝1600m) にむけて、順調に乗り込まれています。 「今朝はウッドにてモンテブリストルを追いかけるスタートから、ラストは3頭併せへ。 手ごたえに余裕があったところをみると、この馬なりに徐々にしっかりしつつあるのか もしれません。1000万クラスともなると、メンバー次第でだいぶ当たり外れがあり ますので、さすがに相手関係を見ずして胸を張ることはできませんが、こちらはまだ底 をみせていない分、楽しみがありますよね」(三浦助手) ++調教時計++ 09.09.30 助手 美南W稍 5F 68.0 52.0 37.7 12.6 7 直一杯追う アクシオン(古1600万)一杯の外先行同入 09.09.24 助手 美南W良 6F 83.4 67.0 52.6 38.3 13.4 8 馬なり余力 ハードトゥセイ(古500万)一杯の外追走3F付同入 09.09.20 助手 美南W良 42.8 12.8 7 馬なり余力 【9月17日】 美浦トレセン在厩。今週は4頭でコース入りし、ラストは前を行く3頭併せを追いかけ る形でのフィニッシュとなっています。 「まだまだこれからという動きですが目標は10月3日(土)中山10R 外房特別(1000 万下・芝1600m)。レースまで日がありますので、きっちり乗り込んでいきたいと思い ます」」(二ノ宮調教師) 「今日は『あまりやりつけないで』との指示。3頭併せに加わって行かなかったのは意 識的なものですので、トモの感じも含めて特に心配はいりませんよ。気持ちが乗ってく るタイプゆえ、あまり距離が長くなると良くないのかもしれません」(鷹野騎手) 「昇級ともなると、いきなりからを望むのはかわいそうな気がします。ただ、正直あまり 自信が持てるほどの感触になかった前回があの鮮やかな勝利。そういった意味では、ま た予想を上回ってくれる走りをみせてくれるかもしれませんよね」(島田厩務員) ++調教時計++ 09.09.16 鷹野 美北C稍 5F 68.9 52.6 38.2 12.7 6 強めに追う ハードトゥセイ(古500万)馬なりの外追走3F併0.6秒遅れ 【9月15日】 12日(土)に美浦トレセンへ帰厩しています。 「今朝は坂路にて64秒台をサーッと1本。10月3日(土)中山10R 外房特別(1000 万下・芝1600m)を目標に、乗り進めていきましょう」(二ノ宮調教師) 【9月9日】 ドリームファーム在厩。先週末より、速めの調教を開始しています。 「5日の3F45.7−14.5を手始めに今朝は5F70.6−60.9−44.8−14.2を計時。期待馬 ゆえ、トモの感じなどはもっとパンとしてくれてもいいぐらいですが、状態そのものは 悪くないようですね。課題であった馬体の回復も順調に進んでいることですし、この調 子で『来月の出走をめざして』(調教師)、ペースを上げていく予定です」(国分担当) 【9月2日】 ドリームファーム在厩。現在はウォーキングマシン60分ダク800mハッキング2400m ハロン17〜18秒ペースのキャンター1600mを消化しています。 「トモの疲れが癒えてきましたので週末から時計を出していく予定。馬体が増えてこな いのは体質もあるのだと思いますが、まずは体をフックラとしていきたいですよね。厩 舎スタッフによれば、『使い込んでいくと馬場入りを拒否することがある』そうですが 牧場ではそういった面を見せたことはありません」(国分担当) 【8月26日】 レース快勝後は、ドリームファームへ。本日、無事に到着しています。 「まだ芯からしっかりしきれていないのか何となくスッキリとした馬体で華奢な印象が 残りますね。右トモにいくらか疲れがある程度で、歩様に問題はナシ。これなら回復に 手間取るようなことはないでしょう。我々も含め牧場での評価は高いものの、まだトレ センのほうでは色々と注文がつく様子。目一杯に時計を出していくにあたっては、成長 途上と言うことなのでしょう次の 指示を待ちたいと思います」(国分担当) 【8月23日】 好スタートから、前半は最内で脚を溜めるように好位4番手を追走。折り合いをしっか り付け、抜群の手応えで直線勢いよく抜け出すと、2着馬の猛追を凌ぎきり見事に先頭 ゴールイン。嬉しい2勝目は特別勝ちとなりました。 「パドックではチャカチャカとうるさい面を見せていましたが馬場に入ってからは落ち 着いて大人しくしてくれたことが、良かったのでしょうね。イメージしていた通りの競 馬ができたこともあり、直線ではビューンと弾けてくれました。それにしても上手くい きましたね。このところ特別戦では2着続きで、実はステラリード以来の特別勝ちなん ですよ。久々の表彰台を同じ勝負服で飾れるとは何だか縁がありますね(笑)」 (岩田騎手) 「ジョッキーの好騎乗のおかげで理想的なレース運びができましたし休み明けでしたが 強い競馬を見せてくれました。体は思ったほど増えてこなかった(+2キロ)のですが この馬の場合は意外とこうしたシュッとした体型なのかもしれませんね」(亀田助手) ◆本馬の課題は前半の折り合い。今日も掛かりそうになったところを素早く察知し、前 に馬を置いて、耐える競馬をさせたことが勝因。4角でのスパートのタイミングといい 鞍上のリードは、チーム広尾を初重賞勝利へと導いた“岩田様”の真骨頂と言えるでし ょう。休み明け、古馬との初対戦という不利な条件を跳ね返したこの勝利は非常に価値 のあるもの。春後半の鬱憤を晴らし、この先がますます楽しみとなりました。「この体 型がブリッツェンの姿なのかも」という意見も出てはいますが、上のクラスでの活躍を 目指していくには、やはり馬体面のパワーアップは必要不可欠。引き続き本馬の将来性 を見据えたうえで調教師と今後のローテーションを定めていきたいと思います。 (HTC) 【8月20日】 8月23日(日)札幌12R小樽特別(500万下・芝1500m)に岩田康誠騎手にて復帰予定。 「きっと遅咲きなのでしょう。体つきやトモの感じなど、まだ若さが抜けきれていない ようですが、先週よりも今週の追い切りの動きの方が息の入りも良かったですし、休み 明けとしては、まずまずの雰囲気。ここを使ってさらに状態を上げていければと思って います。今回は鞍上の手腕にも期待ですね」(三浦助手) ++調教時計++ 09.08.19 助手 函館W良 5F 68.2 52.5 37.9 12.7 6 強めに追う ゴールドミント(三歳未勝利)強めの内同入 09.08.16 助手 函館W良 53.3 38.7 12.8 7 馬なり余力 ニシノスローン(二歳未勝利)一杯の外1.3秒先着 【8月13日】 函館競馬場在厩。今朝、単走で強めの追い切りを消化しています。 「まだ帰厩後間もないこともあり息持ちの方がもうひとつでしたが、手ごたえやフット ワークはOK。また週末やって、来週を併せ馬で追い切れば、あらかた態勢は整ってく るでしょう。枠順の有利不利こそあれ来週8月23日(日)札幌12R 小樽特別(500万 下・芝1500m)は、距離的に魅力。また8月30日(日)札幌12R 石狩特別(500万 下・芝1800m)ですとフェアなコースですが、乗り方や展開に頼る形にもなりそうです よね。復帰戦については、来週の追い切りなども確認しながら最終的に決めていくこと になると思います」(三浦助手) ++調教時計++ 09.08.13 助手 函館W不 5F 68.1 52.6 38.9 12.8 9 一杯に追う 【8月11日】 8日(土)に函館競馬場へ入厩しています。 「8日に4F13.6−13.7−13.3−13.5を乗ってから競馬場へ。この休養により馬体を戻 すことができ、直前は結構な時計を出すこともできました。これぐらい動けていればレ ースでも楽しめるのではないでしょうか」(後藤場長) 「復帰戦は8月30日(日)札幌12R 石狩特別(500万下・芝1800m)を意識。この あとは週末に札幌競馬場に入り、さらにピッチを上げていく予定です」(二ノ宮調教師) 【8月4日】 グローバル在厩。週2回、坂路にて4F15−15を上回る時計で乗り込まれています。 「馬体が回復しフックラとひと回り大きくなった印象。3日に来場した調教師も『本当 に良くなった』と喜んでくれましたからね。成長によるものか、それとも疲れが癒えた からでしょうか。 身のこなしの柔らかさが顕著になってきたようにも感じます。近々 にも帰厩日が具体化してきそうですので、しっかりと態勢を整えておきたいところです」 (後藤場長) ----------------------------2009年---------------------------
ブリッツェン