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─近況─
2012年2月1〜3月23日
【3月23日】 高野調教師と今後の進退につき慎重に協議を行いました結果これ以上の現役続行はあらゆる 観点からリスクが高すぎるとの見解で合意。誠に残念ではありますが引退の運びとなり本日 付けにて競走馬登録を抹消いたしました。なお、出資会員の皆様には詳細を書面にてお送り いたしますので到着まで今しばらくお待ち願います。これまでの長きにわたるご支援に対し まして心より感謝申し上げますとともに、転厩以降、結果として戦線復帰を果たすことなく引 退となりましたこと、深くお詫び申し上げます。ご声援、誠に有難うございました。 「しっかりと休養を挟んだにもかかわらず、再発に至ってしまったのは不本意。二度目ともな りますと毛細血管の脆弱化により癖づいてくる可能性も高そうですしプアパフォーマンスは 否めません。これまでの経緯、しばらく安静にしなければいけない現状、年齢面などを考え合 わせますと本馬にこれ以上を求めるのはちょっとかわいそうに思います。申し訳ありません が引退を勧めさせてもらいました」(高野調教師) 【3月21日】 湖南牧場在厩。19日(月)の調教後に鼻出血を確認。すぐに内視鏡検査を行ったところ肺出 血に起因するものであることが明らかになりました。なお、これで二度目の発症となること から高野調教師にもよく状況を確認してもらい今後の進退も含めた管理方針について慎重に 練り直しを図っていく予定となっています。 「調教ペース自体は決して速いものではなかったですし乗り役によれば、『ハッキリと息の入 りの悪さや呼吸の乱れなどを感じるほどではなかった』とのこと。ただ、上がりの運動時で しょうか調教から戻ってきたところでじんわりと赤みを帯びているのを見つけ以降は大事を とって安静にしている状況です。決してオーバーワークではないわけですから全休日明けで 元気を余す恰好になったのか、あるいは以前にも(一度肺出血を)やったと聞いていますので 脆弱になっている部分があったのかもしれません」(前田担当) 【3月14日】 湖南牧場在厩。現在はウォーキングマシン40分、周回コースにてダク1600m、ハロン20 〜25秒ペースのキャンター2800mを乗り込まれています。 「ハッキングキャンターからおろしていき、ラスト1周800mをハロン20秒ペースで。まだ まだ太めの馬体ですが、乗り始めている分の変化は感じ取れますので、この積み重ねにより 体を引き締め良化を促していければと思っています。段々と暖かくなってくる季節も味方に つけていきたいところです」(前田担当) 【3月7日】 湖南牧場在厩。ウォーキングマシン40分、周回コースでのダク運動後、現在は軽いキャン ター2400mを消化しています。 「鼻出血で休んでいた後ですし緩んだ馬体でもありますので、『ペースアップは段階的にじっ くりと』(調教師)。目下は乗り出した分の気持ちの高ぶりをほどほどに抑え身体的にも少し ずつ負担をかけてあげた方がよいでしょう。冬毛が抜け始めた他馬に比べて、まだモコモコ した印象ですが、経緯を考えれば今のところは仕方ありません」(前田担当) 【2月29日】 湖南牧場在厩。現在はウォーキングマシン40分の準備運動後、ダート周回コースにてダク 2000〜2400mを消化しています。 「一週間はダクのみで様子を見、今週末よりハッキングキャンターへ。立派な馬格をしていま すが休んでいたため、お腹がポッコリ出て筋肉も落ちている感じですかね。ちょうど冬毛が 抜けてくる時季ですので少しずつピッチを上げながら新陳代謝を高めていきたいと思います」 (前田担当) 【2月22日】 21日(火)に滋賀県甲賀市の湖南牧場へ移動しています。 「結果的には十分な休養期間を経て乗り出す形、最初のうちは久々の調教にカーッとテンショ ンが高くなる恐れもありますので鼻出血明けであることを踏まえ特に注意して進めてもらう ようにお願いしてあります。まずはダク、ハッキングで様子を窺いつつ距離を延ばしていき ましょう」(高野調教師) 【2月15日】 島上牧場在厩。 先週に引き続き、ウォーキングマシンによる90分間の常歩運動を消化しています。 「90分の運動を問題なく消化できていますので、『そろそろ移動させて騎乗運動を進めてい きましょう』と調教師。頓挫でひと月ほどスケジュールがおしてしまったのは余計でしたが 引き続き常歩運動をじっくりと乗って体調を整えバトンタッチに備えたいと思います」(幣旗場長) 【2月8日】 島上牧場在厩。今週より、ウォーキングマシン90分を消化しています。 「どうも毛づやは優れませんが、結果として休養が長くなってきていること寒い時期というこ とを考えれば、これも仕方のないところでしょう。体調そのものは決して悪くないですし、こ れから毎日90分じっくりと運動を重ねていけば騎乗運動への移行もスムーズに行えるもの と思われます」(幣旗場長) 【2月1日】 島上牧場在厩。現在は、日に60分間のウォーキングマシン運動を消化しています。 「すでに運動時間を延長し始めているように、もう年明けの頓挫が尾を引く心配はなさそうで すね。この分であれば来週ぐらいから90分までボリュームを上げても何ら問題はないでし ょう。しっかりと歩かせて代謝を高め緩んでしまっている体をなるべく引き締めていきたい と思います」(幣旗場長) 【1月25日】 島上牧場在厩。先週後半よりウォーキングマシンへ。現在は日に30分の常歩運動を消化し ています。 「もともとは年明けから動かしていく予定のあった馬。大事を取って、今はまだ30分の運動 に留めていますが脚元がようやく落ち着いてきたことですし、これからは機を見て60分、そ して90分と運動量を上げベースとなる体を作っていかなければなりません。体調そのもの に変化はなく体温なども安定しています」(幣旗場長) 【1月18日】 島上牧場在厩。現在は、日に10〜20分ほどの引き運動を消化しています。 「しばらく馬房内で安静にさせていましたので、最初のうちは元気を余してしまうことが予想 されます。したがって目下はしっかりと引き手をつけて常歩を。歩様に違和感はないですし 腫れも分からない程度にまで引いていますので、そろそろウォーキングマシンに入れても問 題ないでしょう」(幣旗場長) 【1月11日】 島上牧場在厩。近々での運動再開が予定されています。 「先週一杯は消炎剤を注射し、バンテージを巻いて安静に。症状が取れるのに少々時間を要し ましたが2〜3日ほどで歩様には見せなくなりましたので調教師とも相談をして『そろそろ 運動を再開していく』ことになりました。念のため、最初は厩舎前での引き運動から行って いく予定です」(幣旗場長) 【1月4日】 島上牧場在厩。昨日の朝のチェックにおいて、左前に捻挫の症状を確認。現在は舎飼により 様子を見守っています。 「どうやら左前を捻ってしまったようで、球節を腫らしている状態。乗っているわけではない ですしウォーキングマシン内で暴れたわけでもありませんので馬房内で寝違えるような恰好 になってしまったのではないでしょうか。すぐにレントゲンを撮ったところ骨に異常はあり ませんでしたので、まずはよく冷やして症状が治まるのを待ちたいと思います」(幣旗場長) ----------------------------2012年--------------------------- 【12月21日】 島上牧場在厩。ウォーキングマシン30分で体調を整え、安静にしています。 「冬毛が伸びて全体的にモコモコしている分、余計にゴロッとした体型にも見えますが飼葉調 整により必要以上に大きくなり過ぎているわけではないですし馬房内やマシンの行き来など も大人しく、手がかかるようなこともありません。おそらく、いい休養になっているものと 思われます」(幣旗場長) 【12月14日】 島上牧場在厩。ウォーキングマシン30分の調整が続きます。 「今の本馬には何もしないこと、何もさせないことが一番の薬。じっくりと休養期間を設けて いますので肺胞を這う毛細血管が必ずや正常化に向かいつつあるものと思われます。こちら に移動してきてからは、体温、体調ともに大きな変動は見受けられません」(幣旗場長) 【12月7日】 島上牧場在厩。日に30分のウォーキングマシンによる常歩運動を継続しています。 「大幅に体を太らせるわけにもいきませんので、飼葉を調整しながらの管理。ウォーキングマ シン運動のみとは言っても、毎日体を動かしていますから今以上に増え続ける心配はないで しょう。毛足の長さが邪魔をしてシルエットはぼやけている感じですが馬に元気があるのは 何よりです」(幣旗場長) 【11月30日】 島上牧場在厩。今週もウォーキングマシン30分の調整です。 「休養中ですし寒くもなってきましたので冬毛が伸びてきました。その分、見栄えはひと息で すが馬房内では馬服を着用しており体温を含めて引き続き体調は安定していますよ。調教師 によれば『取りあえず年内は静養に充てたい』とのこと。もうしばらくは、こちらでゆっく り体を休めてあげたいと思います」(幣旗場長) 【11月23日】 島上牧場在厩。引き続き、ウォーキングマシン30分の調整を消化しています。 「JRAでも発症の回数によって出走制限が段々と厳しく設定されているように鼻出血(肺出 血)は習慣化してしまうのが怖いところ。それゆえに完治を待たなければなりませんし、相応 の休養をとらなければいけなくなるわけです。それになかなか肺自体まで細かく検査するこ とができないため出血の量と気管までの検査が手掛かりになるだけで範囲やダメージなどが 不明である分、どうしてもしっかりと休ませる必要が出てきてしまうんですよね。骨折時の レントゲン写真のような今後の指標となる明らかなものが存在しないのも厄介なところです」 (幣旗場長) 【11月16日】 島上牧場在厩。ウォーキングマシン30分の調整を消化しています。 「体を労わってあげる意味で運動を軽めにして、そのぶん飼葉の量もセーブ。寒くなってくる と太りやすくなりますので目下は上体が重たくならないよう注意しながら体調管理に努めて いきたいと思います。食欲自体はありますし引き続き体調に変動は見受けられません」 (幣旗場長) 【11月10日】 島上牧場在厩。日に30分間のウォーキングマシンによる常歩運動を消化しています。 「大型で肉づきの良い馬ですが、今のところ馬体が大きく緩んだり体の線が崩れたりはしてい ません。普段は大人しくしており、手間がかかるような馬ではないようですね。少なくとも 移動後からここまでの間は、体温も安定していますし、健康状態に異常は見受けられません」 (幣旗場長) 【11月2日】 10月28日(金)にトレセン近郊の島上牧場へ移動しています。 「機を見て跨っていたようですが『経緯を考えますと一旦馬体が緩んでしまうのは、やむを得 ない状況。落ち着いた環境の下でまずは馬体を休めてあげることを優先させましょう』(調 教師)との意向により、しばらくはこちらで安静にすることになりました。目下はウォーキン グマシン30分の調整です」(幣旗場長) 【10月26日】 グリーンウッド在厩。ウォーキングマシン運動を中心に日によっては周回コースにてハッキ ングキャンターを消化しています。 「肺からくる出血であったと聞いていますので、目下はあまり負荷をかけて行くわけにもいか ず基本的には安静にして馬体を休めてあげるところから。引き続き調教師とよく相談をして あまり緩みすぎないようにも注意をしながら体調管理に努めます」(栗原担当) 【10月19日】 グリーンウッド在厩。おもにウォーキングマシン運動と周回コースにてハッキングキャンタ ー3500mを消化しています。 「『鼻出血明けのため、ざっと年内はあまり無理をさせるわけにはいきませんが馬体を大きく 緩ませることもしたくなくて…』と調教師。よって目下はウォーキングマシン運動を中心と して周回コースでの調整を加えたり控えたりして状態管理に専念しているところです。引き 続き体温や体調に大きな変動はありません」(栗原担当) 【10月12日】 グリーンウッド在厩。週明けより、騎乗を開始しています。 「念のため吸入治療を続けていますが、その後も体調は安定。『あまり太らせるわけにもいき ません』(調教師)ので長め3500mほどのハッキングキャンターと、午前90分、午後60分の ウォーキングマシン運動を行い経過を観察しています」(栗原担当) 【10月5日】 9月30日(金)にグリーンウッドの方へ移動しています。 「すでに状態は落ち着いていますが、3日に内視鏡で覗いてみたところ弁の周辺に薄っすらと 名残がありましたので、念のため今週一杯は吸入治療を続け、ウォーキングマシン60分のみ。 来週からは気管支拡張剤を用いつつ、乗り運動開始のタイミングを窺っていく予定です」 (高野調教師) 【9月28日】 栗東トレセン在厩。帰厩後は坂路を中心に調整が進められ今朝はポリトラックで追い切りを 行うなど、順調に乗り込まれていましたが、その後に鼻出血を確認。数日ほど様子を窺った 上で、ふたたび宇治田原優駿ステーブルで養生することになりました。 「追い切りから帰ってきて、洗い場で体をきれいにし馬房に入れた後の話。休ませている時に 出血がありました。外傷性ではなく運動誘発性のものでしたので、このまま競馬に向かって もプアパフォーマンスになりますし、何より本馬の安全を考えますと、今すぐの競馬は見送り たいですね。残念ですが今週中に放牧に出し2〜3ヶ月ほど安静にした上でまた乗り出した いと考えます。本当なら、次の東京開催のダート1300や1400mに使ってみたかったのですが」 (高野調教師) ++調教時計++ 11.09.28 助手 栗東P良 6F 80.0 64.9 50.8 36.8 11.8 9 一杯に追う 11.09.25 助手 栗東坂良 2本 54.7 40.0 …… 12.9 馬なり余力 エボニーナイト(新馬)馬なりを0.6秒追走同入 11.09.23 助手 栗東坂重 2本 66.0 46.1 29.6 14.5 馬なり余力 【9月22日】 本日、栗東トレセンに帰厩しています。 「本来、馬体を絞るのはあまり好きなほうではありませんが、この馬に関しては、あまり太くな りすぎないように注意していきたいと思っています。クロフネ産駒らしい、いい筋肉の持ち 主ですから何とか現状打破といきたいところですよね。まずは手元で実際にやってみてから ですが、ひとつ目の策としては距離短縮を考えています」(高野調教師) 【9月21日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。先週末より15−15を開始しており、ここまで2本を消化。 明日の栗東トレセン入厩が予定されています。 「まだ太めの体つきですが、馬自身は動ける状態に。これからペースアップして行くにあたっ て特に不安となるものはありません。きのう来場した調教師とも相談をして、『ここからは 厩舎のほうで進めていく』ことになりました」(下野担当) 【9月14日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。先週同様、トラックにてダク600m軽いキャンター1800〜2400 m、坂路にてハロン18秒ペースのキャンター1本(併走)を消化しています。 「疲れが癒えてきた分、捌きもスムーズになってきており、登坂時の感触も良化中。もう普通 キャンターであれば何ら問題がなくなりましたので今週末にも15−15のテスト走を行う 予定で考えています。このリアクションが順調のようであれば、その後も週1〜2回の速め を取り入れ次のステップへと移行していきましょう」(下野担当) 【9月7日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。おもにトラックにてダク600m、軽いキャンター1800〜2400m 坂路にてハロン18秒ペースのキャンター1本を消化しています。 「獣医師の特別な治療を受けるようなレベルの疲れではありませんので、左肩から脇にかけて は、日々のマイクロ照射で対処。ここにきてだいぶ癒えてきたようですので、この分であれば 来週もしくは再来週ぐらいからペースを上げていくことも可能とみています。あまり休ませ すぎても『取り返すのに時間がかかりそうなタイプですからね。回復に応じて積極的に進め て』(調教師)いきましょう」(下野担当) 【8月31日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。トラックにてダク600m、軽いキャンター1800m坂路にてハロ ン18〜20秒ペースのキャンター1本を消化しています。 「少しだけペースを上げていますが左肩を中心として、いくらか前駆がクタクタしている感じ。 分かりやすく言えば、“単純な疲れ”でしょうね。トモが緩く後駆で力強く踏み込めない分 どうしても前に負担がかかりやすくなり疲れが溜まりやすい流れになっているのだと思いま す。週1回、獣医師に触診してもらいながら、あと1〜2週間は普通キャンターまでで様子 見の調整を。良化とともにペースを上げていきたいところです」(下野担当) 【8月24日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。現在はトラック1800mのウォーミングアップ後、坂路にてハ ロン20秒ペースのキャンター1本を消化しています。 「前走の結果が結果だけに、夏負けかな?とも思いましたが、どうやら馬に元気はありますね。 トモの甘さが課題として残りますが順を追ってペースを上げていくことは何ら問題なさそう です」(下野担当) 「大柄で馬っぷりはイイですよね。タイムオーバー中ですので、しばらくは牧場待機になりま すが可能であれば、どんどん調教を進めてもらうようにお願いしてきました。体重を増やし 過ぎない様に注意していかなければなりません」(高野調教師) 【8月23日】 20日(土)付けにて、高野友和厩舎への転厩手続きが完了しています。 「まずは何度も宇治田原に足を運び、馬の状態をチェック。現在の様子を窺っていきたいと思 います。精一杯やらせてもらいますので、どうぞよろしくお願いいたします」(高野調教師) 【8月18日】 本日、宇治田原優駿ステーブルに移動して待機中です。なお、前走の結果を受け角居調教師と 今後について慎重に協議を進めました結果、現状の打開をめざすには最適な管理環境を整え てあげることが先決であるとの見解で合意。近日中にも栗東・高野友和厩舎に転厩の上、調 整を進めていくことになりました。今年3月の開業から順調に勝ち星を伸ばし重賞戦線にも 複数の管理馬を送り出す新進気鋭の高野調教師と共に引き続き準オープン入りにむけて総力 をあげて参ります。変わらぬご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。 「叩いて良くなる大型馬、なるべくトレセンに置いて馬を作っていった方がいいタイプですが 今の厩舎事情を考えますと、出走の目処が立ちづらい状況では、どうしても放牧に出さざるを えなくなってしまいます。ましてや(前走タイムオーバーにより)9月14日まで出走がで きないとなると尚更。本馬のことを最優先に考えるのであれば、このタイミングで環境をか えてあげた方が、会員のみなさんにも納得していただけると思うんです。今は馬自身に痛い ところがなくレース後も無事ですし、このクラスで何度も2着があるように、まだやれる余地 を残していますからね。この馬に合った環境の下で頑張ってくれると信じています。どうか ご理解いただきたいと思います」(角居調教師) 【8月14日】★出走結果★ 立ち上がり気味のスタートから道中は後方集団の一角。4角より外めに持ち出しながら直線 に向きましたが、すでに気持ちが途切れており、結果14着での入線となっています。 「外枠ということもあり、陣営とは『無理して前に行くのではなく道中はこの馬のリズムで競 馬をさせよう』と作戦を決めて臨みました。前半は気分良く行けたのですペースが速くなっ た3コーナー過ぎより苦しくなってしまい自分から競馬を止めるような形になってしまって。 力はある馬だと思いますが今日は上手く本馬の良さを引き出すことができませんでした。思 いっきり下げて競馬するという策もあったのかもしれません。ただ新潟の馬場ではなかなか 難しいですからね。内枠であったら、もっと積極的に乗ることにより力を出せたのかもしれ ません」(大野騎手) ◆この暑さですから、滴り落ちる発汗はやむをえないところ。それよりも今日は本馬が最も 苦手とする“大外枠からレース自体の流れに合わせていく展開”になり、大敗を喫してしま う最悪のパターンに嵌まってしまったのが痛手でした。どうしても注文のつくタイプだけに なかなか安定した成績を残せず“休み明けを叩いた後の中1週の競馬、そして3戦目”とい う理想の流れが組めないのもツラいところです。(HTC) 【8月11日】★出走情報★ 8月14日(日)新潟10R 瀬波温泉特別(1000万下・ダ1800m)に大野拓弥騎手にて出走予定。 馬体重536s(8/4測定) 「帰厩後は週2本の追い切りを消化するなど、ここまで順調に乗り込んでいます。水曜の追い 切りでは直線で併走相手を待ち並んでからは力強い走りでしたし仕掛けての反応も良かった ですよ。体型から太く映るところはありますが動きや息遣いなどは悪くないのでそう重いと は感じませんし休み明けとしては仕上がったほうだと思います。これまでの戦績から見ても 多分に気分屋な面がありアテにはしづらいところですが自分のレースさえできれば楽しみも あります」(鈴木助手) ++調教時計++ 11.08.10 助手 栗東P良 6F 87.5 69.5 54.7 40.1 12.0 9 一杯に追う サンダーストラック(三歳未勝利)一杯の外0.2秒先行クビ先着 11.08.07 助手 栗CW良 5F 70.2 54.6 38.4 12.0 8 馬なり余力 ロードエスティーム(三歳未勝利)馬なりの外0.8秒先行3F付同入 11.08.06 助手 栗東坂良 1本 59.9 44.2 …… 14.9 馬なり余力 11.08.05 助手 栗東坂良 1本 67.6 47.9 30.7 14.7 馬なり余力 【8月4日】 栗東トレセン在厩。 引き続き、週2本の追い切りを中心に順調に乗り込まれています。馬体重536s(7/28測) 「今週の稽古でも併走で遅れてしまいましたが、動き自体は先週よりも着実に良くなっていま すよ。本当にいい頃と比べると、息遣いなどはまだ物足りないものの、この馬の休み明けとし ては太目感がない方ですので調整しやすいですし、来週まであと2本追えますから、もっと 仕上がってくると思います。予定通り、8月14日(日)新潟10R 瀬波温泉特別(1000万下 ・ダ1800m)を目標に進めていきましょう」(辻野助手) ++調教時計++ 11.08.03 助手 栗CW良 6F 88.1 70.2 54.0 38.9 12.0 9 強めに追う ツインテール(古500万)馬なりの外1.6秒先行0.2秒遅れ 11.07.31 助手 栗CW稍 6F 89.3 72.6 57.5 42.9 13.6 9 馬なり余力 グラッツィア(古500万)馬なりの外1.7秒先行同入 11.07.30 助手 栗東坂良 1本 68.4 48.1 30.9 14.6 馬なり余力 11.07.29 助手 栗東坂良 1本 61.3 43.3 28.0 13.9 馬なり余力 【7月28日】 栗東トレセン在厩。週2回の追い切りを中心として、日々入念に調整が続けられています。 「体がほぐれて、この馬なりに柔らかくなって帰ってきましたね。現時点では太め残りのため 息遣いが荒く動きもまだ緩慢ですが目標は8月14日(日)新潟10R 瀬波温泉特別(1000万 下・ダ1800m)。それまで日数がありますので引き続きしっかりと乗り込んで態勢を整えて いきたいと思います」(角居調教師) ++調教時計++ 11.07.27 助手 栗CW良 6F 86.7 68.8 52.9 38.7 12.5 9 追って一杯 ミクロコスモス(古1600万)馬なりの外0.6秒先行0.3秒遅れ 11.07.26 助手 美南坂稍 1本 63.7 45.9 29.0 14.0 馬なり余力 11.07.24 助手 栗CW良 6F 86.1 69.0 53.4 39.1 13.0 9 馬なり余力 レインボークォーツ(三歳未勝利)馬なりの外1秒先行3F付同入 【7月22日】 昨日、栗東トレセンへ帰厩。今朝は坂路にて軽いキャンター1本を消化しています。 「牧場で仕上げきってからの移動ではありませんので、まずは様子を窺いながら。復帰戦につ いては稽古を進めていく中で決めていきたいと思っています」(角居調教師) 【7月20日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。坂路にて週2回の速めを順調に消化。今週末の栗東トレセン 帰厩が予定されています。 「今朝はハロン17秒ペースで入って、終いを14−14で。トモの緩さが落ち着いている分 後肢で持ちこたえられるようになったため、前肢への負担が軽減され、左肩を含めて歩様は スムーズになっていますね。クロフネ産駒のダート馬っぽい体型ゆえ、瞬発力といった点で 正直物足りなさを感じることはありますが、うちの坂路でこの時計が出ていれば決して悪い 内容ではありません。『検疫が取れ次第トレセンへ』と調教師。そろそろお声がかかるもの と思われます」(田辺担当) 【7月13日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。トラックにて軽いキャンター2400m坂路にてハロン18秒ペ ースのキャンター1本を消化。先週末より、2F15−15を開始しています。 「土曜に1本そして今朝も1本。坂路をハロン18秒で入って、ラストの2Fを15−14で フィニッシュ。今週末には、さらに負荷を高めていく予定になっています。時計的には及第 点でも、動きのキレといった点ではまだひと息ですので、もう少し速めの本数を乗り込んで いったほうが良さそうですね。調教師によれば『あと何本かやって状態が上がってくるよう であれば帰厩を考える』とのこと。体つきに関しては体型的なもので重すぎる感じではあり ません」(田辺担当) 【7月5日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。先週同様トラックにて軽いキャンター2400m坂路にてハロン 18秒ペースのキャンター1本を消化しています。 「引き続き、回復状況は良化傾向にありますが先週末は大事を取ってハロン18秒ペースに終 始。明日、終いの脚をスーッと伸ばして様子を窺い、OKであれば、9日から2F15−15 程度を乗ってみようかと思っています。両トモが疲れやすく、それが転じて左肩へ…、このあ たりがバロメーターになってきそうですのでマイクロ照射やマッサージなどでケアしながら ペースアップにつなげていきたいですね」(田辺担当) 【6月28日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。トラックにて軽いキャンター2400m坂路にてハロン18秒ペ ースのキャンター1本を消化しています。 「乗り出して筋肉が締まってきたこと、また疲れが取れてきたこともあるのでしょう。『先週 よりもトモの運びなどが幾らか楽』(乗り役)になり坂路の上から見ていても確かに動きが 良化しているように感じます。週末にも試験的に終いをスーッと伸ばし、その走りや息遣い を見てみたいですね」(田辺担当) 【6月21日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。 今週よりトラック2400m、坂路にてハロン18秒ペースのキャンター1本を消化しています。 「レース後に一旦楽をさせてから立ち上げた分、だ坂路(900m)のラスト1Fで息が持たず にフーフー言っていますが、これは乗り進めていけば問題のない話。特に気性面で難しそう なところはなさそうですし気ムラな印象も受けませんので、なかなか結果が伴わないのは、肉 体面も影響してのことなのかもしれません。もう少し力強くトモが踏み込めるようになると その支えが前駆の負担を楽にし全体のバランスが整ってくると考えることもできますからね。 この年齢ゆえに激変を求めるのは難しいかもしれませんが、その辺にも注意を払いながらペ ースを上げていければと思っています」(田辺担当) 【6月14日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。 先週同様、トラック1800m、坂路にてハッキング1本を消化しています。 「レース後でもあるため、ここまで軽めで様子を見てきましたが特にこれといったダメージは なさそうですね。これなら今週末より普通キャンターに移行しても問題ないでしょう。引き 続き週毎の感触とも相談をしながら少しずつペースを上げ今度は速めを織り交ぜていくタイ ミングを図っていければと思います」(田辺担当) 【6月7日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。 現在はトラック1800m、坂路にてハッキング1本を消化しています。 「調教師の指示により先週一杯はウォーキングマシンのみ、昨日から騎乗を再開しました。疲 労感や身のこなしなどは前回きた時と同じくらいですが変にピリピリしたところはありませ んので精神的にそう追い詰められている感じではなさそうですよ。日々の様子を見ながら少 しずつ進めていきたいと思います」(田中担当) 【6月1日】 本日、宇治田原優駿ステーブルへ放牧に出ています。 「前走は速い流れとなった1600m。加えてコーナー2つで息が入りづらかったのか、ずっと突 かれて苦しくなったのか。速い時計の決着に最後はしんどくなってしまったようですね。レ ース後も傷んだ様子はないものの3月からこれで4走を消化、そろそろ目に見えない疲れが 出てくる頃だと思いますので、このあとは適度に間隔をあけ、リフレッシュ休養を挟みます」 (角居調教師) 【5月28日】 スタートを決めて今回もハナに立って行きましたが道中は2番手にピッタリとマークされる 厳しい展開。直線残り300mで気持ちが完全に途切れてしまい、結果12着での入線となってい ます。 「ハナに立つ時には単騎で行けそうな感じだったのですが、そこから結構突かれてしまって…。 直線で外から交わされ始めたら、最後は脚が止まってしまい、もう余力がありませんでした。 時計が速くなったという意味では、もう少し乾いた馬場のほうが良かったのかも。それに展 開もキツかったですよね。東京の1600m自体が悪い条件とは思いませんがマイペースで走れ る距離のほうが良さそうですから、これ以上短くなるのはどうかと…。いずれにせよ注文が つくタイプであることは確かのようです」(藤岡佑騎手) ◆体のつくり気合い乗りともに馬に雰囲気がありデキ自体は良好に映りましたが今日は脚抜 きのよい馬場で時計が速いうえに自身のリズムを乱される苦しい展開。直線に向いて後続に 交わされると同時に、お手上げとなってしまいました。気難しいところがある馬ゆえ、デキの 良さとレース結果がリンクしないのが歯痒いところではありますが、こればかりは相手もあ ること。後ろを振り向くことなく今後も適度に休養を挟みながら出走機会を与え力を発揮で きうる展開のレースがやってくるのを待ちたいと思います。(HTC) 【5月26日】 5月28日(土)東京12R 1000万下(ダ1600m)に藤岡佑介騎手にて出走予定。 「今週は切れ味のある相手と併せたので見劣りはしましたが、この馬としては手応えも十分で したし、いい動きだったと思います。週明けにごく軽い腹痛の症状が出ましたが、すぐ治まり ましたし問題なく予定通りの調教ができていますから気合いが乗ってきたために出たものだ と思っていますよ。馬体も薄っすらとアバラが見てきていますので徐々に絞れてきているの も確かでしょう。当初予定していた京都の與杼特別では優先順位が低く除外濃厚のため出走 可能な東京の平場へ向かうことになりました」(角居調教師) ++調教時計++ 11.05.25 四位 栗CW重 6F 87.8 70.1 54.1 39.3 12.5 8 G前仕掛け ルーラーシップ(古オープン)末強めの外0.6秒先行0.1秒遅れ 11.05.24 助手 栗東坂不 1本 65.9 47.2 29.9 14.1 馬なり余力 11.05.22 助手 栗CW良 5F 67.2 54.0 39.3 13.7 9 一杯に追う テイラーバートン(古1600万)馬なりの外0.2秒遅れ 11.05.21 助手 栗東坂良 1本 67.6 47.8 30.6 14.9 馬なり余力 11.05.20 助手 栗東坂良 1本 61.2 43.6 28.5 14.1 馬なり余力 【5月19日】 栗東トレセン在厩。水曜日にはウッドチップでの追い切り。連戦の疲れなく順調な調整が続 いています。 「中1週で使った反動は感じられず、今のところ全く問題ありませんね。使うごとに動きに軽 さが出てきていますし馬体重こそ変化はありませんが体つきも良くなってきています。まあ 欲をいえばあと10kg.くらい絞れてくればいいのですが、これ以上の運動量を課すワケに もいきませんので。予定通り5月28日(土)京都9R 與杼特別(1000万下・ダ1800m)へ向か いましょう」(角居調教師) ++調教時計++ 11.05.18 助手 栗CW良 6F 86.8 69.3 54.0 39.5 12.7 9 強め余力 オンリーザブレイヴ(三歳500万)馬なりの外1.4秒先行0.1秒遅れ 11.05.17 助手 栗東坂良 1本 64.2 45.4 29.3 14.2 馬なり余力 11.05.15 助手 栗東坂良 1本 60.9 44.4 29.5 14.3 馬なり余力 11.05.14 助手 栗東坂稍 1本 60.8 43.1 28.6 14.4 馬なり余力 11.05.13 助手 栗東坂不 1本 61.8 44.0 29.0 14.7 馬なり余力 【5月12日】 栗東トレセン在厩。引き運動など通常の疲労取りに取り組んでいます。 「中1週で使ったので疲れが出ないか心配していましたが、今のところ全く問題ありませんの で予定通り続戦の方向で進めて行きましょう。次走については5月28日(土)京都9R與杼 特別(1000万下・ダ1800m)を中心視。前走でいい汗が出ていましたので、馬体が更に引き締 まって動ける体つきになってくると思います。さらなる前進を期待したいですね」 (角居調教師) 【5月8日】 互角のスタートからスッと先頭に立ち道中はマイペースの逃げ。直線入口から交わされ始め たものの今日は渋太く粘り込み結果4着での入線となっています。 「今日は楽にハナに立つことができ、そこからハミがスッと抜けましたのでシメシメと思って いたんですよ。あとはなるべく可愛がってくれ〜と、思って逃げていたのですが、ふと横を見 たら、もう勝ち馬が忍び寄ってきていて…。真面目すぎるところがあるので外枠から追っつ けて行こうとするとハミを噛んだままになり後半がダメになってしまうのかも。今日はこの 前みたいにパッタリきていないですし力は出せたと思います。今後もこういう競馬ができれ ばチャンスありですよね」(四位騎手) 「気合いが乗って発汗していましたが、これは全体から出る良い汗。ようやくこの馬らしい走 りをみせてくれましたね。やはり使って行ってのタイプですし代謝が良くなって迎える次走 はもっと体が引き締まり、さらに良くなるかもしれませんよ。ふたたび中1〜2週での続戦 を意識していきましょう」(角居調教師) ◆ここ数戦の敗因が、これまでにも見られたような振れ幅の大きさからくるものであるのか それとも加齢によりピークを過ぎてしまったものであるのか。陣営も半信半疑の様子だった だけに、久々にこの馬らしい走りを確認できたことは大きく、あらためて視界が開ける意義あ る一戦となりました。夏場は得意なほうですし、元来が休み明けを叩いて調子を上げてくる タイプ。「番組数も増え、ここにきて頭数も落ち着いてきている」(師)ことから、間隔を詰 めて使えそうな利点を生かし、さらに上の着順を狙っていきたいところです。(HTC) 【5月5日】 5月8日(日)京都12R 1000万下(ダ1900m)に四位洋文騎手にて出走予定。 「今週の稽古で遅れたとはいえ、その差は僅かですし、最後まで粘り強く走っていましたから 一度使って走り自体は軽くなっている印象です。ただ使った割に大きく絞れた感じがありま せんし以前に比べるとガムシャラさがなくなっている面がどうかですね。年齢的に成熟して きたと取るべきか衰えと取るべきか…。それでも今は馬体面で不安なところが全くないです し詰めて使った方がいいタイプなのは実績からも確かですからね。前走からの上積みは期待 できると思います」(角居調教師) ++調教時計++ 11.05.04 助手 栗CW良 6F 88.0 70.8 54.6 39.3 12.7 8 馬なり余力 オンリーザブレイヴ(三歳500万)一杯の外0.3秒先行0.3秒遅れ 11.05.03 助手 栗東坂良 1本 61.4 44.6 29.4 14.6 馬なり余力 11.05.01 助手 栗CW稍 5F 72.0 53.1 38.5 12.2 7 馬なり余力 トーセンモナーク(古オープン)馬なりの内2秒追走同入 【4月28日】 栗東トレセン在厩。5月1日(日)京都9R 舞鶴特別(1000万下・ダ1800m)に出馬投票しまし たが除外となっています。 「前走はどうもすみませんでした。調教では以前の硬さが抜けて、走りに柔らかみが出てきて いたので楽しみにしていたのですが…。短期間でも放牧に出すと気が抜けてしまうのかもし れませんが明白な敗因が分からず本当に難しい馬です。幸いレース後は全く問題ありません ので、今週の京都と新潟の特別登録を行い、連闘も視野に入れていましたが優先順位が低く さすがに出走は叶いませんでした。ただ、一度使ったことでの上積みは計算できますので、こ のまま続戦の方向で進めて行こうと思っています」(酒井助手) 【4月23日】 五分のスタートから追っ付けてハナへ。道中は比較的マイペースの逃げとなりましたが3角 から早めにこられるにつれて気持ちが続かなくなり直線入口ではズルズルと後退。結果16着 での入線となっています。 「ハナに立っているうちはリラックスして走ってくれていたのですが、外から馬がやってきた ら途端に走るのをやめてしまって…。時計が速かったとはいえ道中のペース自体はそれほど 速くは感じなかったんですけどね。追っ付けてハナに行った分、脚を使ってしまったという 意味では、外枠も響きました」(岩田騎手) 「直線を迎えるまでは何とか頑張ろうとしてくれていましたが、それから後は完全に走るのを やめてしまい、さっぱりに。具合は決して悪くないだけに、う〜ん何とも難しい馬ですねぇ…。 ひとまずはトレセンに戻し週明けの状態を確認。次はどれぐらいのレース間隔で使えそうな のかなど前回と同じようにそのあたりの様子も窺いつつ対応していきたいと思います」 (角居調教師) ◆人気馬に早めに突かれて息が入らなかった上に4角では外から交わされる苦しい展開。前 半のリラックスした走りに対して後半は別馬かと思わせるぐらいに気のない走りとなってし まいました。本来であれば、ひと叩きした後は中1週程度で続戦し上積みを生かしていきた いタイプだけに、開催が不安定で出馬ラッシュにある現状では調整が難しく、またムラ駆け傾 向でなかなか優先権を獲得できないのも軌道に乗れない一因と言えるのではないでしょうか。 今度こそは間髪入れず、さらに引き締まった馬体で次走を迎えさせてあげたいものです。 (HTC) 【4月21日】 4月23日(土)京都12R 1000万下(ダ1800m)に岩田康誠騎手にて出走予定。 「今週の追い切りでは遅れましたが、併走馬との瞬発力の差が出ただけでバテたわけではない ので心配はいりませんし短期放牧を挟んだ割に息も出来ていますよ。ただ調教だけで絞れる タイプではないので、多少太めが残っている感じはあります。上手にギアチェンジができず 速い脚が使えない面がある一方、上手くペースを作ってあげれば長くいい脚を使える馬です から、やはり前々で流れに乗るレースが理想ですね。叩きつつ調子を上げていく馬なのは確 かですし今週からは3場開催になって、ある程度詰めて使っていけるはずですから使いなが ら着順を上げていければと思っています」(角居調教師) ++調教時計++ 11.04.20 助手 栗CW不 6F 83.2 67.0 53.0 39.9 12.9 9 強めに追う ステラロッサ(三歳500万)馬なりの外0.6秒先行0.4秒遅れ 11.04.19 助手 栗東坂不 1本 59.6 44.1 28.9 14.3 馬なり余力 11.04.17 助手 栗CW良 5F 71.8 53.7 38.8 12.4 9 馬なり余力 エアウルフ(古1600万)馬なりの外1.6秒先行3F付同入 【4月14日】 栗東トレセン在厩。帰厩後は日曜日、水曜日に追い切りを消化。順調に乗り込まれています。 「前走からそう日が経っていないことですし、今回はレースを使える目途がつかなかったため に短期放牧に出していただけですから、いつもの休み明けの帰厩直後に比べて体が引き締ま っており、ひと追いごとに体のラインもスッキリしてきていますよ。何より今は馬体のどこ にも不安な点がありませんからね。ここのところ競馬ではなかなか結果が出ていませんが前 走時から状態は悪くなく、今はそれ以上に良くなっている印象。この状態であれば、あと2本 追い切って、4月23日(土)京都12R 1000万下(ダ1800m)にむかってもよいでしょう」 (角居調教師) ++調教時計++ 11.04.13 助手 栗CW良 6F 87.9 69.4 53.2 38.3 12.2 9 一杯に追う ダノンフェアリー(三歳未勝利)一杯の外1.4秒先行3F付同入 11.04.12 助手 栗東坂良 1本 62.5 45.1 29.7 14.7 馬なり余力 【4月11日】 8日(金)に栗東トレセンへ帰厩。昨日は、ウッドにて追い切りを消化しています。 「今回は大きく休ませた後ではないですから、2週間ほどこちらで乗り込んで行くうちに出走 態勢が整い始め、さらには(レース間隔があき)優先順位も上がってくるはず。まずはしっか りと追い切りを重ねていきましょう」(清山助手) ++調教時計++ 11.04.10 助手 栗CW稍 6F 89.2 72.6 55.2 40.2 11.9 9 馬なり余力 ステラロッサ(三歳500万)強めの外1.1秒先行4F付同入 【4月5日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。おもにトラックにて普通キャンター2400m、坂路にてハロン 16〜18秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。 「暖かくなるにつれて毛づやが良くなり、身のこなしもだいぶ元気な時のそれに近づきつつあ るようですね。まずは全身をほぐすように乗り、その日の流れで終いを16秒程度まで少し 伸ばしてみることも。ボリュームのある体をもっと大きく使えるように走り方にも気をつけ ながら乗り込みを重ねています。捌きなどの改善が進めば、さらに迫力のある走りができる ようになるのではないでしょうか」(田中担当) 【3月29日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。おもにトラックにて、普通キャンター2400m、坂路にてハロン 18〜20秒ペースのキャンター1本を消化しています。 「最初はややお疲れ気味にも思える身のこなしでしたが、硬さに関しては気になるほどではな く、すでにいつものキャンターを見せてくれていますよ。競馬を使ってきた分だけ、前回の滞 在時よりも精神的にピリッとしている感じでしょうか。まずはハロン17〜18秒まで上げ ておき、その後は調教師と相談をしながら、ペースアップのタイミングを窺っていきたいと 思います」(田中担当) 【3月22日】 出走に際しての優先順位が低く当面の間は出馬の目処が立たないことから、やむなく18日 (金)に一旦宇治田原優駿ステーブルへ調整放牧に出ています。 「続けてレースに使っていきたいクチではありますが、どうやら1000万条件は前走から1 ヶ月半あいている馬でも出走が微妙な状況。目処なく稽古ばかりを続けていくわけにもいき ませんので、出番が回ってくるまでは、牧場のほうで待機したいと思います」(角居調教師) 「移動後まもないため、昨日は軽めの乗り運動としましたが特に異常があってやってきた馬で はありませんので明日からはトラック2400mと坂路を1本。すぐに普通キャンターへと移行 し帰厩が具体化した段階から逆算して速めを進めていければと思っています」(田中担当) 【3月17日】 栗東トレセン在厩。3月19日(土)阪神12R 1000万下(ダ1800m)に投票しましたが 出走希望馬過多のため除外になりました。 「中山競馬が中止になったため、関東馬の遠征も多く出馬ラッシュとなってしまい除外されて しまいました。馬自体は、前走を使った疲れも全く感じませんし、ひと叩きしたことで動きの 方に軽さが出て来た印象がありますから前回からの上積みは十分見込めます。ただ順調に乗 り込んでいる割に体の線は思ったほどスッキリしてこないんですよ。まあ体型的なこともあ りますし、もう少し暖かくなれば、絞れてくるのではないでしょうか。来週以降も出走できる か流動的ですが、ダートの中距離戦に投票していく予定です」(角居調教師) ++調教時計++ 11.03.16 助手 栗CW良 6F 85.5 68.3 52.5 38.3 11.9 7 馬なり余力 ロケットダイヴ(古1000万)一杯の内1秒追走0.3秒遅れ 11.03.15 助手 栗東坂良 1本 60.9 44.5 29.0 14.1 馬なり余力 11.03.13 助手 栗CW良 5F 74.8 56.3 40.4 12.7 7 馬なり余力 11.03.11 助手 栗東坂良 1本 61.1 45.1 29.9 14.8 馬なり余力 【3月10日】 栗東トレセン在厩。通常の疲労取りメニューに取り組んでいます。 「前走は実績のない休み明けでしたし、まだ一絞りできる体つき。それに結果的に前崩れの流 れを番手から追いかけて行ったのですから展開も厳しかったですし最後の直線の息が切れそ うなタイミングで左右から一気に抜かれたため、いっぺんに気が萎えてしまった感じでした ね。乗っていた四位騎手も『弾けそうな雰囲気はあったし、もう少し流れが落ち着いてくれ れば』と言ってくれており状態自体は良かったと思います。幸い前走のダメージは全く感じ ませんので、中一週で3月19日(土)阪神12R 1000万下(ダ1800m)を目標にして いこうと思っています」(角居調教師) 【3月6日】★出走結果★ 互角のスタートから、前半は2番手。大逃げを打つダノンから離れた後方で実質ハナを切る ような形となりましたが、直線残り200mより徐々に後退。結果13着での入線となっています。 「少しのんびりしたところがある馬ですからね。今日ビシッとやっておきましたので、これで 変わってくれると思います。この馬は次、次ですよ」(四位騎手) 「-8sでも腹回りに余裕があったように、まだ絞れる体つき。やはり1回叩いてからの馬で すよね。以前はやればやるほどカタくなる感じでしたが今回はそのような兆候が見られませ んので、ここを使ってまたしっかりと飼葉を食べさせてあげれば、もっと毛づやも良くなり パンとしてくると思います。できれば中1週ぐらいで使いたいですよね」(角居調教師) ◆休み明けの一戦だけあって目方ほど中身が伴っていなかったようですが本馬の復帰緒戦は 最終仕上げの一環。今日の敗戦はなかば覚悟の上でもありました。幸いなことにこのたびの 帰厩後は爪や捌きなどに気を使う必要もなく精力的に乗り込んでいくには好都合な状態です ので、ここを叩いた次走での変わり身に期待を寄せたいと思います。(HTC) 【3月3日】★出走情報★ 3月6日(日)阪神12R 1000万下(ダ1800m)に四位洋文騎手にて出走予定。 「ここまで十分な本数の追い切りを消化できていますし、調教過程はまさに順調そのものです。 今週の追い切りでもいい反応を見せており、動き自体は好調時のものと言えますし、ここにき て暖かくなってきたのと長めを丹念に乗ってきた効果で体の方もうっすらアバラが見えるく らい。大型馬の久々としてはいい仕上がりだと思いますよ。ただ、これまでの実績が物語る ように休み明けの実戦ではなぜか動かないんですよ…。本当に歯がゆいかぎりです。今回は 仕上がりの良さを生かして、最後まで集中した走りを期待したいですね」(清山助手) ++調教時計++ 11.03.02 助手 栗CW不 6F 84.8 67.5 52.4 38.3 12.5 8 直強め追う リバティーフロー(古1000万)馬なりの内0.3秒追走クビ遅れ 【2月24日】 栗東トレセン在厩。この中間も週に2本の追い切りを消化しており、意欲的な調整を続けて います。 「ここまで順調に乗り込んでいますが、相変わらず久々では体を持て余し気味の走りで上手に 全身を使えていないようなんです。これまでの戦績からも分かるように競馬でハードに追わ れてから変わってくる馬なのでしょうね。これまでいろいろな距離に使ってきましたがパワ ーがある反面、速い脚に欠けてうまくギアチェンジできない面がありますので、現状ではダー トの中距離が一番合っているように思います。予定通りあと二本追い切って、3月6日(日) 阪神12R 1000万下(ダ1800m)へ向かいましょう。鞍上は四位騎手で調整中です」 (角居調教師) ++調教時計++ 11.02.23 助手 栗CW良 6F 83.2 67.9 52.3 38.3 12.2 7 直一杯追う ヴィクトワールピサ(古オープン)馬なりの内0.5秒追走3F併同入 11.02.20 助手 栗CW良 5F 70.4 53.0 37.8 12.4 8 馬なり余力 ヴィクトワールピサ(古オープン)馬なりの内0.6秒先行3F付同入 11.02.18 助手 栗東坂重 1本 61.7 44.9 29.2 14.4 馬なり余力 【2月17日】 栗東トレセン在厩。昨日はウッドチップコースにて追い切りを消化。精力的に乗り込まれて います。 「のんびりした気性をしているためでしょうか、いつも通り帰厩直後は体が重たいみたいです ね。なかなか絞れてこない時季でもありますので普段は馬なりで仕上げていく方針の厩舎で すが、この馬に関してはビシビシ強い稽古を課していきたいと思っています。予定通り、次開 催の2週目を目標にして調整を重ねていきましょう」(角居調教師) ++調教時計++ 11.02.16 四位 栗CW重 6F 85.3 68.3 53.5 39.5 12.2 9 末強め余力 テイラーバートン(古1600万)馬なりの外1.7秒先行0.2秒先着 11.02.13 助手 栗CW良 6F 84.8 68.5 53.2 38.4 12.3 9 一杯に追う ロケットダイヴ(古1000万)馬なりの外1.2秒先行3F付0.2秒先着 【2月9日】 本日、栗東トレセンに帰厩しています。 「大きな馬ですから、あくまでも乗りながらにはなりますが3場でダ1700〜1800mの番組が組 まれている3月5、6日の週を目標に進めてみるつもり。中でも3月6日(日)阪神12R 1000万下(ダ1800m)を中心視しています」(角居調教師) 【2月8日】 宇治田原優駿ステーブルにて、週2回、終い2F14−14程度を消化。明日の栗東トレセン 帰厩が予定されています。 「今朝はハロン15秒ラップで行きラスト2Fは14、13秒台でフィニッシュ。昨年こちら に来た直後は、夏場の疲れがドッと出て、回復に時間を要しましたが今はそれも抜けて順調に 速めの本数を重ねることができていますよ。牧場で可能な限りの調教は積みましたのであと はトレセンのほうで攻め馬を進め、実戦を叩くことにより、軌道に乗せてもらいましょう」 (田中担当) 【2月1日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。先週同様トラックにてハロン20秒前後のキャンター2400m 坂路にて普通キャンター1本を消化。週2回、2F15−15を乗り込まれています。 「15−15を交えながら、順調に乗り込みを継続できていますが、この馬の体質、寒い時季と いうこともあり、現在の馬体重は543kg。なかなか簡単にはシェイプアップが進まなく て。身のこなしに窮屈なところはないですし感触自体は悪くありませんので今後もとにかく 乗り込みあるのみ。動ける体その基礎となる状態を整えていきたいと思います」(田中担当) 【1月25日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。引き続きトラックにてハロン20秒前後のキャンター2400m 坂路にて普通キャンター1本を消化。週2回、2F15−15を乗り込まれています。 「おもに火曜と土曜日に速めを乗っており、ハロン18秒から入って少しずつペースを上げて いき、ラスト2Fを30秒程度で。この時季だけあって冬毛は目立ちますが、ひと頃よりも 体が締まり始めているのは良い傾向ですよね。『2月に入ってからの進行状況をみて予定を 決めていきましょう』と調教師。乗り出すとほぐれてくる感じで捌きの硬さも特に気になる ものではありません」(田中担当) 【1月18日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。トラックにてハロン20秒前後のキャンター2400m坂路にて 普通キャンター1本を消化。週2回、15−15を乗り込まれています。 「速めを行き始めた後も反動はなく、まずは順調な滑り出し。息のほうは徐々に良くなってい ますよ。ただ体つきに関しては立派すぎる感じ。目方だけみると540kgで納まっている ものの、まだまだ明らかに重たい印象ですね。冬場でもあり、絞るのに苦労しそうですが、こ ればかりは日々の稽古の積み重ねあるのみ。引き続き、入念に進めていきます」(田中担当) 【1月11日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。トラックにてハロン20秒前後のキャンター2400m坂路にて 普通キャンター1本を消化。先週末より、ピッチを上げて乗り込まれています。 「週半ばは終い重点の稽古、週末には長めから15−15と、今後は週2回ペースで速めを乗 り、馬体を引き締めていきたいですね。現時点では、さすがに休み明けの息遣いとなっていま すが最初はどの馬だってそう。体つきとともに稽古を重ねれば重ねるほど良い頃のものを取 り戻してくれると思います。まずは速めをコンスタントに乗り込みシェイプアップに励みま す」(田中担当) 【1月4日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。トラックにてハロン20秒前後のキャンター2400m坂路にて ハロン16〜18秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。 「まずは普通キャンターでしっかりと下地をつくり、週末もしくは来週半ばから15−15へ 移行する予定。調教師からも、『馬に合わせて、どんどんペースを上げていって欲しい』との 指示をもらっていますので順を追って負荷を上げていき余分な脂を張りツヤに変えていきた いと思っています」(田中担当) ----------------------------2011年--------------------------- 【12月21日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。トラックにて、ハロン20秒前後のキャンター1800〜2400m 坂路にてハロン17〜18秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。 「疲労回復にむけてのケアを続けてきていることですし、前走から3ヶ月。スムーズに普通キ ャンターを乗れるところまではきていますので、試験的に速めを乗っても問題がないようで あれば、ペースアップを進めていくことも可能かと思われます。年末から年明けにかけてピ ッチを上げていきながら、感触を掴んでいきましょう」(田中担当) 【12月15日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。トラックにて、ハロン20秒前後のキャンター1800〜2400m 坂路にてハロン18〜22秒ペースのキャンター1本を消化しています。 「10日に獣医師に診てもらった上で補液を行い、良化をバックアップ。順調に体調を戻して いる印象です」(田中担当) 「理想は2月の東京開催でしょうか。あまり冬場が良いタイプではなく、これからペースを上 げていくとなるとスケジュール的にもギリギリのところですがここをひとつの目標にして調 教を進めてみたいと思います。まずは今後の進行状況を窺っていきましょう」(角居調教師) 【12月7日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。引き続きトラックにてハロン20秒前後のキャンター2400m 坂路にてハロン18秒ペースのキャンター1本を消化しています。 「日々の印象からも、ようやく疲れが抜けて復調が進んでいる感じでしょうか。調教師によれ ば『夏場の疲れが尾を引いた経緯を考えますと寒い時期に慌てて乗り込んでいくのは得策で はありません。無理せず、馬の回復に合わせるように目下はじっくり進めてください』との こと。“まずは充電から”といったところでしょうか」(田中担当) 【11月30日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。おもにトラックにてハロン20秒前後のキャンター2400m坂 路にてハロン18秒ペースのキャンター1本を消化しています。 「夏場の疲れが取りきれず、時間を要している状況ですが先週の印象よりも今週のほうが少し シャキッとしている感じ。通しで見れば、着々と回復が進んでいると言ってもよいでしょう。 まだ日によってムラがあるため急なペースアップは禁物。調教師とも確認を取りながら15 −15への移行のタイミングなどを判断していきたいと思います」(田中担当) 【11月23日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。今週はトラックにてハロン20秒前後のキャンター2400m坂 路にてハッキングキャンター1本を消化しています。 「全快にむけて、後退することなく回復が進んでいるのは確かですが少しピッチを上げてみた ところ、まだトモを中心として全体的に少々しんどい走り。調教師からは『無理をしないよ うに』言われていますので、かかる負担を考えて、坂路での調整は軽めのみとし目下はトラ ック中心に体調を整え、さらにリフレッシュを図ります」(田中担当) 【11月17日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。トラックにてハロン20秒前後のキャンター1800〜2400m坂 路にてハロン18〜20秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。 「中間に左トモの球節を腫らすなどのマイナートラブルはありましたが、調教に影響をきたす ようなレベルのものではなかったですし単なる疲れの一端。すでに稽古量を上げ始めている ように、ようやく本来のイメージに戻りつつありますね。今後も良化具合に合わせながら距 離やピッチを上げていければと思います」(田中担当) 【11月9日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。トラックにてハロン20秒前後のキャンター1800m坂路にて ハロン20〜24秒ペースのキャンター1本を消化しています。 「まだ本来の調子には戻りきれていない感じでしょうか。ただ、日々の感触から徐々に良化に 向かい始めているのは間違いなさそうですよ。本当はペースを上げて飼葉を食べさせたいと ころですが、それにはもうひと辛抱といった様子。目下は飼料調整を行いながら馬体増を抑 えている状況です」(田中担当) 【11月2日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。現在は、トラックにてハロン20秒前後のキャンター1800m、 坂路にてハッキングを消化しています。 「目にみえて痛んでいるような箇所はなくスクミなどもありませんが、どこか本調子を欠くよ うな感じで、まだお疲れ気味の様子。夏場にバリバリ乗り込みながら出走を重ねてきた分で しょうか回復に少々時間を要している状況のようですね。良い頃のキビキビとした動きが戻 ってくるまでは、『無理せず大事に進めて』(調教師)いきたいと思います」(田中担当) 【10月26日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。おもにトラックにてハロン20秒前後のキャンター2400m坂 路にてハッキングを消化しています。 「試験的にピッチを上げてみようとすると動きが緩慢になりやすかったため、22日に血液検 査を行ってみたところその数値に異常はありませんでした。このことからも特に大きな問題 はないようですが、まだ体の芯から疲れが抜けきっていないということなのでしょう。調教 師からも『慌てなくていいですよ』と言われていますので、目下は無理のない調整に終始し ます」(田中担当) 【10月20日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。おもにトラックにてハロン20秒前後のキャンター1800m坂 路にてハッキングを消化しています。 「馬体を重たくしすぎないよう、飼料などにも気を配りながら、目下は普通キャンターで疲労 回復に専念。競馬と休養とのメリハリをつける意味でも調教師の指示に沿ってまずは心身の リフレッシュを図り、その上で調教メニューに変化を与えていければと思います」(田中担当) 【10月13日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。 引き続き、トラックにて1800mの軽いキャンター、坂路にてハッキングを消化しています。 「『夏場にしっかりと調教を行い競馬を重ねてきましたので、ひとまず今秋は休養に充てまし ょう』と調教師。良い頃の坂路の動きに比べると緩慢に映るのは大なり小なり連戦の疲れが あるということなのでしょう。目下はハロン20秒ペースのキャンターを上限として、リフ レッシュに専念していきたいと思います」(田中担当) 【10月6日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。今朝より、軽めを再開しています。 「1週間ほど疲れを取ってあげてから、本日よりトラックで1800mの軽いキャンター坂路にて ハッキングをスタート。特にこれといったダメージは感じられないものの、しっかりと段階 を踏んでいくことで現在の状態を確認し、今後の調整メニュー等に反映していければと思い ます」(田中担当) 【9月29日】 レース後は、天栄ホースパークにて2泊。本日、宇治田原優駿ステーブルに到着しています。 「なかなか思うような結果に恵まれませんでしたが、この夏だけですでに4走。やはりここは ひと息入れてあげたほうがこの馬のためでもありますよね。あまり休ませすぎるとすぐに太 ってしまう馬ですので、急に緩めるようなことはせずに適度に乗りながらリフレッシュを図 っていきましょう」(滝川助手) 【9月27日】★出走結果★ スタートの遅れをすぐに取り戻し果敢に先頭に立って行ったものの3角よりズルズルと後退。 後半は本来の走りがまったく見られず、結果10着での入線となっています。 「前走よりもメンバーは手薄ですし、左回り、深い馬場と条件は合っているように思えました ので期待して臨んだのですが、なぜか途中で急ブレーキ。スタートが良くなかったため押し 気味に先頭に立つツラい競馬になったとは言え、それにしても負けすぎですよね。取りあえ ず脚元に問題はありません。あとはレース後になって鼻出血や心房細動などの疾患が出なけ ればよいのですが…」(後藤騎手) 「外からずっとプレッシャーをかけられて、息が入らない厳しいレース。結果論ですが、スタ ートがひと息だったのなら、控える競馬でもよかったのでしょうか。ただ、そうは言っても 前走で逃げて変わり身を見せてくれた後ですから、なかなか控えるわけにもいきませんよね。 それにしても予想外の大敗。一体どうしてしまったのでしょうか…」(平間助手) ◆陣営も首を傾げる、まさかの大敗。レース後、1時間ほど経過してあらためて平間助手に 状況を窺ったところ「ゲート裏でトモを滑らせながらスタートしていくのを見ていましたの で注意して歩様チェックを行いましたが、特に問題はナシ。心配された鼻出血や心房細動の 症状もありません」とのことでした。なお、このあとは一旦放牧を挟み様子見と立て直しを 図る予定。「輸送競馬の後ですので、また13時間かけて栗東に戻すのはかわいそう。福島 の天栄ホースパークで数日ほどワンクッションを挟んだうえで、宇治田原優駿ステーブルに 向かう」(同助手)スケジュールとなっています。(HTC) 【9月24日】 9月27日(月)盛岡10R 東京カップけやき賞(ダ1800m)に後藤浩輝騎手にて出走予定。 枠順が確定しています。 【9月23日】 栗東トレセン在厩。9月27日(月)盛岡 東京カップけやき賞(ダ1800m)に出走を予定 しています。 「前回同様、決して動きは悪くないですし、体つきもこの馬にしては太すぎる感じではありま せん。見た目の雰囲気や感触がレース結果に直結しないタイプだけに何とも判断が難しいと ころですが、体調に問題がないことだけは確かですよ。日曜日にこちらを出発して、盛岡へ。 あとは当日、自分の競馬ができるかどうかでしょう」(清山助手) ++調教時計++ 10.09.23 川田 栗東芝稍 6F 84.9 66.3 51.1 37.0 12.0 4 馬なり余力 リベルタス(新馬)馬なりの外1秒先行同入 10.09.22 助手 栗東坂良 1本 61.6 44.7 29.0 14.2 馬なり余力 【9月21日】 9月27日(月)盛岡東京カップけやき賞(ダ1800m)に申込みを行い選出されたため、ここを 目標に追い切りを重ねていくことになりました。 ++調教時計++ 10.09.20 助手 栗CW良 5F 68.7 52.7 38.3 12.2 9 馬なり余力 ロールオブザダイス(古オープン)強めの外0.6秒先行3F付0.6秒先着 10.09.19 助手 栗東坂良 1本 63.8 45.9 30.0 14.9 馬なり余力 【9月16日】 栗東トレセン在厩。今朝は芝コースにて3頭併せを消化しています。 「リフレッシュ放牧明けはどうしても太くなりがちですので帰厩後は、各コースを使って精力 的な調整を。このあとは月曜・木曜と速めを乗って9月27日(月)盛岡東京カップけやき賞 (ダ1800m)にむかうスケジュールで進めていきましょう。21日には、出走可能かどうかが ハッキリします。除外の場合に備えて、9月26日(日)阪神11R 西脇特別(1000万下・ダ 1800m)にも特別登録を行うかもしれません」(角居調教師) ++調教時計++ 10.09.16 後藤浩 栗東芝重 5F 65.8 50.4 36.4 11.8 2 馬なり余力 ミクロコスモス(古1600万)馬なりの内先行アタマ遅れ 【9月13日】 10日(金)に栗東トレセンへ帰厩。翌日には坂路、12日(日)にはウッドにて終いを伸ばす ように乗られています。 ++調教時計++ 10.09.12 助手 栗CW良 57.0 39.9 12.8 7 馬なり余力 ミクロコスモス(古1600万)馬なりの内0.3秒先行3F付同入 10.09.11 助手 栗東坂良 1本 62.6 45.4 29.2 14.4 馬なり余力 【9月8日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。おもにトラックコースにて軽いキャンター2400m、坂路にて ハロン17〜18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回15−15を切る時計で乗り込 まれています。 「厩舎からは、『馬体を緩めずに乗り込んでおいて欲しい』との指示。前回(の滞在)で感触は 掴んでいることですし、これと言って馬体に問題もありませんので、しっかりと速めを乗って 帰厩に備えたいと思います。9月27日(月)盛岡 東京カップけやき賞(ダ1800m)への申込 みに合わせて早ければ今週末、遅くとも来週中には移動の運びとなるでしょう」(田中担当) 【9月1日】 次走の目標が9月27日(月)盛岡 東京カップけやき賞(ダ1800m)に決まったことを受け 本日、宇治田原優駿ステーブルへ短期放牧に出ています。 「9月19日(日)中山9R 鋸山特別(1000万下・ダ1800m)あたりで検討していたところ そこまで待機するのであれば左回りの交流戦へという結論に。毎年このレースは希望馬が多 く除外の可能性が高いのですが、後藤騎手も乗れると言ってくれていますので、まずはここ から申込を行っていきましょう。2週間ほどでまたトレセンに戻す予定です」(角居調教師) 【8月26日】 栗東トレセン在厩。前走の内容が良く、またレース後も反動がないことから、第4回中山開催 に続戦することになりました。 「久々にこの馬らしいレースが出来ましたね。鞍上によれば、『距離云々の前にトビが大きく ストライドも大きいので、それを一旦小さくしてしまうと、器用さがない分あらためて大き くすることができないのではないか』とのこと。多少強引にでも前に行って大きなストライ ドのまま走らせた方が我慢が利くということなのでしょう。せっかくいいレースができたの ですから、予定を変更してもう一戦。9月11日(土)中山9R 松戸特別(1000万下・ダ2400 m)または9月19日(日)中山9R 鋸山特別(1000万下・ダ1800m)あたりを検討中です」 (角居調教師) 【8月21日】 横一線のスタートからハナを主張し1角より単騎先頭へ。その後は自分のリズムでリードを 保ち直線渋太く粘りましたがゴール前で僅かに交わされ、結果4着での入線となっています。 「調教師からは『多少強引にでも前へ』との指示。大きな馬で跳びも大きく、今日は従順かつ マイペースで伸び伸びと走れましたね。ただ、いかんせん枠が外すぎ。内枠であれば、もっと 楽に行けたでしょうし、結果も違っていたと思うのですが…。どうやら抑え込まれて体を持 て余すような競馬は良くなさそう。負けはしましたが、この先に前進が窺える手応えを感じ 取ることはできました」(後藤騎手) 「ジョッキーの言うように大外枠はこたえましたが、今日の位置取り、レース運びは及第点。 大きなストライドでゆったりといいフォームで走ることができ、この馬らしい粘りは見せて くれました」(酒井助手) ◆今日は得意の新潟コースで迷いのない積極策。惜しくもゴール前あと50mで後続に捕ま り4勝目はまたもお預けとなってしまいましたが、久々に“らしさ”が窺える内容でしたし 勝ち負けに持ち込むためのプロセスを再確認できたという意味でも、意義ある一戦にはなり ました。なお、「これが休み明けの3戦目。たくさん稽古を積み、今日は暑い中をちゃんと 走りきってくれたことですし過去の経緯からもそろそろ疲れてくる頃ですから、このあとは ひと息入れてあげる予定」(厩舎陣営)となっています。(HTC) 【8月19日】 8月21日(土)新潟10R 両津湾特別(1000万下・ダ1800m)に後藤浩輝騎手にて出走予定。 「この馬なりに体が引き締まってきており、昨日の動きも3頭併せの真ん中で状態の良さを窺 わせるもの。除外の影響などまったく感じられません。想定の段階でボーダーライン上にい ましたので気を揉みましたがまずは新潟への出走が決まって良かったですよね。昨年は僅差 2着したこのレース。前々に行く競馬で、そろそろいいところを見せて欲しいものです」 (酒井助手) ++調教時計++ 10.08.18 助手 栗CW良 5F 68.4 52.6 38.1 12.1 8 馬なり余力 ステージプレゼンス(古1000万)馬なりの外0.9秒先行3F付同入 10.08.15 助手 栗CW良 60.0 41.7 13.3 8 馬なり余力 ロケットダイヴ(古500万)馬なりの外先行同入 10.08.14 助手 栗東坂良 1本 64.0 45.8 29.8 14.7 馬なり余力 【8月12日】 栗東トレセン在厩。来週8月21日(土)新潟10R 両津湾特別(1000万下・ダ1800m)に むけて、精力的に乗り込まれています。 「相変わらず立派すぎる馬体ではありますが、追い切りではコンディションの良い馬場を選び それなりの負荷を課してもしっかりと自分の走りができていたことですし目方も534kg まで絞れてきている状況。感触は良好ですので、この調子でレースに送り出し広いコースを 気分良く走らせることで巻き返しを図りたいと考えます」(角居調教師) ++調教時計++ 10.08.11 助手 栗東芝稍 5F 63.8 49.4 36.3 12.0 4 馬なり余力 ユアアイズオンリー(三歳未勝利)一杯の外同入脚良 【8月5日】 8月8日(日)新潟10R 瀬波温泉特別(1000万下・ダ1800m)に投票したものの、希望馬 が多く、また優先順位が低かったため、除外となっています。 「思いのほか頭数が多くなりましたので、やむなく8月21日(土)新潟10R 両津湾特別 (1000万下・ダ1800m)にスライド。今週の追い切りは併せた相手が終いキレるタイプだった ため、見た目には劣るように映ったかもしれませんが、時計自体は出ていることですし、自身 の動きとしては何ら心配のないものでしたよ。欲を言えばもっと目方が絞れてほしいところ ですが夏場にこれ以上の負荷はさすがにオーバーワークになるかと…。やるべき調教はしっ かりとこなしていますので、まずはいい状態でレースを迎えることに専念したいと思います」 (角居調教師) ++調教時計++ 10.08.04 助手 栗CW良 5F 66.2 51.3 37.2 12.1 8 G前仕掛け ステージプレゼンス(古1000万)末強めの外0.3秒先行3F付同入 10.08.01 助手 栗東坂良 1本 60.0 42.8 28.0 14.2 馬なり余力 10.07.31 助手 栗東坂良 1本 63.3 46.3 …… 14.7 馬なり余力 【7月29日】 栗東トレセン在厩。レースの疲れはなく、今朝より騎乗を再開しています。 「前走は疲れるほどのパワーを出し切っていなかったのか、回復は早いほう。これまでも叩き 3戦目がピークを分けるレースとなっていますが、まだまだお釣りがありそうですので、おそ らくはいい状態で迎えられるものと思われます。レースは予定通り8月8日(日)新潟10R 瀬波温泉特別(1000万下・ダ1800m)。今度は正攻法の競馬で巻き返したいですね」 (酒井助手) 【7月25日】 差のないスタートも前半は控えて後方から2頭目の内。3角よりマクり気味の進出を試みま したが、思うように動けず、結果7着での入線となっています。 「2番の馬がハナにこだわっているようでしたので、前でやり合って終いバタバタになるのを 嫌い阪神(で後方一気で勝った時)のような競馬をイメージして、あえて後ろから行かせて もらいました。ただ、内々でうまく進路がとれず1800mの流れではそう簡単にマクるような 形にも持ち込めなくて…。調子そのものは上がっている感じでしたが、まだ重苦しさもあり その辺も多少は影響したのかもしれません。これを使ってさらに良くなるはず。今日は不発 に終わってしまい、本当に申し訳ありませんでした」(松岡騎手) 「厩舎として前々での競馬をリクエストしたところ、鞍上からは『後ろから行ってみたい』と。 何か思うところがありそうでしたので、あとは一任したわけですが、結果的には行きっぷり の良さを殺す感じでポジションを下げる恰好に…。ちょっと消化不良のレースになってしま いました。次ももう一度、新潟での競馬を予定していますので今度こそ本馬の行きっぷりの 良さを活かした内容で巻き返したいと思います」(平間助手) ◆松岡騎手もプロとしてのひらめきがあって待機策を選択したわけですしクリスト自身、輸 送して+4sでの出走であり好走と大敗が紙一重のタイプでもありますので一概に責めるこ とができないのは承知の上ですが“あえて控えた上で砂を被り続けて敗退”では会員の皆様 に示しがつきません。次走予定である8月8日(日)新潟10R 瀬波温泉特別(1000万下・ダ 1800m)に際しては、厩舎サイドと鞍上の再確認、指示の徹底を行うなどして叩き3戦目の 快走に導いていきたいと考えます。このレースもフルゲートを割っていたことですし「優先 権がなくても結構な確率で出走できる」が厩舎の見解です。(HTC) 【7月22日】 7月25日(日)新潟10R 麒麟山特別(1000万下・ダ1800m)に松岡正海騎手にて出走予定。 「追い切りの動きは前走時よりも上。外見はともかく稽古を重ねてきている分、馬体のほうも 中身が締まってきているものと思われます。だいぶ暑くなってきましたし輸送もありますの で、これ以上トレセンで攻め込むのはどうかと…。一度叩いた分の上積み、結果の出ている新 潟、何とか巻き返せないものでしょうか。スムーズにレースを運びたいクチですから先行争 いがひとつのカギになってきます」(角居調教師) ++調教時計++ 10.07.21 助手 栗CW良 5F 66.2 51.0 38.0 12.4 5 馬なり余力 アスールアラテラ(新馬)一杯の内1秒追走同入 10.07.20 助手 栗東坂良 1本 62.4 44.2 28.5 14.4 馬なり余力 10.07.18 助手 栗CW良 5F 70.6 55.6 41.2 12.3 8 馬なり余力 テーブルスピーチ(古500万)馬なりの外2.3秒先行同入 10.07.17 助手 栗東坂稍 1本 63.2 45.7 29.7 14.8 馬なり余力 【7月15日】 栗東トレセン在厩。来週7月25日(日)新潟10R 麒麟山特別(1000万下・ダ1800m)に むけて、意欲的に乗り込まれています。 「レースを使った後もすぐに跨ることができたように、疲れの心配はナシ。きのうは適度に水 分を含んだ芝コースでの追い切りとなりましたが感触は悪くなかったですよ。一度叩いて状 態は上向いてきていることですし少しずつ馬体も絞れてきています。次回は相性の良い新潟 ですから、昨年のような変わり身を見せて欲しいものです」(酒井助手) ++調教時計++ 10.07.14 助手 栗東芝重 5F 68.0 52.6 38.8 12.4 5 馬なり余力 レッドセインツ(新馬)強めの外0.5秒先行同入 10.07.13 助手 栗東坂重 1本 61.2 44.1 28.7 14.4 馬なり余力 10.07.11 助手 栗東坂良 1本 60.1 42.6 27.6 13.8 馬なり余力 10.07.10 助手 栗東坂良 1本 61.9 45.3 30.1 14.8 馬なり余力 【7月8日】 栗東トレセン在厩。レース後は、通常の疲労取りに専念しています。 「使った後は少し硬くなりましたが、これはいつものこと。レースのダメージはなさそうです よ。前走でメンタル面のスイッチを入れることはできましたし体も多少はスッキリしてくる はず。次走7月25日(日)新潟10R 麒麟山特別(1000万下・ダ1800m)は、コースの相性 にも期待を寄せたいところです。かねてから検討しているブリンカーの着用については前走 でハナに行けた点を考慮し、もう少し待ちたいと思っています」(角居調教師) 【7月4日】 まずまずのスタートから先頭に立って行ったものの道中で突かれる苦しい展開。休み明けも あって直線では息が上がってしまい、結果15着での入線となっています。 「それなりにゲートを出てくれましたので引きつけるような逃げを試してみたところ、後続か らかなりプレッシャーをかけられてしまって…。そのためでしょうか、後半は馬が走るのを 投げてしまうような恰好に。ちょっと乗り難しい面がありますね」(川田騎手) 「見た目にももうひと絞りできそうな体つきでしたし、今日は数字(538s)以上に太かっ たのかもしれません。当初からのイメージ通り、ここを叩いた次の新潟でちょうど良くなる ように持っていきたいですね。それに今日は相手も強かったほう。それらの馬たちに直後に つけられたのも痛かったです」(角居調教師) ◆気分よく逃げられなかった上に、久々でやや太め残りでの出走。さすがにラストはダブル パンチがきいて失速してしまいましたが、ご存じの通り本馬は典型的な叩き良化型。「ここ は次につなげる一戦」(師)として、目を瞑っていただきたいところです。どうやら気ムラな 面は相変わらずのようで今後も展開がひとつのカギにはなるものの夏場は苦にしないタイプ であり次回は良績が集中している新潟開催。ガラリ一変“強いクリストフォルス”の競馬を 期待したいと思います。(HTC) 【7月1日】 7月4日(日)阪神9R 鷹取特別(1000万下・ダ1800m)に川田将雅騎手にて出走予定。 「元々が筋肉質で太く大きくみせる馬ですが、やはりひと叩きした方が良くなりそうな体つき。 稽古だけで絞り込むタイプではありませんし追い切りを重ねすぎてバテさせるようなことが あっては本末転倒ですからね。休み明けとして、また新潟開催にむけてのステップとしては 今ぐらいの状態で緒戦を迎えるのが、ほど良いタイミングであると考えます」(角居調教師) ++調教時計++ 10.06.30 助手 栗CW不 5F 70.1 53.8 39.4 12.6 7 馬なり余力 リバティーフロー(古1000万)馬なりの内1.9秒追走同入 10.06.29 助手 栗東坂重 1本 62.7 45.5 29.4 14.8 馬なり余力 10.06.27 助手 栗CW不 5F 70.8 54.8 40.2 12.5 8 馬なり余力 ユアアイズオンリー(三歳未勝利)馬なりの外1秒先行同入 10.06.25 助手 栗東坂良 1本 62.1 45.8 30.0 14.9 馬なり余力 【6月24日】 栗東トレセン在厩。今週は本馬場にて、カネヒキリ、モーガンルフェイとの3頭併せ。精力的 に乗り込まれています。 「馬に元気があって爪の心配もなし。休ませた効果は明白ですが、いかんせんまだ馬が太めで すね。この後もビシビシ乗っていきますので、これから引き締まってくるとは思いますが、来 週7月4日(日)阪神9R 鷹取特別(1000万下・ダ1800m)を叩いた方がさらに良くなってく るのは間違いないでしょう。鞍上は川田騎手に声をかけてあります」(角居調教師) ++調教時計++ 10.06.23 和田竜 栗東芝不 5F 67.0 51.4 37.4 11.4 2 馬なり余力 カネヒキリ(古オープン)馬なりの内0.7秒先行3F付同入 10.06.22 助手 栗東坂稍 1本 64.0 46.1 29.9 14.9 馬なり余力 10.06.20 助手 栗東坂良 1本 58.4 40.6 25.4 12.6 馬なり余力 リベルタス(新馬)馬なりに0.7秒先行0.2秒先着 10.06.18 助手 栗東坂良 1本 62.5 45.3 29.4 14.5 馬なり余力 【6月17日】 本日、栗東トレセンに帰厩しています。 「到着後も馬は元気にしていますよ。7月4日(日)阪神9R鷹取特別(1000万下・ダ1800m)を 叩いて第2回新潟開催へ。予定のスケジュールで進めていきたいと思います」(角居調教師) 【6月16日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。週2回、坂路にてハロン13〜15秒ペースのキャンターを 消化。明日の栗東トレセン帰厩を予定しています。 「ここまでコンスタントに速めの調教を乗り込むことができましたし、前肢の装蹄も14日に 済ませていますのであとは明朝、無事に馬運車に積み込んであげるだけとなりました。厩舎 陣営によれば、『大型馬ゆえ、ある程度トレセンでも乗り込んだ上でレースを迎えさせてあげ たい』とのことでした」(田中担当) 【6月9日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。トラックコースにて軽いキャンター2400〜3000m坂路にてハ ロン16〜18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回2F14−14前後を乗り込まれ ています。 「『入厩検疫が取れるようであれば来週末にもトレセンへ』と調教師。帰厩にむけて、さらに ピッチを上げて乗り込みを重ねており少しずつ太めも解消しつつある状況です。先週末から は終いを13秒台まで伸ばしていることですしここまでは順調の一言。移動の日取りが確定 するとともに装蹄を行い、この調子で送り出せればと思っています」(田中担当) 【6月2日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。引き続き、トラックコースにて軽いキャンター2400m、坂路に てハロン17〜18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回2F15−15を乗り込まれ ています。 「なかなか馬体重が減ってきませんが満足いく調教量は消化できていますので、今のところ第 3回阪神開催での復帰予定を変更する気はありません。このまま入念に乗り込みを重ね爪の 調整後に蹄鉄を履かせてからトレセンへ。いい流れで夏競馬につなげていきたいところです」 (角居調教師) 【5月26日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。おもにトラックコースにて軽いキャンター2400m坂路にてハ ロン17〜18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回2F15−15を乗り込まれてい ます。馬体重559kg(5/26測定) 「現段階ではまだ太め残りですが、ここにきて着実に体重が絞れてきていることですし、これ からは汗をかく時季でもあります。この調子で週2本の速めを乗り進めていければ来月中旬 あたりの帰厩には間に合いそうですね。(宇治田原優駿ステーブルへの移動に伴い)担当の 装蹄師を替えてみた点にも注目しています」(角居調教師) 【5月19日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。先週同様、トラックコースにて軽いキャンター2400〜3000m 坂路にてハロン16〜18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、終い2F15−15 を乗り込まれています。 「厩舎と相談をして、『ギリギまで裸足にしておき、帰厩させる直前に(蹄)鉄を履かせる』 方針に。今日もテンから18秒くらいで登坂し、ラストが15−15ですから、結構なボリュ ームで乗り込めていますよ。『踏み込みや脚捌き、動きもスムーズ』(乗り役)。この調子で さらに馬体を引き締めていきたいと思います」(田中担当) 【5月12日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。おもにトラックコースにて軽いキャンター2400〜3000m坂路 にてハロン16〜18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回終い2F15−15を乗り 込まれています。 「馬は順調で硬さはありませんが、これから稽古を攻めていきますのでケアの一環として8日 にSSP(低周波治療)を全身に施しました。毎週火曜と土曜に速めを乗りながら、しっかり と態勢を整えていく構え。爪のほうも異常はありませんので、近々、蹄鉄を履かせることも 検討中です」(田中担当) 【5月5日】 宇治田原優駿ステーブル在厩。おもにトラックコースにて軽いキャンター2400m、坂路にて 普通キャンター1本を消化。週2回ペースで2〜3F15−15を乗り込まれています。 馬体重568s(4/29測定) 「一度緩んだ馬体がなかなか絞れてこず、まだ競馬に行くにはあまりにも早い状況。先週もう ちのスタッフが実際に確認をしてきましたが、もう1ヶ月くらいは、牧場でみっちりと乗り 込んでいく必要がありそうです。この期間を利用してもう少し爪を大きく伸ばしていくこと そして何より無駄な肉を筋肉にかえていくこと、さらには気持ちを乗せていくことに注意を 払いながら進めていきたいと考えます。あくまでも大まかな予定ですが、『6月中旬帰厩→ 一度阪神(7/4)を叩いて→夏の新潟開催(7/25〜8/21)で勝負へ』馬の現況に合わせて目標を 再設定させてもらいます」(角居調教師) 【4月28日】 22日(木)に宇治田原優駿ステーブルへ移動。おもにトラックコースにて軽いキャンター 2400m、坂路にて普通キャンター1本を乗り込まれています。 「太め解消にむけて、今朝は坂路で15−15を消化。今週末にも速めを乗り帰厩までの間は 週2回ペースでみっちり調整していく予定になっています。こちらにきてからは爪を気遣い 前肢の蹄鉄を外して対応中。帰厩直前に装蹄して送り出す流れでいきましょう」(田中担当) 「新潟3週目(中ノ岳特別)を意識して牧場でピッチを上げているのですが大型馬であり、オ ーバーホールした後でもあるため態勢が整ってくるまでに思いのほか時間を要している状況。 叩き良化タイプとは言え、間に合わせで競馬をさせればいいというものでもありませんので あくまでも近々での馬の進行状況と相談をしながら、適時ゴーサインを出したいと考えます。 この後も助手が現地に入って感触を掴んできますので、目処が立ち次第、帰厩のタイミングを 具体化させていきましょう」(角居調教師) 【4月21日】 グリーンウッドにて週2回の14−14を消化。近日中に宇治田原優駿ステーブルに移動し た上で最終調整に入り、栗東トレセン帰厩のタイミングを窺っていくことになりました。 「コンスタントに速めを乗り始めており、暖かくなるにつれて状態を上げてきているのは確か。 ただし、大柄な馬だけあって仕上がるまでにどうしても時間を要してしまうため、ここからは 『比較的広めのコースを有する牧場のほうでさらに負荷を高めていく』(調教師) ことになっ たようです。乗り込みを強化するにあたって不安となる点はありませんので今後も順調さを 欠くようなことはないでしょう」(加藤担当) 【4月14日】 グリーンウッド在厩。周回コースでのウォーミングアップ後、坂路にてハロン17〜18秒 ペースのキャンター1本を消化。週1回の15−15を開始しています。 「現時点ではまだボテッと重苦しい印象ですが、先週末から15−15を開始したことですし 体調も上向き気配。これから速めをやるにつれて変わってくれることでしょう。まずはこち らの坂路で基礎を固めトレセン帰厩後は大きな周回コースで長めからしっかりと乗り込んで もらう予定。助手の方と頻繁に確認を取り合いながら、さらに進めていきたいと思います」 (加藤担当) 【4月7日】 グリーンウッド在厩。周回コースで、長めのウォーミングアップ後、坂路にてハロン16〜 17秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。 「その後も少しずつペースを上げてきており、今週末より15−15へ移行する予定です。大 型馬を一度緩めた後のペースアップですから、おそらくは波に乗ってくるまでに多少の時間 を要するはず。急仕上げは避けたい一方で、ある程度の量は乗り込みたいというのが本音で すからね。復帰目標である来月の新潟開催に向けてしっかりと調教スケジュールを管理して いかなければなりません」(加藤担当) 【3月31日】 グリーンウッド在厩。周回コースでのウォーミングアップ後、坂路にてハロン18〜20秒 ペースのキャンター1本を消化しています。 「馬体の張り艶といった点ではまだまだ良化途上のようですが、馬自身から発せられる気力に ついては少しずつ上向いてきており、ようやく坂路入りを再開した次第です。一度休養を挟 み緩めた後のペースアップ。ましてや大型馬のそれですので、軌道に乗ってくるまでの間は 慎重に進めていきたいと思います」(加藤担当) 【3月24日】 グリーンウッド在厩。 周回コースにてハロン18〜20秒ペースのキャンター3500mを乗り込まれています。 「血液検査の結果も正常値に戻りつつあるようですし、少しずつ活気が出てきた様子。ようや く体調が上向き始めたと受け取ってもよいでしょう。大型馬だけにしっかりと乗り込んで体 を作っていくことを考えると、目標となっている5月の新潟開催まで、時間的にそう余裕はあ りませんからね。この調子で日増しに良化が進んで欲しいところです」(加藤担当) 【3月17日】 グリーンウッド在厩。 周回コースにてハロン18〜20秒ペースのキャンター2500〜3000mを継続しています。 「徐々に良化傾向にあるのは確かですが好調時と比較をすると、まだ馬体に迫力が足りず張り 艶のほうも今ひとつ。『暖かくなってくるのに合わせるようにペースを上げていく』のが厩 舎の方針ですので目下は乗り急がず、リフレッシュに専念。この先のために、じっくりと充電 を図ります」(加藤担当) 【3月10日】 グリーンウッド在厩。 引き続き、周回コースにてハロン20秒ペースのキャンター2500〜3000mを消化しています。 「身のこなし血液検査の数値ともに快方に向かってはいますが、まだ良化途上といった様子。 これといって治療を施すほどの悪い状態ではありませんので、適度な調教と補液により完全 復調を待ちましょう。厩舎の言葉を借りるのであれば、『この機会に悪いところを出し切る』 ようなイメージで。もうひと我慢の調整が続きます」(加藤担当) 【3月3日】 グリーンウッド在厩。先週同様、周回コースにてハロン20秒ペースのキャンター2500〜30 00mを消化しています。 「血液検査の数値はだいぶ落ち着いてきましたが、まだ馬体の張り艶といった点でもうひとつ。 厩舎から『もう少し時間をかけて復調させてあげよう』との指示が出ていることもあって今 は焦らず周回コースのみの調整で様子を見ています。ここにきてひと頃よりも寒さが和らい できていますので、この気候も良化の後押しになってほしいところです」(加藤担当) 【2月24日】 グリーンウッド在厩。目下は負担の少ない周回コースにてハロン20秒ペースのキャンター 2500〜3000mを消化しています。 「どうも今は本調子にないようで…。寒さが和らいでくるのと同じくして、状態が上がってく るということなのでしょうか。『目下は長めの距離で体をほぐすように乗り、定期的に血液 検査で回復状況を確認』(調教師)。疲れが抜けてきた段階より、またピッチを上げていけ ればと思います」(加藤担当) 【2月17日】 グリーンウッド在厩。現在は、周回コースにて軽いキャンターを消化しています。 「血液検査の数値がいくらか高めでした。ハッキリと歩様には見せないまでも、これはスクミ の症状が出かかっているということ。簡単に言えば、お疲れ気味ということですよね。まず は平坦コースで全身をほぐすように乗り内面から馬をきれいにしてあげるイメージで進めて いきたいと思います」(加藤担当) 「ここ2戦はレースで力を発揮してくれない内容。やはり、暖かくなってからの馬なのでしょ うか…。まずは状態面の回復待ちですが、相性の良い新潟開催(5/1〜)を含めたスケジュール で考えていこうかとも思っています。次のクールはまずブリンカーをつけるなりして短距離 で積極的な競馬をさせた上で、徐々に距離を延ばしていくことも検討中。馬に気合いを注入 しながら、叩き良化を求めていくのも一案ではないでしょうか」(角居調教師) 【2月10日】 グリーンウッド在厩。移動後一週間は、運動のみでリフレッシュ。 今朝より、コース入りを開始しています。 「不可解な敗戦が続きましたので、すぐに乗り始めるのではなく、まずはいろいろな角度から 馬の様子を窺ってきたわけですが特にこれといった問題点は見当たらないんですよ…。おそ らく大丈夫だとは思いますが、今後は装蹄に気を配ってみたり、血液検査も行ってみる予定。 調教では、走ろうという意欲をかき立てるようなメニューで進めていきたいと思っています」 (加藤担当) 【2月3日】 本日、グリーンウッドへ放牧に出ています。 「こちらが手応えを感じているのに結果が出なかったり、正直どうかな?と思っている時に走 ってくれたり。やはりムラ駆けするような面があるとしか言いようがないですね。レース後 も身体的に疲れはありませんが、メンタル面を気遣って一旦リフレッシュ放牧を挟むことに なりました」(酒井助手) 【1月30日】 互角のスタートから無理なく先頭に立ち道中は単騎の逃げ。そのまま絡まれることなく直線 に向き、粘りこみを図りましたが、残り200mで失速。結果11着での入線となっています。 「前半スムーズなレースができ、楽な感じで行けたのですが、ラスト300mあたりで止まって しまう格好に。いざゴーサインを出しても反応してくれなくなってしまって…。そんなに太 い感じはなく状態も決して悪くなかったところをみると、闘争心をかき立てるためにあえて 馬込みに突っ込んでいくやり方もアリだったのでしょうか。それとも1800mぐらいの距離の ほうが合うということなのでしょうか…」(ルメール騎手) 「今回は自分のペース、自分の形に持ち込めたのですが…。美浦経由にもかかわらず、体重に ほとんど変動がなかったように、まだ余計な脂肪が取りきれていないのか。上がってきてす ぐに息が入っているところをみると、最後は走るのが嫌になってサジを投げたのか。単純に 距離が長いとも思えませんので“暖かくなって汗をかく時季のほうがリズムに乗ってくる馬” ということなのかもしれません。今は走ることよりも食べることに気がいっている感じ。こ のままダラダラと同じような出走を続けると良くない方向にいきそうですので競馬に対して 変化を与える意味でブリンカーをつけたり1回だけ距離を短くしてみることなども考えてい きたいと思います」(角居調教師) ◆食事ばかりに気を取られ走りに対する闘争心が疎かになっている様子。稽古を強化しても 肝心の馬自身に気持ちが入ってこないため、なかなか脂肪が燃焼せず、レースも投げてしま うという悪循環が生まれているのかもしれません。師によれば「本当に良くなってくるのは 暖かくなってからでしょうか。いずれにせよ冬場の使いづめはあまり良くなさそうですし次 走にむけて適度にレース間隔をあける意味でも、ここは短期のリフレッシュ放牧を挟みまし ょう」とのこと。春から夏にうまくつなげていくことも念頭におきながら、引き続き全力で 管理に努めます。(HTC) 【1月28日】 1月30日(土)東京12R 1000万下(ダ2100m)に、クリストフ・ルメール騎手にて 出走予定。 「食欲旺盛かつこの時季でもあり、脂肪を取るのに一苦労。昨日の追い切りではいつもより半 周ほど長めにやったことですし、輸送もありますので、何とか動ける態勢には持っていけると 思うのですが…。正直、前走も自信があっただけに半信半疑ではありますが、今回は一度叩い ての左回りと条件が良くなります。あとは気分よくスムーズに行ければ巻き返しがあっても 不思議ではないでしょう」(角居調教師) ++調教時計++ 10.01.27 助手 栗CW良 6F 86.8 69.2 54.0 39.8 12.1 9 一杯に追う レッドバリオス(三歳500万)強めの外先行同入 10.01.26 助手 栗東坂良 1本 62.5 45.5 29.4 …… 馬なり余力 10.01.24 助手 栗CW良 5F 74.0 57.2 40.1 …… 12.9 8 馬なり余力 レッドバリオス(三歳500万)馬なりの外先行3F付同入 【1月21日】 栗東トレセン在厩。この中間は意欲的に乗り込まれています。 「昨日の追い切りではジョッキーを乗せてゴール板後もビシッと。飼葉喰いが旺盛ですし、こ の時季でもありますので、脂肪を取りきるためにも引き続き日曜、水曜と強めに攻め込んでレ ースを迎えたいと思っています。次走は1月30日(土)東京12R1000万下(ダ2100m) をルメール騎手で、一度使った変わり身と調教強化により巻き返したいですね」(角居調教師) ++調教時計++ 10.01.20 川田 栗CW良 5F 70.3 54.9 40.3 12.7 7 追って一杯 リバティーフロー(古1000万)馬なりの内アタマ遅れ 10.01.19 助手 栗東坂良 1本 62.7 45.5 29.9 15.1 馬なり余力 【1月14日】 栗東トレセン在厩。レース後も異状なくきています。 「前走はこの馬なりに柔らかみがありましたし、気配も良かったのですが…。これが大型馬の 休み明けなのか、はたまた緩急のつく競馬が合わなかったのでしょうか。いずれにせよ疲れ るほど走ってはいませんので、続戦が苦になるようなことはなさそうです。このあとは1月 30日(土)東京12R 1000万下(ダ2100m)での巻き返しを目標に、再調整を図って いきましょう」(角居調教師) 【1月9日】 互角のスタートから前半は中団の外めをスムーズに追走。揉まれるのを嫌って3角よりスパ ートをかけて行ったものの、直線に向いて早々と後退。結果12着での入線となっています。 「前半は脚をため後半スパートを考えていましたので、今日はハナを譲る格好に。砂を被らな いように馬の気持ちを考え、うまく外に出すことができリズムよく折り合いをつけることが できたのですが…。いいペースできてスパートとするタイミングも早すぎず遅すぎず手ごた えもあったんですよ。ところがラストは完全に頭が上がってしまう形。ちょっと負けすぎで すよね。返し馬の感触も良かったですし乗っている感触では距離をこなせるスタミナも感じ ますので、パサパサのダートよりも速いダートのほうが合うとでもいうことなのでしょうか」 (北村宏騎手) 「距離が長いのか、もっと稽古で追い込んでから臨んだ方がよいのか。決して息ができていな かったワケではないのですが…。(ペースの)緩急への対応があまり上手なほうではない馬 ですから、その辺が影響したのかもしれませんね。本来なら3角で動いて行っても簡単に一 杯になるような馬ではないはず。これが“大型馬の休み明け”ということなのかもしれませ ん」(角居調教師) ◆レースぶりにムラがあり圧勝と大敗が紙一重のタイプ。ましてや大型馬の休み明け初距離 ということもあって『敗因をひとつに絞り込むことは難しい』(調教師)ところですが結果的 には少々距離が長すぎたことも一因として挙げられるのではないでしょうか。ひとまずはレ ース後の回復状況を見守り次走を検討。元々が叩き良化型でもありますので、これを使った ことによる大幅な変わり身に期待を寄せたいと思います。(HTC) 【1月7日】 1月9日(土)中山10R 成田特別(1000万下・ダ2400m)に北村宏司騎手にて出走予定。 「きのうは3頭併せの真ん中。年を越して体が引き締まってきましたし、リズムもだいぶ良く なってきましたよ。掛かる馬ではありませんので、この距離も大丈夫のはず。要は気分を損 ねることなく自分のペースで競馬をさせてもらえるかどうかでしょう。嫌なことがあると走 るのをやめてしまう面がありますからね。あとは同型馬との兼ね合いひとつ。叩き良化型と は言え、仕上がりは悪くありませんので、ある程度、緒戦から動ける状態にはなっていると思 います」(角居調教師) ++調教時計++ 10.01.06 助手 栗CW良 5F 69.4 53.9 39.9 12.8 7 馬なり余力 サザンクロスレディ(三歳未勝利)馬なりの内追走同入 10.01.03 助手 栗CW良 5F 65.2 51.1 37.9 12.3 9 G前仕掛け トーセンモナーク(古1000万)馬なりの外先行同入 10.01.02 助手 栗東坂良 1本 64.3 45.9 30.1 14.9 馬なり余力 ----------------------------2010年--------------------------- ++調教時計++ 09.12.31 熊沢 栗CW良 5F 71.1 55.5 40.3 12.5 8 馬なり余力 ミッキーミステリー(三歳未勝利)馬なりの外先行3F付0.2秒先着 09.12.30 長谷川 栗東坂良 1本 64.2 46.1 30.0 14.6 馬なり余力 09.12.27 助手 栗CW良 5F 75.4 58.6 41.8 13.1 9 馬なり余力 トーセンアドミラル(新馬)馬なりの外先行同入 【12月24日】 栗東トレセン在厩。坂路調整を経て、きのうはウッドにて3頭併せを乗り込まれました。 馬体重546s(12/17測定) 「疲れが尾を引いている様子はなく、帰厩後も順調ですよ。ただし、今回は完全に休ませた後 だけあって、まだ良い頃の走りやリズムには及ばない感じ。これから乗り込みを重ね、レース を使いながら状態を上げていきましょう。目標は1月9日(土)中山10R 成田特別(1000万 下・ダ2400m)あたりとしますが下旬からは中京開催も始まることですし状況に応じて決め ていきたいと思います」(角居調教師) ++調教時計++ 09.12.23 助手 栗CW良 5F 71.5 55.4 40.6 12.7 8 馬なり余力 レッドバリオス(二歳500万)直強めの外先行0.1秒先着 09.12.20 助手 栗CW良 5F 74.3 57.2 39.7 12.4 6 馬なり余力 ヴィクトワールピサ(二歳オープン)馬なりの内先行3F付同入 09.12.19 助手 栗東坂良 1本 63.7 …… 29.9 14.6 馬なり余力 09.12.18 助手 栗東坂良 1本 59.6 43.5 …… 14.3 馬なり余力 【12月16日】 本日、栗東トレセンに帰厩しています。 「牧場では速めを乗っても我慢が利いていたようですので、このあとはトレセンの方で感触を 確かめるように負荷を高めていく予定。いちおうの目標を1月5日(火)京都8R1000 万下(ダ1800m)または、1月9日(土)中山10R 成田特別(1000万下・ダ2400m)にお いて、進めていきたいと思っています」(角居調教師) 【12月9日】 山元トレーニングセンター在厩。ウォーキングマシン60分の準備運動後、周回コースにて 普通キャンター2200mを消化。週2回、坂路にて14−14程度を乗り込まれています。 「馬体重はずっと540s台を維持しており体調そのものは良好。右腰やトモに関しては、ま だ完全とは言えないものの速めを継続できているところをみると我慢が利くようですし現在 のメニューぐらいであれば、悪化に向かうようなことはないでしょう」(木實谷調教主任) 「まだいくらか疲れが尾を引いているようですが、調教自体は順調のようですので年内にもト レセンに帰厩させ、実際に感触を窺っていきたいと思っています」(角居調教師) 【12月2日】 山元トレーニングセンター在厩。先週同様、周回コースにて普通キャンター2500〜3000m週 2回、坂路にて15−15を上回るタイムで乗り込まれています。 「昨日は終いのみ13秒を切るペースで登坂。さすがに速めを行った後は、右トモの送りが幾 らか甘くなりますが翌朝には問題なくなっていますので無理を強いるような格好にはなって いないと思います。あとは『良化途上で進めていくか万全の状態でスタートを切るかの選択』 (調教師)。来年は1月にも中京開催が組まれていますので、悩みどころなのではないでしょ うか」(木實谷調教主任) 【11月25日】 山元トレーニングセンター在厩。ウォーキングマシン60分の準備運動後、周回コースにて 普通キャンター2500〜3000m、週2回、坂路にて15−15を上回るタイムで乗り込まれてい ます。 「きのうは試験的に13−13を乗りました。トモについては出だしの一、二歩目がまだ少し 気になるものの、いざ行き始めれば特に問題はありませんので、過度に心配をする必要はない でしょう。今後はコンスタントに15−15を切るところを乗り、さらに状態を確認。いつ 頃からの復帰を目指していくのが相応しいかなど調教師に判断してもらう予定になっていま す」(木實谷調教主任) 【11月18日】 山元トレーニングセンター在厩。ウォーキングマシン60分の準備運動後、周回コースにて 2500〜3000m、週2回、坂路にて15−15を1本乗り込まれています。 「まだ稽古を強めていくと右腰に疲れが溜まりやすいようで引き続きケアをしながらの調整。 あまり無理をさせても馬がストレスを感じて、毛づやが優れなかったり、食べたものが身に ならなかったりしますので、目下ペースアップは慎重に進めていきたいところです」 (木實谷調教主任) 【11月11日】 山元トレーニングセンター在厩。ウォーキングマシン60分の準備運動後、周回コースにて 2500〜3000m、週2回、坂路にてハロン16秒前後のキャンター1本を乗り込まれています。 「いつものケアを続けながら腰への負担にならない程度に、徐々にペースアップを進めている ところ。現在の馬体重が542sですから、時期と調教メニューを考えれば、そう太すぎる 感じでもないですよね。今度は機を見て15−15へ移行。さらに感触を掴んでいきたいと 思います」(木實谷調教主任) 【11月4日】 山元トレーニングセンター在厩。 周回コースと坂路を併用し、さらにピッチを上げて乗り進めています。 「週2回の坂路調教を主体として、16−16程度のメニューを消化中。『次回の帰厩をいつ 頃にすべきか、だいたいの目安を考えるためにも、そろそろ進めてみてください』(厩舎陣営) とのことからジワリジワリと時計を詰め始めているところです。今後も2〜3週間に1回の ペースでショックウェーブや電気針でトモをフォロー。疲れのぶり返しがないよう気をつけ ていきます」(木實谷調教主任) 【10月28日】 山元トレーニングセンター在厩。 周回コースと坂路を併用し、少しずつピッチを上げて乗り込まれています。 「適度にショックウェーブ放射を行いながら、引き続き右トモの回復状況を確認中。まだ頼り ない面を残してはいるものの、来た当初に比べれば、だいぶ良くなってきましたね。これに伴 い、先週後半からは坂路入りを開始。現在は週2回ほど、ハロン17秒ペースで登坂させてい ます。今後も無理のない範囲で段階的にペースを上げていきましょう」(木實谷調教主任) 【10月21日】 山元トレーニングセンター在厩。 現在は周回コースにて、軽いキャンター2500mを消化しています。 「まだいくらか歩様に見せるため無理はさせませんが、厩舎によってはこれぐらいで競馬に使 おうとするところもあるくらい。順を追って距離を延ばしてあげれば、段々と和らいでくる ものと思われます。月末からは坂路に入れ少しずつ負荷を高めていきましょう。毛づやなど 体調面はまったく問題ありませんよ」(木實谷調教主任) 【10月14日】 山元トレーニングセンター在厩。引き続き、軽いキャンター1500mを消化しています。 「先週同様、軽めに乗りながら、脚さばきをチェック。腰からトモにかけての感じや踏み込み の深さなど、その変化を注視しているところです。日々はマイクロ照射や電気治療、2〜3 週間に1回はショックウェーブ放射を行い、まずは疲労回復を促進。機を見て距離を延ばし ていく予定になっています」(木實谷調教主任) 【10月7日】 山元トレーニングセンター在厩。先週後半より、軽いキャンターに移行しています。 「距離にして1500mほど。負荷のかかりすぎない範囲で進めていますが、まだ右トモの送りが 少し気になりますね。日々のケアに加えて、適度にショックウェーブ放射を取り入れながら まずは疲労回復に専念。『今回はオーバーホールを意図とした休養』(厩舎陣営)と聞いて いますので、ある程度の時間をかけて、体の芯からリフレッシュさせてあげたいと思います」 (木實谷調教主任) 【9月30日】 山元トレーニングセンター在厩。 ウォーキングマシン60分、騎乗しての常歩30分を消化しています。 「心身のリズムを大切にしてあげる必要のある馬。今回は、いつも以上に疲れが溜まっている ようですので当面は無理をさせずにゆっくりと休ませてあげたほうが良いでしょう。牧場で はマイクロ照射や電気治療を施し後駆をほぐすようにケアを進めてもらっているところです」 (角居調教師) 【9月23日】 山元トレーニングセンター在厩。今週より、騎乗運動を開始しています。 「跨るには跨っていますが、まだ本当に軽いところ。ウォーキングマシン60分と騎乗しての 常歩30分のみでトモや腰の様子を窺っています。どうやら右トモの踏み込みに力強さを欠 いているようですので腰からトモにかけてを重点的にケア。目下は現在のメニューでゆっく りさせてあげる予定です」(木實谷調教主任) 【9月17日】 レース後は、15日(火)に宮城県の山元トレーニングセンターへ移動しています。 「現在は午前60分、午後30分のウォーキングマシンのみでリフレッシュ。少し元気がない 様子ですし腰を中心として疲れが溜まっているようにも思いますので来週一杯までは騎乗を 控えて、のんびりとさせてあげる予定です。調教師曰く『今後のためにも、ここは適度な休養 へ。だいぶ使ってきましたので、今回はゆっくりさせて、体の芯から疲れを癒してあげましょ う』とのことでした」(木實谷調教主任) 【9月13日】 やや伸び上がり気味のスタートから、道中は逃げる3番を2番手でマーク。直線残り200mで 一旦は先頭に並びかけたもののゴール前で末が甘くなってしまい結果4着での入線となって います。 「本馬のペースではなく、ラッシュストリートの速い流れで展開した分終いバテてしまった感 じ。逃げ馬をつぶしに行くイメージで乗っていたのですが結果的には不良馬場で時計も速く 最後まで追いつくことができませんでした。心身ともに状態は良かったですし今日は最後ま で競馬を投げずに走ってくれました。そういった意味では本馬も頑張って走っていると思い ます」(中舘騎手) 「本来であればハナを行く馬の位置にクリストが居たかったのですが、いかんせん流れが速く て…。本馬のリズムで走れなかった分終いがもたなかったのではないでしょうか。6月から これで4戦目。このあとは放牧を挟み、夏の疲れを癒してあげる予定になっています」 (平間助手) ◆圧倒的な1番人気でもあり何としても勝ちたかった一戦。自分のリズムで走れなくとも大 敗を喫しなかった点は評価できますが、悔しいかな展開と馬場に泣かされる恰好となってし まいました。調教師によれば、「夏の4戦目。これが目に見えない疲れということなのでし ょうか」とのこと。確かにここ2戦は集中して本気で駆けたことですし、ここまでの戦績を 振り返ってみても放牧明け3戦目の前後にピークを迎えるタイプ。そろそろ馬が休養を欲し ていたのかもしれません。このあとはリフレッシュ放牧を挟み、次クールにむけての仕切り 直しを図ります。 (HTC) 【9月10日】 9月13日(日)新潟10R 魚沼特別(1000万下・ダ1800m)に中舘英二騎手にて出走予定。 「追い切りでは併走馬に一旦前に出られて、それにまた追い付く形。瞬発力の差がそのまま出 る格好になりましたが、いい稽古にはなったと思います。二度しっかりと競馬をしてきてい ますが、特に疲れが窺えるわけでもないですし馬体重も大きな変動はなさそうですから、ここ は三度目の正直といきたいところですよね。鞍上も“逃げ達者”、心配はしていません」 (角居調教師) ++調教時計++ 09.09.09 助手 栗CW良 5F 72.1 55.5 40.3 11.5 9 末強め追う トライアンフマーチ(古オープン)末強めの外先行同入 09.09.08 助手 栗東坂良 1本 64.0 45.7 29.7 14.9 馬なり余力 09.09.06 助手 栗CW良 5F 71.6 54.6 39.6 11.5 8 馬なり余力 トライアンフマーチ(古オープン)馬なりの外先行3F付同入 09.09.04 助手 栗東坂良 1本 62.5 45.5 30.0 15.5 馬なり余力 【9月3日】 栗東トレセン在厩。来週9月13日(日)新潟11R 魚沼特別(1000万下・ダ1800m)にむけ て、順調に乗り込まれています。 「先週末から坂路入りを再開、昨日はCウッドでの調整。レースを使ってきた中での疲れや消 耗、気持ちの変化などは特に窺えませんので、状態は変わりなく順調と言ってもよいでしょう。 新潟のこの条件で徐々に安定感が増し競馬のカタチが出来始めての3走目。次こそは何とか したいところですよね。なお鞍上は(北村宏騎手がメイン開催で重賞騎乗予定のため)中舘 騎手にお願いする予定です」(角居調教師) ++調教時計++ 09.09.02 助手 栗CW良 5F 67.6 53.7 39.8 12.5 8 馬なり余力 エンクリプション(新馬)強めの外先行3F付同入 09.09.01 助手 栗東坂良 1本 57.4 41.2 26.8 13.5 馬なり余力 【8月27日】 栗東トレセン在厩。レース後も異状はなく、このまま厩舎にて続戦の方向となっています。 「自分のリズムで競馬をしなければ、なかなかいい結果を生み出せない。ただしその形を取る からには必ず他馬の目標になってしまうためどうしても何かにやられてしまいがち。あそこ まで行けば勝ちたかったのですが…仕方ありませんよね。ゲートも良くなってきたことです し、一瞬の脚で勝負するタイプとは異なりますので、やはり前々での競馬が理想でしょう。き のうからのプール調整を経てまた少しずつ進めていき次は9月13日(日)新潟11R魚沼特 別(1000万下・ダ1800m)をめざします」(角居調教師) 【8月22日】 一線のスタートから、気合いを付けて今回も先頭へ。まずまずマイペースの逃げが打て直線 では二の脚を使って懸命に粘り込みを図りましたがゴール寸前で勝ち馬に交わされ惜しくも 2着での入線となっています。 「今日は集中力もあったし、テンションも高すぎず低すぎずと程よい雰囲気。心身ともにいい 状態だったと思います。スタートも上手でしたし前走同様にリズム良く走らせることを心が けて乗りましたし、それは叶ったのですが、あそこまで来ているなら正直勝ちたかったんです けどねえ…。今日の感じだと、もう少し軽い馬場の方がスピードを活かせますし向いている のかもしれません」(北村宏騎手) 「自分の形でレースが出来ていたことが、良かったのでしょうね。以前は後ろからも競馬をし たこともあるけど、やはり前々での競馬が合っているのでしょう。課題のゲートですが安定 してきた要因は、ここに来てトモの感じが良くなってきたことと適度なテンションで臨める ようになってきたから。図体の割には繊細な面があったり気持ちが乗りすぎると逆にゲート が悪くなる傾向にあったりと精神面の匙加減が本当に難しいタイプなんです。そういう意味 では、今回は一週間でも放牧に出せたことがプラスに働いたのだと見ています」(平間助手) ◆絶好のデキで臨んだ一戦。リズムを損ねないように上手に乗ってくれた北村宏騎手の手綱 捌きは見事と言っていいものでしたが、途中で何度か2番手の馬に突付かれたことが最後の 最後に響いてか、ほぼ掌中にしていた4勝目をゴール寸前で逃してしまいました。着差が着 差だけに悔しくはありますが、これは勝負のアヤというもの。仕方ありません。次走につい ては師と相談して決めていきますが、厩舎スタッフも本馬馬を続けていけばすぐに順番は回 ってくるのではないでしょうか。 (HTC) 【8月20日】 8月22日(土)新潟10R 両津湾特別(1000万下・ダ1800m)に北村宏司騎手にて出走予定。 「オープン馬との併せ馬でも何らヒケを取っていませんでしたし、相変わらず動きも良好。馬 体は前走と同じくらいでレースに臨めそうですね。どうもハミをかけて行く際に手前を替え たり無理に押したり引いたりするとダメなタイプ。幸いにも北村宏司騎手が前回で手の内に 入れてくれたようですので今回もこの馬のいいリズムで競馬をしてくれることでしょう。前 走は勝ち馬が強すぎただけですから、この馬の力を出せれば勝ち負けになると思っています」 (角居調教師) ++調教時計++ 09.08.19 助手 栗CW良 5F 66.9 52.6 39.3 12.5 9 馬なり余力 インセンティブガイ(古オープン)馬なりの外先行0.1秒先着 09.08.18 助手 栗東坂良 1本 63.1 45.2 29.3 14.1 馬なり余力 09.08.16 助手 栗CW良 5F 69.0 53.8 40.6 13.0 7 馬なり余力 マゼラン(古1000万)馬なりの内追走3F併同入 【8月13日】 栗東トレセン在厩。来週8月22日(土)新潟10R 両津湾特別(1000万下・ダ1800m)にむ けて、順調に乗り込まれています。 「前走で体の使い方を掴みかけている感じがしましたので、そのリズムを崩さないためにも今 週の追い切りはCウッドで。次走はハンデ戦を嫌ってあえて待った鞍ですし、短期のリフレ ッシュを挟んで状態も良さそうですから、前回と同じような競馬で勝ち上がりを狙っていき たいと思っています」(酒井助手) ++調教時計++ 09.08.12 助手 栗CW良 5F 70.6 54.5 40.1 12.3 9 強めに追う マゼラン(古1000万)馬なりの外先行同入 09.08.09 助手 栗CW稍 5F 70.5 54.5 38.1 12.2 9 馬なり余力 ロッソネロ(古500万)馬なりの外先行3F付同入 09.08.08 助手 栗東坂良 1本 63.3 45.8 30.1 15.1 馬なり余力 09.08.07 助手 栗東坂良 1本 62.7 45.2 30.0 15.2 馬なり余力 09.08.06 助手 栗東坂良 1本 61.7 44.4 29.4 14.4 馬なり余力 【8月5日】 本日、栗東トレセンに帰厩しています。 「前走は勝ち馬のいい目標になってしまいましたから、それでもレコードの2着に踏ん張って くれましたし、やはり持っているモノはありますよね。ハミ受けや走りのリズムなどで気分 を損ねると、途端に走るのを止めてしまうところがありますので、どうしても成績にムラが出 てしまいますが、これらをうまく乗り切ることができれば、やれることも分かってきました。 少しでも力を発揮できるような条件のもと競馬に送り出してあげたいと思います。8月22 日(土)新潟10R 両津湾特別(1000万下・ダ1800m)にむかいましょう」(角居調教師) 【7月29日】 比較的、余裕のあるローテーションで次走を迎えることになったため、本日、一旦グリーンウ ッドに短期放牧に出ています。 「レース後も異状はありませんが中1週で輸送してのハンデ戦となると、いささか酷な印象は 否めませんので、ここは大事を取って、8月22日(土)新潟10R 両津湾特別(1000万下 ・ダ1800m)に予定を変更。1〜2週のリフレッシュを挟んだ上で、ふたたび帰厩させたいと 思います」(角居調教師) 【7月26日】 互角のスタートから出ムチ一発先頭へ。今回はうまく自分の形に持ち込み、集中力を持続で きましたが、最後は1番人気馬に突き放されてしまい、結果2着での入線となっています。 「うまくスタートが切れましたし、時計の速い馬場や本馬のリズムを考慮。他馬が行こうとし なかったこともあり、先頭に立って行きました。すんなりフットワーク良くレースを進める ことを意識して、そのイメージ通りに運べましたので普通なら勝てるレースなのですが勝負 所で一回スピードを上げて後続を離しにかかったところ1頭だけついてこられてしまって…。 今日は勝った馬が強すぎました」(北村宏騎手) 「ゲート内で我慢して駐立できましたので、前々での競馬につながりましたね。鞍上には『馬 の気持ちを大切に』と指示。手前を替える時に戸惑い頭を上げてブレーキがかかり、やる気 を無くしてしまうのが本馬の悪いパターンなのですが、今日のように前々で競馬ができれば スムーズ。最後ま日は自身としても本来の走り ができており、勝ち馬に突かれながらも最後まで集中して走ってくれたように、その内容は 十分。厩舎スタッフたちも、『普通なら勝っている競馬ですよぉ…。1分49秒台で走られ てはねぇ…』と相手を讃えるしかありませんでした。ここを叩かれてさらに中身が引き締ま ってくると思われますので次回にあらためて期待。8月9日(日)新潟10R 瀬波温泉特別 (1000万下・ダ1800m)に続戦する予定です。(HTC) 【7月23日】 7月26日(日)新潟10R 麒麟山特別(1000万下・ダ1800m)に北村宏司騎手にて出走予定。 「コースだと時計が出過ぎてしまうため、どうしても終いをセーブする格好になり、ラストで 一杯に追うことができないんですよね。今週は(大雨による坂路閉鎖に伴い)やむなくCウ ッドで追い切りしましたが、この中間から坂路主体に切り替えたのは、そのあたりの狙いもあ ってのこと。輸送を考えれば前走と同じぐらいの体でレースを迎えることができると思いま す。ひと叩きしての左回り。何とか巻き返せないものでしょうか」(角居調教師) ++調教時計++ 09.07.22 助手 栗CW不 5F 68.6 52.9 38.9 12.3 8 馬なり余力 リバティーフロー(三歳未勝利)馬なりの外先行3F付同入 09.07.19 助手 栗東坂良 1本 53.2 38.5 25.2 13.0 馬なり余力 09.07.17 助手 栗東坂稍 1本 60.8 44.9 29.3 14.6 馬なり余力 【7月16日】 栗東トレセン在厩。今週の小倉戦は特別登録までに留め、来週7月26日(日)新潟10R 麒麟山特別(1000万下・ダ1800m)にむかいます。 「いい感じできていますが予定を早めて使うほどの頭抜けた内容ではなく、いつものこの馬の 稽古。左回りで競馬をさせてあげたい気持ちもあったものですから今週は自重することに決 めました」(角居調教師) 「稽古の内容だって悪くないですし、中間も好気配をキープ。輸送競馬になることを考慮すれ ば体つきもこれ以上大幅に絞りにかかる必要はないでしょう。自分の力さえ出してくれれば やれても何らおかしくない馬。ただ前走があまりにもモロかったように展開ひとつで大きく 結果が変わってくるような状況ですので、まだ過信はできませんよね」(清山助手) ++調教時計++ 09.07.15 助手 栗東坂良 1本 55.8 39.8 25.2 12.5 馬なり余力 09.07.14 助手 栗東坂良 1本 62.5 45.8 30.5 15.6 馬なり余力 09.07.12 助手 栗CW良 5F 70.5 53.5 38.0 12.9 8 馬なり余力 マゼラン(古500万)馬なりの内追走3F併同入 【7月9日】 栗東トレセン在厩。すでに意欲的な稽古を開始しています。 「レース後はいつものサイクルよりも早めから動き出しており、稽古量もややボリュームを上 げて乗り進めているところ。あまりやり過ぎて馬をバテさせては意味がありませんので上限 をよく見極めながらお腹のラインをもう少しシャープにしていきたいと思っています。体調 そのものは変わりなく元気です」(角居調教師) ++調教時計++ 09.07.08 助手 栗CW良 5F 70.9 54.4 39.5 12.1 9 強めに追う サムワントゥラブ(古500万)馬なりの外先行0.1秒遅れ 09.07.05 助手 栗東坂良 1本 60.8 43.3 …… …… 馬なり余力 09.07.04 助手 栗東坂稍 1本 62.3 45.0 29.1 14.3 馬なり余力 【7月2日】 栗東トレセン在厩。レース後も特に異常なく、まずは通常の疲労取りに終始しています。 「先週は案外な結果でしたが、鞍上によれば、『後ろからの競馬になったため、脚をタメようと 前走よりもあえて砂を被らせるように追走したのが、かえって逆効果になってしまったのか その後は全く動いてくれなかった』とのこと。一度叩いた次の内容をあらためて確認するほ かありません。7月26日(日)新潟10R 麒麟山特別(1000万下・ダ1800m)を目標に念入 りに仕上げていきたいと思います」(角居調教師) 【6月28日】 スタート一息のため、前半は後ろから3頭目の位置。今日はどうしてか道中の手応えが悪く 追走だけで手一杯となってしまい、直線でも見せ場なく、結果16着での入線となっています。 「ゲートに関してはよく練習を積み、もう問題ないと思って臨んだのですが本馬になるとどう も一息。中でうるさいわけではないものの、上下に体を揺するようなところがあり、体勢が 低くなったときにスタートを切られてしまいトモを落とす恰好になってしまいました。それ でも勝った時は同じような位置から来てくれましたし今日もそれなりに前が流れていました からね。もっとやれてもいい馬なのですが、なぜか早々に余力がなくなってしまって。掴み どころがないと言うか、ちょっと敗因が分かりません」(福永騎手) 「出遅れてしまったため、前走と同じような競馬になると思って観ていましたが全く脚を使え ないまま終わってしまいましたね。実際に稽古では動いていましたし、本当になぜ?という 感じです。もっと稽古をビシビシと積んだ方がいいということなのでしょうか…。過去にも 休み明けが全くダメという競馬があった馬ですし、やはり使いつつのタイプなのかもしれま せん。前走でキッカケを掴んだと思っていただけに今回の敗戦は不可解。取りあえずはこの まま続戦の方向で、中間の稽古法に手を加えるなどして対応していきたいと思います」 (角居調教師) ◆レース前には「上に行っても通用する馬。ここで強い勝ち方ができればなおさらですよね」 (師)との前向きなコメントが聞かれたほど。陣営も予想すらしていなかったまさかのシンガ リ負けにレース直後はただただ茫然とするしかありませんでした。しかしながら、このまま 引き下がるような厩舎ではないですし、すでに調教法における次の一手をイメージし始めて いる模様。一度叩いた次のレースで巻き返しを図れるかどうか改めてそのレースぶりに注目 したいと思います。(HTC) 【6月25日】 6月28日(日)阪神11R鷹取特別(1000万下・ダ1800m)に福永祐一騎手にて出走予定。 「稽古は相変わらずの好気配。ご存知のとおりの叩き良化型ではあるものの、これまでの休み 明けに比べて体つきをスッキリとみせている分、緒戦から動けるような気もしますがどうで しょうか。中間のゲート練習でも大人しく駐立できていましたし、ここ最近は福永騎手が熱 心にやってくれてもいますので、そのあたりも結果につながって欲しいところです。前走の 競馬が圧巻でしたから、これで先行しながら脚を溜めることができれば上のクラスに行って も通用するはず。位置取りに関しては、スタート次第で鞍上に任せてみようと思っています」 (角居調教師) ++調教時計++ 09.06.24 福永 栗CW不 5F 69.9 54.4 40.5 12.2 7 G前仕掛け マゼラン(古500万)馬なりの内先行3F付同入 09.06.23 助手 栗東坂良 1本 62.1 45.3 29.8 14.9 馬なり余力 09.06.21 助手 栗CW重 5F 70.3 53.7 37.9 12.9 8 馬なり余力 インセンティブガイ(古オープン)馬なりの内追走同入 【6月18日】 栗東トレセン在厩。来週6月28日(日)阪神11R鷹取特別(1000万下・ダ1800m)での復帰 にむけて、順調に追い切り本数を消化しており、今朝はゲート練習も行われています。 「稽古駆けする馬で、今週の追い切りの動きも良好。スランプの時は身のこなしが硬くなって いたようにも感じましたが今は柔らかみがありますので、以前ほど大崩れするようなことは ないでしょう。大型馬で使いつつのタイプとは言え今度は降級の一戦。多少余裕残しぐらい でも、勝ち負けを期待したいところです」(角居調教師) ++調教時計++ 09.06.17 助手 栗CW良 5F 67.0 51.9 38.4 11.7 9 一杯追伸る ワキノドライバー(古500万)一杯の外0.1秒先着 09.06.16 助手 栗東坂良 1本 60.4 45.0 29.9 14.9 馬なり余力 09.06.14 助手 栗東坂良 1本 55.0 39.6 25.4 12.3 一杯に追う ワキノドライバー(古500万)叩一杯に0.4秒先行頭遅れ 09.06.12 助手 栗東坂良 1本 61.8 44.9 29.0 14.5 馬なり余力 【6月11日】 栗東トレセン在厩。 きのうは3頭併せの外。帰厩後も順調に乗り込まれています。馬体重534kg(6/10測定) 「この馬なりにスムーズな捌きをしていますし、気持ちの面でもいい意味で抜けており落ち着 きを保っている様子。感触は悪くありませんよ。近走ではゲートでフワフワするようなシー ンが見受けられましたので、明日はゲート練習を念入りに。予定通り、6月28日(日)阪神 11R 鷹取特別(1000万下・ダ1800m)に照準を合わせていきましょう」(角居調教師) ++調教時計++ 09.06.10 助手 栗CW良 5F 70.4 54.0 39.5 12.8 8 末強め余力 ラタンバスケット(三歳未勝利)馬なりの外先行0.1秒遅れ 09.06.09 助手 栗東坂良 1本 60.7 45.0 30.1 15.4 馬なり余力 09.06.07 助手 栗CW良 5F 67.8 52.0 37.8 11.8 8 馬なり余力 ロールオブザダイス(古オープン)馬なりの内追走同入 【6月5日】 本日、栗東トレセンに帰厩しています。 「まずは稽古での動き、感触を確認してからになりますが6月28日(日)阪神11R鷹取特別 (1000万下・ダ1800m)での復帰にむけて、乗り込みを進めていく予定で考えています」 (角居調教師) 【6月2日】 アカデミー牧場在厩。準備運動にたっぷりと時間をかけ、今朝は半マイルからピッチを上げ ラスト2F14−14程度を消化。5日(金)の栗東トレセン帰厩が予定されています。 「体つきや息持ちは良くなってきましたが、それにつれて『肩の捌きがいくらか硬くなってき ました』(担当獣医師)ので30日に長針を打ち以降はSSP低周波治療で対処。調教前には ダクを2500mほど乗って体をよくほぐすように調整しています。牧場ではもう速めを行わず 長めの距離を入念に乗り込んでから厩舎へ。『出走時はいつもこのような前の捌きをしてい ますので帰厩に際して不安視するようなレベルの話ではない』(同獣医師))ものの少しでも スムーズさをもたせて送り出してあげたいと思っています」(野田担当) 【5月26日】 アカデミー牧場在厩。引き続き週2回ペースで速めの本数を重ねており週末は併せ馬で14 −14、今朝は単走で15−15程度を乗り込まれています。 「2700m前後の距離を入念に乗り進めており心肺機能を上昇させつつ、太目感を解消にむかわ せているところ。調教師も『そろそろトレセンでピッチを上げて行っても急激な負荷にはな らない段階までやってきたかな』とのことでしたので、『来週中には帰厩させることになる』 と思われます。降級前にひと叩きするには、さすがに急仕上げになってしまいそうですので 状況次第では(復帰は)1000万条件からのスタートになるかもしれません」(野田担当) 【5月19日】 アカデミー牧場在厩。週2回の速めを乗り込まれており、今朝は半マイル15−15を消化 しています。 「今回は一度体を緩めただけあって、まだ太めが残っている状態。角居調教師も『速めを始め たとは言えさすがにまだ体が立派。もう少し事前の乗り込みが必要のようです』とのことで したので、現在は1Fの時計よりも前半から普通キャンターで入り、15−15を長めに乗り 込むことにより体や息を作っている最中です。今後も精力的に乗り込みを重ね引き締めてい きたいと思います」(野田担当) 【5月12日】 アカデミー牧場在厩。ウォーキングマシン40分、常歩3000m、ダク1600m、軽いキャンター 2100m、普通キャンター1600mを消化。週2回の15−15を乗り込まれています。 「9日に、獣医師に全身を診てもらったところ 『トレセンにいた時よりも硬さがなく、むしろ 少し緩んでいる感じすらしますので、これからはしっかり乗っていきましょうか』とのこと。 今朝は単走で15−15週末にもまた速めを乗って帰厩の態勢を整えていきたいと思います」 (野田担当) 「今週末からは、併せ馬での15−15を指示。近いうちにも帰厩の段取りを進めていきたい と思っています」(角居調教師) 【5月5日】 アカデミー牧場在厩。 おもにウォーキングマシン40分、常歩3000mダク1600m、軽いキャンター2100m普通キャン ター1600mを消化。週2回、ハロン15〜16秒ペースで乗り込まれています。 「先週末は併せ馬、今朝は単走でやや速めを。やり出せばすぐに気合いが乗ってくる馬ですの で、まずは汗取りをつけて馬体を絞っていくことに注力し攻め馬については、調教師から明確 な指示を受けた後より推し進めていきましょう。これである程度の下準備は整いましたので 目標レースから逆算して仕上げていくことは何ら苦にならないと思います。きっといい充電 期間になっているのではないでしょうか」(野田担当) 【4月28日】 アカデミー牧場在厩。おもにウォーキングマシン40分、常歩3000mダク1600m、軽いキャン ター2100m、普通キャンター1600mを消化。今朝は、併せ馬でハロン16秒ペースを乗り込ま れています。 「今朝の調教をステップとして、金曜日には15−15へ。以降は週2回の速めを織り交ぜな がら、帰厩の態勢を整えていく予定です。平間助手によれば『乗り込みを重ね、調子が良くな ってきたらトレセンに移動させましょう』とのこと。向こう数週間のうちにはスケジュール が具体化してくるものと思われます。馬のほうは順調にきていますよ」(野田担当) 【4月21日】 アカデミー牧場在厩。ウォーキングマシン40分、常歩3000m、ダク1600m、軽いキャンター 2100m、ハロン17〜18秒ペースのキャンター1600mを乗り込まれています。 「現段階から併せ馬を行ってしまうと気持ちが乗りすぎる恐れがありますので、まずは単走で 長めをじっくりと。きのう前肢の装蹄を終えたことですし週末あたりから少しずつピッチを 上げ一息入れて大きくなった体を引き締めていきたいと思います。調教師によれば『第3回 東京もしくは中京開催を一度叩いて降級の恩恵を受けつつ弾みをつけていきたい』とのこと。 戦線復帰は、5月下旬〜6月中旬頃になりそうですね」(野田担当) 【4月14日】 アカデミー牧場在厩。現在はおもにウォーキングマシン40分、常歩3000m、ダク1600m普通 キャンター2700mを乗り込まれています。 「10日には、試験的に3頭併せで終いのみ15秒ペースで。その後も背中や脚元などに異常 がないことから、今朝は2頭で終いの時計をスーッと伸ばすなど、少しずつピッチを上げて 乗り進めています。装蹄師とも相談し『来週あたりに前肢の蹄鉄も釘で留めたうえで』本格 的なペースアップへ。ふたたび体を引き締めていきたいと思います」(野田担当) 【4月7日】 アカデミー牧場在厩。 今週末より、ハロン18秒ペースのキャンターに移行する予定となっています。 「先週末の獣医チェックによれば『特に苦しいところもなく、状態は良好。普通に進めていっ ても大丈夫ですよ』とのこと。これを受け、『後駆のみ釘を打って装蹄し直し、馴染んだ段階 からペースを上げていく』(担当装蹄師)ことになりました。軽く休ませているだけあって 今は落ち着いた状態でしっかりとダクが踏めるほど。いいリフレッシュになっていると思い ます」(野田担当) 【3月31日】 アカデミー牧場在厩。現在は、軽いキャンター2700mを消化しています。 「『目下は少しゆっくりさせてあげて欲しい』と調教師。仕上げていった分、移動直後は気持 ちも入ってテンションが高めでしたが、軽めのメニューに終始していることもあって、だいぶ 大人しくなってきましたね。もう外傷の心配はないですし、やや硬めに映った歩様について も、特に気にするレベルではなさそう。とりあえず週内は、このままリフレッシュメニューで 疲労回復に努めたいと思います。また爪の角質があまり強いほうではないため釘を打たずに 蹄鉄を履く、エクイロックスという方法で装蹄を続けていきましょう」(野田担当) 【3月25日】 本日アカデミー牧場へ放牧に出ています。 「前走は長く脚を使う比較的ハードなレース内容だったこともあり、さすがにレース後はフー フー言っていたようですね。勝ってくれたこの機会に再びリフレッシュ放牧を挟み次への英 気を養いたいところ。およそ2ヶ月前後の間隔をあけて準オープンのレースに向かいましょ う。次回は降級のタイミングをうまく利用してさらに弾みをつけていきたいと思っています」 (角居調教師) 「おそらくゲートで立ち上がった時だと思いますが右前のひざ上に外傷を負い、そこが少し内 出血している様子。ただし、すでに引き運動を行っているように大した怪我ではありません ので、ほどなく解消するものと思われます」(酒井助手) 【3月21日】 ゲートで伸び上がり前半は後ろから3頭目の追走となりましたが3角からマクリ気味に動い て行き直線で早めに先頭に立つと、そのまま力強い走りで先頭ゴール。3勝目も豪快な勝ち っぷりとなりました。 「いきなりスタートで遅れを取った時には、もう二度と乗せてもらえないなと腹を括りました よ。無理にハナを主張する馬もおらず、ペースも落ち着いていたため、タメてどれぐらいの 脚を使えるかを試してみたところ、これがずいぶんといい脚を使ってくれました。前走時ほ どのデキにまではなかったものの何とか状態をキープ。今日は馬に助けてもらう格好になり ました」(福永騎手) 「いつもは前に行って一本調子のレースが多かった本馬ですが、揉まれなければ後ろからの競 馬もできることが分かりました。新しい一面を見ることができたのは大きいですよね。今日 はハードなレースを強いる形になったため、少しゆっくりさせてあげたいところ。この後に ついては週明けの馬の様子などとも相談をしながら、調教師と考えていきたいと思います」 (鈴木助手) ◆前回落馬の鬱憤を晴らすかのような、豪快なマクリで完勝。逃げ、差し問わず揉まれずに 自分のリズムで走ることさえできれば、まだまだ上を目指せる器であることを実証できたの ではないでしょうか。「もうクビを覚悟した」と苦笑いの福永騎手でしたが、咄嗟の判断で 外からひとまくり。結果的にはこの先につながる大きな収穫にもなりました。“鮮やかに勝 つ”のがクリストフォルスの真骨頂。必ずや明るい未来が待っているはずです。(HTC) 【3月19日】 3月21日(土)阪神8R 1000万下(ダ2000m)に福永祐一騎手にて出走予定。 「この中間もトモに筋肉注射を打つなど、発達した前駆に比べてまだ頼りなさを残す後駆をフ ォローしながらの調整。追い切りは予定通りの時計でしたし体も前走時と同じくらいの目方 で臨めそうですよ。1300mを使ってみたくらいの馬ですから、2000mの距離は決してベスト ではないでしょう。ただし今の本馬の馬体のつくりや走りのリズムを考えると先手を奪いや すいレースに出してあげることもひとつの手。積極的に行って何とか粘り込みを図るような 競馬になると思います」(角居調教師) ++調教時計++ 09.03.18 助手 栗CW良 5F 67.3 52.4 39.4 12.0 7 馬なり余力 ロッソネロ(三歳未勝利)馬なりの内追走同入 09.03.17 助手 栗東坂良 1本 59.9 44.2 29.2 14.6 馬なり余力 【3月12日】 栗東トレセン在厩。落馬の影響はなく、今朝は角馬場とプール調整を消化。今週末より、乗り 進めていく予定となっています。 「踏みかけた箇所も大した傷ではなかったですし、特にダメージもなさそう。前走の返し馬の 感触からも今はこの馬なりに『重たさが抜けて素軽く』(福永騎手)なり好位から動ける態勢 に近づきつつあるようですね。今週末の騎乗時の感触に問題がない限り、あまり間隔をあけ ることなく、来週3月21日(土)中山12R 1000万下(ダ1800m)から投票していこ うかと思っています」(角居調教師) 【3月7日】 スタート直後に躓いてしまい落馬。競走中止となっています。 「トップスタートをきることができたのですが、直後に馬がつまずき横に逃げる仕草をとられ たため、さすがに掴まっていることができませんでした…。今日は最初から逃げるイメージ でしたし、スタートもきまったんです…。ところが…。本当に申し訳ありませんでした」 (福永騎手) 「この中間は肩やトモなどに長針を打ち、だいぶ良くなっていましたし、返し馬も素軽い動き で、雰囲気は悪くなかったんです。ゲートが開いた瞬間に、半馬身は前に出ていましたので よし!と思った矢先に…。カラ馬ではありますがハナをきって最後まで後続を抜かせません でした(落馬後も先頭を走り続け、そのままゴール板を通過)ので、やはりマイペースで逃 げる形が合うのかもしれません」(角居調教師) ◆まさかの落馬、さらにカラ馬での先頭ゴールと言葉もありませんが「戻ってきた馬を確認 したところ特に大きな問題はなさそう」と調教師。躓いたため擦過傷などのケアをする必要 はあるようですが、「人馬ともに無事」とお伝えできるのは不幸中の幸いといえるでしょう。 次回は鞍上とともに一番最初にゴールを駆け抜け汚名返上といきたいところ。応援してくだ さった皆様、本当にすみませんでした。(HTC) 【3月5日】 3月7日(土)阪神12R 1000万下(ダ1800m)に福永祐一騎手にて出走予定。 「稽古ではいつも元気一杯。併せ馬で見劣りするようなこともないですし、首や肩にかけての 前駆の発達などは著しいのですが…。暖かい時期に比べて体がほぐれにくく代謝も一息とな る冬場は、あまり歓迎できる材料ではないのかもしれませんね。今回は急かさずに走れる距 離に戻して、再び競馬っぷりを確かめてみたいと思います」(酒井助手) ++調教時計++ 09.03.04 助手 栗CW稍 5F 70.3 55.8 41.1 13.0 9 末強め余力 ロールオブザダイス(古オープン)末強めの外先行0.2秒先着 09.03.03 助手 栗東坂良 1本 60.5 45.3 30.5 15.1 馬なり余力 09.03.01 助手 栗CW稍 5F 73.8 57.4 41.9 13.1 9 馬なり余力 エアペイシェンス(三歳未勝利)馬なりの外先行3F付同入 【2月26日】 栗東トレセン在厩。この中間は、腰に都合3回の長針治療を行い、復調を促しています。 「今週の追いきりでは時計的にも動けており、併せた中では一番印象が良く映りましたが本馬 自身で見ていくとまだ幾らか捌きが硬めで良化の余地がある状態。ゆえに今週末の出走は見 送り、来週3月7日(土)阪神12R 1000万下(ダ1800m)にむかうことに決めました。 万全を期す意味で、レースの数日前に筋肉注射を打って、本番に備えようと思っています」 (角居調教師) ++調教時計++ 09.02.25 助手 栗CW不 5F 70.5 55.0 40.0 12.6 7 馬なり余力 エアペイシェンス(三歳未勝利)一杯の内追走同入 09.02.24 助手 栗東坂良 1本 62.3 45.3 29.9 14.5 馬なり余力 09.02.22 助手 栗東坂良 1本 58.9 43.2 28.7 14.5 馬なり余力 【2月19日】 栗東トレセン在厩。近走の連敗を受け、まずはメディカルチェックを受けるなどして、状態把 握に努めています。 「レース後ですから、多少のゴツゴツ感があるのは仕方のないこと。思わぬ敗戦が続いたため 週明けに血液検査を行ってみましたが、数値に問題はなく、骨や筋肉にも異常なしとの診断 でした。獣医師によれば『検査結果を踏まえて考えていくと立派な馬体をうまく使えていな いのが不振の理由なのでは』とのこと。目下はこのまま厩舎のほうで管理を続け場合によっ ては、腰に軽く針を打つなどしてフォローしていくことも検討していきたいと思っています」 (角居調教師) 【2月14日】 一線のスタートから、前半は中団の外めを追走。直線入口にかけてスッと好位まで押し上げ たものの、いざ追い出されてからの反応がなく後退。結果12着での入線となっています。 「4コーナーまではいい感じで手応えがあり、これならと思わせるものがあったのですが直線 に入ったら周囲の馬を気にして、外々に膨れようとするところをみせました。この距離でも ついて回れないことはないものの脚がたまりづらいという意味では、ちょっと忙しいのかも しれません。現状ではもう少し距離のあるところで馬を抱えながらレースをした方がいいと いうことでしょうか。体つきは多少立派にみえましたけど、乗った感じに重苦しさはありま せんでした」(三浦騎手) ◆下見所から馬の迫力は群を抜いていましたが、直線で他馬を追いかける際に反応が一息と なってしまい、残り400m地点で外から交わされると途端に馬が走るのを止めたようにも映り ました。昇級するにつれて徐々に相手関係が強くなってきた分、現段階における本馬の課題 が浮き彫りになってきたということなのでしょうか。精神面で成長してくるまではスムーズ な競馬が好走の条件となってきそうですので、目下はこのあたりに配慮しながら、調教師と 共に出走ローテを検討していきたいと考えます。(HTC) 【2月12日】 2月14日(土)東京12R 1000万下(ダ1300m)に三浦皇成騎手にて出走予定。 「気を抜かせずに走らせることができる1300mは、むしろ歓迎のはず。実戦を一度叩き週を追 うごとに走りが軽くなっていますので今回は積極的な競馬で他馬を押し切り、力のあるとこ ろを見せて欲しいですよね。パサパサの砂が合う馬ですから、ぜひとも良馬場でやらせてあ げたいものです」(角居調教師) ++調教時計++ 09.02.11 助手 栗CW良 5F 67.8 52.1 38.5 12.4 7 馬なり余力 ミクロコスモス(三歳オープン)一杯の内先行0.1秒先着 09.02.10 助手 栗東坂良 1本 62.0 45.8 30.4 15.4 馬なり余力 09.02.08 助手 栗東坂良 1本 52.8 38.5 25.7 13.3 一杯に追う ロールオブザダイス(古オープン)一杯を0.3秒追走0.2秒先着 09.02.06 助手 栗東坂良 1本 61.3 44.7 29.0 14.2 馬なり余力 【2月5日】 中2週の出走間隔では優先順位が低く、2月8日(日)東京12R 1000万下(ダ1400m) は除外の対象に。改めて来週2月14日(土)東京12R 1000万下(ダ1300m)へのスラ イド出走を予定しています。 「ボーダーラインのギリギリに位置していましたが、最終的には除外。気持ちの面ではだいぶ ピリッとしてきましたが、馬体面ではもうひと絞りがあってもいい状態ですので、あと2本追 い切ってからレースに臨める点を味方につけていきたいと思います。距離の1300mを心配す る必要はないでしょう」(角居調教師) ++調教時計++ 09.02.04 助手 栗CW重 5F 68.7 53.1 38.7 12.5 8 馬なり余力 メインストリーム(古1000万)一杯の内追走同入 09.02.01 助手 栗東坂重 1本 55.7 39.8 25.5 12.9 一杯に追う デオ(三歳未勝利)一杯に0.4秒先行0.5秒先着 09.01.30 助手 栗東坂良 1本 60.9 44.9 29.7 14.8 馬なり余力 【1月29日】 栗東トレセン在厩。来週2月8日(日)東京12R 1000万下(ダ1400m)出走に向けて 順調に乗り込まれています。 「昨日の攻め馬の動きはいい感じでしたし、馬っぷりも良好。一回使った分ピリッとしてきた ように思います。前走の敗戦を受けて、この中間はあえて強めのメニューを課していますの で一変があっても何らおかしくはないでし、またそうでないと困ってしまいますよね。鞍上 は内田博騎手に依頼中です」(角居調教師) ++調教時計++ 09.01.28 熊沢 栗CW良 5F 69.2 54.2 39.9 12.4 8 馬なり余力 ライオングラス(古1000万)一杯の内追走首先着 09.01.27 助手 栗東坂良 1本 58.8 43.1 28.6 14.3 馬なり余力 09.01.25 助手 栗東坂良 1本 62.3 45.4 30.0 15.0 馬なり余力 09.01.23 助手 栗東坂稍 1本 60.3 44.4 …… 14.7 馬なり余力 【1月22日】 栗東トレセン在厩。ここまでは通常の疲労取りと様子見に専念。週末より少しずつ進めてい く予定になっています。 「前走は思いのほか動けませんでしたが馬体に異常はありませんので、改めて次走にむけて調 整を施して行きたいと思います。まだ流動的ではあるものの2月8日(日)東京12R100 0万下(ダ1400m)あたりを意識していきましょうか」(角居調教師) 【1月20日】 栗東トレセン在厩。レース後の様子見でも異常は見受けられず、このまま続戦の方向で再調 整を進めていくことになりました。 「直前の稽古の行きっぷりがあれば、あそこまで負けるとは想像できませんでした。幸いにも 特に痛いところはなく引き運動をしていても全く違和感はありませんので、おそらくは休み 明けと冬場で体が絞りづらい点、それに距離が長かったということなのでしょう。次走につ いては東京開催を予定。これから進めていく中で番組を決めていきたいと思います」 (角居調教師) 【1月18日】★出走結果★ 互角のスタートから他馬の出方を窺い前半は3番手に位置したものの3角より急に手応えが なくなり後退。結果16着での入線となっています。 「スタートがきまったものの、どうしても行きたそうな馬がいたため、3番手から。前半は手 応えよく進んでいたのですが、3コーナーあたりから急にブレーキがかかってしまって…。 不慣れな競馬になったとは言え、それにしても止まりすぎ。こんなに簡単にバテるような馬 ではないはずですからね。このあと何事もなければ良いのですが…」(中舘騎手) 「道中あれだけ手応えがあったのに、途中からバッタリ。まるで心房細動を起こした時のよう な止まり方でした。現時点では敗因を特定することはできませんが、上がりの脚元に異状は ありませんので、四肢の問題ではなさそうです。このあとは取りあえず厩舎に戻し、数日ほ ど様子を窺っていきたいと思います」(平間助手) ◆休み明けの太め残りと追い込み勢有利の展開にガス欠を起こしてしまったのか、まさかの 大敗。能力の高い馬だからこそ不可解なレースぶりとも受け取れるため取りあえず2〜3日 ほどは厩舎のほうで経過を窺ってもらい状況を確認してもらうことになりました。どうやら 脚元の問題ではなさそうですので、まずは角居調教師からの無事の報を待ちたいと思います。 (HTC) 【1月15日】★出走情報★ 1月18日(日)中京12R 天白川特別(1000万下・ダ1700m)に中舘英二騎手にて復帰予定。 「休養明けのため、まだ大きめの作りですが直前の追いきりではゴール板を過ぎた後もしっか り追っておきましたので、あらかた態勢は整ったとみてよいでしょう。叩き良化型だけにい きなり全開とはいかなくとも、今週の稽古の反応の良さがあれば、おかしな競馬にはならな いはずです」(角居調教師) ++調教時計++ 09.01.14 熊沢 栗CW稍 5F 71.3 55.2 41.1 13.6 8 馬なり余力 ロールオブザダイス(古オープン)馬なりの外先行0.2秒先着 09.01.11 助手 栗CW重 5F 73.8 56.5 40.2 12.5 9 馬なり余力 エアペイシェンス(新馬)馬なりの外先行3F付同入 【1月8日】 栗東トレセン在厩。今朝は坂路にて速めを乗り込まれました。 「帰厩して間もないことですし、前半から飛ばしていったこともあって終いに時計を要してし まいましたが、それでも53秒台であれば及第点。あと2本しっかりと乗って、1月18日 (日)中京12R 天白川特別(1000万下・ダ1700m)から始動していきましょう。何が何でも 左回りにこだわるつもりはありませんが、いずれにせよ使いながら仕上げていく流れで進め ていきたいと思います」(角居調教師) ++調教時計++ 09.01.08 助手 栗東坂良 1本 53.4 39.9 27.0 14.1 一杯に追う 【1月7日】 4日(日)に栗東トレセンへ帰厩。今朝は坂路にて15−15程度を乗り込まれています。 「『予定よりも少し早いですが、このあとは厩舎のほうで進めていきます』(調教師)とのこ とで、年始早々に栗東トレセンへ。こちらでは15−15をコンスタントに乗っていました し、元々が調整放牧でしたので、問題なく送り出すことができました」(加藤担当) 「今後の状況次第ではありますが、来週1月18日(日)中京12R 天白川特別(1000万下 ・ダ1700m)も視野に。東京開催へのステップとして、このレースを挟んでいくかどうかを 考えていきたいと思います」(角居調教師) ++調教時計++ 09.01.07 助手 栗東坂良 1本 59.7 44.9 30.1 14.8 馬なり余力 ----------------------------2009年--------------------------- 【12月24日】 グリーンウッド在厩。引き続き、周回コースにて軽いキャンター2000〜3000m坂路にておも に普通キャンター1〜2本を乗り込まれています。 「週に2回ほど、サーッと15−15ぐらいで坂路を駆け上がっており現在は馬体を緩めない 程度に無理のない調整を消化しています。休養期間中は、これといったニュースがない方が 順調ということ。年が明ければ厩舎からペースアップの指示が出ると思いますので、それま では馬をリラックスさせてあげましょう」(加藤担当) 【12月17日】 グリーンウッド在厩。おもに周回コースにて軽いキャンター2000〜3000m坂路にて普通キャ ンター1本を乗り込まれています。 「年内は、馬なりで15−15ぐらいになることはあっても基本的にはタイムよりも距離をこ なしていく方向で。実戦経験を重ねてきている分、以前と比べて走りにしゃかりきなところ が出てきましたが、これはプラスと受け取ってもよいでしょう。競走馬には適度な休養も必 要ですので、次につながる有意義な調整期間としたいものです」(加藤担当) 【12月10日】 グリーンウッド在厩。引き続き、周回コースにて軽いキャンター2000〜3000m、坂路にて普通 キャンター1本を乗り込まれています。 「『年内は長めの距離を入念に乗り、年明けからは時計も意識しながら。あくまでも進めてい く中での状態次第にはなりますが2〜3月の東京や中京開催を目標にしてみましょうか』と 調教師。どこか不安があって休んでいる馬ではありませんの、問題なく調整を進めていける ものと思われます」(加藤担当) 【12月3日】 グリーンウッド在厩。現在は周回コースにて軽いキャンター2000〜3000m坂路にて普通キャ ンター1本を消化しています。 「やはり連戦のダメージはなく(27日に来場のうえ、実際に騎乗した)厩舎スタッフも『特 に気になる点はないので、これからはどんどん進めていってもらいたい』とのこと。まずは 長めを入念に乗ることにより馬を太らせないように注意していきたいと思います」(加藤担当) 【11月26日】 グリーンウッド在厩。 現在はウォーキングマシンによる90分間の常歩運動を消化しています。 「ここまでは運動のみでリフレッシュに専念。明日より馬場入りを開始し、来週より少しずつ 調教を進めていく予定になっています。馬は普段どおりにしており落ち着き払った様子です から、あまり甘やかすよりも適度な稽古を消化していった方が状態もすぐれるのではないで しょうか」(加藤担当) 【11月19日】 本日、グリーンウッドへ調整放牧に出ています。 「変にテンションが上がっている様子はなく、むしろ落ち着いている感じ。脚元も問題ありま せんでしたので、スタッフ間で『タフな馬だなぁ』と話しをしていたぐらいなんですよ。 『ひと月に3走しましたので、目下はリフレッシュさせてあげてください』と調教師。とりあ えず、週内はのんびりさせてあげましょう」(加藤担当) 【11月16日】 好スタートからハナを譲って前半は2番手に位置。勝ち馬と馬体を並べるように直線に向き ましたが、残り200mで脚色一杯になり後退。結果8着での入線となっています。 「もう前しか見えないという感じでテンからハミを噛んでしまって…。 横から他馬にこられ た分、余計にムキになり、その分だけラストで余力がなくなってしまいました。スタートして からの反応が良い馬ですし、マイルを走っている他馬たちに比べて、走りのリズムが勝ってい るタイプゆえ、距離を短くした方がレース自体はしやすいのかもしれません」(上村騎手) 「体調が良く、大型馬でもあるため、この連闘はプラスと思って送り出しましたが、馬がその気 になりすぎてしまい、テンからハミを噛んだ走りに。前半から真面目に走りすぎた分、終いが 甘くなってしまいましたね。このクラスで足踏みする印象の馬ではないのですが…。目前の 勝利だけを考えれば、距離短縮が手っ取り早いのかもしれませんが、普段の稽古の乗り味も良 く、素質を感じている馬。小さくまとまってしまうのも嫌ですので、調教師と相談をしながら 引き続き将来のことも考えて今後の動向を組み立てていきたいと思います」(酒井助手) ◆精神的には休み明けのほうが平常心で走れるぶん良さそうですが馬体的には使い込んで良 くなるタイプ。現時点では心身のバランスが整っておらず調整が難しい状況にあるため距離 短縮がすべての答えでないことはご理解いただきたいところです。なおこの後は軽く放牧を 挟み、まずはリフレッシュさせたうえで次の予定を決めていく構え。精神面での成長が望ま れます。(HTC) 【11月13日】 11月16日(日)東京12R 1000万下(ダ1600m)に上村洋行騎手にて連闘予定。 「あまりレース間隔が開くのもよくないタイプ。今朝の14−14の動き、終いの反応も良好 であったことから、連闘も覚悟のうえで出馬投票を行い、出走が決まりました。馬に無理を 強要する格好にはなっていないと思いますので、この連闘策が吉と出て欲しいもの。もちろ んチャンスは十分とみています」(角居調教師) ++調教時計++ 08.11.13 栗東坂良 1本 58.4 42.9 28.4 14.3 【11月9日】 前半から楽に2番手につけ先頭を窺いながらの競馬。直線追い出しを我慢し満を持して抜け 出しを図りましたが、ゴール前でのもうひと踏ん張りが利かず結果、4着での入線となってい ます。 「スタートよく、道中もいい感じに進めることができていたのですが…。いいスピードのある 馬ですので、今日のレースだけで言うのであれば、1400mぐらいの方がいいのかもしれません」 (ペリエ騎手) 「これぐらいの時計でも走れる馬ですし勝ちパターンだと思って観ていたんですけどねぇ…。 まだ太めが残っているということなのでしょうか。今後も適度にレースを使いながら成長と 底上げを図っていきたい馬。これからもっともっと良くなってくれると思いますよ」 (角居調教師) ◆パドックでも実際によく見せていましたし師の言うように体調も良好のようでしたが素材 の良さにまだ完成度が追いついていないためでしょうか。現時点では星の取りこぼしがある などトモの強化をはじめとする緩さの解消が課題として挙げられるのかもしれません。しか しながら依然として師に悲観する素振りはなく本馬に光るものを感じているのは間違いあり ませんので、今後も経験と年齢を重ねていく中でスキルアップを図っていきたいと思います。 (HTC) 【11月6日】 11月9日(日)東京9R シンガポールターフクラブ賞(1000万下・ダ1600m)にO.ペリエ 騎手にて出走予定。 「時計のかかる坂路でカネヒキリと五分に動いてくれるのですから、具合は良さそうですね。 馬体も引き締まってきたように前走を使って疲れが溜まるのではなく叩いて上積みが見込め るのは間違いのないところでしょう。鞍上にうまく導いてもらい、いい結果をと思っていま す」(角居調教師) ++調教時計++ 08.11.05 助手 栗東坂良 1本 53.7 39.5 26.0 13.1 一杯に追う カネヒキリ(古オープン)一杯に0.7秒先行同入 08.11.04 助手 栗東坂良 1本 59.1 43.0 28.1 14.1 馬なり余力 08.11.02 助手 栗東坂良 1本 54.7 39.5 25.9 13.1 馬なり余力 ロールオブザダイス(1600万)馬なりを0.3秒追走0.2秒遅れ 08.11.01 助手 栗東坂良 1本 61.5 45.2 …… 15.2 馬なり余力 【10月30日】 11月2日(日)東京12R 河口湖特別(1000万下・ダ1600m)において、除外による優先 出走権を取得。来週、11月9日(日)東京9R シンガポールターフクラブ賞(1000万下・ダ 1600m)にむかう予定となっています。 「前走は休み明けでよく頑張って走ってくれました。いくらか余裕残しの状態でも、きわどい 競馬ができましたので叩いた次はさらに楽しみですよね。今後も要所で適度な休養を挟みな がらレースを使っていくことによりパワーアップを図っていきたいところ。一歩一歩上のク ラスをめざしていきたいと思います」(角居調教師) 【10月26日】 スタートを無難にきめ、飛ばしていく逃げ馬を見ながら単独2番手をキープ。直線で早めに 先頭に立つ形から、そのまま後続を抑え込みにかかりましたが、ゴール前で勝ち馬の差し脚に 屈し、惜しくも2着での入線となっています。 「引っ掛かるところもなく、いい感じに折り合ってレースを進めることができましたが逃げた 馬が早々にバテた分、思っていた以上に早めに先頭に押し出される形になってしまって…。 本馬もバテているわけではないのですが、逃げ馬ではなく、こちらが目標にされる展開になっ たのは痛かったですね。いいスピードがありますし力量も十分。マイルの走りも良かったで すよ」(池添騎手) 「以前よりもレース運びがうまくなっており、スピードを生かしたいい競馬が出来るようにな っているんですけどね。今日はあと一歩、惜しい結果になってしまいました。ただ、−6kgで もまだ太め。このあと使いながら絞れてくれば当然チャンスは近いと思います。このクラス でもやれることが結果として示せたのは、ひとつの自信になりました」(角居調教師) ◆周知の通り、本馬は叩き2戦目が勝負の馬。そういった意味では、過去2クールに増しての 好発進とも言えますので次走が益々楽しみになってきました。師によれば「こうやって数戦 しては軽く放牧を挟んでいくうちに段々と底上げが進み、さらに力をつけてくる」とのこと。 ハイレベルと評される今年の3歳ダート馬たち。その一角を担うためにも乗り遅れるわけに はいきません。(HTC) 【10月23日】 10月26日(日)東京12R 1000万下(ダ1600m)に池添謙一騎手にて出走予定。 「週明けの計量で544kg。飼葉喰いが旺盛の馬でどうしても体が立派になりがちですが、最 近は攻め馬も強化していますので、その分、体重も何とか同じぐらいの数字をキープできてい ます。順調にレースを使える現状や左回りになる点は好材料。ただし、ここを使ってさらに 動けるようになってきそうな感触があるのも正直なところです」(角居調教師) ++調教時計++ 08.10.23 助手 栗東坂稍 1本 54.0 38.9 24.9 12.5 一杯に追う カネヒキリ(古オープン)一杯を0.4秒追走同入 08.10.22 助手 栗東坂良 1本 57.9 42.3 27.9 14.1 馬なり余力 08.10.20 助手 栗CW良 5F 68.9 53.1 39.0 12.4 7 馬なり余力 インセンティブガイ(古オープン)馬なりの内追走クビ先着 08.10.19 助手 栗東坂良 1本 61.4 45.1 29.9 14.8 馬なり余力 08.10.18 助手 栗東坂良 1本 62.8 45.2 29.5 14.7 馬なり余力 08.10.17 助手 栗東坂良 1本 60.4 44.8 29.7 15.5 馬なり余力 【10月16日】 10月19日(日)東京12R1000万下(ダ1600m)に出馬投票し除外による優先権を取得。 来週10月26日(日)東京12R1000万下(ダ1600m)にむかう予定となっています。 「始動が一週早いかな?とも思いましたが除外で後手後手に回るのが嫌でしたので、今週から 出馬投票を。この除外はこちらの望みどおりでしたし、うまくいきましたね。このあとはも う2本しっかりと追って、来週のレースへ。叩き良化型ではありますが、なるべく太めを残さ ないように念入りに乗り込んでいます」(角居調教師) ++調教時計++ 08.10.15 助手 栗東芝重 5F 68.6 53.7 40.1 12.1 6 馬なり余力 トールポピー(古オープン)直一杯の外先行0.3秒遅れ 08.10.14 助手 栗東坂稍 1本 59.3 43.0 28.0 14.1 馬なり余力 08.10.12 助手 栗CW良 5F 72.9 56.6 38.9 12.5 8 馬なり余力 ロールオブザダイス(古1000万)馬なりの内追走3F併同入 【10月9日】 本日、栗東トレセンに帰厩しています。 「10月25、26日の週以降での出走をめざし、ピッチを上げていく予定。ダートの番組は 毎週のように組まれていますので、馬の状態と相談をしながら、レースを決めていきたいと思 っています」(角居調教師) 【10月8日】 グリーンウッドにて、週2回の速めを順調に消化。明日、栗東トレセン帰厩を予定しています。 「プラス体重はやむをえないとしても、あまり太らせないように注意した分、帰厩後のフルト レーニングで引き締めることができるレベルにはあり、いい状態でバトンタッチすることが できそうですよ。昨年と比べてだいぶしっかりとしてきた分、脚取りに力強さが増してきま した」(加藤担当) 【10月1日】 グリーンウッド在厩。周回コースにて軽いキャンター2000〜3000m、坂路にてハロン16〜 18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、終い2F13−13ペースで乗り込まれて います。 「安定して速めを乗ることができているため、あらかた帰厩の態勢が整いつつありますね。 まだ良化の余地が多く、元々が使いつつ良化を示してくれるタイプ。もちろん目前の勝利も 楽しみですが、将来性についても期待を寄せたくなる素材の良さを感じさせます。おそらく は東京開催での復帰になると思いますので、そろそろ帰厩の日取りが決まってくるのではな いでしょうか」(加藤担当) 【9月24日】 グリーンウッド在厩。周回コースにて軽いキャンター2000〜3000m、坂路にてハロン16〜 18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回終い2F13〜15秒ペースで乗り込まれて います。 「大型馬特有の緩さを残していること走ることに対してもっと積極的になって欲しいなど、ま だまだ課題はありますが、これも完成期が楽しみな馬だからこその厳しい注文。裏を返せば それだけ良化の余地がいくらでもあるということですからね。緩さと前向きさは別物のよう ですが心身はリンクしている部分も多いため、どちらかの良化がもう一方を補いつつ大成に むかうケースも多く見受けられます。日々の鍛錬、それに実戦経験を重ねることにより、理想 に近づけていきたいですよね」(加藤担当) 【9月17日】 グリーンウッド在厩。周回コースにて軽いキャンター2000〜3000m坂路にて普通キャンター 1本を消化。週2回、15−15程度を乗り込まれています。 「乗り役曰く、『パワー迫力といった点ではカネヒキリとイメージがだぶりますね』とのこと。 まだまだ良くなる余地を多分に残しているようですし、これで気持ちの面、馬体面ともにシャ ープさが備わってくれば、本物といえるでしょう。今の雰囲気であれば、いい状態で厩舎にバ トンタッチできそうです」(加藤担当) 【9月10日】 グリーンウッド在厩。周回コースにて軽いキャンター2000〜3000m坂路にて普通キャンター 1本を消化しています。 「以前よりも馬体に迫力が増した印象ですね。本馬の場合は運動不足にならないよう、周回コ ースにも入れていますが、特に違和感はありませんので(右手前の硬さは)あくまでも競馬 レベルでの話であり、ほんの僅かなものにすぎないのでしょう」(加藤担当) 「暑い最中に3回走りましたので、今は無理せず軽く一息を。この次は第4回東京開催のダー ト1600m戦(10/19〜)をイメージしながら、馬の状態と相談していきたいと思っています」 (角居調教師) 【9月3日】 本日、グリーンウッドへ放牧に出ています。 「まだ本格化を迎えていない馬だけあって、お釣りを全部使い果たす一歩手前で適度な休養を 挟んでいるのでしょう。馬体に芯が入っていないのか緩さを感じさせますが決して張り艶は 失っておらず特に大きなダメージは見受けられません」(加藤担当) 【8月31日】 揃ったスタートからハナに立って行ったものの道中は終始競りかけられる厳しい流れになっ てしまい、直線残り150mより後退。結果6着での入線となっています。 「スタートが良かったですし、これまで逃げて勝っている馬ですので無理に抑えないでレース を進めてみました。今日は左手前と比べて右手前のときに少し硬さが感じられたぐらい。昇 級緒戦で自分から競馬をしたことを考えれば頑張って走ってくれたと思いますよ。まだ緩い 所がある馬ですし、この辺が解消してくれば、もっと走れるようになるでしょう」(武豊騎手) 「指摘のあった硬さについてはトモの甘さからくるもの、もしくはレースを重ねてきている目 に見えない疲れでしょうか。コーナーで右手前になる分、今日に限って言えば、そこでスピー ドが鈍ってしまったのかもしれませんね。まだ決め付けるわけにはいきませんが、左回りで 結果が出ていることにも関係があるのでしょうか。まだパンとしていない段階、加えて昇級 緒戦で目標にされながらも自分で競馬を作っていったこの経験は必ずや今後に生きてくると 思われます」(角居調教師) ◆状態そのものは決して悪くなかったものの昇級緒戦にして1番人気の重圧。さすがに楽な 競馬をさせてはもらえず終始突かれる形での逃げも影響したのか最後は脚色が鈍ってしまい ました。しかしながら、ジョッキー調教師ともに「完成途上ゆえ、これも仕方ないのないこと。 この経験が糧になってくる」と、先々にむけての手応えは感じている様子でしたし、本格化は まだまだこれから。「このあとは一息入れ、またフレッシュな状態で着実に昇級を重ねてい きたい」(師) と思います。(HTC) 【8月28日】 8月31日(日)小倉10R 平尾台特別(1000万下・ダ1700m)に武豊騎手にて出走予定。 「追い切りで跨った川田騎手も『いい状態ですね』とニコニコ顔で戻ってきたように、こちら が思い描くような良化曲線をたどっていると思います。このクラスに入ってどれだけやれる か楽しみ。小回りですし、当然前々の競馬になるとは思いますが、今後のことを考えると好位 でタメる競馬も必要になってきますので、鞍上にはハナにこだわることなく出たなりで進め てもらうことになるでしょう。今後を占う、試金石の一戦ですね」(角居調教師) ++調教時計++ 08.08.27 川田 栗東坂良 1本 53.0 38.3 25.2 12.9 一杯に追う ドントブレイム(三歳未勝利)叩一杯に0.2秒先着 08.08.26 助手 栗東坂良 1本 59.3 43.1 28.1 14.1 馬なり余力 08.08.24 助手 栗東坂重 1本 65.7 46.7 30.0 14.3 馬なり余力 【8月21日】 栗東トレセン在厩。レース後も変わりなく、順調な回復をみせています。 「お釣りのある状態から無理のないスタートをきっているだけあって、体調面に関しては問題 なし。また脚元についても特に反動は見受けられませんので、再びしっかりと態勢を整えて いきたいですね。次走は8月31日(日)小倉10R 平尾台特別(1000万下・ダ1700m)を 予定。鞍上は武豊騎手で調整中です」(角居調教師) 【8月17日】 互角のスタートから積極的にハナを奪い、終始主導権を握る自分の競馬。4角で一旦後続を 引き付けたうえで直線で追い出されると、あとは差を広げる一方。2着に3馬身のリードを 保ち、楽々と先頭ゴールを果たしています。 「跨った際、馬にやる気があり、前向きでしたので、これならハナを切れると思いました。実際 もスタートしてすんなりでしたからね。まだキャリアが浅いため道中は外から被されないよ うにだけ注意をしながらの競馬。馬自身にスピードがありますので自然とそういう形に持ち 込めたのも能力の一端でしょう。今日はとにかく馬が強くレベルの高い内容でした。有難う ございました」(内田博騎手) 「一回使って気配や息遣いが良くなっていましたので、今日のメンバーであればこれぐらいや れても不思議じゃないと思っていました。馬体に関してはまだ太め(+2kg)ですが暑い 時期に飼葉をセーブしたり無理して稽古を強化するとかえって体調が落ちやすいため500 万レベルであればこれぐらいの仕上がりでもやれると判断して送り出した次第。よく頑張っ てくれましたね。スピードがある分ハナに立っていますが、単なる逃げ馬ではなく、前走みた いに控える競馬もできる馬ですよ」(角居調教師) ◆一度叩いての圧勝劇は初勝利の時と同じパターン。鞍上もスムーズに誘導してくれたこと ですし、4角ですでに勝利を確信できる手応えがありました。馬っぷり、スピードともにこの クラスでも一枚上でしたので昇級後のこれからもまだまだ楽しませてくれそう。今後は「上 り調子の中あと1〜2回ほど続けて使っていく」(角居師)予定になっています。(HTC) 【8月14日】 8月17日(日)新潟12R 500万下(ダ1800m)に内田博幸騎手にて出走予定。 「追いきりの感触からも具合は良さそうですね。この馬本来の脚質もあり、一変して俊敏さを みせるわけではないものの、一度実戦を使った分だけ馬に前向きさが出て競馬に対する気持 ちが入ってきたのは確かです。乗れる鞍上を頼って新潟戦へ。積極策から好レースを期待し ます」(角居調教師) ++調教時計++ 08.08.13 助手 栗東坂良 1本 55.0 39.6 25.8 12.9 一杯に追う メインストリーム(古1000万)一杯に0.2秒先行0.2秒先着 08.08.10 助手 栗東坂稍 1本 62.8 45.5 29.5 14.5 馬なり余力 【8月7日】 栗東トレセン在厩。レース後も脚元等に反動はなく、順調な回復をみせています。 「休み明けを一度叩いて、さらに調子を上げていく流れ当初からの見込みどおり。前走の内容 も悪くなかったですし、次はさらに期待をかけてもよいでしょう。レースは来週8月16日 (土)小倉11R 久留米特別(500万下・ダ1700m)または17日(日)新潟12R 500万下 (ダ1800m)を予定しています」(角居調教師) 【8月3日】 一線のスタートも今回は先手を取らずに、5番手にて折り合いに専念。手応えを残したまま 4角手前からジンワリと差を詰めていき直線に向いて前を捕らえにかかるも追い出してから はジリジリ。結果5着での入線となっています。 「休み明けでしたが、息は出来ていましたよ。『右トモが少し弱いのでコーナーで外に膨れる かも』と聞いていたけど内に入れたこともあり特に気にはなりませんでした。いかにもダー ト向きの感じですが乗り味はとても良い馬。今日は相手がまずまず揃っていたのでこの着順 でしたが、順調にキャリアを積んでいけばトントンと上にいける雰囲気を感じました」 (福永騎手) 「休み明けと暑さを考慮して余裕残しで迎えた一戦ということを踏まえれば、この内容はまず まずの結果。叩いたこの次は走り頃の体になりそうですね。右トモに関しては完成途上の馬 に見られるものでレース経験を積みながら強化していけるレベルですのでご心配なく。ソエ だ骨瘤だと弱いところがある馬ですが、なるべく乗りながら固めていく方向で続戦に向けて 調整していきたいと思います」(角居調教師) ◆乗り込み量は豊富でしたが、なにぶん大型馬の休養明け。陣営のコメントにもあるように 初戦から能力全開とはいきませんでした。それでも勝ち馬とはコンマ3秒差と素質の高さは 示してくれましたし控える競馬にも難なく対応してくれたのは収穫。大きな負荷をかけるこ となく優先権を確保しましたし、叩いた次は勝利の報をお届けできる感触を掴んだ一戦でした。 (HTC) 【7月31日】 8月3日(日)新潟9R 三国特別(500万下・ダ1800m)に福永祐一騎手にて出走予定。 「復帰戦は色々と検討した結果、新潟の特別馬房を利用できる三国特別へ。暑い日が続くこと ですし大型馬でもありますので、いきなりからビッシリ仕上げていくと疲れや反動がきてし まう可能性もあります。よって今回は、多少余裕のある状態で始動し、次につなげていけるよ うな流れを選択しました。切れ味勝負になると分が悪いかもしれませんが、好位から押さえ 込む形に持ち込めば渋太そう。この次がさらに楽しみになるような内容を期待します」 (角居調教師) ++調教時計++ 08.07.30 熊沢 栗東坂良 1本 52.1 38.0 25.4 12.9 一杯に追う スタンニング(三歳未勝利)一杯を0.6秒追走1.2秒先着 08.07.27 助手 栗東坂良 1本 54.9 39.6 25.2 12.7 一杯に追う 08.07.26 助手 栗東坂良 1本 64.5 46.9 30.5 14.9 馬なり余力 【7月24日】 栗東トレセン在厩。坂路にて念入りに乗り込まれています。 「稽古の際に少し体を硬くみせたため、きのうは川田騎手を配して追い切ったわけですが『特 に気になる点はなく、最後までしっかり動いていました』とのこと。念のため、今後もそのあ たりに気を配りながら、本数を重ねていきたいと思っています。復帰戦は、8月2日(土)小倉 8R 500万下(ダ1700m)を予定。まだ幾らか太めではありますが、飼葉で調整するので はなく、輸送や暑さ(発汗)、そしてレースを使うことにより引き締めていく方針です」 (角居調教師) ++調教時計++ 08.07.23 川田 栗東坂良 1本 53.0 38.5 25.1 12.8 一杯に追う ボニーアクション(古500万)一杯を0.6秒追走0.6秒先着 08.07.22 助手 栗東坂良 1本 64.0 46.8 30.4 14.6 馬なり余力 08.07.20 助手 栗東坂良 1本 55.4 40.2 26.2 13.2 馬なり余力 スタンニング(三歳未勝利)強めを0.6秒追走クビ先着 【7月18日】 昨日、栗東トレセンに帰厩。今朝は坂路にてハロン15〜16秒ペースのキャンター1本を 消化しています。小倉開催での復帰にむけて、徐々にピッチを上げていきます。 【7月15日】 アカデミー牧場在厩。常歩、ダクによる準備運動後、おもにハロン16〜18秒ペースのキャ ンター3000mを消化。今週末もしくは来週のトレセン帰厩を予定しています。 「まだ大型馬ゆえの緩さを残してはいますが、だいぶ腹目も引き締まってきており感触は良好。 今のところ暑さにやられるような兆候もありませんので、仮に小倉行きとなっても対応して くれることでしょう。今日は終いのみ16秒程度。今後の速めの調教についてはトレセンの ほうで進めてもらうことになっています」(野田担当) 【7月8日】 アカデミー牧場在厩。常歩、ダクによる準備運動後、おもにハロン16〜18秒ペースのキャ ンター3000mを消化。週1〜2回、15−15を乗り込まれています。 「今朝は急な雷雨でペースを控えたものの先週末に終い14.5秒を計時しておりシェイプア ップにむけて余念がありません。もう脚元を気遣う必要がなくなったため今後は速めを交え ての乗り込みあるのみ。もう少し腹回りをスッキリさせたうえでトレセンのほうにバトンタ ッチしたいと思っています」(野田担当) 「だいぶ軌道に乗ってきたようですので、月内の帰厩を意識。力のある馬ですから、夏の小倉 開催(〜9/7)のうちに勝ち星を積み重ねておくのが理想です」(角居調教師) 【7月1日】 アカデミー牧場在厩。常歩、ダクによる準備運動後、おもにハロン16〜18秒ペースのキャ ンター2000mを消化。週1回、15−15を乗り込まれています。 「今朝は併せ馬で終いのみ14秒台。走り始めると手脚を綺麗に使いますし、スピードの乗り も悪くないのですが、現時点で馬体重が543kgもあるように、まだ全体的に重苦しいですね。 脚元のほうは落ち着いていますので、今後は汗取りを着けて体を引き締めていきたいところ。 状態を上げつつ、530kgぐらいに仕上げていくのが理想です」(野田担当) 【6月24日】 アカデミー牧場在厩。ウォーキングマシン40分、常歩3200mダク1600m、ハロン16〜18 秒ペースのキャンター2000mを消化。週1回、15−15を乗り込まれています。 「必要以上に馬が行き過ぎ、脚元(骨瘤)にくるのが嫌でしたので、現在は大事を取って単走 でじっくりと。来週からは前の馬を抜かし去る稽古に移行する予定になっています。そろそ ろ馬体を引き締めにかかりたいのですが再び骨瘤を気にし始めるようなことがあっては本末 転倒ですからね。マメに脚元と歩様のチェックを重ねながら目下は慎重に仕上げていきたい と思います」(野田担当) 【6月17日】 アカデミー牧場在厩。ウォーキングマシン40分、常歩3200mダク1600m、ハロン18〜20 秒ペースのキャンター2700mを消化。今朝は試験的に15−15を乗り込まれました。 「このまま骨瘤が落ち着いてくれているようであれば、週末にもう一度15−15を乗ってみ る予定。順調にペースアップが進むと仮定して来月中には帰厩態勢を整えていきたいと思っ ています。大型馬ゆえの緩さは残るものの、見た目ほどドタドタした印象がなく、スッと先行 できるスピードを持ち合わせているのが本馬の良さですよね。勝ち方が示すとおり、やはり 好感触です」(野田担当) 【6月10日】 アカデミー牧場在厩。ウォーキングマシン40分、常歩3200mダク1600m、ハロン18〜20 秒ペースのキャンター2700mを消化。週2回、終い16秒ペースで乗り込まれています。 「乗り際にカリカリする程度で、基本的には落ち着いている様子。試験的に少しだけ時計を詰 めてみても脚元は現状を維持していますので、急ピッチで進めることさえしなければ、この まま速めの調教まで持っていくことができると思われます。いい運動でよく汗をかく、この サイクルで進めていきましょう」(野田担当) 【6月3日】 アカデミー牧場在厩。 おもにウォーキングマシン40分、常歩3200m、ダク1600mハロン18〜20秒ペースのキャ ンター2700mを消化。先週末には、試験的にハロン16秒ペースで乗り込まれています。 「再び骨瘤を気にされても困りますので、今日のような雨降りの日は大事を取って軽めのみ。 天気次第ではありますが、また今週末にも汗取りを着用して、ハロン16秒のキャンターを乗 る予定で考えています。代謝の良い馬ですから、ひと頃に比べると少しずつ腹目が引き締ま ってきた様子。引き続き、無理のない範囲でピッチを上げていきましょう」(野田担当) 【5月27日】 アカデミー牧場在厩。ウォーキングマシン40分、常歩3200m、ダク1600mハロン18〜20 秒ペースのキャンター2700mを乗り込まれています。 「24日の獣医師の診断によれば『骨瘤が落ち着いていますので、これからは距離やピッチを 上げつつ、その動向をみていきたい』とのこと。ショックウェーブ放射については、これ以上 の悪化がない限り、見送る方向になりました。現在は調教後にもウォーキングマシン(40 分)に入れるなど日々の運動量は豊富なほう。今週末には試験的にハロン16秒を乗る予定 になっています」(野田担当) 【5月20日】 アカデミー牧場在厩。17日(土)に再びショックウェーブ放射を施行。現在はウォーキン グマシン40分、ダク2000m、ハッキングキャンター2700mを乗り込まれています。 「『念のため、もう一度ショックウェーブ治療をやっておきたい』との獣医師の勧めもありま したので、ここは万全を期しました。放射後間もないため現時点ではその影響による違和感 が見受けられますが骨瘤の痛み自体は取れているはず。これからは徐々にペースを上げてい けるものと思われます。いくらか腹回りに余裕があるものの、よく汗をかいてくれますので 調教を強めていくにつれて引き締まってくるでしょう」(野田担当) 【5月13日】 アカデミー牧場在厩。9日(金)に左前肢に対してショックウェーブ治療を施行。今朝はウォ ーキングマシン40分、ダク2000m、ハッキング2000mを消化しています。 「歩様や外見に異常はナシ。騎乗時や触診の際に痛みを訴える仕草がみられましたが、これも だいぶ落ち着いてきていますので、もう1回どこかのタイミングでショックウェーブを放射 すれば、乗り越えてくれるものと思われます。目下はあまり馬を太らせないように、無理のな い範囲で運動量を維持しながら、骨瘤の良化を待ちましょう」(野田担当) 【5月6日】 アカデミー牧場在厩。週明けより、左前肢内側の骨瘤を気にし始めたことから、現在はハッキ ングキャンターまでで様子を見ています。 「膝下の内側が少し熱っぽいため、今は大事を取って軽めに落としています。獣医師によれば 『程度自体は大したことありませんが、無理して骨瘤を大きくしてしまい腱などの大切な箇所 に掛かってくるのは厄介ですから目下は大事を取ってゆっくりと。もう少し様子を見守って からショックウェーブで対処していきましょう』とのこと。週末にもう一度チェックしても らい、それから適切な治療を施していく予定になっています。成長途上の大型馬にとって、こ れぐらいのマイナートラブルは付き物。我慢してこの時期を乗り越えていくしかありません」 (野田担当) 【4月29日】 アカデミー牧場在厩。常歩、ダクによる準備運動後、おもにハロン18〜20秒ペースのキャ ンター2000mを乗り込まれています。 「ソエは着々と固まりつつあるようで、今の感触であれば、もう後戻りをすることはなさそう。 今朝は試験的に終いだけ16秒までピッチを上げており特に問題はありませんでした。これ からは暖かくなり汗をかく季節を迎えますからね。大柄の本馬にとってペースアップの時期 としては最適とも言えるでしょう。今後も段階的に負荷を高めていきたいと思っています」 (野田担当) 【4月22日】 アカデミー牧場在厩。 常歩、ダクによる準備運動後、ハロン20秒ペースのキャンター2000mを乗り込まれています。 「先週末にも獣医に診てもらい、『痛みはない』とのことでしたので調教上がりにウォーキン グマシンに入れるなどメニューに見えないところでも負荷を高めています。少し楽をさせて いる関係で、やや太めの馬体ではありますが、それでも勝った時のものとは大差ないレベルを 維持できていますから、これから進めていく中で解消させられると思います」(野田担当) 【4月15日】 アカデミー牧場在厩。 現在は常歩、ダクによる準備運動後、軽いキャンター1000mを消化しています。 「乗り役によれば、『たまに(ソエが)チクッとする感じ』とのことですが馬自身は気にする 様子がなく、触診においても大丈夫。目下は焦らず進めていく必要があるとは言え、快方にむ かっているのは間違いのないところでしょう。今後も定期的に獣医師に診てもらいその時々 でペースアップの許可を得ながら、調教の距離やピッチを上げていきたいと思います」 (野田担当) 【4月8日】 アカデミー牧場在厩。 今週より、騎乗運動を再開。現在は常歩3000m、ダク1600mを消化しています。 「獣医師によれば、『ずいぶんと痛みが和らいできた』とのことですし、あまりゆっくりさせ ていても馬体が太くなるだけですから、ソエのケアを行いつつも少しずつ乗り運動を開始し ています。今後進めていく中で、問題がないようであれば、このまま負荷を高めていくことも 十分に可能ではないでしょうか」(野田担当) 【3月31日】 アカデミー牧場在厩。引き続き、ウォーキングマシンによる常歩運動を消化しています。 「本日ふたたびショックウェーブ放射を施しました。30日の装蹄の際に、『まだ右前を少し 痛がりますね』と担当装蹄師。調教師も『目下は焦らず治療に専念しよう』と慎重な姿勢で すので、とりあえず週内は、ウォーキングマシンのみでゆっくりさせる予定になっています。 今週末に獣医師のチェックが控えているため、その時点での状態をみながら、今後の調整メニ ューを相談することになるでしょう」(野田担当) 【3月25日】 アカデミー牧場在厩。現在は、ウォーキングマシン運動のみでリフレッシュさせています。 「きのう、両前にショックウェーブ放射を施しました。左前は問題のないレベル右前のソエは 痛みを伴うハッキリとした症状が見受けられますので今後もこちらを重点的にケアしていく ことになるでしょう。用心のため今週一杯はウォーキングマシン運動のみ。来週以降はショ ックウェーブの効果に応じて、騎乗しながら回復状況を見守り、調整メニューに変化を加えて いくことになりそうです。現在はあえて飼葉を控えめにして太らせないように注意していま す」(野田担当) 【3月19日】 本日、近郊のアカデミー牧場へ放牧に出ています。 「デビューから続けてレースに使ってきたことですし、少しずつ疲れが溜まってきた様子。前 走での感触行きっぷりが本物ではなかったものですからここでリフレッシュ放牧を挟みたい と思います。必要であれば、ショックウェーブ治療を行うなどして、疲労とソエの回復を促進。 ひとまず英気を養います」(酒井助手) 【3月15日】 まずまずのスタートから前半はハイペースの2番手。逃げるユビキタスをマークしたものの 速い流れの中、外から競りかけられる苦しい競馬となってしまい、4角より後退。結果13着で の入線となっています。 「スタートしてトモを落とすような感じでしたし、終始ノメッて走っていましたね。初めて乗 ったのでハッキリとは言えませんが、スッと前に行けるスピードがある気のいい馬ですから 1回1回を全力で走るタイプなのでしょう。それゆえ完成途上の体には疲れが溜まりやすく 腰などがまだ本調子になく今日は本来の走りができなかったということなのかもしれません」 (安藤勝騎手) 「ソエに関しては前回使う前と何ら状況に変化はなかったため、続戦のゴーサインを出したわ けですが、今回の負け方を見ると逃げられなかったからではなく、まだ全体的に弱いところの ある馬ゆえ目に見えない疲れがあったということなのでしょう。それに今日は前半の流れと 時計も速く、素質の高さだけで対処するには厳しいレースでもありました」(角居調教師) ◆前走の圧勝が示すとおり、厩舎サイドも本馬の資質の高さを認めてくれていますが、2歳デ ビューが叶わず、入厩後もスクミがちであったように、まだまだ中身の成長が伴っていないと ころもあるようです。ましてや今日は、話題のユビキタスに真っ向勝負を挑む中、終始外から 厳しく被せられる苦しい展開。さすがの本馬も我慢が利きませんでした。なおこのあとは一 旦放牧を挟み、リフレッシュさせてあげる予定。リベンジを果たすべく、立て直しを図ります。 (HTC) 【3月13日】 3月15日(土)中山7R 3歳500万下(ダ1800m)に安藤勝己騎手にて出走予定。 「デビュー前はスクミがちであった本馬も、追い切りを重ね、競馬を使っていくうちに体質が 強くなってきたのか、最近ではだいぶ安定してきましたね。若干ソエ気味であるのも事実で すが、ケアにより抑えが利いていることですし、走りに影響はないはず。本馬のスタートの良 さとスピードをもってすれば、昇級のここでも見劣ることはないでしょう」(酒井助手) ++調教時計++ 08.03.12 助手 栗CW稍 5F 65.3 51.4 38.7 12.8 8 追って一杯 インセンティブガイ(古オープン)馬なりの外先行0.2秒遅れ 08.03.11 助手 栗東坂稍 1本 61.7 45.1 29.8 14.9 馬なり余力 08.03.09 助手 栗東坂良 1本 58.4 41.4 26.2 12.6 馬なり余力 08.03.07 助手 栗東坂良 1本 61.7 44.5 …… 14.5 馬なり余力 【3月6日】 栗東トレセン在厩。まずはレース後の脚元のケアに専念しています。 「幾らかソエ気味のため痛みが出ないよう、先手を打って4日にショックウェーブ治療を施し ました。これでずいぶんと良くなってくるはずので、週末から再びピッチを上げ問題がない ようであれば、来週の出走も検討していきたいと思っています。候補は3月15日(土)中山 7R 3歳500万下(ダ1800m)。安藤勝己騎手に声をかけてみましょう」(角居調教師) 【3月2日】 好スタートから持ち前の先行力を活かし、 すかさず先頭へ。勝負所における後続との手応え の差は歴然で直線ではリードを広げる一方。2着に9馬身差をつけての嬉しい初勝利となり ました。 「牧場や厩舎でよく手がかけられているというのが、乗っていても分かりました。いくらか硬 めの身のこなしゆえにダートを使っているのだと思いますが現時点でこれといった課題は見 当たらないですし、馬自体から素質の高さを感じます。今もっているモノだけでも、今後十分 に通用するのではないでしょうか。あえて言うなら、 前向きで素直すぎる面がありますので それが強く出すぎるとどうかとも思いますが今の感じであれば大丈夫。今日はいい馬に乗せ てもらいました。有難うございました」(中舘騎手) 「一度使って気持ちがうまく抜けてくれましたし、調整も何とかうまくいきましたからね。強 い勝ち方ができ、 まずはホッとしています。気持ちが真面目なタイプでここまでは前々に行 く競馬になっていますが、昇級すれば自然とペースが速くなり、そうすれば好位から流れに乗 れるようになるはず。今後は少し控える競馬も身につけていきたいですね。まだまだ体に余 裕があり、これからの成長の余地も十分。息を抜く競馬を学ばせながら、上を目指していきま しょう」(角居調教師) ◆ひとつの鍵と目されたゲートをうまく出してくれた中舘騎手の好騎乗に本馬もしっかりと 応えての圧巻ゴール。鞍上からは「時計も優秀ですし昨日の沈丁花賞よりパンチがあったか も」との嬉しいコメントが飛び出すほどでした。大型馬でもあり、 まだ弱い面を残している ため、今後についてはあくまでも馬の様子と相談をしながら。才能は確かですから、これから も大事に育てて大成させていきたいと考えます。(HTC) 【2月28日】 3月2日(日)中京3R 3歳未勝利(ダ1700m)に中舘英二騎手にて出走予定。 「スクミを心配しながらの調整であった前走でも見どころのある競馬ができた馬ですからね。 順調に2戦目を迎えられる今回は一度実戦を経験した分の上積みも含めて期待をしてもよい でしょう。小回りコースで鞍上は中舘騎手。本馬の先行力をうまく活かせる形に持ち込めれ ば、勝ち上がりがみえてきます」(角居調教師) ++調教時計++ 08.02.27 福永 栗東芝不 5F 65.7 52.1 37.3 11.9 2 馬なり余力 マヒオレ(古500万)強めの内追走0.1秒先着 08.02.26 助手 栗東坂稍 1本 60.2 43.5 28.7 14.2 馬なり余力 08.02.23 助手 栗CW稍 51.5 38.0 12.3 9 馬なり余力 ディアデラノビア(古オープン)一杯の外先行0.1秒先着 08.02.22 助手 栗東坂良 1本 62.3 45.8 30.4 15.2 馬なり余力 【2月21日】 栗東トレセン在厩。 レース後もガタッときた様子はなく、 先週末よりペースアップを再開。 来週3月2日(日)中京3R 3歳未勝利(ダ1700m)への出走を予定しています。 「全休日明けに動かした際、いくらかスクミ気味になりますが、血液検査の結果によれば改善 傾向にありますので、このまま続戦にむけて調整を続けていきたいと思います。態勢が整え ば、来週の中京へ。大型馬ですが先行力のあるところをみせてくれましたし、小回りで行きき る競馬を期待してもいいのではないでしょうか。鞍上は、 中舘騎手に声をかけてみようかと 思っています」(角居調教師) ++調教時計++ 08.02.20 助手 栗CW重 53.5 39.5 12.3 9 一杯に追う ディアデラノビア(古オープン)馬なりの外先行0.2秒遅れ 08.02.19 助手 栗東坂稍 1本 61.3 44.7 29.0 14.4 馬なり余力 08.02.17 助手 栗東坂重 1本 64.9 46.8 30.2 14.9 馬なり余力 08.02.16 助手 栗東坂重 1本 57.9 41.7 27.3 13.5 馬なり余力 【2月14日】 栗東トレセン在厩。幾らか腰に疲れが残っているため、まずは疲労回復に専念しています。 「帰厩後にスクミがあったり、除外や延期などで前走は決して満足いく状態ではありませんで した。それだけにレース後は、 少しお疲れ気味のようですが、適切なケアを行ってあげれば また上向いてくるはず。すぐに放牧に出すほどのダメージではないものですから、 このまま 厩舎のほうで様子見を行い、まずは疲労回復に努めてみます。3月1日(土)阪神2R3歳未勝 利(ダ1800m)または2日(日)阪神2R 3歳未勝利(ダ1800m)あたりをひとつの目標に しつつ、引き続き、馬の状態を窺っていきましょう」(角居調教師) 【2月11日】 好スタートからそのまま先頭に立ち、軽快にリードを奪っていったもののゴール前残り100m で脚色が一杯に。デビュー戦は5着での入線となっています。 「今日はスタートが良かったですし、能力のある馬ですから自然とハナに立つ競馬になりまし た。距離についてはゆったり流れるこれぐらいが合いそうですが本来がパワータイプだけに 今日のような時計の速い馬場は不向き。力の要る馬場であれば、もっとやれたと思いますよ。 稽古の印象からも水準以上であるのは判っていましたので、これから使いつつ行けば、問題な く勝ち進んでいけると思います」(四位騎手) 「もう少し粘れるかとも思いましたが、 稽古稽古で状態が万全ではなかった分、最後はそれが 影響しましたかね。うちは使いながら状態を上げ昇級時にピークとなる仕上げで臨んでいく 厩舎。新馬戦からキンキンに仕上げていないことを考慮すれば悪くない内容のスタートがき れました。一応、優先出走権は獲れましたが、次走についてはあくまでも馬の状態本位で考え ていきたいと思います」(角居調教師) ◆まだ太目残りであり除外続きで心身ともに馬が苦しくなりかけていた中での出走でしたが レースを牽引した先行力はこの馬の能力の一端と言ってもよいのではないでしょうか。帰厩 →追い切り→デビューまでをファーストステップすなわち調教の一環として捉える角居厩舎 だけに今回は敗戦を喫したもののこれから着々と結果を積み上げてくれそうな内容を示して くれました。(HTC) 【2月10日】 2月11日(祝)京都6R 3歳新馬(ダ1800m)に四位洋文騎手にてデビュー予定。枠順が 変更になっておりますので、ご注意ください。 【2月9日】 9日(土)の京都競馬は降雪の影響により、第3レース以降が中止となりました。なお、中止分 につきましては、出馬投票をやり直して、2月11日(祝・月)に続行競馬として行われます。 ※口取りにつきましては、すでに抽選済の当選者の皆様を引き続き有効(来場が可能な方のみ で結構です)といたします。 【2月7日】 2月9日(土)京都6R 3歳新馬(ダ1800m)に四位洋文騎手にてデビュー予定。 「稽古の本数を積むことができたのは有効でしたが、さすがに2週スライドともなると肝心の 状態キープのほうが大変。直前の追いきりで遅れを取ったことを考えると状態の波が幾らか 下降気味になってきたのかもしれません。そうは言っても、 ここまでツラい調教をこなして きた馬をいきなり放牧に出してしまうのは逆効果ですから一度競馬を使ってうまくガス抜き させ、その後はリフレッシュ放牧を挟み、再び状態を上向きにして次走に備えたいと思います。 ここのところの(新馬戦の)出走ラッシュには、各厩舎とも振り回されっぱなしのようですね」 (角居調教師) ++調教時計++ 08.02.06 四位 栗CW重 6F 86.0 69.7 55.1 40.8 13.3 8 追って一杯 ブーケフレグランス(三歳500万)馬なりの外先行3F付0.7秒遅れ 【1月31日】 2月3日(日)京都6R 3歳新馬(ダ1400m)に投票しましたが、今週も除外。来週2月9日 (土)京都6R 3歳新馬(ダ1800m)に回ります。 「稽古で跨っている四位騎手によれば、『馬なりで動いているときの感触は良好ですが追い出 すとまだ頼りない面もある』とのこと。二度目の除外により来週の出走が確定的になりまし たので、直前はビシッと追ってからレースに送り出そうと思っています。結果としてダート 1800mを使えるようになるのは、好材料といえるでしょう」(角居調教師) ++調教時計++ 08.01.30 四位 栗CW不 6F 84.8 68.6 54.6 40.7 13.2 8 追って一杯 アルヴィス(古1000万)末強めの内追走0.1秒遅れ 08.01.27 助手 栗CW不 56.4 41.5 12.9 7 馬なり余力 シャインウエーヴ(古1000万)馬なりの内追走同入 【1月24日】 1月26日(土)京都3R 3歳新馬(ダ1800m)に出馬投票を行ったものの除外となったこと から、来週2月3日(日)京都6R 3歳新馬(ダ1400m)へのスライド出走を予定しています。 「ハミ掛かりが良く集中して真面目に一生懸命走ってくれる馬ですね。大型馬ゆえ、もう2本 速めを乗れる分、一週延期は気になりませんが、距離の1400mに関しては、幾らか忙しいかも しれません。ただ、現在の新馬戦は出走希望馬が多く、機を待ちすぎてタイミングを逸してし まう恐れもあります。先を考えれば、 これぐらいの競馬を経験するのも悪くありませんので 来週も引き続き投票していきたいと考えます」(角居調教師) ++調教時計++ 08.01.23 四位 栗東芝不 6F 81.3 65.9 51.1 37.7 12.3 4 馬なり余力 マゼラン(三歳500万)馬なりの内追走クビ遅れ 08.01.20 助手 栗CW良 56.1 39.9 12.8 9 馬なり余力 エキゾーストノート(古1000万)馬なりの外先行3F付同入 【1月17日】 栗東トレセン在厩。順調に追いきり本数を消化しています。 「馬体重が540kgありムキムキの体つきですが、不器用なイメージはなく走ることに対して 前向きですし稽古では素軽い動きを見せてくれていますよ。最初は叩きながら良化させてい く方針だったもののこの感じであれば初戦から動けるかもしれません。来週1月26日(土) 京都3R 3歳新馬(ダ1800m)から投票していきましょう」(酒井助手) ++調教時計++ 08.01.16 川田 栗CW重 5F 70.5 54.6 40.1 12.3 6 末強め余力 メインストリーム(新馬)末強めの内同入 【1月10日】 栗東トレセン在厩。 長めの普通キャンターでスクミを乗りきり年明けより再びピッチを上げて乗り進めています。 「本数を重ねるごとに気持ちが前向きになってきていますので、走ることが苦しいといったよ うなことはないですね。デビューにむけて風向きは良くなってきたものの、大型馬でもあり まだトモに力がつききっていませんので、レースを使いながら、しっかりさせていきたいクチ とみています。1月26日(土)京都3R 3歳新馬(ダ1800m)からの始動を検討中です」 (角居調教師) ++調教時計++ 08.01.09 助手 栗CW良 5F 68.6 52.9 39.4 12.9 7 馬なり余力 プラチナベール(新馬)末強めの内追走クビ先着 08.01.06 助手 栗CW良 5F 73.3 56.5 40.2 12.4 7 馬なり余力 プラチナベール(新馬)強めの内追走3F併同入 08.01.05 助手 栗DW良 14.3 馬なり余力 07.12.23 助手 栗CW不 5F 71.2 55.7 40.2 12.6 6 馬なり余力 エキゾ−ストノート(古1000万)馬なりの内追走同入 07.12.15 助手 栗東坂良 1本 60.8 44.6 29.4 14.6 馬なり余力 ----------------------------2008年---------------------------
クリストフォルス