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─近況─
2015年8月5日〜9月4日
【9月4日】 本日付けにて、競走馬登録を抹消いたしました。なお、出資会員の皆様には詳細を書面にて お送りいたしますので到着まで今しばらくお待ちください。長きにわたる皆様からのご支援 に対しまして心より御礼申し上げますとともに、転厩以降、出走が叶わず、急な引退となり ましたこと、深くお詫び申し上げます。これまで温かいご声援をいただき、誠にありがとう ございました。 【9月2日】 美浦トレセン在厩。先週末になって脚元がモヤついてきたため29日(土)にエコー検査を 行ったところ、右前浅屈腱炎との診断が下りました。なお、これを受けまして高柳調教師と 慎重に協議を行いました結果、長期の戦線離脱は否めず現年齢やここまでの経緯などからや むなく現役続行を断念することで合意。近日中にも競走馬登録を抹消することになりました。 出資会員の皆様には抹消に関する諸手続きが完了し次第、詳細を書面にてお送りいたします ので発送まで今しばらくお待ち願います。 「先週15−15をやった翌日くらいから少し反動が表れ始めたため、その後は乗らずに様子 を見ていたわけですが、どうも気持ちが悪いためエコーで覗いてみたところ損傷箇所が明ら かになりました。元々球節が強くない状態でやってきた馬だけあって、そのあたりが誘発に つながり、上部に負担がかかってしまったということでしょうか。まだ本格的に攻めていく 手前でしたし、来年はもう8歳。(転厩後)出走まで漕ぎつけていなかっただけに何とかした いところでしたがさすがに状況は厳しく残念ですが引退を決断するほかない状況です。本当 に申し訳ございませんでした」(高柳調教師) 【8月27日】 美浦トレセン在厩。坂路とウッドを併用し、ペースアップにむけて入念に調整されています。 「昨日は若馬と一緒にゲートに向かい自身もポンと出て、そのままダートコースを一周。今朝 は先週と同じく、ウッドで15−15を消化しており、腹回りを含めて、少しずつ体が引き 締まってきましたね。脚元は大丈夫そうですし体調も戻りつつありますので来週くらいから 時計を出していこうかと思っています。少しずつ進めている中で飼葉喰いが細くなる感じは ありません」(高柳調教師) ++調教時計++ 15.08.27 助 手 美南W 不 半哩 - - -58.7-44.0-15.6(8) 馬ナリ余力 15.08.20 伴 美南W 良 半哩 - - -59.1-44.1-14.8(6) 馬ナリ余力 【8月20日】 美浦トレセン在厩。今朝、ウッドにて15−15程度を消化しています。 「昨日は2歳馬をゲートに誘導してあげてからウッドチップコースに入って普通キャンターを サーッと。本日より、少しピッチを上げて乗り進めています。いったん放牧を挟んでペース ダウンしていた馬だけに、今後も焦らず段階的に負荷をかけていく予定。この調子で徐々に 時計を詰めていきたいですね」(藤平厩務員) 【8月13日】 美浦トレセン在厩。昨日はウッドチップコース、今朝は坂路にて普通キャンターの調整です。 「まだ帰厩して間もない状況ですし、牧場でバリバリ乗り込んでいたわけでもありませんので まずはハロン16〜18秒程度をじっくりと。徐々に段階を踏みながらペースを上げ、来週 もしくは再来週くらいから、15−15に移行していければと思います」(高柳調教師) 【8月10日】 牧場で徐々にペースが上がってきたことから8日(土)に美浦トレセンへ帰厩。昨日より坂路 入りしています。 【8月5日】 ナカクラファーム在厩。 周回コースにて、おもに軽いキャンター3200〜3600mを乗り込まれています。 「少しずつ乗り進めており、今週からはハロン22〜23秒ペースのキャンターを長めに毎日 じっくりと。かなり暑くなっていますが特に体調を崩すような兆候もなく飼葉もしっかりと 食べてくれていますよ。この調子でキャンターのペースを段階的に上げていき『普通キャン ターを経て、速めを出せる準備が整ったところで帰厩のタイミングを考えていく』(調教師) 予定になっています」(中倉代表) 【7月29日】 ナカクラファーム在厩。今週より、周回コースにてハッキング1600mを開始しています。 「先週金曜日の獣医師チェックにおいて特に異常がないことを確認。週明けの歩様チェックを 経て少しずつ乗り始めています。調教師によれば、『移動して10日ほど休ませましたので 少なからずリフレッシュできたはず。これからは再び乗りながら様子を窺っていきたい』と のことでした。この暑さですから疲れを溜めないように注意して進めていかなければなりま せん」(中倉代表) 【7月22日】 ナカクラファーム在厩。先週一杯は運動のみ。現在はウォーキングマシン30〜45分を消 化しています。 「初めてこちらの馬房に入る際に少し警戒する素振りを見せたぐらいで環境の変化にはほどな く対応。特にうるさくする様子はありませんよ。飼葉喰いや毛づや脚元など、これといって 異常らしき異常は見受けられませんので、近々に予定している獣医師による馬体チェックを 経て今度は調教を進めながら感触を窺っていこうかと思っています」(中倉代表) 【7月15日】 本日、トレセン近郊のリトルブルーファーム内ナカクラファームへリフレッシュ放牧に出て います。 「休んでいた分を取り戻すべく牧場の段階からみっちりと乗り込んできたものの、ここにきて 稽古を進めていく中での変わり身がもうひとつの状況に。どうやら心身ともにお疲れ気味の ようでこのまま速めを強要しても、かえって馬を追い込むような形になりそうですので、こ こは一旦リフレッシュ放牧を挟み少し楽にしてあげてから、もう一段負荷を上げていきたい と考えます。ひとまず一週間ほどは跨らずに気分転換を図ってあげましょう」(高柳調教師) 【7月9日】 美浦トレセン在厩。今朝、ウッドチップコースにて半マイルから計時しています。 馬体重475kg(7/7測定) 「まだ緩みが取れてこないため調教の濃さをもう一段上げ今朝はウッドで強めの併せ馬を消化 しましたがラストは一杯になって伸びきれない形。体が浮く感じになったというか推進力が 上へ上へ逃げるような感じで、またしても緩慢な動きになってしまいました。ここにきて目 方は戻ってきたものの、どうも本調子に欠ける感じで。休んでいた分を取り戻すべく牧場の 段階から乗り込みを重ねてきて今は心身ともにあまりお釣りのない状態になっているのかも しれません。よって状況次第では、いったんリフレッシュ放牧を挟み、仕切り直してあげる ことも検討したいと思います」(高柳調教師) 【7月2日】 美浦トレセン在厩。昨日、ゲート試験に合格しています。 「休みが長くなりましたので、まずはゲート試験から着手何ら問題なくクリアしてくれました。 引き続き脚元は大丈夫そうですが、まだ中身が出来ておらず動きが緩慢ですし飼葉を食べて はいるものの馬体重が464kgと体つきが寂しく映りますので、なるべく膨らませるよう に調整を進めていきたいですね。休み明け脚元などの関係もあり、いきなり100%に仕上 げるようなことはできませんが、復帰戦については、もう少し乗り込んでから。まだメドを 立てる一歩前の段階です」(高柳調教師) 【6月25日】 美浦トレセン在厩。おもに坂路にて入念に乗り込まれています。 「時計を出し始めてからも変わりなく、まずは順調なすべり出し。飼葉喰いもイイですし脚元 も大丈夫そうですね。もう年齢が年齢ですし、こちらでは牧場が言うほど煩い感じではあり ませんよ。休みが長かったようですから、まずはこの調子で進めていき本数を積み重ねなが ら出走レースを考えていきましょう」(藤平厩務員) 【6月18日】 予定通り、本日美浦トレセンに入厩しています。 【6月17日】 ブルーステーブル在厩。週2回の速めを順調に消化。明日の美浦トレセン入厩が予定されて います。 「この一週間は少しタイムを詰めて14秒台を織り交ぜながら。牧場での本数としては、ある 程度のところまできましたので、あとはトレセンで長めを乗ってもらい、さらに息を作って いく流れが良さそうです」(丹治場長) 「コンスタントに15−15を乗れていることですし球節もこの馬なりに締まっており脚元の 感じも大丈夫そう。ただ1年間も実戦から遠ざかっていますので入厩後にササッと仕上げら れるかどうかはやってみないと分からない面もあります。したがって復帰予定についてはト レセンで進めていきながら考えていきましょう」(高柳調教師) 【6月10日】 ブルーステーブル在厩。トラックでのウォーミングアップ後おもに坂路を1〜2本。週2回 の15−15を継続して乗り込まれています。 「おおよその復帰目標が定まってきたことですし、あとはこのままスケジュールに沿って、し っかりとトレーニングを積んでいくのみ。全体の調教量もそうですが、登坂により速め1本 1本が結構な負荷になっていますので外見に対して息や中身もだいぶ追いついてきているの ではないでしょうか」(丹治場長) 【6月3日】 ブルーステーブル在厩。今週もトラックでのウォーミングアップ後、おもに坂路を1〜2本。 週2回の15−15を乗り込まれています。 「だいぶ体が引き締まり馬を良く見せるようになってきましたね。ただ、いかんせん煩いのが ちょっと。余計なところで力を使うような感じで一本調子になりやすい点が、この馬の課題 と言えそうです。乗り進めながらでも球節は落ち着いているようですので、このまま順調で あれば、あと3〜4週。今月末頃の帰厩を考えていきましょう。目標は夏の福島、新潟あた りになりますでしょうか」(高柳調教師) 【5月27日】 ブルーステーブル在厩。引き続きトラックでのウォーミングアップ後おもに坂路を1〜2本。 週2回の15−15を乗り込まれています。 「15−15の本数を重ねている中にあって疲れや傷みはないですし、だいぶ走れる馬の格好 になってきましたね。稽古では馬の顎を引かせて体を丸めさせるように乗ることにより極力 アタマの位置が高くならないように心掛けているところ。この感じであれば来月の調教師の 馬見の際には、大まかな帰厩の時期や復帰目標が定まってくるのではないでしょうか」 (丹治場長) 【5月20日】 ブルーステーブル在厩。先週同様トラックでのウォーミングアップ後おもに坂路を1〜2本。 週2回の15−15を乗り込まれています。 「元気というか煩いというか坂路のスタート地点からガツンと抑えきれない感じで飛び出して 行きますね。それも馬場入りの時だけで力むのはスタートから1ハロンぐらいまで。途中か らは落ち着いてくれますので、オーバーワークになるようなことはありません」(丹治場長) 「球節に気をつけながら、あとは稽古量。速めの本数を重ねて中身を作っていく必要がありま すので、もう少し時間がかかりますし、かけたほうがいいと思います」(高柳調教師) 【5月13日】 ブルーステーブル在厩。トラックでのウォーミングアップ後おもに坂路を1〜2本。週2回 の15−15を乗り込まれています。 「15−15を開始した後も順調にきており、先ほど来場した調教師によれば、『背腰の肉が 目立つようになり馬体が良くなってきた』とのこと。特に脚元は気になりませんので、この 調子で速めの本数を積み重ね、これからは中身や息を作っていく段階へと入ります。しっか りと稽古量を満たしていきましょう」(丹治場長) 【5月6日】 ブルーステーブル在厩。トラックでのウォーミングアップ後、おもに坂路を1〜2本。先週 末より、週2回の15−15を開始しています。 「金曜、火曜と15−15を乗り、その翌日は坂路1本のみに。休んでいた分、筋肉に緩みが あった本馬ですが獣医師も『背腰などの感じがだいぶ良くなってきた』と言ってくれますし 脚元も問題なくきていますよ。調教師によれば『やるとすぐに引き締まってくるタイプ。馬 を細くしないように注意しながら、速めの本数を重ねていってほしい』とのことでした」 (丹治場長) 【4月29日】 ブルーステーブル在厩。トラックでのウォーミングアップ後おもに坂路を2本。週2回ハロ ン17秒ペースで乗り込まれています。 「長めの休養を経て北海道から輸送してきた馬ですからね。今は中身が緩んでおり見た目には 張りツヤに欠ける印象。まだ明らかに乗り込み量が不足している状況ですので、まずは普通 キャンターを念入りに乗って速め移行に向けての基盤を作っていかなければなりません。球 節については、その時々でスッキリこない日もあるようですが、しっかりとケアしていれば 問題のないレベル。調教に支障はありません」(高柳調教師) 【4月22日】 ブルーステーブル在厩。トラックでのウォーミングアップ後、坂路2本が基本メニュー。 週2回、ハロン17〜18秒ペースで乗り込まれています。 「先週の獣医師チェックにおいても『馬体・脚元ともに問題なし』でしたので少しずつペース アップを進めているところ。まずはトラックで速歩を2000mほど乗りそれから坂路に入って 軽く2本。火曜と金曜日には2本目をハロン17秒くらいまで伸ばして様子を窺っています。 多少、物事に敏感なところがあるぐらいで、特にうるさい印象はないですね。ピリッとした 気性の持ち主ですから進めていくうちに自然と体も出来てくるのではないでしょうか」 (丹治場長) 【4月15日】 ブルーステーブル在厩。坂路を中心に現在は普通キャンターによる調整が続けられています。 「北海道での休養が長かったようで、馬体にゆとりや緩みはありますが、いい駈歩をする馬で すね。調教に支障はないものの球節にはやはり注意が必要な様子。これからのペースアップ に際して獣医師ともよく相談をしながら、しっかりフォローしていければと思います。移動 後まもないこと、また悪天候でもあったため目下は大事をとって普通キャンターまで。今週 末から少しずつピッチを上げていく予定になっています」(丹治場長) 【4月8日】 ブルーステーブル在厩。まだ移動後間もないため、現在は軽めの調整に終始しています。 「休養により今は馬体が緩み気味ですし球節にも常に注意が必要な状況ですので坂路があって 目の届きやすいブルーステーブルのほうへ。今週末より少しずつ乗り込みを開始していきま しょう。これからは密な連絡はもちろんのこと、隔週ぐらいで牧場へ確認に出向き、実際に 馬の変化などを見ながら進行状況をチェック。まずは慎重に調教量を満たしていきたいと思 います」(高柳調教師) 【4月6日】 3日(金)に坂東牧場を出発、4日(土)に茨城県のミッドウェイファーム内ブルーステーブル に到着しています。なお先週末に転厩に関する諸手続きを済ませており、正式に美浦・高柳 瑞樹厩舎の管理馬となりました。 【4月1日】 坂東牧場在厩。引き続きウォーキングマシン60分の後、周回コースにておもにダク1000m ハロン20〜25秒ペースのキャンター3500mを乗り込まれています。 「まだ普通キャンターまでの調整ですからハッキリとは言えませんが、ここまで大事に長めを 乗ってきていることですし、一般的にはコンディションが上向いてくる季節。スムーズなペ ースアップが望めるのではないでしょうか。高柳調教師によれば『速めについては手元(美 浦近郊)で確認しながら進めていき、入厩のメドを立てていきたい』とのこと。こちらでは 現在の調教メニューに終始して送り出すことになると思います」(荒木マネージャー) 【3月31日】 戦線復帰にむけてのスケジューリングにつきまして藤原英調教師と改めて協議を行った結果 本馬を最優先とした入退厩ならびに、安定した出走機会の確保にむけての環境を整えるべく 今後は美浦・高柳瑞樹(たかやなぎ みずき)厩舎に転厩のうえ、ペースアップを進めていく ことで両調教師と合意に至りました。なお今週中にも転厩に関する諸手続きを完了させ来週 もしくは再来週には美浦近郊のミッドウェイファーム内ブルーステーブルへ移動。トレセン 帰厩にむけて、更にピッチを上げていく予定となっております。このたびは急なお知らせと なり、誠に恐縮ではございますが、出資会員の皆様には何卒ご理解と変わらぬご支援を賜り ますよう、お願い申し上げます。 【3月25日】 坂東牧場在厩。現在はウォーキングマシン60分の後、周回コースにておもにダク1000mハ ロン20〜25秒ペースのキャンター3500mを乗り込まれています。 「まだ日によって強弱をつけながらではありますが今週から調教の距離をさらに延ばしピッチ についても若干ペースアップ。ウィークポイントである球節へのケアをつねに怠ることなく また反動がないことを確認したうえで着々とトレーニングを重ねてきています。この調子で 体を引き締め、状態を上げていきたいですね」(荒木マネージャー) 【3月18日】 坂東牧場在厩。ウォーキングマシン60分の後、周回コースにておもにダク1000m、ハロン 22〜25秒ペースのキャンター2400mを乗り込まれています。 「休養期間中も体の緩さや毛づやの悪さがあまり目立たないタイプの馬でしたが、そうは言っ ても乗り込みを継続している分それぞれに良化の兆しが窺える状況。乗り始めの頃に比べて 落ち着きがありますし慎重に進めているだけあって反動もありません。先週と違って今週は 10℃くらいまで気温が上がるなど、だいぶ過ごしやすくもなっていますからね。来月から はもう一段、負荷を上げていきたいと思います」(荒木マネージャー) 【3月11日】 坂東牧場在厩。現在はウォーキングマシン60分の後、周回コースにておもにダク1000mハ ッキングキャンター2400mを乗り込まれています。 「今週から少し距離を延ばして乗っていますが昨年下半期を完全休養に充てたことにより、ま だ上体が重たい状況にありますし、つねに注意していきたい球節への負荷などを考えますと 目下はじわりじわりと進めていく必要があるでしょう。これから暖かくなってくる時季に合 わせるように、軌道に乗せていきたいですね」(荒木マネージャー) 【3月4日】 坂東牧場在厩。先週に引き続き、周回コースにておもにダク1000m、ハッキングキャンター 2000mを乗り込まれています。 「うまやの中ではそうでもないものの乗り手が跨るとスイッチが入るようで馬場では好き勝手 に飛び跳ねようとしたり、うるさくして見せたりと、相変わらずの気性のようですね。まだ 立ち上げの段階だけに、目下はオーバーワークにならないよう気をつけながら、春にむけて コンディションを上げていきたいところです」(荒木マネージャー) 【2月25日】 坂東牧場在厩。先週同様、周回コースにておもにダク1000mハッキングキャンター2000mを 乗り込まれています。 「今日は氷点下でしたが、ここ最近はプラス気温の日も増え、こちらも大分過ごしやすい気候 になりつつあります。冬場に休んでいても冬毛でモコモコになるようなことはなかったです し、乗り始めてからは徐々に緩さが取れつつある状況。今後も気温の上昇に合わせるように じっくり慎重に進めていければと思います」(荒木マネージャー) 【2月18日】 坂東牧場在厩。引き続き周回コースにておもにダク1000m、ハッキングキャンター2000mを 乗られています。 「屋根付きの馬場ですし、横から激しく吹き込むほどの悪天でもありませんので日々の調教は 問題なく消化できていますよ。まだゆったりとしたペースだけに所々で元気を余してガチャ つく仕草を見せることもありますが、そこは乗り手がしっかりとコントロールしており、そ れに従うように走ってくれています。来月からまた少し負荷を上げ、次のステップへと移行 していきたいですね」(荒木マネージャー) 【2月11日】 坂東牧場在厩。今週は、周回コースにておもにダク1000m、ハッキングキャンター2000mを 消化しています。 「これまで休ませていた馬ですから現段階で競走時の体つきと比較をするのはさすがに可哀想 ですがコースで動かし始めた分、少しずつ馬体に締まりが出てきましたね。まずはピッチよ りも距離を延ばしていく方向で、徐々に負荷を与えていきたいと思います」 (荒木マネージャー) 【2月4日】 坂東牧場在厩。今週よりコース入りを開始。現在はダク1000mハッキングキャンター1600m を消化しています。 「相変わらず普段は元気を余している感じですが円馬場に入れ始めた時とは違い周回コース内 でのテンションは度を越すこともなく乗り手が苦労する様子はありません。目下は休養後の 立ち上げによる反動に気をつけながら、じっくりと時間をかけてキャンターを踏ませていき たいですね」(荒木マネージャー) 【1月28日】 坂東牧場在厩。引き続き、角馬場にて20〜30分ほどの常歩と速歩運動を消化しています。 馬体重504kg(1月下旬測定) 「今週一杯は脚元を含めた全身ケアと角馬場調整に終始し来週より周回コースへ。最初はダク 1000mハッキングキャンター1000mくらいから徐々に進めていきたいですね。騎乗開始後も 特に問題はなく体を動かしているだけあって代謝も良さそうですので、これから徐々に(休 養でついた)脂肪分を落としていければと思います」(荒木マネージャー) 【1月21日】 坂東牧場在厩。現在は、角馬場にて20〜30分ほどの常歩と速歩運動を消化しています。 「今週から角馬場入りしており、引き続き速歩まででじっくりと。また1つ年を取りましたが やんちゃなところは相変わらずというか、これが本馬の持ち味でもあり気持ちを失っていな い証拠でもありますよね。ただ馬の気分に任せて急に動かしすぎるのも良くありませんので コース入りのタイミングについては、こちらがうまくリードしながら。遅くとも来月からは 馬場で進めていくことになると思います」(荒木マネージャー) 【1月14日】 坂東牧場在厩。円馬場にて20〜30分ほどの常歩と速歩運動を消化しています。 「跨り出した直後は久々ということもあって溜まっていたものや発散できる喜びみたいなもの を前面に表し気持ちが昂る感じでしたが今週に入ってからは既に落ち着きを取り戻しており 感触にも特に異常はありません。この分であれば、予定通り来週より角馬場に入れ、さらに 進めて行っても問題ないでしょう」(荒木マネージャー) 【1月7日】 坂東牧場在厩。今週より、騎乗運動を開始しています。 「久々の騎乗でもあるため跨った時にうるさくするのは想定内。来週一杯くらいまでは円馬場 にて20〜30分ほどの常歩と速歩を消化しながら馬を落ち着かせていきたいですね。まず はこれをステップとして角馬場→コース入りへとつなげていきましょう」(荒木マネージャー) ----------------------------2015年--------------------------- 【12月24日】 坂東牧場在厩。今週も引き続きウォーキングマシン45分、日に3〜4時間のパドック放牧に よる管理となっています。 「毛づやを含めて体調が上下する様子はなく引き続きコンディションは良好。このまま年内は 無理せず休養に充てる形になり、年明けより、まずは角馬場や丸馬場に入れて騎乗をスタート させ、感触を窺っていく予定になっています。結果的に一定期間しっかりと休ませる格好にな りますので、乗り出しは特に慎重に進めて行かなければなりません」(荒木マネージャー) 【12月17日】 坂東牧場在厩、年内はウォーキングマシン45分日に3〜4時間のパドック放牧を継続します。 「この寒さでも冬毛が目立たないということは、体調に問題がない証拠。他馬と比較をしても 毛づやはイイほうですし、この感じであればスムーズに騎乗を開始できそうです。今日はかな り吹雪きましたが、ご存じのとおり、馬は寒さに対して平気ですので、いつものように放牧を行 いました」(荒木マネージャー) 【12月10日】 坂東牧場在厩。先週同様、ウォーキングマシン45分、日に3〜4時間のサンシャインパドッ ク放牧を消化しています。 「球節の感じは大分スッキリとしてきており、もうほとんど心配は要らない状況。厩舎からの 指示通り、年内いっぱい大事を取ってあげれば年明けから問題なく跨っていけるのではないで しょうか。正直なもので脚元の良化に合わせるように元気を余し始め、この馬特有の少しうる さい感じが出てきたようにも思います」(荒木マネージャー) 【12月3日】 坂東牧場在厩。ウォーキングマシン45分、サンシャインパドック放牧3〜4時間を消化して います。馬体重497kg(11月下旬測定) 「年明けからの騎乗にむけて引き続きマシン運動で最低限の体つきをキープ。昨日から一気に 吹雪き始め、かなり寒くなってきましたが雪に関して言えば日中の放牧には何ら差し支えあり ません。7歳を迎える馬とは思えないほど、いい意味での若さがありますので来年もまだまだ 頑張ってもらわないといけませんよね」(荒木マネージャー) 【11月26日】 坂東牧場在厩。引き続きウォーキングマシン45分、サンシャインパドック放牧3時間を消化 しています。 「脚元をかばい合いながら、各所に負担がかかるのを嫌ってのことでしょう。『球節の回復の 進度に合わせて負荷を上げていくのではなく、完全に曇りのない状態になってから乗り始めた い』と調教師。よって今後については、『もうひと月ほど大事を取った上で』年明けから跨っ ていくことになりました」(荒木マネージャー) 【11月19日】 坂東牧場在厩、ウォーキングマシン45分サンシャインパドック放牧3時間を消化しています。 「気になる右前の球節に関しては、歩様に見せることはなく熱感もひと頃に比べれば、ずいぶん と落ち着き始めているようですね、あとはムクミのような腫れがどこまで引いてくるかどうか。 このまま固まってくるのか、それとも元通りにスッキリしてくるのかなど引き続きよく様子を 窺いながら、ケアに努めたいと思います」(荒木マネージャー) 【11月12日】 坂東牧場在厩。先週に引き続きウォーキングマシン45分、サンシャインパドック放牧3時間 を消化しています。 「念入りに右前の水冷ケアを続けながら、常歩運動で代謝を促進。休養による馬体の緩みこそ 否定はできませんが体調や体温は安定していますよ。運動制限を余儀なくされる中、ストレス を溜める様子は見て取れませんし、立ち上がったりすることもなく日々落ち着きを保つことが できています」(荒木マネージャー) 【11月5日】 坂東牧場在厩。ウォーキングマシンによる45分間の常歩運動と、サンシャインパドック放牧 3時間を継続しています。 「右前の回復に時間を要しているところを見ると単なる疲れだけではなく、ちょっと捻るよう な感じにもなっていたのでしょうか。ここにきて、さすがに腹回りなどに緩みが出始めていま すが、『常歩で最低限は体を動かしておき今後も適度に獣医のチェックや検査を挟みながら騎 乗のタイミングを見極めていこう』と厩舎陣営。まずはケアに努めたいと思います」 (荒木マネージャー) 【10月29日】 坂東牧場在厩。今週もウォーキングマシン45分とパドック放牧3時間の調整です。 馬体重500kg(10月下旬測定) 「左前はずいぶんと落ち着いてきましたので、あとは右前のケアに専念。骨には異常がないも のの、球節のムクミが腫れに近い状況にあるものですから騎乗を考えるにはまだ早いように思 われます。段々寒くなってきた中にあっても毛づやを維持できており、体調そのものに上下は ありません」(荒木マネージャー) 【10月22日】 坂東牧場在厩。先週同様、ウォーキングマシン45分とパドック放牧3時間を消化しています。 「球節のムクミが完全に取れてくるまではさすがに乗れませんので引き続きケアしながら今は 回復を待つほかありません。これから寒くなるにつれて冬毛が出始め、どの馬も代謝が落ちて きますからね。水冷はもちろん、その辺にも気を遣い、馬服を着せるなどして対応しています」 (荒木マネージャー) 【10月15日】 坂東牧場在厩。引き続きウォーキングマシン45分とパドック放牧3時間にて管理されています。 「箇所が靭帯の周辺でもありますので球節部に疲れが残っている以上あまり無理はできません からね。目下は水冷により、落ち着いてくるのを待つほかありません。放牧時は特にうるさく なったりバタついたりはせず、そこまで負荷がかかるようなこともないですから、最低限、体は 動かしておきたいと思います」(荒木マネージャー) 【10月8日】 坂東牧場在厩。ウォーキングマシン45分とパドック放牧3時間にて管理されています。 「『あまり脚元が強いほうではないのでこういった時は慌てず慎重にやっていくしかない』と 調教師。目下は騎乗を控え、マシン運動と放牧のみで常に歩様や感触のチェックを行っている ところです。引き続き水冷と湿布により対処しながら回復状況を窺っていきたいと思います」 (荒木マネージャー) 【10月1日】 坂東牧場在厩。先週末になって疲れが見られたため、現在は調教を休止して様子を見ています。 「特に体調に異変は見られず普通キャンターを乗り進めていましたが先週末ぐらいから両前の 球節が幾らかムクむ格好に。おそらくは休み明けの立ち上げにより、最初の疲れのヤマがやっ てきたものと思われます。目下は大事を取って、運動制限と水冷で良化を促進し回復状況を窺 っていきましょう」(荒木マネージャー) 【9月24日】 坂東牧場在厩。現在は、おもに周回コースにてハロン19〜22秒ペースのキャンター3400m を乗り込まれています。 「先週末から今週にかけて少しずつ調教の量を上げており昨日からはハロン20秒を切るとこ ろを交えながらの調整へ。身のこなしや雰囲気からも分かるように、夏場をリフレッシュ休養 に充てたことにより、今は体調が良さそうですよね。この調子で今後は坂路にも入れるなどし て進めていければと思います」(荒木マネージャー) 【9月17日】 坂東牧場在厩。先週末よりコース入りしており現在はトラックにてダク1周、軽いキャンター 2周を消化しています。 「最初は元気が空回りして、うるさいくらいの感じで駆けていきましたが、今はいい意味でガス 抜きができたのか適度な精神状態で調教に臨んでくれていますよ。調教師によれば、『慌てず 様子を窺いながら、段階的に進めて欲しい』との指示。目下は慎重に少しずつ距離やピッチを 上げていきたいと思います」(荒木マネージャー) 【9月10日】 坂東牧場在厩。午前中はパドック放牧とウォーキングマシン運動、午後からは騎乗運動を開始 しています。 「馬場入りにむけての下準備として、午後のメニューを引き運動から騎乗運動へ変更。まずは 30分ほどじっくりと乗り歩かせています。鞍上とのコンタクトの中にも、馬自身の主張が強 くなってきたようですし本馬の性格を考えれば、ここにきてうるさいイメージが戻りつつある のは決して悪いことではないと思います」(荒木マネージャー) 【9月3日】 坂東牧場在厩。おもにウォーキングマシンとパドック放牧を消化しています。 馬体重474kg(8月下旬測定) 「午前中の放牧とウォーキングマシン運動に加え午後には引き運動を行うなどして体調管理に 専念。休養期間中のため、飼葉の量をややセーブしていることもあり見た目にも数字的にもあ まり緩みのない体を維持できていますよ。頃合いを見て、騎乗しての常歩運動を追加していく かもしれません」(荒木マネージャー) 【8月27日】 坂東牧場在厩。ウォーキングマシン運動とパドック放牧による管理が続けられています。 「調教師によれば、『前走があまりにも“らしくない”負け方でしたので、もうひと月ほどゆっ くりさせてあげたい』とのこと。それまでは、騎乗にむけての下準備として、今週からウォー キングマシン運動の時間を少し延ばし、じっくりと長めに歩かせいきたいと思います。最近は 元気の中にも大人しさがあり、すごく扱いやすい印象です」(荒木マネージャー) 【8月20日】 坂東牧場在厩。ウォーキングマシン60分と午前中のパドック放牧を継続しています。 「段々と疲労感が抜けてきて、リフレッシュが進んでいるのでしょう。ここにきて、いい意味で の元気の良さであったり、前向きさであったりが窺えるようになってきましたね。引き続き体 温や飼葉喰いは安定していることですし夏の暑さもピークを過ぎた印象ですので、いい充電期 間になっていると思います」(荒木マネージャー) 【8月13日】 坂東牧場在厩。今週もウォーキングマシン60分、午前中4〜5時間ほどのパドック放牧にて 調整されています。 「もう立ち上がるまでのことはしませんが、うまやからパドックにむかう際などに、ちょっと動 きたいような仕草を見せることはありますね。それでも放牧してしまえば、最初の数分バタバ タする程度で、あとはジッと歩いている感じ。悪さをすることもなくリラックスした様子で日 々を過ごしています」(荒木マネージャー) 【8月6日】 坂東牧場在厩。引き続きウォーキングマシン60分、午前中4〜5時間ほどのパドック放牧に て管理されています。 「気温自体は30℃前後にとどまっていますが、ここのところは降雨で湿度が高く、過ごしにく い日が続きましたので、体調管理には特に気をつけながら。それでも朝夕は涼しいですし日中 も厩舎内であれば風通しが良く、暑さは凌げますので馬が元気を失うようなことはありません」 (荒木マネージャー) 【7月30日】 坂東牧場在厩。先週同様、ウォーキングマシン60分と日に4〜5時間ほどのパドック放牧に て管理されています。 「朝6時から放牧に出し、10時台には再び馬房へ。北海道もだいぶ暑くなっているとはいえ 午前中はまだ気温を心配するほどではありません。進めていくとピリピリしたり、普段から元 気を余すような馬ですが、人間に対しての当たりは以前より少しずつやわらかくなっている感 じでしょうか。年齢的にも大人になっているのだと思います」(荒木マネージャー) 【7月23日】 坂東牧場在厩。ウォーキングマシン60分と午前中のパドック放牧にて管理されています。 「休養期間とは言え、あまり一気に休ませてしまうと、体の緩みが他所への負担になることも ありますからね。毎日ウォーキングマシンでしっかりと歩かせた上で、過ごしやすい時間帯に 屋外に放ち、ある程度の運動量をキープしながら、リフレッシュに専念しているところです」 (荒木マネージャー) 【7月16日】 坂東牧場在厩。先週末よりウォーキングマシン運動とパドック放牧に切り替え、英気を養って います。 「疲れが長引いており回復が遅れている様子。順調であれば札幌開催の後半戦にとも思ってい ましたがどうも本調子にはなさそうですし、この状況で無理して進めて行っても悪循環を招き 脚元を含めて、馬に負担をかけるだけになってしまいそうですからね。夏場はこのまま坂東牧 場でオーバーホールに入り、秋以降に備えたいと考えます」(藤原英調教師) 【7月9日】 坂東牧場在厩。先週同様、周回コースにておもにハロン20〜22秒ペースのキャンター3500 mを消化しています。 「引き続き長めを乗って様子を見ていますが、どうも本来のうるさいくらいの活気の良さが感 じられませんね。単に大人になって行儀が良くなったとは考えづらいものですから、多少なり とも前走の疲れをまだ引きずっているのではないでしょうか。よって、『目下はあまり無理を させずに』(厩舎陣営)、まずはコンディションアップに努めます」(荒木マネージャー) 【7月2日】 坂東牧場在厩。周回コースにて、おもにハロン20〜22秒ペースのキャンター3500mを消化 しています。 「『心身が緩みすぎないように注意を払いながら、しばし体を休ませてあげる』(厩舎陣営) 必要がありますので、目下は長めの距離を中心に少しずつペースを上げているところ。筋肉疲 労や馬体減などは目立ちませんし、馬自身に元気もありますから着実にリフレッシュが進んで いると見てよいでしょう」(荒木マネージャー) 【6月25日】 坂東牧場在厩。今週より、騎乗を開始しています。 「ウォーキングマシン運動を経て週明けからコースへ。現在はハッキングキャンターを2500m ほど乗っています。連戦の疲れが表面化した点を考慮し、『じっくりと段階を踏ませつつ乗り 進めていく』(調教師)方針となっており、緩ませない程度の負荷で日々の様子を窺いながら 少しずつペースを上げていきたいと思います。脚元に関して、特に異常は見受けられません」 (荒木マネージャー) 【6月18日】 昨日、坂東牧場へリフレッシュ放牧に出ています。 「直前の追い切りの動き体つきは上々だったようですし、結果論にはなってしまいますが、あの 負け方を見ると休み明けから輸送を挟んでの3戦は、この馬にとって強行軍だったのかもしれ ません。幸い脚元などに異常は見られませんので、一度牧場で少し体を休めてから、また次を 考えていきたいと思います」(藤原英調教師) 「まずは数日ほど放牧のみで様子を見ウォーキングマシン運動から立ち上げていく予定。馬は 元気を失っていませんので、少し楽をさせているうちに回復してくれるものと思われます。念 のため漢方なども取り入れ体調管理に努めます」(荒木マネージャー) 【6月14日】★出走結果★ ゲートを互角に出て前半は後ろから2頭目を追走。向正面より進出を試みたものの、いつもの 反応が見られず、3〜4角で中団まで押し上げるのが精一杯となり結果11着での入線となって います。 「この馬の走り方からすれば良馬場のほうがイイのは確かだと思います。ただ前走のボコボコ の馬場でも対応してくれたように、今日のような(稍重)馬場がまったくダメなわけではない ですからね。この馬場が敗因ではありません、レースでは一見すると外を回ってきた印象があ るかもしれませんが、実際には内から2頭目を通っていましたし向正面に関しても上がって行 く馬の後ろからついて行く形。馬にも行く気があり、道中で必要以上に負荷がかかっていたわ けでもないんです。それだけに直線でまったく反応してくれなかったのは、本当に『何だ?ど うした?』という感じ。この馬の力を考えれば、あまりにも走らなさすぎですから…」(吉田 隼騎手) 「一体どうしてしまったのでしょうか。これほど負ける馬ではないですからねぇ。あまりにも 走れていないので、どこか体にダメージを受けていないかが心配。今のところ特に問題は見当 たりませんが、厩舎に戻ってまた念入りに調べてみます」(田中助手) ◆いつもであれば、向正面から楽に好位置に進出し直線での競り合いに持ち込める本馬ですが 今日は終始走りに精彩を欠き、まさかの大敗。ひとまず上がりに問題は見受けられませんしパ ドックで下痢していたところを見ますと、一時的な体調不良が原因ではないかと考えます。今 回はまったく競馬をしていないことから、レースでの消耗自体は少ないはず。ただし不可解な 敗戦には後々になってケガなどが表れるケースも少なくありませんので、引き続きしっかりと 回復状況をチェックしてもらった上で今後のスケジュールを検討していく予定です。(HTC) 【6月12日】★出走情報★ 6月14日(土)函館10R 駒ヶ岳特別(500万下・芝2600m)に吉田隼人騎手にて出走予定。 「輸送をクリアしており現地ではレース同様に吉田隼人騎手が追い切りで騎乗。順調にきてい ますよ。時計が速くなるよりは洋芝で少しかかった方がいいでしょうし、距離延長も問題なし。 小回りは小倉で経験していますので、条件は悪くないですよね。あとは狙い通りに滞在効果が 後押しになり、もうあと一歩を補ってくれればと思っています」(田代助手) ++調教時計++ 14.06.11 吉田隼 函館ダ稍 6F 84.7 69.2 54.5 40.3 12.5 7 強目に追う トレノカチドキ(古500万)馬ナリの内を0.8秒追走0.6秒先着 【6月5日】 北海道参戦が内定したため、昨日、函館競馬場にむけて栗東トレセンを出発しています。 「まだ速いところはやっていませんが前走後からの回復状況は良好。ひとまず順調にきていま すよ。次走目標が6月14日(土)函館10R 駒ヶ岳特別(500万下・芝2600m)に決まりました ので、少し早めに現地へ入り、最終調整をレースと同じ環境下で進めていくことになりました。 鞍上は引き続き、吉田隼人騎手の予定です」(田中博助手) 【5月29日】 栗東トレセン在厩。まずは疲労取りのメニューを消化しています。 「前走は勝ったと思ったのですが…。幸い休み明けを使った後よりも今回のほうが球節へのダ メージは小さいようですし、これなら、さらなる続戦も問題なさそう。1回使った分、反動も少 ないということでしょうか。今後はもう少し様子を見続けてからになりますが、ひとつの選択 肢として、函館行きのプランを検討中。普段の稽古と同じ場所で競馬をしたほうが気にせず走 ることができ、気を抜かないで駆けてくれるかもしれませんからね。調教師と相談しながら函 館滞在や格上挑戦など、いろいろ考えた上で決めていきたいと思います」(田代助手) 【5月25日】★出走結果★ 差のないスタートから、道中は中団の内で待機。楽に3番手まで押し上げて直線を迎え末脚を 伸ばしましたが、ゴール前クビ差及ばず、結果2着での入線となっています。 「ゲートを出て、中団につけて、4角まではイメージ通りの競馬。手応えも抜群で馬場の良い ところを選ぶ余裕まであり、もう勝利を確信するほどだったのですが…。追い出してから9番 とうまい具合に併せ馬になるまでは良かったものの、むこうが脱落して1頭になった時点で頭 を上げ始め、スピードが上へ上へ逃げてしまうような走りになってしまい逃げ馬を捕えきれま せんでした。すみませんでした」(吉田隼騎手) 「今日は、この一戦のためだけに新潟に来たというのに、またやってしまいました。もう騎乗云 々ではなく本馬の癖というか遊びというか、とにかく歯がゆいですね。あくまでも馬の状態が 最優先ですが、今後は競馬のペースが上がる格上挑戦も視野に調整していこうかと思っていま す。もう500万クラスはいいかなという思いもありまして…」(藤原英調教師) ◆絶好の位置取り絶好の手応えで直線を迎え、あとは抜け出すタイミングひとつかと思われま したが最後はまたしてもソラを使ってしまい、これで6度目の2着…。師のコメントにもある ように、このクラスで足踏みを続けているよりも「格上挑戦で彼の力を存分に発揮させてあげ 、たい」との考えに同感です。いつものように「レース後の脚元のケアをしっかり」と行って もらい次回は選択肢を広げたうえで目標レースを検討していく予定になっています。(HTC) 【5月22日】★出走情報★ 5月25日(日)新潟10R 荒川峡特別(500万下・芝2400m)に吉田隼人騎手にて出走予定。 「スタートをボコッと出るようなところがありますので、先週の金曜日にゲートからサーッと。 改めて練習を積んでおきました。昨日の稽古の動きも良かったですし、脚元もこれ以上悪くな る様子はありません。7ヶ月ぶりとなった前走に比べれば、多少の上積みがあって然るべきで しょう。あとはこの馬のいつもの競馬をして、それが結果につながってくれるかどうかですよ ね」(荻野助手) ++調教時計++ 14.05.21 鮫島良 栗CW重 6F 84.5 67.2 51.3 37.6 12.0 5 一杯に追う コメットシーカー(古500万)直強目の内を1.1秒追走同入 14.05.16 助手 栗東E良 13.4 12.1 12.9 13.3 14.6 ゲートナリ 【5月15日】 栗東トレセン在厩。この中間も順調に追い切りを消化しています。 「相変わらず球節が完全にスッキリとはいきませんが前走時と比較をしても悪くはなっていま せんし、この馬なりにテンションも安定していますので、予定通り、来週5月25日(日)新潟 10R 荒川峡特別(500万下・芝2400m)に向かっても問題はないでしょう。鞍上は吉田隼人 騎手を予定しています」(田代助手) ++調教時計++ 14.05.14 助手 栗CW良 6F 86.6 69.1 52.8 38.5 12.3 9 馬ナリ余力 ベルフィオーレ(三未勝)一杯の外を0.8秒先行0.2秒先着 14.05.08 助手 栗CW良 6F 86.1 69.0 53.1 39.1 12.1 9 馬ナリ余力 ベルフィオーレ(三未勝)稍一杯の外を1.2秒先行同入 【5月8日】 栗東トレセン在厩。今朝より、追い切りを再開しています。 「大きなダメージこそないものの、久々を走った後だけあって、脚元などにそれなりの反動は ありました。よって先週一杯は楽なメニューに終始し、今週から通常のメニューへ。もう大丈 夫だと思いますよ。次走は適度にレース間隔を取り5月25日(日)新潟10R 荒川峡特別 (500万下・芝2400m)を予定。ここなら優先権を行使できますし、ローテも厳しいものではな いでしょう。どうしても相手を待って気を抜くような面がありますからね。その分、勝ち味に 遅くなってしまう難しさがついて回ります」(田代助手) 【5月1日】 栗東トレセン在厩。目下は運動のみでレース後の回復状況を窺っています。 「能力的にはいつでも勝てそうな馬ですが勿体ない競馬が続きますよね。ただ勝てるならもう とっくに勝っているはずですから、その辺が本馬の難しさということなのかもしれません。幸 いなことにレース後も大きな反動はありませんので、このまま続戦を意識。ひとまず中1週で 東京に芝2400mの番組はありますが、脚元を考えると、あまり焦りたくないというのが現時点 での見解です。引き続き、馬の様子とよく相談しながら、次走を決めていきたいと思います」 (藤原英調教師) 【4月27日】★出走結果★ 五分のスタートから、前半は最後方を追走。4角より外々を回って差を詰めにかかり直線にむ いて先頭に躍り出る勢いでしたが、ゴール前でもうひとつ伸び切れず、結果2着での入線とな っています。 「完全に勝ちパターンだと思ったのですがラストは高脚を使うような感じで伸び切れませんで した。これも事前に聞いていましたので、気をつけてはいたものの、こういったところがこの 馬の気難しさなのでしょうね。力はある馬ですから何とかしたかったのですが…」(武豊騎手) 「ゲートを普通に出ているのに前に進んで行かない。これも本馬の気難しさのひとつですよね。 この辺はなかなか調教で直していけるようなものでもないですから・・・。レースから上がって きてもすぐに息が入っているように心臓はイイですし力があるのは確か。う〜ん、本当に難し い馬です」(藤原英調教師) ◆久々の実戦、勝負所で大外を回らされたとはいえ、「正直これくらいはサクッと勝ちたかっ たなぁ」と調教師。最後は末脚を伸ばして抜け出すだけかに思われましたが、徐々に頭の高い 走りになってしまい、ゴール前、惜しくも半馬身及びませんでした。なお、このあとは「いつも のように脚元などの様子を見てからにはなるが反動がないようであれば、もう一度この京都開 催に使っていく」(師)予定になっています。(HTC) 【4月24日】★出走情報★ 4月27日(日)京都7R 500万下(芝2400m)に武豊騎手にて出走予定。 「球節は今のところ大丈夫ですよ。稽古はやれば動く馬ですから決して悪く見せませんが本当 に良い時の筋肉のメリハリやビカビカの毛づやと比較をすると、まだ良化途上といった感じで しょうか。やはり休み明けの分の割引は必要かもしれませんね。ただ、直線が平坦の京都コー スは歓迎ですし、長めのこの距離もイイ馬。条件自体は合っていますので頑張ってもらいまし ょう」(田代助手) ++調教時計++ 14.04.23 武豊 栗CW良 6F 82.1 66.5 51.8 38.1 12.2 8 稍一杯追う ルペールノエル(古500万)稍一杯の内を0.6秒追走0.2秒先着 14.04.20 助手 栗CW良 59.1 41.7 12.4 8 馬ナリ余力 トーセンラー(古オープン)馬ナリの内同入 【4月17日】 栗東トレセン在厩。今週もウッドにて意欲的に乗り込まれています。 「つねに脚元に気をつけながらとは言え、昨日、結構なボリュームの追い切りを消化できたの は大きいと思いますよ。年齢が年齢ですし、これから走り方や個性がガラッと変わることは考 えづらいものの、このクラスでは明らかに上位の存在ですからね。4月27日(日)京都7R 500万下(芝2400m)まで、あと一週しっかりと調整を施せば、ちょうど仕上がってくると思 います。鞍上は、武豊騎手に決まりました」(荻野助手) ++調教時計++ 14.04.16 鮫島良 栗CW良 6F 82.4 66.5 52.0 38.5 12.3 7 一杯に追う フィエロ(古オープン)馬ナリの外を0.5秒先行0.1秒遅れ 14.04.13 助手 栗東坂良 1本 58.8 43.1 28.0 13.4 馬ナリ余力 【4月10日】 栗東トレセン在厩。先週末よりペースを上げつつ、乗り込まれています。 「脚元に注意を払いながら、適度に体を膨らませるように調整を進めており経過は順調。もう 古馬になり、この馬なりに落ち着いていることですし目標の4月27日(日)京都7R 500 万下(芝2400m)までまだ時間もありますので、じっくりやっていけば自ずと仕上がってくる と思います。鞍上は、武豊騎手に依頼中です」(田代助手) ++調教時計++ 14.04.09 助手 栗CW良 6F 83.5 67.3 52.7 39.1 12.0 9 一杯に追う 14.04.06 助手 栗東坂稍 1本 56.3 40.5 26.4 13.3 馬ナリ余力 【4月3日】 栗東トレセン在厩。坂路とウッドを併用し、まずは普通キャンターを消化しています。 「放牧明けにしては、あまり余裕のない体つきですが、脚元のことを考えれば、ボテッと太って 帰ってくるよりはイイですよね。目標レースは、4月27日(日)京都7R 500万下(芝2400 m)。それなりに日もありますので、キッチリ仕上げていきたいと思います。週末より徐々に 時計を出していきましょう」(荻野助手) 【3月31日】 入厩検疫が取れたため、29日(土)に栗東トレセンへ帰厩。第3回京都開催を目標に乗り進 めて行く予定となっています。 【3月26日】 ヒルサイドステーブル在厩。角馬場での準備運動後おもにトラックにてダク800m軽いキャン ター600m坂路にてハロン16〜20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、15−15 を乗り込まれています。 「フォーム重視で調教を進めている分(15−15を乗る日以外の)普段の日も幾らかペース を上げており、これからは全体のボリュームで調教量を満たしていく方針。調教師も『来月に 入ったらトレセンへ』とのことでしたので、しっかり乗り進めていきたいですね。現在の馬体 重は490s。太すぎず細くなく、ちょうど良いところだと思います」(兒玉担当) 【3月19日】 ヒルサイドステーブル在厩。角馬場での準備運動後おもにトラックにてダク800m軽いキャン ター600m、坂路にてハロン18〜20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めを乗 り込まれています。 「球節に変化はなく、テンションも登坂直後の帰り道で少しうるさいくらいで、基本的には落ち 着いていますよ。飛ばして行くと頭の位置が高くなり、推進力が前ではなく上へ逃げてしまい がちですので『スピード調教よりも、15−15程度をしっかりしたフォームで』(厩舎陣営) 乗り態勢を整えていければと思っています。調教師によれば、『そろそろ帰厩のタイミングを 考えていこうか』とのことでした」(兒玉担当) 【3月12日】 ヒルサイドステーブル在厩。角馬場での準備運動後おもにトラックにてダク800m軽いキャン ター600m坂路にてハロン18〜20秒ペースのキャンター1本を消化。週1回の15−15 を開始しています。 「今朝は持ったままで15−15をサーッと。だいぶ体の使い方が良くなっており球節も我慢 が利いていますので、今週末にはさらに15−15を切るくらいの時計で登坂する予定になっ ています。ここにきて、ようやく軌道に乗ってきた感じでしょうか。あとは疲れを残さないよ う、ショックウェーブ照射などにより、よくケアをしながら速めの本数をこなしていきたいで すね」(兒玉担当) 【3月5日】 ヒルサイドステーブル在厩。角馬場での準備運動後おもにトラックにてダク800m軽いキャン ター600m、坂路にてハロン18〜20秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。 「日によっては、登坂時の終いをスーッと伸ばし、ハロン15〜16秒程度も交えながら。坂路 入り後も球節は小康状態をキープしていますので、引き続き獣医師によくチェックをしてもら いつつ『さらにペースアップを進めてみる』(調教師)ことになりました。来週くらいからは 15−15を織り交ぜ、さらに時計を詰めていく予定になっています」(兒玉担当) 【2月26日】 ヒルサイドステーブル在厩。現在は角馬場での準備運動後、トラックにて軽いキャンター1800 m、坂路にてハロン18〜20秒ペースのキャンターを乗り込まれています。 「ショックウェーブ治療を行ったうえで坂路入りをスタート。トラック同様、最初は力みがち だった走りも、今日なんかはだいぶリラックスして全身を使った動きに変わってきていますね。 球節に関しては、午後に微熱を持つことがあるため引き続き獣医師と相談をしながらになりま すが、『ある程度は今後も付き合っていかなければいけないもの。よくケアして気をつけなが らペースアップを進めていく方針』(厩舎陣営)となっています」(兒玉担当) 【2月19日】 ヒルサイドステーブル在厩。角馬場での準備運動後、トラックにておもに軽いキャンター2000 mを乗り込まれています。 「昨日、獣医師の定期検査があり球節をレントゲンで覗いてみたところ『着々と良化傾向にあ りますが、まだ一部に不完全な箇所が見受けられるため今週末にもう一度ショックウェーブ治 療を行い、それから坂路入り』していくことになりました。馬自身はここにきてだいぶ落ち着 きを取り戻し、力みなく上手に体を使えるようになりつつあります」(兒玉担当) 【2月12日】 ヒルサイドステーブル在厩。角馬場での準備運動後、トラックにてハッキングキャンター1800 mを消化しています。 「元気を余してテンションが高すぎるため、とにかく気をつけて馬を落ち着かせながら調整中。 降雪の影響もあって、ややスロースタートになっていますが、その後も脚元は落ち着いている ことですし今後は坂路にて入れて進めていく予定になっています」(兒玉担当) 【2月5日】 ヒルサイドステーブル在厩。角馬場にてハッキング中心の調整を継続。来週より、コース入り して乗り進めていく予定になっています。 「この一週間は球節の具合も落ち着いており、もう熱を帯びるようなこともなくなってきまし たので、『今週一杯は角馬場とし来週からコースへ。トラックを多用してコーナー部分で負荷 がかかってもいけませんので、目下は直線の坂路を中心にペースを上げていく』(厩舎陣営) 方向です。この分であれば、ショックウェーブ放射の頻度も徐々に落としていくことになると 思います」(兒玉担当) 【1月29日】 ヒルサイドステーブル在厩。乗り出しを前にして、先週末にショックウェーブ放射を実施。引 き続き、角馬場にてハッキング中心の調整を消化しています。 「少しずつ騎乗時間を延ばしていますが、見切り発車にならないよう、午後の脚元の状態とよく 相談をしながら。日によって運動後に若干熱っぽくなる点が気になりますので、『2週間に1 回のペースでショックウェーブ治療を続けながら、ペースアップのタイミングを考えていく』 (獣医師)予定になっています」(兒玉担当) 【1月22日】 16日(木)にヒルサイドステーブルへ移動。まずは角馬場にてハッキング中心の調整です。 「到着直後のレントゲン検査において左前の骨膜の様子をチェック。やはり動かすと動かした だけのリアクションがあるようですから、今後もしっかりケアしながら進めていかなければな りません。『場合によっては、ショックウェーブをやりながらでも』と調教師。このまま稽古 を進めていく方針となっています」(兒玉担当) 【1月15日】 栗東ホースクラブ在厩。周回コースにておもに、ハロン17〜18秒ペースのキャンター3200 mを乗り込まれています。 「今日も調教師が来場して状態をチェック。少しずつ調教のピッチが上がってきており、継続 して乗り込める状況にもなってきましたので、『近いうちにヒルサイドステーブルへ移動させ て、さらに進めて行く』(師)ことになりました。脚元さえ落ち着いてくれば、あとは乗って 発散させていったほうが良いでしょう」(雑賀担当) 【1月8日】 栗東ホースクラブ在厩。周回コースにておもに、ハロン18秒ペースのキャンター3200mを乗 り込まれています。 「元気が過ぎるものですから、頻繁に見に来てくれる調教師から了承をもらい、試しに一度15 −15程度を乗ってガス抜きを行った次第、『もう少し体に張りとボリュームをつけておいて 欲しい』(師)とのことでしたので、この調子でしっかりと乗り込みを重ね休んでいた分を取 り戻していきたいと思います」(雑賀担当) ----------------------------2014年--------------------------- 【12月25日】 栗東ホースクラブ在厩。 引き続き、周回コースにておもに軽いキャンター3200mを消化しています。 「元気が有り余っている感じで、かなりうるさくなっていますが、変におとなしくされるよりは これくらいのほうが“らしさ”がありますし、いい方向と捉えてもよいでしょう。日によって は普通キャンターレベルまで伸ばすように乗り進めており、その後も脚元に帯熱や張りなど全 くありません」(雑賀担当) 【12月18日】 栗東ホースクラブ在厩。周回コースにて、おもに軽いキャンター3200mを消化しています。 「休みを挟んだ馬ですから、一度に進めて行くわけにはいきませんが、それでも距離ピッチとも に少しずつ上げることができており、騎乗後の脚元の状態も特に問題はありません。まだ乗り 出し間もないこともあって、跨ってからはとにかく元気。うまく発散させるような感じで乗り 進めていければと思います」(雑賀担当) 【12月11日】 栗東ホースクラブ在厩。先週末にレントゲン検査を終えています。 「中身を覗いてみたところ、だいぶ良化が進み落ち着いた状態にありましたので、あらためて騎 乗をスタート。週明けから徐々に進めており、現在はハッキングキャンターを2000mほど乗っ て様子を見ているところです。これまで、週1回ペースで骨代謝改善注射を続けてきた効果も 少なからずあったのではないでしょうか」(雑賀担当) 【12月4日】 栗東ホースクラブ在厩。 先週同様、日に80〜90分のウォーキングマシン運動を消化しています。 「調教師から指示があり予定していたレントゲン検査については一週ほど延期となり担当獣医 師が今週末もしくは週明けに行うことになりました。それまでは、現状のウォーキングマシン 運動に終始し、冷却により念押しのケアを続けることになります」(雑賀担当) 【11月27日】 栗東ホースクラブ在厩。 引き続き、日に80〜90分のウォーキングマシン運動を消化しています。 「今週末に予定しているレントゲン検査の結果を待って厩舎側に今後の指示を仰ぐ流れ。その 後も腫れや熱感はまったく認められませんし馬自身に元気があり、それでいて煩くする感じも ありません。少なくともうちの牧場にいる時は大人しくしてくれていますよ」(雑賀担当) 【11月20日】 栗東ホースクラブ在厩。日に80〜90分のウォーキングマシン運動を消化しています。 「馬自身が気にする様子はなく毎日ちゃんと冷やしてはいるものの扱っている我々も表面上は 何ら変わりのない状況。要するに、あとは中身の問題ひとつになってきます。『月末にもう一 度レントゲンを撮り、その結果を踏まえて来月以降の管理方針を検討していく』(調教師)予定 になっています」(雑賀担当) 【11月13日】 栗東ホースクラブ在厩。乗り出し一週間後の、レントゲンチェックの結果が思わしくなかった ため現在はウォーキングマシン(80〜90分)運動に留めて様子を見ています。 「中身を覗いてみたところ、まだ骨膜が出かかった状態にあり、完全とは言えない状況にあった ため、牧場には無理をしないように指示。ひとまず運動に切り替えてもらいました。ギリギリ の線で進めながら乗り越えて行くやり方もありますが、本馬の場合は元々脚元が強い方ではあ りませんし、これまでの経緯を考えれば、用心深く進めていかなければなりません」(藤原英 調教師) 【11月6日】 栗東ホースクラブ在厩。週明けより、騎乗運動を開始しています。 「調教師からゴーサインをもらい、すでに騎乗をスタート。休ませた後でしたので大騒ぎされ るかと思いましたが、意外とうるさくなかったですよ。今朝は軽いキャンターを3000mほど乗 って様子を見ており、午後の脚元の状態も大丈夫。当面はこれくらいのメニューで下準備を進 めます」(雑賀担当) 【10月30日】 栗東ホースクラブ在厩。引き続き、ウォーキングマシン80分の調整です。 「冷却し休ませていることもあって脚元は落ち着いた状態をキープ。たびたび調教師にも足を 運んでもらっており、『そろそろ跨ってみる』(師)ことになるかもしれません。ウォーキン グマシンへの往復の際なども立ち上がったりすることはなく、こちらでは大人しくしてくれて いますよ」(雑賀担当) 【10月23日】 栗東ホースクラブ在厩。17日(木)より、ウォーキングマシン運動を開始しています。 「乗らずに水冷を続けているため、張りや熱感はほとんどと言っていいほど分からない状態に。 現在は日に80分ほど歩かせて、体調管理に努めています。このまま数週間ほどマシンのみで 負担を軽減してあげれば球節の状態もキレイになってくるものと思われます」(雑賀担当) 【10月16日】 栗東ホースクラブ在厩。目下はパドック放牧により、休養を取っています。 「休ませていることもあって今は球節の張り熱感ともに気になる感じではありませんがレース が続き、骨膜がイタズラを始めているようですから『(近々での移動は見合わせ)ひとまず1 ヶ月ほどはこのまま乗らずに(栗東ホースクラブで)のんびりさせてあげる』(調教師)ことに なりました。ふたたび馬を動かして行くタイミングに合わせて、場所を移すことになると思い ます」(雑賀担当) 【10月9日】 栗東ホースクラブ在厩。運動のみの調整により、体を休ませています。 「お休みに入ると言っても、前走後しばらくは手元で推移を見守りたかったものですから、まず は近隣の牧場で様子見を継続。先週よりも腫れが大きくなることはありませんので、少なくと もここから悪い方向にむかうことはないと思います。近日中にも場所を替え、少しゆっくりさ せてあげましょう」(藤原英調教師) 【10月3日】 左前の球節を気遣い、本日、近郊の栗東ホースクラブへ放牧に出ています。 「ここ最近のレース後と比べて球節が少し腫れぼったい感じ。無理して使えと言われれば使え ないことはないレベルですが、レントゲンで覗いてみたところ骨膜が増えていたことですし大 きなケガにつながるようでは意味がありませんので、大事を取って続戦を切り上げ、ゆっくり させてあげることに決めました。6月からコンスタントに頑張ってくれた経緯も踏まえ、ざっ と年内をオーバーホールに充て年明けぐらいからペース上げていくイメージで考えています」 (藤原英調教師) 【9月28日】★出走結果★ スタートを決めて、道中は好位集団の一角。鞍上に宥められながら直線を迎え追い出されたも ののラストでもうひとつ伸び切れず結果4着での入線となっています。 「休み明けの分でしょうか今日はずっと力んで走っていましたね。終いで伸び切れなかったの は、そのあたりが影響したのだと思います。以前に乗った時よりも感触は良くなっていました が、いくらか重たくも感じましたので数字(+12kg)が示す以上にまだ中身が途上だった のかもしれません」(岩田騎手) 「今回はうまくゲートを出て行ってくれましたが前に馬がいなくなったら、余計に力みがひど くなってしまって…。出たら出たなりに難しい感じで、本当に頭が痛いですよね。続戦を意識 していますが、取りあえずはレース後の様子をしっかりと確認してから正式に決めていきまし ょう」(田代助手) ◆ゲートをポンと出て、いつもよりも前々で競馬を運びましたが3角から向正面にかけて口を 割って頭を上げるような恰好に。休み明けも相まってジワジワと消耗してしまったのか、最後 のひと伸びを繰り出せませんでした。目方は、前々走までの数字に戻っただけで特に太目感は なかったものの、前走後にひと息入れた分、まだ万全とまではいかなかったのかもしれません。 よって理想は続戦。いつも通り、週明けの様子を窺ってからにはなりますが、「無事であれば 10月19日(土)京都7R 500万下(芝2200m)を意識していきたい」(厩舎陣営)ところで す。(HTC) 【9月26日】★出走情報★ 9月28日(土)阪神8R 500万下(芝2400m)に岩田康誠騎手にて出走予定。 「坂路ではあまり動けない馬ですので追い切りの動きはあれで十分。適度にゆとりのある仕上 げですが力は出せる状態にあると思います。球節のことを考えた場合、寒いよりは暖かい方が イイですからね。そういった意味では、今くらいの季節がちょうど良いところかもしれません。 年齢とともに落ち着きは出てきたもののトモの緩さは相変わらずのため、どうしてもゲートを ポンと飛び出して行けず、前半の追走に苦しむようなところがあります。加えて抜け出すと遊 ぶような面もありますので、なかなか乗り難しくて…。直線の長い外回りは悪くないですし力 はある馬。あとは相手関係と運が味方してくれるかどうかでしょう」(田代助手) ++調教時計++ 13.09.25 岩田 栗東坂良 1本 53.5 38.9 25.1 12.5 強めに追う ファントムライト(古500万)一杯を0.3秒追走同入 13.09.24 助手 栗東坂良 1本 65.5 47.6 30.6 14.8 馬なり余力 13.09.22 助手 栗CW良 5F 72.5 55.4 40.6 12.9 7 馬なり余力 ミッキーバルーン(古500万)馬なりの内0.4秒追走3F併同入 【9月19日】 栗東トレセン在厩。今朝はファントムライトとの併せ馬、引き続き入念に乗り込まれています。 「坂路ではフラットほど動かない馬ですし球節はしっかりと現状を維持できており順調な過程 をたどっていますので、稽古の遅れは心配ありません。相手なりに走れるタイプということも あり、どうしても勝ち味に遅い感じになりがちですが、その分、昇級しても通用するという見方 はできますからね。レースは9月28日(土)阪神8R 500万下(芝2400m)を岩田騎手で。 勝利時の手綱はどちらも彼でしたし、乗り慣れてもいますので大丈夫でしょう」(田代助手) ++調教時計++ 13.09.19 助手 栗東坂良 1本 54.3 39.1 25.3 12.9 一杯に追う ファントムライト(古500万)叩一杯に0.6秒先行0.2秒遅れ 【9月12日】 栗東トレセン在厩。帰厩後も順調に乗り込まれています。 「今朝少し速めを乗りましたが球節をはじめとして特にいつもと変わった様子はなく馬自身に 元気もありますので、このまましっかりと調整を続け出走態勢を整えていきたいですね。目標 レースは9月28日(土)阪神8R500万下(芝2400m)。鞍上は岩田騎手を予定しています」 (中内田技術調教師) ++調教時計++ 13.09.12 助手 栗東坂良 1本 56.4 40.7 26.6 13.3 馬なり余力 13.09.11 助手 栗東坂良 1本 64.9 47.4 31.1 14.8 馬なり余力 13.09.08 助手 栗東坂稍 1本 58.4 42.3 27.6 13.8 馬なり余力 アルティメイタム(新馬)馬なりに0.6秒先行同入 【9月5日】 本日、栗東トレセンに帰厩しています。 「うまくキャンセル待ちに空きが出て、希望していた今週のうちに帰厩できるのは助かります。 これであれば、レースまでの調整期間をしっかりと取れますので、9月28日(土)阪神8R 500万下(芝2400m)を目標に進めていきましょう」(藤原英調教師) 【9月4日】 吉澤ステーブルWEST在厩。引き続き坂路と周回コースを併用し、週1回の15−15を消 化。週内のトレセン帰厩にむけて検疫のキャンセル待ちを行っている状況です。 「球節に問題はなく今朝15−15を乗った際の感触も疲れを感じさせない素軽い動き。筋肉 の柔らかさもキープできていますので、いい状態でバトンタッチできそうですよ。厩舎陣営に よれば、『週内に帰厩できるようであれば、阪神の最終週を意識していく』とのことでした」 (澤担当) 【8月28日】 吉澤ステーブルWEST在厩。坂路と周回コースを併用し、おもにハロン18〜20秒ペース のキャンター3000mを消化。今週より、週1回の15−15を開始しています。 「球節の状態は落ち着いており、レースの疲れを引きずる感じもありませんので、今週からは 15−15を交えて。背中の感じは好印象ですが、シフトチェンジがあまりうまくできないの か、一本調子で走ってしまう点が今後の課題になってくるのかもしれません。ディープインパ クト産駒にしては、パワーを感じさせる一頭です」(澤担当) 【8月21日】 吉澤ステーブルWEST在厩。現在は坂路と周回コースを併用し、おもにハロン18〜20秒 ペースのキャンター3000mを消化しています。 「移動直後はやや高めだったテンションも角馬場でじっくりとやりましたので今は落ち着きを 取り戻した状態に。相変わらず暑い日が続きますが比較的涼しい厩舎棟に入れ、ミストなども 併用している分、体調を崩すような兆候は見受けられません」(澤担当) 【8月14日】 吉澤ステーブルWEST在厩。坂路と周回コースを併用し、軽いキャンター2500〜3000mを消 化しています。 「前走の疲れが抜けてくるのを確認したうえで、少しずつ立ち上げており、現在はハロン20秒 ペースくらい。先日来場した調教師によれば、『ここは無理せずひと呼吸入れて秋競馬をめざ しましょう』とのことでした。暑さが落ち着くのを待ち、今月下旬頃から15−15を織り交 ぜていきたいと思います」(澤担当) 【8月7日】 吉澤ステーブルWEST在厩。現在は、角馬場にてダクとハッキング15分程度の調整を消化 しています。 「レースの後ですから、体つきなどは細く見えますし、この暑さもあって多少お疲れ気味の様子。 球節はケアすれば問題ないレベルですが、目下は『次走を決め込むようなことはせずに、馬の 回復状況や立ち上げの感触に応じて考えていく』(厩舎陣営)ことになりそうです」(澤担当) 【8月1日】 本日、吉澤ステーブルWESTへ放牧に出ています。 「レース後も球節の状態は維持できていますが、脚元のことを考えると、さすがに無理はできま せん。中1週の輸送競馬の後でもありますし馬もしんどくなってくる頃ですので、ここは一旦 リフレッシュ放牧を挟みましょう」(藤原英調教師) 「中1で開幕週の固い馬場を走ってきましたので、まずは疲労取りに専念。いつも通り厩舎で 球節のチェックとケアを行ったうえで、いったん放牧に出すことになりました」(田代助手) 【7月27日】★出走結果★ 出遅れのため、前半は最後方。向正面でスッと4番手まで位置取りを上げ最後は6番との一騎 打ちとなりましたが、ゴール前クビ差及ばず、結果2着での入線となっています。 「ゲートを出てくれず、その後もなかなかスピードに乗り切れなかったため仕方なく前半は後 方からジワーッと。それでも無理することなく向正面で上がって行けましたので、これだった ら押し切れる、何とかなるかとも思ったのですが…。今週はボクに運がなかったのかもしれま せん」(浜中騎手) 「ゲートを出て行かなかったですね。う〜ん、ほんとこの馬は・・あと一歩なんですけどねぇ。 もう少し気性面で大人になってくれるとイイのですが、初めての遠征で馬体が減ってしまった (−10s)ことですし、トレセンに戻った後は一旦リフレッシュ放牧を挟むことになるかも しれません」(田代助手) ◆数字ほど細くは映らず、いくらかチャカつく程度。ゲートの遅れを向正面で取り返し早め先 頭から押し切りにかかりましたが本馬を知る川田騎手に3角から徹底的にマークされ、ラスト はクビ差先着を許す形。以前と比べて道中で動けるようにはなってきたものの、どうも勝ち味 に遅いところがあり勝利を目前しての足踏みが続いてしまいます。なお、このあとは「トレセ ンに帰ってきて様子を見てからですが、今回が中1週での遠征競馬になりましたので、一旦リ フレッシュ放牧を挟むなど」(田代助手)、ひとまずは軽くひと息入れてあげることになりそう です。(HTC) 【7月25日】★出走情報★ 7月27日(土)小倉12R 500万下(芝2000m)に浜中俊騎手にて出走予定。 「輸送がありますし前走からの距離短縮も決して歓迎材料とは言えませんが厩舎スタッフとよ く話し合った結果、今は脚元が落ち着いていることですし調子の良い時にレースを使ってあげ るのが一番であろうとの結論に至り、今週の投票を決めました。新潟を好きなように使えるの であれば、また選択肢も変わってくるのですがこればかりは仕方ありません」(藤原英調教師) ++調教時計++ 13.07.24 助手 栗東坂稍 1本 58.4 42.2 26.9 12.7 馬なり余力 【7月18日】 栗東トレセン在厩。まずは運動のみで、レース後の回復状況を窺っています。 「今のところ反動は見られませんが、もう数日は慎重に。今週いっぱい様子を見て、調教師と 次走を考えていきたいと思います。向かう先は小倉開催を予定、このまま在厩して芝2000mに 向かうべきか。それとも前走同様、軽く放牧を挟んで芝2600mまで待つべきか。慌てることな く馬に合わせていきましょう」(田代助手) 【7月14日】★出走結果★ 五分のスタートから、道中は中団の外め。3〜4角よりジワッと差を詰め直線に向いて逃げ馬 を捉えにかかりましたが最後まで渋太く残され結果2着での入線となっています。 「1回使って、前走よりも馬が良くなっていました。ただ道中のペースがあまりにも緩くて…。 自身としては1番人気をマークする形でしたので、あれ以上はなかなか動けませんでしたから ね。頭が高い馬なので、あとひと伸びが利かないところもありますが今日は相手にうまくスロ ーに落として逃げ切られてしまった感じ。悔しいですが仕方ありません」(川田騎手) 「よく頑張って走ってくれましたが、相手も力のない馬ではないですからね。今日の展開では 仕方のないところでしょう。繰り返しにはなりますが、この馬も頑張って走れるようにはなっ てきていますよ」(田代助手) ◆激しい雨の中、勝負所から動いて行き、混戦の2着争いを制したものの、その2馬身先には勝 ち馬。内だけが伸びる馬場ではなく、逃げ切りも少ないコースですが勝ち馬にこれだけ楽をさ れては万事休す。展開のアヤにより、またしても勝ち星はお預けとなってしまいました。なお このあとは、「今回も優先権は獲れたけど、次走に関してはいつも通りトレセンに帰ってから。 脚元を含めて反動がないことを確認してから考えていく」(田代助手)予定になっています。 (HTC) 【7月11日】★出走情報★ 7月14日(日)中京8R 500万下(芝2200m)に川田将雅騎手にて出走予定。 「最近の坂路は全体的に時計が速めですが、それにしても昔はここまで稽古駆けするほうでは なかったですからね。追い切りをつけた川田騎手も『好感触』、確かにデキは良さそうですし 馬に活気がありますので、今回もいいところだと思います。シャドーロールに関しては頭の位 置が変わるわけでもなく、効果が見て取れませんでしたので、先週の一回きり。ひとまず今後 の装着は見送りとなりました」(田代助手) ++調教時計++ 13.07.10 川田 栗東坂良 1本 51.4 37.4 24.6 12.5 一杯に追う ハーマンミュート(三歳未勝利)稍一杯を0.2秒追走1秒先着 13.07.07 助手 栗CW良 5F 72.9 56.3 39.9 12.4 9 馬なり余力 【7月4日】 栗東トレセン在厩。来週7月14日(日)中京8R 500万下(芝2200m)にむけて順調に 乗り込まれています。 「球節に関してはいい意味で現状維持。いつもケアをしっかり行っていますしレースを使って いる中で悪くなってこないわけですから、我慢が利いている状況と言ってよいでしょう。一度 使って調子は上がってきており、雰囲気はイイですね。昨日は試しにシャドーロールを着用し ての追い切り。レースで着けるかどうかは、調教師とも相談してこれから考えていきたいと思 います」(荻野助手) ++調教時計++ 13.07.03 助手 栗東坂良 1本 52.6 38.7 25.4 12.7 強めに追う 13.07.02 助手 栗東坂良 1本 62.8 46.8 30.3 14.9 馬なり余力 【6月27日】 栗東トレセン在厩。坂路にて少しずつピッチを上げて乗り込まれています。 「昨日までは坂路でサーッと。今朝が正味1本目の追い切りといったところですかね。一度レ ースを使った分、息の入りは良くなっているように思います。次走は7月14日(日)中京8R 500万下(芝2200m)をふたたび川田騎手で予定。引き続き球節をケアしながら、入念に調整 していきましょう」(田代助手) ++調教時計++ 13.06.27 助手 栗東坂不 1本 58.0 42.1 26.8 13.2 馬なり余力 13.06.26 助手 栗東坂重 1本 63.3 46.8 30.4 14.8 馬なり余力 【6月24日】 22日(土)に栗東トレセンへ帰厩。昨日は、坂路にて普通キャンター1本を消化しています。 【6月19日】 吉澤ステーブルWEST在厩。周回コースにて、おもに普通キャンター2000〜3000mを消化し ています。 「久々を使った反動は見受けられず脚元も落ち着いている状態。厩舎からは『月内には再びト レセンへ』と言われていますので、少しずつ負荷を高めながら長めを乗り始めているところで す。現時点ではまだラストで息が入りづらい感じですが、これは進めていくうちに解消してく るものと思われます」(澤担当) 【6月12日】 本日、いったん吉澤ステーブルWESTへ短期放牧に出ています。 「特に接触の影響による外傷などはなく球節についてもレース前と変わらず我慢が利いている 状態ですが脚元への負担を考えますと、さすがにレース間隔を詰めて使うのはかわいそう。2 週間ほど牧場のほうで様子を見ながら乗ってもらい、今月末頃にふたたび帰厩を意識していき たいですね。今後も順調であれば7月14日(日)中京8R 500万下(芝2200m)を目標に 進めていければと思っています」(荻野助手) 【6月9日】★出走結果★ スタート一息のため、前半は後ろから2頭目。向正面よりスーッと2番手まで押し上げ直線で 逃げ馬を捉えにかかりましたが、ラストは同じ脚色になってしまい結果3着での入線となって います。 「ゲートを出て行かなかった分だけ後ろからになり、ペースが遅いのを見越して、向正面で上が って行った次第。決して無理する形ではなく、この馬のリズムで引っ張りながら上がって行き ましたので問題はなかったのですが、直線に向いて前を捉えられそうな感触はあるのに同じよ うな脚になってしまって…。あそこからもうワンパンチ伸び切れないあたりが、この馬の難し いところですよね。手応えは残っている感じなんですけど」(川田騎手) 「もう少し前、中団くらいから進めて行く予定でしたが、ゲートを出て行かなかったですからね。 直線、伸びそうで伸び切れないところが、この馬の気の難しさでしょうか」(藤原英調教師) 「休む前に比べて道中の走りなどは良くなっていました。ただラストはこれまでのレースぶり 同様どうもワンパンチ足りない感じで。それに今回は久々でもありましたからね」(田代助手) ◆向正面で上がって行ったのは、鞍上の好判断。残すは1馬身前の逃げ馬を捉えるだけかに見 えましたが、手応えほどの伸び脚を繰り出せず手間取っているうちに2着の人馬がヨレながら 何度も接触してきてバランスを崩す形。審議の結果、繰り上がりは認められなかったものの気 難しい一面を覗かせる馬だけに多少なりとも影響が及んだものと推測されます。なお、このあ とは「レース後の脚元の様子を見ながら、今後を決めていく」(師)予定。叩いた上積みにも期 待を寄せたいところです。(HTC) 【6月6日】★出走情報★ 6月9日(日)阪神9R 香住特別(500万下・芝2400m)に川田将雅騎手にて出走予定。 「すでに2週続けて速いところをやっていますので今週はもう上がり重点で問題ないでしょう。 動きも良かったですし、休み明けの中では仕上がりも悪くありませんので力は出せる状態にな っていると思います。クラス再編成の直後にしては、頭数もメンバーも手頃。川田騎手が言う 『気を抜くところがレースに行って出なければ』、好勝負に持ち込めるのではないでしょうか」 (田代助手) ++調教時計++ 13.06.05 川田 栗CW良 6F 85.1 68.9 53.6 39.2 12.1 7 一杯に追う ミッキーバルーン(古500万)直強めの内0.3秒追走0.3秒先着 13.06.02 助手 栗東坂良 1本 61.9 46.1 30.3 14.8 馬なり余力 【5月30日】 栗東トレセン在厩。今週は川田騎手を背に長めから追い切られています。 「あまり脚元が強いほうではありませんので速いところをやると球節などにそれなりの疲れを 見せることがありますが、これについては引き続きしっかりとケアしながら進めていきたいと ころ。それ以外の調整過程や仕上がり具合に関しては6月9日(日)阪神9R香住特別(500万 下・芝2400m)にむけて、順調に推移していると言ってもよいでしょう」(田代助手) 「休み明けを感じさせない良い動きだったと思います。これならいきなりから動けてもおかし くないですし、以前にこのクラスを勝っている馬ですからね。あとは実戦に行って真面目に走 ってくれればでしょう」(川田騎手) ++調教時計++ 13.05.30 川田 栗CW良 7F 97.8 81.6 66.3 51.8 38.6 12.4 8 馬なり余力 サクセスカッシーナ(三歳未勝利)強めの内0.6秒追走0.4秒先着 13.05.26 助手 栗東坂良 1本 56.0 41.0 26.7 13.2 馬なり余力 13.05.25 助手 栗東坂良 2本 60.5 44.2 28.7 14.3 馬なり余力 【5月23日】 栗東トレセン在厩。今週はコースで長めからの追い切りとなりました。 「脚元と相談しながらにはなりますが、コースにも入れているように、ここまで順調に推移して いますよ。体つきは休養前と大きく変わりないものの、動き自体は良かったですし馬なりにし ては自然な形で結構なタイムになりました。これなら6月9日(日)阪神9R香住特別(500万 下・芝2400m)を目標に進めていっても良いでしょう」(田代助手) ++調教時計++ 13.05.22 助手 栗CW良 6F 80.0 65.4 51.2 38.0 12.3 8 馬なり余力 ルペールノエル(三歳未勝利)馬なりの外0.6秒先行同入 13.05.17 助手 栗東坂良 1本 58.5 43.1 28.1 13.9 馬なり余力 【5月16日】 栗東トレセン在厩。日々坂路にて入念に乗り込まれています。 「球節への負担を考え坂路中心の稽古で。6月9日(日)阪神9R香住特別(500万下・芝2400m) や6月15日(土)阪神8R 500万下(芝2200m)あたりを意識はしていますが毎週のように それなりの番組はありますので、あまり目標に振り回されるような仕上げはしたくありません。 あくまでも馬に合わせて、慌てずじっくり進めていきたいと思います」(田代助手) ++調教時計++ 13.05.15 助手 栗東坂良 1本 60.4 44.5 29.6 15.0 馬なり余力 【5月13日】 11日(土)に栗東トレセンへ帰厩。昨日は、坂路にて普通キャンター1本を消化しています。 【5月8日】 ヒルサイドステーブル在厩。おもにトラックでのウォーミングアップ後、坂路にてハロン18 秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、コンスタントに終い2F15−15を乗り込まれ ています。 「背中の疲れは気にならない状態ですし、あくまでも走行フォームの改善とセットで考えてい くレベルの話。調教師によれば『(入厩)検疫が取れたら入れる』とのことでしたので、そろ そろ帰厩の日取りがハッキリしてくるものと思われます。場合によっては、移動の直前に軽く 針を打って送り出すかもしれませんが、今のところその必要はなさそうです」(兒玉担当) 【5月1日】 ヒルサイドステーブル在厩。おもにトラックでのウォーミングアップ後、坂路にてハロン18 秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、終い2F15−15を乗り込まれています。 「ショックウェーブにより我慢が利いている状況ですが、速いところに行くとちょっと疲れを 見せ、頭の高い走りになりがち。元々そのような傾向があるとはいえ見逃すわけにもいきませ んので、トラックから坂路のパターンだけではなく最近では角馬場運動にも時間を割き加えて 背中のケアを重点的に行っています。なるべく万全の状態で厩舎にバトンタッチしたい、その 一心です」(兒玉担当) 【4月24日】 ヒルサイドステーブル在厩。先週同様、おもにトラックでのウォーミングアップ後、坂路にて ハロン18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、終い2F15−15を乗り込まれてい ます。 「稽古を進めるにつれて、背腰にいくらかの疲れが見られましたので、トレセンの獣医師に診て もらった上で、20日にショックウェーブ放射を実施。調教のペースを落とすほどではありま せんので、あくまでも先を見据えてのケアのひとつとして受け取ってもらって構いません。乗 りながらでも480kg台の体を維持できているようにフックラとした体つきは好印象です」 (岩崎担当) 【4月17日】 ヒルサイドステーブル在厩。引き続き、おもにトラックでのウォーミングアップ後、坂路にて ハロン18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、終い2F15−15を乗り込まれてい ます。 「先週トレセン担当の獣医師にも診てもらい『球節の状態は良好』とのこと。適度にフックラ としたいい体つきになってきましたし、これからは代謝が良くなるいい季節でもありますので あと数週ほどこちらでしっかりと乗り込んで行けば、帰厩をアピールできる状態まで持ってい けるとみています」(岩崎担当) 【4月10日】 ヒルサイドステーブル在厩。おもにトラックでのウォーミングアップ後、坂路にてハロン18 秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、終い2F15−15を乗り込まれています。 「脚元に注意しながら週2回の速めを。すでに競馬を知っている馬ですし、体が出来る前から 火をつけすぎてもいけませんので、単走で登坂させています。テンション自体は問題ないもの の、1頭お気に入りの馬がいるようで元気が良くなるにつれて馬っ気を出し始めているのは余 計ですかね」(岩崎担当) 【4月3日】 ヒルサイドステーブル在厩。おもにトラックでのウォーミングアップ後、坂路にてハロン18 秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、終い1〜2F15秒ペースで乗り込まれています。 「先週木曜日に来場した調教師にも脚元の確認をしてもらい週末には2F15−15を交えな がら。これを何本かこなして時計を詰めていけるようになれば、牧場での最終段階と思っても らって構いません。レースの最後で、頭が高くなる点に配慮して、フォーム固めもしっかりと。 フォームが変われば、ついてくる筋肉も変わりますので、これを繰り返しながら、もう一段上 を狙っていければと思っています」(岩崎担当) 【3月27日】 ヒルサイドステーブル在厩。おもにトラックでのウォーミングアップ後、坂路にてハロン18 秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、終い1F15秒で乗り込まれています。 「球節の無事を確認しながら今週末より2F15−15へ。毛づやも光っていますし動かして 行くにつれて状態も上向いてきている印象です。このまま、慌てることなくしっかりとしたス テップで進めてあげれば、順調に筋肉が戻ってくるのではないでしょうか。調教では前向きに 普段はおとなしく歩くことができています」(岩崎担当) 【3月20日】 ヒルサイドステーブル在厩。おもにトラックでのウォーミングアップ後、坂路にてハロン18 秒ペースのキャンター1本を消化。16日には、終い1Fのみ15秒台で乗り込まれています。 「その後も反動はありませんので週2回ペースで少し速めを。来週末までには2F15−15 に移行しようかと思っています。性格がすごく落ち着いてきて、スイッチのオンオフがしっか りできるようになりました。これが稽古やレースへの集中力につながることにより、もう一段 上の走りができるようになってくるかもしれません」(岩崎担当) 【3月13日】 ヒルサイドステーブル在厩。引き続き、おもにトラックでのウォーミングアップ後、坂路にて ハロン18〜20秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。 「先週末少し終いを伸ばしてみた後も反動はないですし、球節は段々と乗り固まってきた様子。 週末には15秒台を出してみることも検討中です。以前とは異なり、人間に従順で行儀が良く なってきているのは、年齢を重ねた分の成長でしょうか。登坂時の頭の高さなども気にならな くなってきたように思います」(岩崎担当) 【3月6日】 ヒルサイドステーブル在厩。現在は、おもにトラックでのウォーミングアップ後、坂路にてハ ロン18〜20秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。 「引き続き、球節が熱を持ったり腫れたりするようなことはありませんので今週末にも終いを スーッと伸ばしてみるつもり。それでも反動がないようであれば、15−15にむけて時計を ひとつずつ詰めていこうかと思っています。たまに飛んだり跳ねたりはありますが、弟のエタ ンダールよりも普段から落ち着きがあり手を焼かせるようなことはなくなってきました」 (岩崎担当) 【2月27日】 ヒルサイドステーブル在厩。先週同様、おもにトラックでのウォーミングアップ後、坂路にて 軽いキャンター1本を消化しています。 「念のため湿布を続けているものの、その後も球節は落ち着いており、小康状態というよりはす でにスカッとしている様子。現在は、ハロン22〜24秒ペースで登坂中です。馬自身はだい ぶリフレッシュできているようで体調も悪くありませんが、不安箇所を考慮の上もう1週間ほ どは同じくらいのメニューで大事を取りたいと思います」(岩崎担当) 【2月20日】 ヒルサイドステーブル在厩。現在は、おもにトラックでのウォーミングアップ後、坂路にて軽 いキャンター1本を消化しています。 「今週から坂路入りしており、まずはハロン24秒くらいのペースで。球節に熱感はなく落ち 着いた状態にありますので週内一杯このメニューで様子を見て、それでも変化がないようであ れば来週からひとつふたつと時計を詰めて行こうかと思っています」(岩崎担当) 【2月13日】 ヒルサイドステーブル在厩。先週一杯は角馬場にて15〜20分の騎乗運動に終始、今週より トラック入りしています。 「まずは、トラックにて800〜1600mをハロン23〜24秒ペースで。加えて常歩を長めに乗り 脚元に反動がないことを確認しながら、慎重に馬場入りをスタートさせています。体が硬くな りやすい時季でもありますので、引き続き入念にチェックを行った上で来週からの坂路入りを めざしましょう」(岩崎担当) 【2月6日】 ヒルサイドステーブル在厩。先週末よりウォーキングマシン60分に加え、角馬場にて15〜 20分の騎乗運動を開始しています。 「再びレントゲンで確認したところ、まだ完全に骨膜が治まっておらず、週明けに来場した調教 師も、『程度は軽くても、ちょうど関節と関節の間に位置しており引き続き注意が必要。いま 無理して動かして、事が大きくなるのだけは避けたい』との見解でした。コースに入りに関し ては、『角馬場運動で念入りに脚元の状態を窺いながら』着手していく予定になっています」 (岩崎担当) 【1月30日】 ヒルサイドステーブル在厩。今週一杯は、ウォーキングマシンによる60分間の常歩運動を継 続します。 「元々が程度の重い症状ではなかったようですし今は休ませていることもあって脚元に熱感や 張りはなく、スカッと落ち着いている状態。厩舎のほうで早期に発見し対応してもらったこと もあり、大事に至らずに済んだようですね。この馬なりに心身ともにリフレッシュが進んでい るように感じます」(糸数担当) 【1月23日】 ヒルサイドステーブル在厩。今週もウォーキングマシン60分の調整です。 「昨日来場した調教師によれば『馬がリラックスできており、いい休養になっている。寒い時 季だし脚元が強い馬ではないので、ここで無理を強いると大きなケガなどにつながりかねない から』とのこと。当初の予定通り月内は念押しのケアを続け、来月から少しずつ跨っていく方 向となっています」(岩崎担当) 【1月16日】 ヒルサイドステーブル在厩。引き続き、ウォーキングマシン60分を消化しています。 「馬自身が気にする様子はなく触診などでもこれといった違和感は認められないレベルですが 目下は調教師の指示に沿って、水冷と湿布を継続。この休養期間を心身のリフレッシュにも充 てて、いったんリラックスした状態にしてあげたいと思います」(岩崎担当) 【1月9日】 ヒルサイドステーブル在厩。ウォーキングマシン60分の調整により、脚元のケアに専念して います。 「球節の内側。目立った熱感や腫れはありませんが以前から注意が必要な箇所でもありますの で、万全を期す意味で『月内は水冷と湿布できれいになるのを待つ』(調教師)ことになって います」(岩崎担当) 【1月8日】 年末まではトレセンにて通常の調整を消化していましたが、ケアの一環により2日(水)にレン トゲン検査を行ったところ、左前の球節に骨膜を確認。3日(木)に一旦ヒルサイドステーブル へ放牧に出ています。 「歩様に乱れはなかったものの、脚元があまり強い方ではありませんので、これまでも事ある毎 に色々とチェックはしていました。年明けにもその流れで検査を行ったわけですが、骨膜が出 ている以上は無理できませんし、程度よりも箇所が気になったものですから寒い時季は大事を 取ることに決めさせてもらいました。まずは牧場で1ヶ月ほど休養を取り、回復具合に応じて その後のメニューを考えていく方向で。目安は3ヶ月、気温の上昇とともに乗り進めていきた いと思っています」(藤原英調教師) ----------------------------2013年--------------------------- 【12月22日】★出走結果★ 無難にスタートを切り、前半は後ろから3頭目の内。3〜4角より外めに持ち出しながら勢い をつけ直線で懸命に脚を伸ばしましたが結果5着での入線となっています。 「この馬も伸びてはいるんですけどねぇ。これからの馬ということもあって、まだトモに力が つききっておらず、どうしても推進力が上へ上へ逃げて行ってしまう恰好に。トモがパンとし ていないという意味では、今日のような緩めの馬場もあまり良くないのかもしれません。それ でも掲示板に載る最低限の仕事はできましたし、500万クラスなら今の状態でもすぐにチャ ンスでしょう」(岩田騎手) 「この馬なりに良くなってきており、頑張って走ってくれていますが、それでもまだワンパンチ が足りないようですね。いつも通り、まずは脚元の様子見とケアを行ってから、次を考えてい くことになると思います」(田代助手) ◆理想はもう一列前での競馬ですが、5歳を前にしてまだトモに甘さを残しており好位につけ たくても無理はできず、また、つけることも容易ではない状況。陣営が評価する背中や身のこ なしの良さがストレートに推進力へとつながってこない点がもどかしいところです。なお、こ の5着により自己条件への優先出走権を得ましたが、次走に関しては「まず脚元も含めてレー ス後の様子を窺ってから」と調教師。今後も鍛錬を重ねつつ、完成期にむけてひとつひとつ階 段を昇っていきたいところです。(HTC) 【12月20日】★出走情報★ 12月22日(土)阪神9R 江坂特別(1000万下・芝2400m)に岩田康誠騎手にて出走予定。 「今週の追い切りは馬に前向きさがあって集中した走り。いい感じの動きでしたよ。飼葉喰い はすこぶる良好ですし、前走をひと叩きしての変わり身も大きいと思います。自己条件は除外 対象でしたので、岩田騎手とのコンビで格上挑戦へ。まずは正式に出走できることが決まって よかったです。距離も2400mの方が競馬がしやすくなるはずですし、昇級時の2着がある馬で すから、このクラスでも見劣りすることはないでしょう」(田代助手) ++調教時計++ 12.12.19 助手 栗CW重 5F 68.2 52.4 38.6 12.2 6 馬なり余力 ヘミングウェイ(二歳未勝利)馬なりの外0.5秒先行同入 12.12.18 助手 美南坂稍 1本 64.2 46.9 30.3 14.8 馬なり余力 【12月13日】 12月16日(日)中京10R 長良川特別(500万下・芝2200m)に投票しましたが、非抽選に より除外となりました。馬体重474kg(12/11測定) 「前走後も順調にきていますが、中1〜2週の馬はどうやら除外の可能性が高い状況。来週 12月23日(日)阪神7R 500万下(芝2200m)への出走も厳しそうですので岩田騎手 に声をかけ12月22日(土)阪神9R 江坂特別(1000万下・芝2400m)に特別登録を行い 格上挑戦も視野に入れて動いて行こうかと思います」(藤原英調教師) 「今日は相手の2歳馬に合わせてあげる感じで、軽くサーッと流したまで。一度レースを使 って、雰囲気は確実に上向いていますね。気配が良くなっているところをみると前走はやは り休み明けの分が大きかったように思います。元々前走を勝っていたら、ここ(江坂特別) に向かうプランだったようですから、そう高いハードルでもないでしょう」(田代助手) ++調教時計++ 12.12.13 助手 栗CW良 5F 66.7 51.6 38.2 12.4 6 馬なり余力 レッドジャイヴ(二歳500万)叩一杯の内0.4秒先行同入 【12月6日】 栗東トレセン在厩。レース後は順調に回復してきており、すでに騎乗を再開しています。 「競馬の後も脚元へのダメージはなく、まずはひと安心。前走は何だかレースに集中しきれ なかったようですね。休み明けの分でしょうか、この馬にしては大人しすぎる感じでしたの で適度にカリカリしているぐらいの方が走れるのかもしれません。ただ、せめて(次走への 優先出走)権利は獲って欲しかったですけどね。年末の出馬ラッシュで出られるかどうか分 かりませんが、まずは12月23日(日)阪神7R500万下(芝2200m)を目標に。いずれに せよ、このまま厩舎にて調整を続けていく予定です」(田代助手) 【12月1日】★出走結果★ まずまずのスタートから、前半は後方から4〜5頭目の位置。3角より外々を回って進出を 開始し直線で前を追いかけましたが、さすがにラストは脚色が一緒になってしまい結果6着 での入線となっています。 「ゲートは出てくれましたが、テンの行き脚がつかず、欲しいポジションが取れませんでした。 それに理想よりも1頭分外を走らされてしまい、やむなく大外を回って直線を迎える恰好に。 あの位置からでは、さすがに厳しくなってしまって。休み明けでいくらか緩く感じるところ もありましたし、まだトモに甘さも残しています。これから良くなってくる馬だと思います」 (鮫島良騎手) 「久々でもちゃんと稽古をこなしてくれていましたし走れない状態ではありませんでしたが 岩田騎手に合わせて調整を行ってきただけに、除外そして直前の騎乗停止は痛かったですね。 開幕週の馬場であれだけ外を回る恰好になってしまっては、さすがに届きません。内枠でも 引いていれば、また違ったのかもしれませんが…。今回は運がなかったとしか言いようがあ りません」(藤原英調教師) ◆12s増も成長を感じさせる好馬体。ローカルの平場にしては、それなりのメンバー構成 となりましたが、それより何より今日は開幕週の馬場を後方から大外を回って追いかける展 開になってしまったのが全て。除外、抽選、枠順と、ツキに恵まれない部分が多すぎました。 仕切り直しとなる次走については、「まず上がりの脚元の状態をじっくりチェックしてから」 と調教師。番組的には「12月23日(日)阪神7R 500万下(芝2200m)の出走状況 を窺いながら」の調整が予定されています。(HTC) 【11月29日】★出走情報★ 12月1日(土)中京8R 500万下(芝2200m)に鮫島良太騎手にて出走予定。 「岩田騎手の騎乗停止に伴い、ルメール騎手に依頼しましたが、先約のあった(抽選のボーダ ーライン上にいた)馬が除外されなかったため最終的には鮫島良騎手で。すでに先週びっし りやっていますので、今週は半周だけサーッと行きました。予定が一週延びたと言っても今 回は久々ですし、さらに乗り込めた分むしろ悪くないと思いますよ。ここは具合の良さで頑 張って欲しいところです」(田代助手) 「かなり馬場が悪い中での追い切りとなりましたが、しっかりと動けていましたし、感触も 良好でした」(ルメール騎手) ++調教時計++ 12.11.28 ルメール 栗CW重 5F 68.1 52.4 38.3 12.4 7 一杯に追う ヘミングウェイ(二歳未勝利)馬なりの内0.4秒追走0.2秒先着 12.11.25 助手 栗CW良 59.4 41.8 12.3 6 馬なり余力 ロードラテアート(古1600万)馬なりの内同入 【11月22日】 11月25日(日)東京6R 500万下(芝2400m)に出馬投票したものの非抽選による 除外となっています。 「岩田騎手も『最後まで頑張って走っていた』とのことでしたし内めを回ったとは言え昨日 の重たいチップであれだけ動ければ及第点でしょう。今週は優先権持ちや関東馬が多く、出 走が叶いませんでしたので来週12月1日(土)中京8R 500万下(芝2200m)へスライド。 左回りが初めてになる点がどうかですが稽古の時は大丈夫ですから、おそらくこなしてくれ ると思います。鞍上は引き続き岩田騎手に依頼中です」(田代助手) ++調教時計++ 12.11.21 岩田 栗CW稍 6F 80.9 65.4 51.1 38.0 12.3 4 叩き一杯 【11月15日】 栗東トレセン在厩。今朝は、岩田騎手を背に追い切りを消化しています。 「今朝は後ろから、相手をかなり追っかけましたので、ゴール板の時点での遅れは心配なし。 息遣いは良かったですし、好感触でしたよ」(岩田騎手) 「ケアしながらであれば大丈夫ですが進めて行くと右トモがしんどくなりやすい感じ。そう いった意味では、本当に良くなってくるのは来年かもしれません。ただ休養を挟んで馬体は 良くなっていますし、目方が10kgほど増え成長が進んでいるのも確か。ひとまず500 万クラスは何とかしなければいけませんよね。レースは11月25日(日)東京6R 500 万下(芝2400m)。二場開催の他ブロックにより除外された場合は翌週の中京開催にむかい ましょう」(田代助手) ++調教時計++ 12.11.15 岩田 栗CW良 6F 85.7 69.5 54.5 39.7 11.8 6 一杯追伸る ブレイブファイト(古オープン)一杯の内1.1秒追走0.2秒遅れ 12.11.11 助手 栗CW良 5F 70.3 55.1 40.3 12.3 5 馬なり余力 【11月8日】 栗東トレセン在厩。坂路にて追い切りを開始しています。 「先週末から少しずつピッチを上げており、まずは脚元を気遣う意味でも、負担の少ない坂路 で追い切りをスタートさせました。上がりに問題はなさそうですから、この調子で入念に乗 り込みを重ね目標の11月25日(日)東京6R 500万下(芝2400m)に向かいたいですね。 鞍上は岩田騎手に声をかけておきました」(藤原英調教師) ++調教時計++ 12.11.07 助手 栗東坂良 1本 54.2 39.2 25.6 12.9 馬なり余力 ファントムライト(古500万)馬なりに0.5秒先行同入 12.11.04 助手 栗東坂良 1本 58.4 42.0 27.2 13.1 馬なり余力 【10月31日】 26日(金)の調教師来場を経て、昨日、栗東トレセンに帰厩しています。 「今日は角馬場調整。まだ来たばかりですので何とも言えませんが印象としては休養を挟ん でトモがしっかりしましたかね。11月25日(日)東京6R 500万下(芝2400m)や第3 回中京開催(12/1〜)あたりを意識しながらピッチを上げていきたいと思います」(田代助手) 【10月24日】 ヒルサイドステーブル在厩。引き続きおもに周回コースにてウォーミングアップ800〜1600 m坂路にて普通キャンター1本を消化。週2回、終い3F15−15を乗り込まれています。 「この馬なりに体を大きく伸びやかに使ってくれるようになり、こちらに来た時とは別馬の ような動き。状態が上がってきたこともあって、いいフォームを維持しながら駆けています よ。週内にも調教師が来場する予定になっていますので、そこで帰厩にむけての話が進むも のと思われます」(岩崎担当) 【10月17日】 ヒルサイドステーブル在厩。おもに周回コースにてウォーミングアップ800〜1600m、坂路 にて普通キャンター1本を消化。週2回、終い3F15−15を乗り込まれています。 「3F43秒台までピッチを上げており終いまでしっかりとした脚取り。普段のトビからし て大きくなっている感じで、だいぶ伸びのあるフットワークをマスターしてきたようですね。 方向性は悪くありませんので、この調子で乗り込みを強化していきたいと思います。調教師 によれば『年内出走が大まかな目標』とのことでした」(岩崎担当) 【10月10日】 ヒルサイドステーブル在厩。先週同様おもに周回コースにてウォーミングアップ800〜1600 m、坂路にて普通キャンター1本を消化。週2回、終い2〜3F15−15を乗り込まれて います。 「イヤイヤするところがなくなり、最近では自分からハミを取り首を下げて、走れるようにな ってきましたね。先週末に少し追ってみた後くらいから、反応が良くなってきたような気が します。それと同時に筋肉も付きつつありますので、この調子で速めを乗りながら復習を重 ね、いいフォームを身につけていきたいと思います」(岩崎担当) 【10月3日】 ヒルサイドステーブル在厩。おもに周回コースにてウォーミングアップ800〜1600m、坂路 にて普通キャンター1本を消化。週2回、終い2〜3F15−15を乗り込まれています。 「疲れを溜めないようにショックウェーブ放射でフォローしながらフォームの矯正を継続中。 最初はがっちりと手綱を抑え、ラスト1Fでドンと放して脚を伸ばしていく調教がメインで す。まだ満足行くものではありませんが、この馬なりに反応や首の位置が良くなっているの は確か。これが騎乗者のいいつけではなく、自分からハミをとってくれるようになれば本物 です」(岩崎担当) 【9月26日】 ヒルサイドステーブル在厩。おもに周回コースにてウォーミングアップ800〜1600m、坂路 にて普通キャンター1本を消化。週1〜2回、終い3F15−15を乗り込まれています。 「徐々に頭の位置が低くなり、走り方が変わりつつありますが、まだ手綱を放すとモタつき気 味で、すぐには伸び切れない感じ。エタンダールよりもひと回り大きな馬体なのですからも っといい走りができてもおかしくはないですからね。引き続き、背中の使い方を教え込みな がら少しずつ調教の負荷を高めていきたいと思います」(岩崎担当) 【9月19日】 ヒルサイドステーブル在厩。おもに周回コースにてウォーミングアップ800〜1600m、坂路 にて普通キャンター1本を消化。週2回、終い1Fのみ15〜16秒程度でフィニッシュし ています。 「頭の高い走りでは追ってから背中が使えずラストで伸び切れない→能力だけで前には来る が接戦に弱い、これまでのレースはこのような状況だったのではないでしょうか。したがっ て調教中は手綱を抑えつけて、『首を下げて走るほうが楽なんだ』という走り方を覚えさせ ているところ。これ以上のペースアップは、さらにいいフォームが安定してから着手したほ うが良さそうですね。上がりは少しピリピリした様子でも、馬房に入ってしまえば落ち着い ています」(岩崎担当) 【9月12日】 ヒルサイドステーブル在厩。おもに周回コースにてウォーミングアップ800〜1600m、坂路 にて軽いキャンター1本を消化しています。 「休ませていた馬だけあって、まだ馬体に緩みがある状態。ペースアップに関しては、もう少 し体を引き締めてから着手した方がよいでしょう。背中が柔らかいのは、決して悪いことで はありませんが、全体がパンとしてくるまでは逆にダラッと伸びて走ってしまう感じにもな りますので、目下はこの柔らかな背中が武器になるよう筋力アップを重点的に進めていきた いと考えます」(岩崎担当) 【9月5日】 ヒルサイドステーブル在厩。周回コースにてウォーミングアップ800〜1600m、坂路にてハ ッキングキャンター1本を消化しています。 「まだまだ暑い日が続きますので軽めから慎重にスタート。やんちゃ度合いはエタンダール の方が悪いぐらいですが、こちらは気の小さいところがあり、それが走りにも表れている印 象ですかね。エタンが前へ前へ進んで行くのに対してクリサンはうまく体が使えず、上へ上 へ駆けてしまい、伸びを欠いてしまう感じでしょうか。バネに関しては同じくらいあります のでフォームに気をつけながらペースアップを図っていきたいと思っています」(岩崎担当) 【8月31日】 本日午後、ヒルサイドステーブルに到着しています。 「熱発もなく無事にこちらにやってきました。15−15に移行できる下地はできていると の報告ですので週内は大事を取り来週から乗り進めていく予定で考えています」(岩崎担当) 【8月29日】 本日、坂東牧場を出発。岩手県の遠野でワンクッションを挟み、31日(金)にヒルサイド ステーブルに到着する予定となっています。 「こちらでは終いの脚を伸ばしラスト1Fのみ15秒台で。移動後すぐにでも15−15に 移行できる状態にまで整えてのバトンタッチとなりました。あとはヒルサイドさん、仕上げ は厩舎にお任せしたいと思います」(荒木マネージャー) 【8月22日】 坂東牧場在厩。 おもに坂路にてハロン16〜18秒ペースのキャンターを乗り込まれています。 「昨年とは異なり、脚元は枯れていますし馬体にも、いい意味でのゆとりがありテンションも この馬なりに落ち着いている状態。有意義な充電期間を、過ごすことができていると思いま すよ。調教師によれば『秋にむけて、そろそろトレセン近郊に移動させようかな』とのこと。 近いうちに15−15を開始し移動に備えたいと思います」(荒木マネージャー) 【8月15日】 坂東牧場在厩。 おもに坂路にてハロン16〜20秒ペースのキャンターを乗り込まれています。 「ペースアップと呼ぶほどの変化を与えているわけではなく日々の調教の中で少しずつ終い をスーッと伸ばしてあげている感じ。この調子で自然の流れに任せるように、月末あたりか ら、まずは週に1回の15−15を織り交ぜていければと思っています」(荒木マネージャ) 【8月8日】 坂東牧場在厩。 今週は、おもに坂路にてハロン18〜20秒ペースのキャンターを消化しています。 「トラック中心の調整から坂路メインの調教へ。『夏場はじっくりじっくり乗って一皮むけ させてあげたい』(調教師)とのことですから、引き続き慌てず入念に進めていきたいですね。 昔に比べてコンタクトが取りやすくなっており、乗り手との呼吸も合ってきています。この 調子でさらに大人になってくれると先々が楽しみです」(荒木マネージャー) 【8月1日】 坂東牧場在厩。おもに角馬場でのウォーミングアップ後、周回コースにてハロン19〜20 秒ペースのキャンター3000〜3400mを乗り込まれています。 「復帰は『涼しくなってから』(調教師)のようですが、だいぶ気持ちが抜けて落ち着きが出 てきましたので少しずつ距離やピッチを上げながら。芯からしっかりしてくれば、まだまだ 上を望める馬ですので、先々につながるような充実した夏休みにしてあげたいと思います」 (荒木マネージャー) 【7月25日】 坂東牧場在厩。おもに角馬場でのウォーミングアップ後、周回コースにてハロン22〜23 秒ペースのキャンター2400〜3000mを消化しています。 「引き続き馬のリフレッシュを第一に考えジワリジワリと乗り進めているところ。気持ちの 高ぶりが和らいでくるのを待ちながら、充電を図っていきたいですね。札幌入りしている助 手の方が機を見て来場してくれる予定になっていますので、中間の様子も確認してもらいつ つメニューに手を加えていければと思います」(荒木マネージャー) 【7月18日】 坂東牧場在厩。今週は角馬場でのウォーミングアップ後、周回コースにてハロン23〜24 秒ペースのキャンター3000mを消化しています。 「馬場で少しずつ乗り進めており、直近の体重が478kg。適度にゆとりのある体つきにな ってきましたので、あとは精神面でのリフレッシュを促し今以上に気負う感じを落ちつけて いければと思います。北海道もだいぶ気温が高くなってきましたので、体調管理には十分に 気をつけていかなければなりません」(荒木マネージャー) 【7月11日】 坂東牧場在厩。 現在は角馬場でのウォーミングアップ後、周回コースにてダク2000mを消化しています。 「今週から馬場に出ていますが、やはりまだカーッとする感じで結構テンションが高め。今 日来場した調教師も『落ち着いてくるまでは抜きながらゆっくりと進めてあげてください』 とのことでしたので、目下はなだらかなカーブを描きながらペースを上げて行ければと思い ます。脚元に関しては、特にケアが必要な状況ではありません」(荒木マネージャー) 【7月4日】 坂東牧場在厩。今週は角馬場にて常歩とダクを交えて40分程度の調整です。 「競馬が続いていたため、お疲れ気味にもかかわらず、まだ変に気持ちのスイッチだけが入り 過ぎている感じ。目下はほどよい汗をかきながらガス抜きを図り、気持ちを落ち着かせつつ 本当の意味での元気の良さを取り戻していければと思います」(荒木マネージャー) 【6月27日】 坂東牧場在厩。現在は、角馬場にて午前・午後合計で50分程度の運動を消化しています。 「到着直後よりは持ち直しているものの、まだ良い頃に比べると訴えかけてくるものがない 感じ。先週来場した調教師も『いずれは上に行ける力の持ち主、それだけに無理はしたくな い』とのことでしたので、目下は楽をさせて疲れを癒し心身のリフレッシュに充てたいと思 います」(荒木マネージャー) 【6月20日】 15日(金)に栗東トレセンを出発、16日(土)に北海道の坂東牧場へ放牧に出ています。 「体重は469kgありますし、脚元などに異常は見当たりませんが、昨年末に送り出した時と 比べて、どこか覇気が感じらない様子。このあたりが『全体的な疲れ』(調教師)ということ なのでしょう。『夏場は休養に充て、秋に備えたい』とのことでしたので目下は15分の乗 り運動でリフレッシュ。英気を養っていきたいと思います」(荒木マネージャー) 【6月14日】 栗東トレセン在厩。今週、登録していた香住特別への出走は取りやめ、近日中に放牧へ出る 予定となっています。 「前走後も大きな問題はなく先週の日曜日には坂路で終いをサーッと伸ばしたほど。ウィリ アムズ騎手に声をかけ今週の出走を念頭に入れて、きのう坂路で追い切りを行いましたが肝 心の息遣いがひと息で、動きもピリッとしませんでした。無理をすれば使えないこともあり ませんが休み明けを3回使って目に見えない疲れが溜まってきたのかもしれませんし、まだ まだ成長過程にある本馬だけに、ここで無理を強いるのは得策とは思えませんので、やむな くひと息入れることに決めました。この休養でさらに馬がシッカリしてくれば、ゆくゆくは 上を目指せる器のはず。どうかご理解いただきたいところです」(藤原英調教師) ++調教時計++ 12.06.13 助手 栗東坂稍 1本 54.7 39.9 25.8 12.7 一杯に追う メテオライト(古1000万)馬なりを0.7秒追走クビ先着 12.06.10 助手 栗東坂重 1本 67.4 48.9 31.3 14.4 馬なり余力 【6月7日】 栗東トレセン在厩。レース後も大きな問題はなく、水曜日から騎乗しての運動を再開してい ます。 「開幕週の馬場とスローの展開が前残りを生み出してしまったということ。この馬自身まだ まだ未完成で、自分から動いていこうとするとフットワークが不安定になり走りが乱れてし まう恐れもあるだけに、将来のことを考えると無理に動かして行くこともできなかったので しょう。どうやらレース後も大丈夫そうですが、決して油断はできない馬。球節やトモを中 心に今週いっぱい様子を見てから、今後の予定を決めていこうかと思っています。一週間経 っても反動などが見受けられなければ、このまま続戦のカタチを取りたいところです」 (藤原英調教師) 【6月2日】★出走結果★ まずまずのスタートから、前半は中団の最内。道中は折り合いに専念し直線に向いて懸命に 末脚を伸ばしましたが、7番に逃げ切りを許してしまい、結果2着での入線となっています。 「逃げ馬のペースになったのがすべて。結局あの位置にハマってしまった以上こちらは動く に動けないですし、周りも牽制して誰も動いてくれなかったですから…。外を回すわけにも いかず、さすがにこれでは差し切れませんでした。今日は自力で2着にきた感じ。力がなけ れば2着にも来られない競馬だったと思います」(岩田騎手) 「岩田騎手によれば『ああなった以上あまり負担がかからないように馬のための競馬をして あげた』とのことでしたが、今日は朝からあと一歩の騎乗が続いていたように鞍上のリズム 自体もひと息だったのかもしれません」(藤原英調教師) ◆勝ちたい、勝たなければいけない一戦でしたが長距離の少頭数レースで最も懸念されるス ローで流れない競馬に陥ってしまい、最内枠もアダとなって動くに動けない恰好に。最後は 内ラチ沿いから力だけで捩じ伏せにかかったものの、楽に逃げた勝ち馬を捕えるには至りま せんでした。道中はやや掛かり気味になっていたように、まだ気性面で危なっかしい面を残 している本馬。鞍上も無茶はできなかったのかもしれません。なお、このあとは「まだ使い 詰めでどんどん行けるほど完成している馬ではありませんので、脚元を含めてレース後の様 子を見ながら」(師)スケジュールを考えていく予定になっています。(HTC) 【5月31日】★出走情報★ 6月2日(土)阪神8R 500万下(芝2400m)に岩田康誠騎手にて出走予定。 「今週の追い切りは併せ馬を予定していましたが、前を走っていた他厩舎の馬が邪魔になり 予定通りとはいきませんでした。それでも、他所の併せ馬を目標に終いはしっかり追えまし たので、この内容なら問題ないでしょう。あえて降級を待ったのではなく中1週で使った後 だけに十分なケアを施しつつ調教を進めてきた結果、いい状態の時に丁度いい番組があった という感じですかね。休み明けを2度使ってテンションが少し高めですが、特に心配はない レベル、まだ遊びながら走ったりトモの緩さが頭の高さにつながったりと課題はあるものの 以前に比べるとレースを使っても飼葉喰いが良く、馬体もすぐ回復するようになっているよ うに、中身は大分しっかりしつつありますよ。自分の力さえ発揮できれば結果は自ずとつい てくると思います」(田代助手) ++調教時計++ 12.05.30 助手 栗CW良 6F 81.6 65.5 52.1 39.3 13.0 8 稍一杯追う 【5月24日】 栗東トレセン在厩。昨日はウッドで併せ馬の追い切りを行うなど、この中間も順調にきてい ます。馬体重482s(5/20測定) 「休み明けを2度使った後ですので、それなりの疲れはあり、回復にも時間を要している状況 ですが今週からは追い切りを行っていますし馬体もすでに戻っていますので、もう心配はな いでしょう。これなら予定通り6月2日(土)阪神8R 500万下(芝2400m)に向かえ そうですね。上のクラスで僅差の2着だったわけですから、当然のこと人気は必至。それに 応えることができるよう、しっかり調整していきたいと思います」(田代助手) ++調教時計++ 12.05.23 助手 栗CW良 6F 83.4 67.1 51.6 37.9 12.6 8 追って一杯 メテオライト(三歳オープン)強めの外0.9秒先行同入 12.05.22 助手 栗東坂良 1本 64.1 46.8 29.7 14.3 馬なり余力 【5月17日】 栗東トレセン在厩。今週から馬場入りを始めており、疲労は順調に回復してきています。 「番組の関係上、中1週で使ったあとですし、何より高速馬場を終い33秒台で上がってきた わけですから前走時よりは少し回復が遅い印象がありますが、まあこれも想定の範囲内です ね。特にトモに疲れが残りやすい馬ですので、その辺りを十分にケアしながら引き続き厩舎 のほうで進めていく予定です。この調子で順調に回復が進むようであれば、6月2日(土)阪 神8R 500万下(芝2400m)へ。乗り役は岩田騎手に声をかけてあります」(田代助手) 【5月10日】 栗東トレセン在厩。レース後はいつも通りの疲労取りのメニューに取り組んでいます。 「昇級初戦で好走できたわけですから休養前よりも確実に力を付けていることは分かりまし たね。今のところ、引き運動をしていても問題はありませんが番組の関係で中1週と強行軍 での出走になりましたので、まず脚元などを中心に、今週一杯は様子を見させてもらいます。 それでも何も問題がないようでしたら、6月2日(土)阪神8R 500万下(芝2400m)など を、視野に入れつつ続戦の方向で進めていきましょう。何より次開催からは降級ですからね。 ここで慌てる必要はありませんし、とにかく馬の状態を優先して考えていきたいと思います」 (藤原英調教師) 【5月6日】 まずまずのスタートから、前半は後方の内で折り合いに専念。直線に向いてエンジンがかか ると残り200mから先頭に躍り出る勢いで脚を伸ばしましたがゴール前クビ差及ばず惜しく も2着での入線となっています。 「あとちょっとで勝てそうだったのですが、ゴール前で少しフワッとするところがあり、その 分が出てしまって…。勝ち馬との併せ馬になっていれば、もっとやれたのかもしれませんが 間に、一頭挟む形になったのが残念でした。道中で多少行きたがるところがあったとは言え それも許容範囲。京都コースも合っているようですね」(鮫島良騎手) 「時計の速い決着がどうかと思っていましたが、これくらいで走れるのですから、だいぶ力を つけてきていますよね。休む前よりもトモが良くなっているのは確か。ただ、本当に良くな ってくるのは、まだまだこれからといった印象の馬なんです。今は脚元に負担がかかる固い 馬場ですし、ほどなく降級も控えている身。目下は焦らず様子をみながら使ってあげた方が よいでしょう」(田代助手) ◆休み明けの次は昇級戦といった具合に自身の完成期を前にして、つねに新たなハードルが 立ちはだかる状況ですが、唯一33秒台の上がりを見せるなど荒削りな中にもセンスが光る レースぶり。“ここまできたら勝ちたかった”が本音とはいえ、経緯を考えれば、よく対応 してくれているのではないでしょうか。なお、このあとについては、あくまでも馬の状態と 相談をしながら。伸びゆく芽を早めに摘んでしまうことのないよう、引き続き慌てず大成に むけて導いてあげたいところです。(HTC) 【5月3日】 5月6日(日)京都10R 白川特別(1000万下・芝2400m)に鮫島良太騎手にて出走予定。 「久々を好走した反動を心配していましたが、その後も順調にきていますよ。今週の追い切 りは中1週ということもあり坂路で息を整える程度でしたが、動きはOKでしたし一度使っ たことで息使いなども良くなっており、前走からの上積みが見込めそうです。ただ前回がい かにも相手に恵まれたという印象ですし、今回は昇級しての特別戦。対戦メンバーは格段に 強くなりますから。それに前走時がプラス12sでしたが、まだ大きくなっていいですし気 性なども含めて成長の余地を多分に残している馬。ここに使う事になったのは、ひとつ上の 相手に揉まれることが、今後の成長に繋がっていくと考えられるからなんです。夏競馬にな れば500万下に降級するわけですし今回、現時点での力を測る一戦と思って欲しいですね」 (田代助手) ++調教時計++ 12.05.03 鮫島良 栗東坂不 1本 55.9 40.6 …… 12.7 馬なり余力 ミラクルレジェンド(古オープン)馬なりを0.4秒追走同入 ----------------------------2012年---------------------------
クリサンセマム