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─近況─
2005年8月6〜12日
【8月12日】 8月12日(金)に競走馬登録を抹消いたしました。出資会員の皆様には本日、詳細を書面にてお送りいたしますので、到着まで今しばらくお待ちください。これまでのご支援に対しまして、心より感謝申し上げます。ご声援、誠に有難うございました。 【8月11日】 二度目のタイムオーバーにより、10月6日まで出走できなくなったこと、加えてレース後より後跂球節が再び腫れてきたことから、高市調教師と今後の進退について協議を行った結果、現状においてこれ以上の上積みを望むのは困難であるとの結論に至ったことから、近日中に競走馬登録を抹消することとなりました。 「年明けからの成長がなかったのが何よりの誤算。小柄な馬体を目一杯に走らせようとするため、自然とトモに負担がかかり、走りのバランスを乱して球節を捻るようになったり、自身の脚で引っ掛けるようになってしまいました。気力は十分だっただけに、もうひと回りの馬体の大きさがあれば結果も違っていたのでしょうが…。追いきりでの(なかなか時計が詰まってこない)動き、2戦のレース内容を考慮すると、このあたりで決断するのが相応しいと考えます」(高市調教師) 【8月6日】 立ち遅れ気味のスタート。前半より直線競馬の速い流れに対応できず、徐々に馬群から離されていく苦しい展開。結果18着での入線となっている。 「調教で跨ったことがありますが、5F70秒ぐらいのペースでも余力がなくなってしまうんですよね。そうした体力的な不安のある馬ですから、距離は短いに越したことはないのですが、さすがに芝の1000mともなると追走に一杯で流れに乗ることができませんでした。もう少し距離があれば集団にはついていけるとは思いますが、今度は最後でスタミナ切れを起こしてしまいそう。いずれにしても、現状のまま着順を大きく上げていくのはちょっと難しそうな感じがしました」(加藤士騎手) 「パドックでちょっとイレ込んでいたので、返し馬をほとんどしないで体力の温存を図ったのですが、この暑さも手伝ってゲートではちょっと息切れする面を見せてしまうほどでした。体も増えていませんでしたし、体力面での物足りなさが多分に影響しているのだと思います」(山本厩務員) 【8月4日】 8月6日(土)新潟6R 3歳未勝利・牝(芝1000m)に加藤士津八騎手にて復帰予定。 「先週、今週の追いきりを見る限り、背丈の低い小さな馬体ゆえ、走る気力はあっても、 気持ちに体がついてこない感じ。この馬なりに仕上がりつつあり、体の張りも良くなっ てはいるものの、年明けや春の入厩時の馬体と比較しても成長が乏しく、色々な経験や 月日を重ねた分の上積みが感じられない点がもどかしいところです。牝馬限定と距離の 短縮、減量騎手で少しでもそれを補えればと思っています」(久保田助手) ++調教時計++ 05.08.03 助手 美南W稍 5F 70.0 55.0 41.0 13.8 7 強めに追う 【7月28日】 美浦トレセン在厩。時計にはなっていないものの、先週末よりペースアップ。 今週は台風の影響により、本日追いきりが行われている。 「先週末と今朝に5ハロンから少し速めのキャンターを。この馬のペースを守りながら 攻め込んでお釣りがなくなる前にレースを迎えさせてあげたいと思っています。乗り 進めていっても球節は落ち着いていますしこの暑さの割には飼葉も食べてくれますので そのあたりが救いですね。一応、来週8月6日(土)新潟6R 3歳未勝利・牝(芝1000m) への出走を意識しています」(久保田助手) ++調教時計++ 05.07.28 加藤士 美南W良 5F 70.4 54.1 40.0 14.4 4 一杯に追う 【7月21日】 美浦トレセン在厩。段階を踏みながらのペースアップが進められており今週はウッド チップコースにて普通キャンターを消化している。 「この休養による体つきの変化を期待していましたが、体高、幅ともに大きな上積みが 見て取れるほどの変わり身までは窺えないというのが正直な感想でしょうか。ただし リフレッシュした分の効果はあるはずですから、その分の前進を期待。週末より少し ずつ速めを乗っていきたいと思っています」(千葉助手) 【7月14日】 美浦トレセン在厩。12日(火)に装蹄を施し、昨日より騎乗運動を開始。 南の追い馬場にて軽めの調整を消化している。 「精神的に前向きであり、やる気があるのが本馬の長所。ただ小柄な馬体が気持ちに 対応できず空回りしてしまうのが難点なんですよね。球節部は休ませた分だけ落ち 着いていますので、これから進めていくにあたって、逆戻りさせないよう注意してい きたいと思います」(久保田助手) 【7月11日】 8日(金)に敷宮牧場より、美浦トレセンへ帰厩している。 「2ヶ月に亘り完全休養を施したことですし四肢の装蹄から一貫して進めていきたい 考えもあったものですから、取りあえず手元で様子を見ながら、トレセンのほうで 進めていくことに決めました」(高市調教師) 【7月6日】 敷宮牧場在厩。 日中8〜9時間のサンシャインパドック放牧による管理が続けられている。 「担当装蹄師曰く『もう少し爪が伸びてきてから蹄を整え、より完全な状態で蹄鉄を 履かせてあげたい』とのこと。騎乗運動の開始までには、もう少しお時間をいただき たいところです。乗り出しに際しては、今よりも飼葉を喰わせ込んでいくことになり ますので、もう少し馬体を膨らませることは可能だと思います」(敷宮場長) 【6月29日】 敷宮牧場在厩。 先週同様、日中8〜9時間に及ぶサンシャインパドック放牧を消化している。 「現状における本馬の課題は、球節のムクミを取ること、馬体にゆとりを持たせる こと、蹄の形状を整えることの三点。こちらにきてから2ヶ月弱が経ち、それも 着実に良化へと向かっています。小パドックでの放牧は心身を癒すだけではなく 露を含んだ青草が爪の質の維持と伸長を促す効果もあり、まさに一石二鳥。騎乗 運動を開始するまでは、このまま蹄鉄を履かせずに管理することになるでしょう」 (敷宮場長) 【6月22日】 敷宮牧場在厩。引き続き、日中8〜9時間に及ぶサンシャインパドック放牧(晴天 時に限り)を消化している。 「マイクロレーダー照射を継続している甲斐あって、球節のムクミは徐々に小さく なっていますよ。調教師と装蹄師の間で、『この休養期間を利用して爪の調整も 行う』こととなっているため、四肢への装蹄はもう少し爪が伸びてきてから行う ことになりそうです。こちらでは、調教もさることながら、脚周りを万全して送り 出す構えとなっています」(敷宮場長) 【6月15日】 敷宮牧場在厩。 晴天時に限り、日中8〜9時間に及ぶサンシャインパドック放牧を継続している。 「今日のような雨の日に屋外に放つことはしませんが、晴天時の日中はほとんどが 小パドックの中。軽く水分を含んだ草が蹄の整調に役立ちますし、一見古くさいよう に感じるかもしれませんが、日光浴の効果は絶大ですからね。もうしばらくは騎乗 運動を見送り、後跂のケアとリフレッシュに専念したいと思います」(敷宮場長) 【6月8日】 敷宮牧場在厩。 先週に引き続き日中8〜9時間に及ぶサンシャインパドック放牧を消化している。 「後跂の腫れは小さくなっていますが、今後もシコリとして多少は残ることでしょう。 ただ、一度良化してしまえば痛みや不具合は伴いませんので、過度の心配は無用です。 飼葉喰いの方も調合を変えていく中で、ようやく一日4升の燕麦を食べてくれるよ うになりました。この調子で着実に復調させていきたいですね」(敷宮場長) 【6月1日】 敷宮牧場在厩。 先週同様、日中8〜9時間に及ぶサンシャインパドック放牧を消化している。 「いつも5:30〜14:00くらいまでは、屋外で太陽の日差しを浴びて、安らい でいますよ。朝と昼の飼葉は、そのまま放牧地で食べさせているほど。これが心身 のリフレッシュや蹄の良化にもつながるんですよね。さらに馬体がフックラとして くるまでの間は、現在の調整メニューを続けたいと思います」(敷宮場長) 【5月25日】 敷宮牧場在厩。日中8〜9時間に及ぶサンシャインパドック放牧を消化している。 「まずは減った馬体を戻してあげることが先決。環境の変化にも慣れ、ここにきて 飼葉を食べるようになってきましたので、これから少しずつフックラしてくるの ではないでしょうか。球節の腫れに対しては、塗り薬とマイクロレーダーで対処。 こちらに来た当初と比べれば、だいぶ小さくなってきましたよ」(敷宮場長) 【5月18日】 敷宮牧場在厩。サンシャインパドック放牧を行い、馬体を休めている。 「こちらが急かして走らせると、真剣に取り組んでくれる性格が仇となって、自身の 現状以上のものを出そうとするんです。それが‘踏み込んでは外に捻るような走り になってしまうため、後跂に負担が掛かったのかもしれませんね。球節の腫れが 引いてくるまでは、四肢の蹄鉄を外して心身のリフレッシュに専念。この間に馬体 回復も進むでしょうから、まずは調教を再開するための下地を固めていきたいと 思います」(高市調教師) 【5月11日】 5月5日(祝)に近郊の敷宮牧場へ移動している。 「まずはパドック放牧を行うことにより心身のリフレッシュを図るところから。 少しゆっくりとしてあげて球節の腫れが引いてくるのを待ちたいと思います。調教 を休止したうえで、どこまで馬体が回復してくるかも見守っていきたいポイントの ひとつです」(高市調教師) 【5月4日】 美浦トレセン在厩。左右後跂の球節前面に比較的大きめの軟腫が出ていることから、 レースに向けての調教を休止。やむなく近日中に放牧に出る予定となっている。 「馬体を戻しながら出走態勢を整えていくだけでも、ここまで神経をすり減らしながら の調整が続いていたんです。そこにきて球節にコブのような腫れが出てきてしまい、 それに伴って手前の替え方が窮屈になり、蹄のかえしもスムースさを欠く状況に。 これでは、さすがに休養を挟むほかなくなってしまいました。こちらが急かして走ら せると、四肢の運びに無理がきて、余計な負荷がかかってしまう様子。もう一度、立て 直しを図りたいと思います」(高市調教師) 【4月28日】 美浦トレセン在厩。馬体と相談をしながらの調整が続けられており、今週は角馬場 中心の乗り込みとなっている。 「虫下しをかけるなど、色々と手を打ってはいるのですが、食べたものが実になりに くく、なかなか馬体が丸くなってくれないんです。小柄ですから、追いきりに関して は週1回程度で十分。もう1週間ほど様子を見ていく中で出走に踏みきれるかどう かを判断し、具体的にレースを選定していくことになると思います」(斉藤厩務員) 【4月21日】 美浦トレセン在厩。中間も馬体回復を主眼とした角馬場運動が中心。加えて週1 回ペースで速めを乗り込まれている。 「この東京開催のうちに出走させてあげたいところですが、与えたものを食べてく れている割には、あまり馬体が戻ってこないのが気掛かり。週明けから飼葉の量を 増やしたりと、色々工夫しながら善処していますよ。引き続き、お尻の肉付きを良く して、全体的に張りをもたせていくことに重点をおいて、管理していきたいと思い ます」(斉藤厩務員) ++調教時計++ 05.04.17 助手 美南W稍 54.8 40.4 13.7 6 一杯に追う エイワンリニア(三歳未勝利)強めの内同入脚劣 【4月14日】 美浦トレセン在厩。 角馬場にてダク、ハッキング及び軽いキャンターでの調整が行われている。 「到着後もそれなりに飼葉を食べてくれていますが、まだ復調途上といった様子。 まずは安定した乗り込みに終始したいですね。どうやら爪があまり綺麗ではあり ませんので、週末にでも装蹄師に整えてもらうつもり。本格的な追いきりを始める 前に、気になる点は少しでもクリアにしておきたいと思います」(斉藤厩務員) 【4月11日】 8日(金)に美浦トレセンへ帰厩。昨日は、坂路にて普通キャンターを消化している。 「心身ともに復調気配にあるようですね。馬体のことを考えると、強い調教を必要と しない、また課さない方が良さそうなタイプ。これからは詳細にわたって目の届く、 トレセンの方でじっくりと進めていきたいと思います」(高市調教師) 【4月5日】 セグチレーシングステーブル在厩。先週同様、ウォーキングマシン60分、角馬場 にてダク800〜1200m、ハッキング1200〜1600mの準備運動後、坂路にてハロン20 〜23秒ペースのキャンター1本を乗り込まれている。 「飼葉をほとんど残さずに食べており、ガレていた馬体が少しずつ戻ってきた印象。 普段の仕草などを見ていても、精神的にゆとりが出てきたように感じますね。もう しばらくは馬体回復に専念。その後は、角馬場でのウォーミングアップと坂路調教 の間に、ダートコースでの軽いキャンター1200mを挟み、負荷を高めていきたいと 思っています」(瀬口担当) 【3月29日】 セグチレーシングステーブル在厩。ウォーキングマシン60分、角馬場にてダク800 〜1200m、ハッキング1200〜1600mの準備運動後、坂路にてハロン20〜23秒ペ ースのキャンター1本を乗り込まれている。 「先週に比べると、飼葉を残す量が少なくなってきており、馬体も到着した当初より 増えつつありますね。当面は馬体回復に専念することになりそうですが、方向性は 悪くないと思いますよ。馬房の中で(無口・頭絡をつける際に)掴ませるのを拒む ことはあっても、調教に行って変な仕草をみせることはありません」(瀬口担当) 【3月22日】 セグチレーシングステーブル在厩。ウォーキングマシン60分、角馬場にてダク 800〜1000m、ハッキング1200〜1400mを消化している。 「脚元等に異常はありませんが、まだ飼葉を残しますので、まずは馬体をフックラと させてあげるところからスタート。当面は角馬場調整に終始し、もう少し体つきに ゆとりが出てきた段階より、乗り進めていきたいと考えます。しばらくは復調を 待つとしましょう」(瀬口担当) 【3月15日】 セグチレーシングステーブル在厩。 14日(月)より、ダク800m、ハッキング1600mを開始している。 「週明けより、乗り運動を再開。騎乗しての歩様チェックにおいても、特に気なる ところはありませんでしたよ。ただ、飼葉喰いがまだ本物ではありませんので、 目下は軽めの調整に終始して、まずは馬体を戻していきたいところ。何はさておき 体に幅をもたせていかなければなりません」(瀬口担当) 【3月11日】 本日、大東牧場内セグチレーシングステーブルへ移動している。 「無事に到着。すでに馬体と歩様のチェックを済ませましたが、特に異常は見当た りませんでしたよ。週内は引き運動のみで楽をさせ、来週より、状態に応じて乗っ ていきたいと思います」(瀬口担当) 【3月10日】 前走がタイムオーバー(4月5日まで出走不可)でもあったため、一旦放牧へ。 明日、千葉県の大東牧場内セグチレーシングステーブルへ移動する予定となっている。 「レース中にぶつけたか何かで、トモに外傷をつくってきましたが、心配には及ばず。 特に出走による反動やダメージも見受けられないようですね。ただ、出走に至るまで ノンストップで仕上げてきましたし、タイムオーバーによる出走制限も受けました ので、このあたりで一息入れて、リフレッシュを。少しでも大きくなって戻ってきて 欲しいところです」(久保田助手) 【3月5日】 スタートで後手を踏み、前半は最後方からの追走。終始内々を回り、終いを伸ばす 競馬を試みたものの、前との差を詰めるには至らず12着での入線となっている。 「稽古で時計が詰まってこない感じでしたので、前半は無理をさせず、終いに脚を 残す競馬を心がけました。この馬なりに頑張って走っていましたし、後ろから 他馬が来た時だって気持ちだけは伸びかけようとしていたんです。ただ、今日は 良馬場よりも力の要るドロドロの馬場。如何せん小柄な馬ですから、条件的にも 不向きでした」(水出騎手) 【3月3日】 3月5日(土)中山6R 3歳新馬(ダ1200m)に水出騎手にてデビュー予定。 「馬にやる気があり、馬体の格好や飼葉喰いも悪くないのですが、如何せん時計が詰ま ってこないものですから…。先週末はまずまずの時計が出たものの、これも併せた 相手に可愛がってもらってのもの。まだ気力に対して体力が伴ってきていない様子 なんです。まずは実戦を経験させることにより、その先につなげていきたいところ。 今回の出走が糧になってくれればと思っています」(斉藤厩務員) ++調教時計++ 05.03.02 水出 美南W良 5F 69.8 55.1 41.5 14.0 7 一杯に追う ノスタルヒアス(新馬)馬なりの外先行0.2秒遅れ 05.02.27 助手 美南W良 5F 69.8 55.0 41.3 13.2 3 一杯に追う クリスタルデューク(三歳未勝利)馬なりの内先行0.4秒遅れ 【2月24日】 2月26日(土)中山6R 3歳新馬・牝(ダ1200m)に出馬投票を行うも、抽選により 除外となっている。 「一週スライドして、3月5日(土)中山6R 3歳新馬(ダ1200m)へ。精神面の切り 替え(調教ではグッと気持ちが入り、やる気をみせてくれる)など、競走馬として いいものは持っているのですが、なにぶん現状では体がついてこない感じ。今週の 稽古でも併せた相手に遊ばれてしまい、遅れをとってしまいましたからね。幸い へこたれる様子はありませんので、実戦を経験させることにより、この先の変わり 身を求めていきたいと思います」(高市調教師) ++調教時計++ 05.02.23 助手 美南D良 5F 70.3 56.9 43.6 15.4 7 一杯に追う サムライシキブ(三歳未勝利)末強めの内0.2秒遅れ 05.02.18 助手 美南W良 56.2 41.2 13.5 7 一杯に追う クリスタルデューク(三歳未勝利)馬なりの内追走0.2秒遅れ 【2月17日】 美浦トレセン在厩。 今朝は馬場状態が悪かったため、ウッドにて半マイルから軽めのキャンターのみ。 週末に速めをやる予定となっている。 「なかなか時計が詰まってこないだけに心配な面もありますが、調教そのものは順調に こなしてくれていますよ。パーツ、パーツはしっかりとしていて好感が持てるものの、 トモが勝ちすぎて、前肢がダイナミックに伸びてこないことが影響しているのかもし れません。小柄な馬ですから、実戦では減量の恩恵を受けたいところ。松岡騎手か 水出騎手を予定しています」(高市調教師) 【2月10日】 美浦トレセン在厩。 さらなる変わり身を求めるべく、引き続き乗り込みが重ねられている。 「ここまで馬はへこたれずについて来てくれていますが、まだまだ仕上がり途上。 調教の絶対量が足りていないことも影響しているのでしょう。2月26日(土)中山 6R3歳新馬・牝(ダ1200m)を次なる目標に掲げ、さらに乗り進めていきたいと 思います」(高市調教師) 「相変わらず飼葉をよく食べますし、毛づやが良くなり、だいぶいい体つきになって きましたよ。確かに小柄な点が気にはなりますが、その他についてはサイズ以上に 好感触。あとは追いきっての変わり身に期待ですね」(斉藤厩務員) ++調教時計++ 05.02.10 助手 美南W稍 5F 69.0 54.3 40.9 14.2 5 一杯に追う ユーワビスケット(新馬)一杯の外先行1秒遅れ 05.02.06 助手 美南D良 5F 74.8 59.6 44.9 14.2 6 馬なり余力 サムライシキブ(新馬)馬なりの内同入 【2月3日】 今週はダートコースでの併せ馬。調教本数が足りていないこともあり、まだまだ良化途上の 走りとなっている。 「鞍上が本馬の脚をうまく伸ばせていなかったのか、それとも馬が動いてくれなかったので しょうか。どちらにせよ、昨日の追いきりの内容には不満が残りましたので、取りあえず 来週のデビューは見送ることにしました。今度は自分が跨って感触を確かめてみるつもり。 さらに調教を積んでから、再び目標を定めていきましょう。他馬が暴れていても惑わされ ない気性面の良さがあり、飼葉喰いの心配も要らないタイプですよ」(高市調教師) ++調教時計++ 05.02.02 助手 美北C良 5F 71.1 55.4 41.6 13.7 4 強めに追う サムライシキブ(新馬)馬なりの内同入脚劣 【1月27日】 1月21日(金)に早くもゲート試験に合格。昨日は大雪のため、追いきりを見合わせ、 本日より本格調教に移行している。 「ゲート試験ではポンと出てくれましたし、ピッチ走法の分だけ出脚も速く、また気性も 素直ですね。520kgの大型馬と併走したので、途中から見えなくなってしまったけど(笑) 跨っていた木幡騎手によれば、『感触は良かった』みたい。今後は馬を前に置いて行かせ たり、併せたり、工夫をしながら気合を乗せていきたいと思っています。予想以上に早く 仕上がるようであれば、2月13日(日)東京5R 3歳新馬・牝(ダ1300m)でのデビュー を検討してみましょう」(高市調教師) ++調教時計++ 05.01.27 助手 美南W稍 5F 68.6 52.2 37.3 12.8 7 強めに追う キタグニジョー(新馬)馬なりの内追走同入 05.01.23 助手 美南W稍 57.8 42.1 13.6 8 強めに追う サムライシキブ(新馬)末強めの外先行0.3秒遅れ 【1月20日】 美浦トレセン在厩。 昨日は坂路にて普通キャンターを消化。引き続き、ゲート練習も行われている。 「ここまでが調整不足でしたので少々心配していましたが、トレセンでの調教にも対応でき つつあるようですね。焦らずにゆっくりと進めてあげれば、このままデビューまで持って いけるのではないでしょうか」(千葉助手) 「昨日のゲート練習が二回目だったのですが、中でおとなしくしていましたので、問題は なさそう。この調子であれば、試験までにそれほど時間を費やすことはないと思いますよ。 小柄な割には飼葉を食べてくれますし、いつも一生懸命まじめに走る馬。いざやり出せば、 仕上がりは早いタイプでしょう。今週末あたりから、コースで長めを乗る予定になって います」(斉藤厩務員) 【1月13日】 美浦トレセン在厩。 軽めのキャンターに終始しており、少しずつゲート練習を開始している。 「一週間見てきての印象としては、ピッチ走法ですし、スピードタイプのようですから、 短いところが良さそうですね。芝・ダートは不問、気性も素直だと思います。背丈がない 分、他馬よりも一層小さく映りますが、体の幅やトモの肉付きなどはかなりのボリューム。 もうひと回り大きかったら、相当な器と断言できるんですけどねぇ…。もちろん手応えは 悪くありませんよ」(高市調教師) 【1月6日】 1月4日(火)に美浦トレセンへ入厩している。 「ここまでの乗り込み量が不足していますので、体を慣らしつつ、当面は角馬場を中心に じっくりと進めていく予定。背丈は低いですが、からだの幅は立派ですよ」(高市調教師) 「もっと細い馬をイメージしていましたが、小さい割に造りはしっかりとした印象ですね。 人懐っこい性格でかわいい牝馬。馬場に出るとカッとする一面もありますが、まだ環境に 慣れていないせいもあるのでしょう」(久保田助手) 【1月5日】 1月4日(火)に美浦トレセンへ入厩している。 「調教メニューは年末と同様。移動を特別に意識することはせず、この馬のペースで じっくりと乗り込んできましたよ。本当に良くなってくるのは、春頃かなと予測して いましたが、今のうちにトレセンの環境を知っておくのも将来的にはプラス。体調 そのものはいい状態で送り出せたと思います」(瀬口担当) -------------------------2005年----------------------------- 【12月28日】 セグチレーシングステーブル在厩。ウォーミングアップの後、ダートコース1800m または坂路1本をハロン20秒ペースのキャンターで乗り込まれている。 「こちらの水に慣れ、乗りながらでも馬体重は440kg台をキープ。もっと食欲があっ てもいいぐらいですが、到着時に比べて馬体に張りが出てきていますので、ひとまず 及第点と言ったところでしょう。高市調教師曰く『デビューを意識するのは、もう少し しっかりと乗り込んでからの話。ただ、手元で様子を窺ってみる意味で、一度トレセン に入厩させることも検討している』とのこと。場合によっては、1月中に移動になる かもしれません」(瀬口担当) 【12月21日】 セグチレーシングステーブル在厩。ウォーキングマシン60分、角馬場にてダク800m、 ハッキング1200mの準備運動後、ダートコースにて軽いキャンター1800mを消化。 週2回、坂路にてハロン20秒ペースで乗り込まれている。 「良化の気配というか、輸送と環境の変化による影響が完全に拭えた印象ですね。来週 からはダートコースにおいても、坂路同様のピッチで乗ってみる予定。この調子で少し ずつ馬体に張りを持たせていきたいと考えます。ちなみに馬房の中では、飼葉桶の金具 を外してみたり、ウォーターカップにイタズラをしてみたりと、良く言えば知恵のある ところ、悪く言えば子供っぽいところをみせています。他馬の突発的な動きなどを冷静に 受け止められる性格で、状況判断ができるタイプですから、やはり賢い馬ということで しょう」(瀬口担当) 【12月14日】 セグチレーシングステーブル在厩。ウォーキングマシン60分、角馬場にてダク800m、 ハッキング1200mの準備運動後、ダートコースにて軽いキャンター1600〜1800mを 消化。本日より、坂路入りを開始している。 「今日から坂路にてハロン20秒ペースのキャンターを開始。これからは、火曜と金曜日 は坂路、それ以外は平地で進めていきたいと思います。まだまだスクーリングを兼ねた 軽めの内容ですが、こちらの環境にはだいぶ馴染んできた様子。飼葉もペロリと食べて くれますよ。馬道ではいつも落ち着いており、素直な気性。体調も良好です」(瀬口担当) 【12月7日】 セグチレーシングステーブル在厩。 ウォーキングマシン60分、角馬場にてダク800m、ハッキング1200mの準備運動後、 ダートコースにて軽いキャンター1600mを乗り込まれている。 「ここまでの調整過程は順調。余分な動きをせず、無駄に力を使わないタイプ。反抗 する仕草などを見せることはまずないですね。ふざけたり、イタズラしたりすることは あっても、状況をすべて把握したうえでやっている印象。環境の変化にも難なく対応 できましたし、この賢さをいい方向に伸ばしてあげられればと思います」(瀬口担当) 【11月30日】 セグチレーシングステーブル在厩。 ウォーキングマシン60分の準備運動後、角馬場にてダク800m、ハッキング1200m を消化。クーリングダウンとして、調教後にもマシン20〜30分を行っている。 「飼葉や環境の変化に馴染んでくるまでの間は、ペースアップは慎重に。同じ飼葉の 量でも、ペロリと平らげるくらいになるまでは、無理をさせない方がよいでしょう。 洗い場などにもすんなり対応してくれたように、やはり順応性は高いようですね」 (瀬口担当) 【11月25日】 昨日午前、ファンタストクラブを出発。 本日、大東牧場内セグチレーシングステーブルへ到着している。 「まずは無事に到着。とはいえ、2歳牝馬の初の長時間輸送ですから、目に見えない 疲れもあるはず。週内は慎重に進めてあげたいと思っています」(瀬口担当) 「どちらかというと頭のいい馬ですので、環境の変化にはすんなりと対応できるの ではないでしょうか」(米田育成広報) 【11月19日】 ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン40分、屋内角馬場での準備運動後 ハッキング馬場にてハッキング1500m、坂路にてハロン17〜20秒ペースのキャン ター1本を乗り込まれている。 「キビキビした動き、小気味の良い走り、前向きな気性…、調教を見ていても好感の 持てる本馬ですが、実際にタイムを計ってみると、まだこちらの印象ほど速い時計が 出るという訳ではないんですよね。小柄な馬ゆえ、ピッチ走法でカバーしていかなけ ればならない点が、少々気掛かり。馬体の各所へ余計な負荷を掛けることになっては 疲れが溜まりやすくなりますからね。とはいえ、ただいま上昇気流にあるのは確か。 ペースアップにも耐えられるところまできていると思いますよ」(米田育成広報) 「月内にも千葉県の大東牧場内セグチレーシングステーブルへ移動予定。坂路とダート を併用して、ピッチを上げていきたいと思います」(高市調教師) 【11月12日】 ファンタストクラブ在厩。先週同様、ウォーキングマシン40分、屋内角馬場での 準備運動後、ハッキング馬場にてハッキング1500m、坂路にてハロン18〜20秒 ペースのキャンター1本を乗り込まれている。 「引き続き順調に乗り込めていますので、そろそろ坂路調教を2本に増やす予定で います。うまやの中ではお利口さんで悪さなどはしませんが、最近になって、調教の 際に周囲の馬が暴れると、それにつられるシーンが見受けられるようになってきました ね。ただ、これは本馬が体を動かせるようになってきた証しでもあります。マイナス と捉える必要はないでしょう」(米田育成広報) 「冬毛が伸びるのも嫌ですので、このまま順調にペースアップが進むようであれば、 トレセンの傍まで移動させるつもり。小さいなりに幅のある馬ですから、キ甲が 抜けてくれば、見栄えがするようになってくると思いますよ」(高市調教師) 【11月5日】 ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン40分、屋内角馬場での準備運動後、 ハッキング馬場にてハッキング1500m、坂路にてハロン18〜20秒ペースの キャンター1本を乗り込まれている。馬体重448kg(11/4測定) 「小柄ゆえにピッチ走法ではありますが、動きそのものはキビキビ。以前に比べて、 力強さも増してきているように感じますね。目方が気になる馬とは言っても、牝馬 ながらいつも食欲は旺盛ですから、馬体の細化を心配する必要はないでしょう」 (米田育成広報) 【10月29日】 ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン40分、屋内角馬場での準備運動後、 ハッキング馬場にてハッキング1500m、坂路にてハロン19〜20秒ペースの キャンター1本を乗り込まれている。 「先週末より、坂路入りを再開。あまり抑えつけても逆に負荷がかかりますので、馬の 気分に任せて普通キャンターでサーッと流しています。普段、うるさいところを見せ ていても、調教時には自分で気持ちをコントロールできるタイプ。休んで幾らかの 成長が見られたこと、そして乗り込んで筋肉がついてきたことにより、以前ほどは 小ささが目立たないようになってきましたね」(米田育成広報) 【10月22日】 ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン40分、屋内角馬場での準備運動後、 屋外ダートコースにてハロン22〜23秒ペースのキャンター2000m、芝コース 外周にて常歩4000mを乗り込まれている。 「馬場入り後の気合乗りが良くなったこと、そして大人びた走りができるようになって きたことからも、キャンターの走り方には好感が持てますね。少しでも馬体が大きく なってくれれば、休ませて成長を促すだけでなく、乗り進めるという刺激をもって 成長促進を図ることも可能になってきます。次はうまく波に乗れるかもしれませんよ」 (米田育成広報) 【10月15日】 ファンタストクラブ在厩。週明けより、騎乗運動を再開。 現在はウォーキングマシン40分屋内角馬場での準備運動後、屋外ダートコース にて軽いキャンター2000m、芝コース外周にて常歩4000mを乗り込まれている。 「運動を再開して感じたのは、背丈よりも、胴が伸びて目方以上に体を大きく見せる ようになってきたということ。この休養による変化は'あり'でしたね。大人びた 体つきになればそれだけ順調にペースアップできる可能性が高くなります。今後に 注目です」(米田育成広報) 【10月8日】 ファンタストクラブ在厩。 先週に引き続き、日に40分間のウォーキングマシンによる常歩運動を消化。 じっくりと成長を促している。馬体重446kg(10/7測定) 「馬体増に関しては、休んだ分が大半だと思われますが、上背が伸びつつある現況からも それだけではないと感じる部分があるのも事実です。前駆に比べて、お尻が高くなって いるのも成長の余地を示すサイン。もうひと回り大きくなるチャンスが残されている ような気がしてきましたよ。今週はイライラすることもなく、精神状態が安定している 様子。早ければ、来週から騎乗運動を再開するかもしれません」(米田育成広報) 【10月1日】 ファンタストクラブ在厩。 先週同様、日に40分間のウォーキングマシンによる常歩運動を消化している。 「疲れは少しずつ癒えてきている様子ですが、まだ体が完全に出来上がっていない状況を 考慮し、余裕を持たせたメニューに終始しています。楽をさせていることもあり、人間に 甘える仕草が見受けられる程度。筋肉痛を除いては、現時点で特に気になる点はありま せん」(米田育成広報) 【9月24日】 ファンタストクラブ在厩。 週明けの歩様が一息だったことから、20日(月)以降は、日に40分間のウォーキング マシンによる常歩運動のみで楽をさせている。 「左トモの踏み込みが一息。マイクロレーダーと消炎剤を用いて、筋肉疲労を癒している ところです。先週、『疲れのピーク』、『トモ高』とお伝えしたように、今は全体のバイオ リズムが乱れているのかもしれませんね。こういう時は無理せず安静にするのが一番。 再び成長期に入ったと捉えることもできますので、しばし様子を見守ってみましょう」 (米田育成広報) 【9月17日】 ファンタストクラブ在厩。 先週同様、ウォーキングマシン40分、屋内角馬場での準備運動後、屋外ダートコースにて 軽いキャンター2000m、芝コース外周にて常歩4000mを乗り込まれている。 「休んでいた馬によく見られる乗り出し後の軽い反動が、ちょうどピークを迎えている印象。 今週も坂路には入れずに、体をほぐすようなメニューに終始しています。ここ1〜2週の 感触によるとある程度、出来上がりつつあると思われていた馬体に変化が出てきた様子。 少しトモが高くなっている気がするんですよね。これは背丈や胴が伸びるサインでもあり ますので、もうひと成長を望めるかもしれません」(米田育成広報) 競走馬名は ミラクルベリー:Miracle Berry に正式決定。父、母両名より連想。酸味を 甘みに変える効力がある不思議な果実とされている。 【9月10日】 ファンタストクラブ在厩。 ウォーキングマシン40分、屋内角馬場での準備運動後、屋外ダートコースにて軽い キャンター2000m、芝コース外周にて常歩4000mを乗り込まれている。 「先週に引き続き、段階を追ってのペースアップへ。大人びた体つきと発達したトモの 筋肉がウリの本馬ですが、小柄である分、どうしてもピッチ走法になり、熟す前の馬体 には負担(疲れ)となってはね返ってくるようですね。完全に出来上がってくるまでは、 あまり無理をさせない方針。調教師の意向もあり、まずは成長を促すことを優先させ たいと思います」(米田育成広報) 【9月3日】 ファンタストクラブ在厩。今週より、乗り運動を再開。円馬場での試験騎乗を経て、 現在はウォーキングマシン40分、屋内角馬場での準備運動後、屋外ダートコース にてダク2000m、常歩4000mを消化している。馬体重432kg(9/2測定) 「久々の調教でも非常に落ち着いている様がいいですね。体つきそのものは大人びて きていますが体重の方はこの1ヶ月で10kg増まで。増えたというよりも、戻した といった表現の方が相応しいのかもしれません。今後は再びピッチを上げていく ことになると思いますので、減らさない注意が必要になってきます」(米田育成広報) 【8月27日】 ファンタストクラブ在厩。日に40分間のウォーキングマシンによる常歩運動、 午後1時間半のサンシャインパドック放牧を消化している。 「調教で一旦鍛え上げた筋肉を休ませるのも、成長を促すためには必要なこと。 飼葉以外に青草を与え、日光浴をさせているのもその一環です。すでに疲労感は 抜けてきた様子ですので同じ管理メニューが続いていても、その意味合いはより 成長促進に傾いてきたといっていいでしょう」(米田育成広報) 【8月20日】 ファンタストクラブ在厩。 日に40分間のウォーキングマシンによる常歩運動に加え、午後1時間の サンシャインパドック放牧を消化している。 「歩様などに違和感はなく、だいぶ疲れが取れてきていますが、リフレッシュと成長を 促す意味でももう少しゆっくりさせてあげたいと思います。馬体の造り自体はしっかり していますのでさらに大きくなるであろう期待を込めての休養というわけです」 (米田育成広報) 【8月13日】 ファンタストクラブ在厩。 先週同様、日に40分間のウォーキングマシンによる常歩運動を消化している。 「確実に疲れがとれてきた印象ですが、跨っていない分、いい頃の馬体の張りには及び ませんね。ただ、毛づやそのものはピカピカですし、乗り出すとすぐに馬体の戻る馬。 心配はないでしょう。いい休養になっていると思いますよ」(米田育成広報) 【8月6日】 ファンタストクラブ在厩。3日(火)以降は、日に40分間のウォーキングマシンによる 常歩運動のみで一息入れている。馬体重422kg(8/5測定) 「坂路2本のペースアップを目前に控え、再び疲れが見られたため、無理せず一息入れて あげることになりました。ただ、疲れとは言っても幾らか歩様が硬いかなという程度。 馬体を回復させてあげる意味も含んでの休息ですので、2〜3週間ほどゆっくりさせた後 また乗り込んでいく予定になっています」(米田育成広報) 【7月30日】 ファンタストクラブ在厩。先週同様、ウォーキングマシン40分、屋内角馬場での 準備運動後屋外ダートコースにてハロン22秒ペースのキャンター2000m+芝コース 外周にて常歩4000mもしくはハッキング1500m+坂路にてハロン18〜20秒ペースの キャンター1本+厩舎周りでの常歩30分を乗り込まれている。 「すでに疲れを感じさせないスムースな走りをしていますので、来週からは坂路調教を 2本に増加できそうです。乗れば乗るだけ真面目に応えてくれるタイプですから、自ずと 馬体の厚みや筋肉が身についてきますよね。馬体を増やすのも必要なことですが、これからは 減らない体づくりにも着手。牝馬の割には容易く叶いそうな馬ですよ」(米田育成広報) 【7月23日】 ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン40分、屋内角馬場での準備運動後、 屋外ダートコースにてハロン22秒ペースのキャンター2000m+芝コース外周にて 常歩4000mもしくはハッキング1500m+坂路にてハロン18〜20秒ペースの キャンター1本+厩舎周りでの常歩30分を乗り込まれている。 「小柄な馬体でも一生懸命頑張っている感じ。状態が持ち直してきましたので、来月 からは坂路を2本に増やすことになるでしょう。調教に集中できるうえ、それほど 気負うところがないのはプラス。 競馬に行って400kgちょっとでしょうから、 大型馬相手にどこまで太刀打ちできますか。こちらは真面目な性格と小気味良い キャンター、そして均整のとれた馬体で対抗。体格面を補えうる要素を持ち合わせて いる点に期待しています」(米田育成広報) 【7月9日】 ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン40分、屋内角馬場での準備運動後、バーク 準備馬場にてハッキング1500m、坂路にて軽いキャンター1本、もしくは屋外ダートコース にて軽いキャンター2000m、芝コース外周にて常歩4000mを消化している。 馬体重434kg(7/1測定) 「この馬なりに少しずつ大きくなっていますので、まだ完全に成長が止まった訳ではないと 思いますよ。ただ、馬体のバランスは絶好の形で固まってきていますので、ここから30〜 40kgも増えるとはちょっと考えづらいですよね。すでに元気一杯の様子ですから、機を 見てペースアップしていきましょう」(米田育成広報) 【6月25日】 ファンタストクラブ在厩。 10日間のリフレッシュ期間を経て、今月中旬より調教を再開。 現在はウォーキングマシン、屋内角馬場での準備運動後、バーク準備馬場にてハッキング 1500m坂路にて軽いキャンター1本、もしくは屋外ダートコースにて軽いキャンター 2000m、芝コース外周にて常歩4000mを消化している。馬体重436kg(6/25測定) 「思いのほか回復が早かったため、騎乗運動を進めながら、疲れをとっていくことになり ました。質の良い筋肉とバランスのとれた馬体がありますから、今後も大崩れする心配は ないでしょうね。ただ、成長を促すことも必要になってくる馬ですので、当面は段階を 踏みながら15−15までピッチを上げていくことになると思います」(米田育成広報) 【6月11日】 ファンタストクラブ在厩。 幾らか疲れが見え始めたため、先週末より、日に40分間のウォーキングマシンによる 常歩運動と日中2時間のパドック放牧にペースダウン。一息入れてリフレッシュを 図っている。馬体重418kg(6/3測定) 「休むことなく乗り続けてきた馬ですし、坂路を行く姿が本来の動きになかったため、 この辺で暫し休息を挟むことに決めました。とは言え、どこをとって悪いわけではなく、 単なる全身の筋肉疲労。(自分から一生懸命走るタイプゆえに)徐々に引き締まって きた馬体を回復させる意味も含まれてのものですから、心配は要りません。いい機会 ですので、1ヶ月ほどゆっくりとさせて、再び攻め込んでいきたいと思います」 (米田育成広報) 【5月18日】 ファンタストクラブ在厩。 屋外ダートコースにてハロン21〜22秒ペースのキャンター2000m、もしくは ハッキング1500mの準備運動後、ウッドチップ坂路コースにてハロン17〜18秒 ペースのキャンター1本を乗り込まれている。馬体重426kg(5/6測定) 「併せ馬を開始していますが、実にいい気合乗り。順調にきていますので、このまま 15−15までノンストップで乗り込んでいく予定です。走る際は一生懸命でも、 うまやの中ではのんびりとできる馬。飼葉も食べてくれますし、現時点で精神的に 余裕があるのもいいですね。フジキセキ産駒の割にはゴツゴツした感じがなく、 足取りは確か。ゆったりとしたいい背中をしているので、疲れが溜まらないのだと 思います。小柄でも体を大きく見せるのは褒められる点。とにかくシルエットは 上々ですよ。腹回りが引き締まり、徐々に競走馬らしい体つきになってきているにも 関わらず、馬体減はナシ。調教が身になっている証拠と言えるでしょう。とはいえ 先々を考えれば、やはりあと10〜20kg体が増えてくると安心できますよね」 (米田育成広報) 【4月19日】 ファンタストクラブ在厩。 屋外ダートコースにてハロン21〜22秒ペースのキャンター2000mを消化。 週2回、坂路にてハロン18〜20秒ペースのキャンター1本を乗り込まれている。 馬体重426kg(4/1測定) 「相変わらず牝馬では最も進んだ組。調教内容も順調に推移していますよ。坂路 調教は初めてになりますので、まずは縦列の単走でお勉強を。機を見て少しずつ ピッチを上げ夏前には併せ馬で15−15近くまでもっていきたいところです。 ピッチの利いた 小気味良い走りと調教に対する真面目な姿勢に好感。疲れとは無縁で、順調さに おいてはピカイチですよね。あとは馬体重の増加を祈るのみ。完歩の差や走りの 迫力といった点ではどうしても大型馬が有利になりますからね。乗りながら体重を 維持するだけではなく、増やしていくのが理想的です」(米田育成広報) 【3月17日】 ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン40分、屋内角馬場での準備運動後 屋内ダートコースにてダク1600m、ハロン21〜22秒ペースのキャンター2400mを 乗り込まれており、その後に約20分間の常歩運動を消化している。 馬体重424kg(3/4測定) 「引き続き、最も進んだ組に入り、着々とトレーニングを消化中。小柄ながら骨格が しっかりとしており、管も短めですから、脚部への負担が少ないのでしょう。調教を 進めていっても脚元等に痛い所が出ないのは、芯がしっかりしている証拠。 この順調度も頷けるところですよね。気温が上がってくる春先は、一段と成長を遂げる 季節。上背のさらなる発達も期待できるのではないでしょうか」(米田育成広報) 【2月17日】 ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン40分、屋内角馬場での準備運動後 屋内ダートコースにてダク1600m、ハロン23〜24秒ペースのキャンター1600〜 2400mを乗り込まれており、その後に約20分間の常歩運動を消化している。 馬体重424kg(2/5測定) 「走りは一完歩が小さく、回転の速いピッチ走法。調教に対する集中力は、うちにいる 全2歳牝馬の中でも明らかに上位ですよ。馬体的にはまだトモが高いものの、上背が 伸びてきており、背中の伸びもあります。この1ヶ月の体重は微増でも、これなら前駆が 起きて成長を繰り返すのは間違いのないところでしょう。後ろから見たときのトモの 張り具合やギュッと芯の凝縮した雰囲気などは、可能性を十分に秘めている印象。 相変わらず進んだ組での調教が続いているように、これといった不安材料は見当たり ません」(米田育成広報) 【1月16日】 ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン40分、屋内角馬場での準備運動後 屋内ダートコースにてダク1600m、ハロン23〜24秒ペースのキャンター1600mを 乗り込まれており、その後に約20分間の常歩運動を消化している。 馬体重422kg(1/8測定) 「ちょうど背丈が伸びつつあり、後駆が高くなっている状態。成長のピークが春先 あたりになりそうですので、現時点では前後のバランスが崩れていて当然でしょう。 全兄バージョンワン(1/11新馬戦2着)の同じ時期と比べても遜色ない雰囲気。 兄よりもひと回り小さいものの体型はむしろ兄以上と言っても過言でありません。 兄もこの時期は身体が淋しく映っていたのですが、先日のデビュー戦のパドックを 見てビックリ。出走馬中、最も見栄えするほどにまで変わっていましたからね。 そういう意味では、本馬もまだまだ良くなる余地があるということ。この調子で 馬体重が増えてくれば文句なしですね」(米田育成広報) 【12月17日】 北海道・門別のファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン40分、屋内角馬場での 準備運動後、屋内ダートコースにてダク1600m、ハロン23〜24秒ペースのキャンター 1600mを乗り込まれており、その後にゲート通過と約20分間の常歩運動を消化している。 馬体重410kg(12/4測定) 「1歳馬の中では、一番進んだ組での調教を消化中。小柄でも幅のあるしっかりとした 造りで現状において不安点はありませんよ。ストライドの大きさよりも、回転の速さで 勝負するタイプ。気性は落ち着いており物覚えの早い利口な馬ですね。ここにきてトモが 高くなってきましたのでまだまだ成長しそうな感じ。これに伴い、馬体重も増えてくる ものと思われます」(米田育成広報)
ミラクルベリー