▲ 反省してること
住んでから
▲窓の数

家を建てる前住んでいたのはアパート。ある程度日当たりを確保できるのは一部屋だけで、ダイニングやその他の部屋は、昼なお暗い行灯部屋でした。
そんなところに住みながらの設計計画、とにかく明るく、と窓を多めに希望しました。
Ohさんの設計にない窓もリクエストして、ここもあそこも、とつけた窓。

住んでみて、やっぱり多かったなー、と。
リビングの天井は吹き抜けのごとく高くしてあって、掃き出し窓以外に腰高、天窓とつけましたが、いくらペアガラスと言っても夏は直射がまぶしく、冬寒い。
ロフトもときどき昇ってお昼寝したい、なんて言ってわざわざ押し出し式で開閉できる窓をつけてもらいまいしたが、結局使わずです。

1年経ってリビングの天窓は全て布を垂らし、東側に設けた腰高窓は開かずの窓となり、2階のお客様部屋及び子供部屋の西側窓も発泡スチロールの板でふさぎました。
柔らかい光が入ってきてなおかつ断熱がよく経済的。ということを学べたのは不幸中の幸いかもしれませんが、その上にレースカーテン、という不思議な窓がいくつかできあがってしまったのは、単に我が家の我がままが裏目に出た結果です。

明るさと断熱、両立がなかなか難しいところ。小さめの窓は自分達でフィルムを貼りましたがやはり何年かしたらプロに断熱フィルムを貼ってもらおうか、と計画中です。

▲外溝はやっぱり

家の見学会に合わせてなんとか坪庭に植栽をしたかった私たち。
近隣の造園やさんにお願いしたのですが、とてもタイトなスケジュールでなんとなくの雰囲気で頼んでしまったのが運のつき。
確かに、プロの植栽は樹木もしっかりしてるし、美しいのですが、私たちが樹木や植物についての知識が乏しく、「こんな雰囲気がいい」というのを具体的に伝えることができず、思っていたよりかなり和風な趣になってしまいました。
そして1年経つ頃に、植え替え、移植を自分達でしたり・・・
それはそれで楽しいと思える庭弄りですが、家のことでいっぱいいっぱいになっているとき、無理して外周りまでやらずとも、大まかなイメージやどうしてもやりたい大きなものなどの目論見をつけて、あとからじっくりでもいいかもしれません。
または家と平行していろいろな庭や樹木、敷石や門柱などを見てまわり、きっちりした計画を立てて取り組むのがよいのではないかなぁ、と思います。

住んでみて「ああ、あそこがよく目に入るんだ」とか「道路からはここが目立つんだ」とかを実感することもよくあるので、実際の目線なんかも考えて計画するとよいかもですね。

とにかく、我が家のように焦って満足度65%なんてならないようにお気をつけくださいませ〜。

でも庭弄りが楽しい!というのは住んでみて初めて知った感想です。
小さくても緑があるスペース、これはおウチの周りにあるといいものだとお勧めします〜。
雑草との戦いも待ってはおりますが。はい。

▲その他などなど

基本的に水周りなどの設備は10年〜15年目安で替えることになるだろう、と思っていたので取り立てて高機能なぜいたくキッチンなどはつけませんでした。標準タイプで十分、お値段優先で選んだのですが、機能的には不便も感じず、引き出し収納の収納力の高さや蛇腹ホース式シャワー水洗なんかは満足しております。

で・す・が。

細かいことなんですが、蛇口の接続部分やプラスチックの部分に水垢が溜まりやすいとか、キッチンシンクが傷つきやすいとか、予想していなかった部材の弱さというか、そのあたりが生活しているととっても気になります。
まめに掃除すればいい、とか、クレンザーで強くこすらないようにする、とか対策はある程度立てられますが、そういう気の使い方をしなければいけない、というのは毎日の中で少しづつストレスになっていきます。

値段と部材や技術のバランス。見た目だけじゃなかなかわからない部分だけに、メーカーさんには更なる努力をお願いしたいと強く思ったりいたします。

2005.11現在
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