モーターサイクルレースの世界グランプリ500ccクラスで1980年、スズキに5年連続のメーカーチャンピオンをもたらしたのがスズキRGB500です。シリンダーを4角に配置したようなスクエア4と呼ばれるレイアウトを持つエンジンは水冷2サイクル495cc。110馬力以上のパワーを発揮します。また、ブレーキング時のフロントの沈み込みをおさえるアンチノーズダイブ機構やリヤのフルフローターサスなど、独自のメカニズムを装備。80年はイギリス、イタリア、オランダの3つのワークスチームを送り込み、4つの勝利を記録しました。 |