出桁化粧造

全景 軒の出1.65メートル出桁軒の見上げ 木負に半分と隅木に半分のロンジ垂木
深い軒を支える小屋裏の出し桁梁と跳ね梁 深い軒を支える小屋裏の出し桁梁と跳ね梁 玄関周辺の入下見
玄関格天井 座敷から仲の間を見る 茶の間折上天井
廊下隅天井、元の家の古材を使っています 手造りの階段 中廊下より座敷、仲ノ間、妻廊下を見る
茶の間出窓と茶箪笥 DK食器棚 元の家の床の間を使いました
 この家の特徴はなんといっても日本の家屋特有の深い軒にあると言って過言ではないと思う。 大工の
腕のふるう場でもあった。 深い軒にするために出し桁造りになっています。より強固にするために梁と
重なる個所については腕木は内部の梁の外に出た部分だけをつくって腕にしています。また跳ね梁を
併用する事で軒を支えています。また、二軒、出し桁などでより美しくするためにロンジ垂木を配置します。
緩い反軒と相まって美しい軒先が楽しめると思います。
 玄関、座敷は格天井なっています。茶の間の天井は折上天井することで変化と天井の高さを
確保しています。
 廊下の隅の天井は、元のすすで燻され黒くなった戸板を使っています。
 床の間では、床板、框、落とし掛は今では貴重になったケヤキの無垢材が元の家より外して使いました。

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