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2001

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251

Japanese Title 偽牧師
Original Title THE PILGRIM
Director チャールズ・チャップリン
Casting チャールズ・チャップリン
エドナ・パーヴィアンス
シドニー・チャップリン
Comments 歌詞つきの歌から始まるのが印象的。どこへ行こうか迷って駅の目的先の看板を見ないで指指すチャーリーはシンシン刑務所を指してしまってやり直す。テキサスで慌てて汽車を降りたチャーリーは牧師に間違えられ町の人々に歓迎される。早速礼拝に。牧師なのに裁判の宣誓の時のように聖書に手を載せて片手を挙げて専制しようとするチャーリーが可笑しい。昼食に招待された家の小僧が親もチャーリーも叩きまくる!その小僧の仕業で帽子がケーキに!ピンチ!悪友現る。悪友がスッた財布を手品に見せかけ取り戻すチャーリー。家に泊まることになった悪友とチャーリーの格闘が可笑しい。引出しを開こうとする悪友、足で閉めるチャーリー!1910年代のチャーリーに比べるとこの20年代のチャーリーは少し良い奴になってる気がする。最後は保安官がチャーリーをメキシコに逃がすが、チャーリーは国境を跨いでテキサスに戻ろうとする…
Evaluation ★★★
Country アメリカ
Year 1923
Runtime 42
Remarks 冒頭の曲は「テキサスへ行こう」で作詞作曲はチャップリン自信。

252

Japanese Title ミンクの手ざわり
Original Title THAT TOUCH OF MINK
Director デルバート・マン
Casting ケイリー・グラント
ドリス・デイ
オードリー・メドウズ
ギグ・ヤング
ジョン・アスティン
ディック・サージェント
Comments ケイリー・グラントはオシャレだな…品があるって言うか前々作のジョセフ・コットンを上回るくらいに作品全体が締るし、コメディもこなすし、見ていて気分爽快。ドリス・デイ=キム・ノヴァク=ジュリー・アンドリュースって3人は似てないかな?字幕でしっかり「ヤンキーズ」ってスに濁点が付いてるのが気に入った。面白かったのは、ヤンキー・スタジアムで野球を観戦しに行き、ヨギ・ベラ、ミッキー・マントル、ロジャー・マリスが出てきてちょっとした台詞もある。棒読みで気味だが…ドリス、グラントを含めて5人がいるダグアウトは間違えなくセットだ。『メリーに首ったけ』と同じく精神科医が患者の話を聞いてるふりして途中でいなくなる。酔っぱらったドリスの足の親指に嵌っているワインのビンが可笑しい。あんまりピンと来ない二人だったが、エンディングは二人一緒…
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 1962
Runtime 105
Remarks アカデミー脚本賞、美術監督・装置賞(カラー)、録音賞にそれぞれノミネート。
ゴールデン・グローブ作品賞受賞。

253

Japanese Title ナイアガラ
Original Title NIAGARA
Director ヘンリー・ハサウェイ
Casting マリリン・モンロー
ジョセフ・コットン
ジーン・ピータース
ケイシー・アダムス
ドン・ウィルソン
Comments 久々の鑑賞。ミステリアスな始まりが好き。強烈なモンロー・ウォーク!これで多少評価も上がり気味…シャワーからちょっとだけ顔を出すシーンがあるが唇は真っ赤!静寂の中ベルを見せておきながら真下で絞殺されるモンロー・・・印象に残るシーンだ。ボートが滝の方に流されるまでの緊迫感は良いが、落ちるシーンはあまりにも簡単に処理し過ぎ。モンローはもちろんの事ジーン・ピータースも綺麗で印象的だった。
Evaluation ★★2/3
Country アメリカ
Year 1953
Runtime 89
Remarks -

254

Japanese Title ピクニック
Original Title PICNIC
Director ジョシュア・ローガン
Casting ウィリアム・ホールデン
キム・ノヴァク
スーザン・ストラスバーグ
ロザリンド・ラッセル
ベティ・フィールド
エリザベス・ウィルソン
アーサー・オコンネル
ニック・アダムス
クリフ・ロバートソン
Comments 実は初鑑賞…「ピクニック」と言うよりも「カーニバル」的な規模。普段は大して気にならないダンスシーンだが、ウィリアム・ホールデンとキム・ノヴァクのあのダンスシーンと曲が印象的。必見だ。しかし、全体的な流れ、強引な年配女性の結婚願望が鼻につく。面白くない。
Evaluation ★1/2
Country アメリカ
Year 1955
Runtime 113
Remarks アカデミー作品賞、助演男優賞(アーサー・オコンネル)、監督賞、劇・喜劇映画音楽賞にそれぞれノミネート。受賞は、美術監督・装置賞(カラー)と編集賞。
ゴールデン・グローブ監督賞受賞。

255

Japanese Title ストレンジャー・ザン・パラダイス
Original Title STRANGER THAN PARADISE
Director ジム・ジャームッシュ
Casting ジョン・ルーリー
エスター・バリント
リチャード・エドソン
セシリア・スターク
Comments 面白いとは言えないな。まずテンポが悪い。こういうタイプの映画にはよく見られる。"間"が多く、シーンの移り変わりも長い。ハンガリーから来た従姉妹にフットボールのルール説明するところが可笑しい。画面は見えないが明らかにジョン・マデンの声だとわかる。テーマ曲的扱いとなっているのが久々に聴いたスクリーミン・J・ホーキンズの「I PUT A SPELL ON YOU」何回聴いても強烈な印象を残す曲だ。
Evaluation
Country 米/西独
Year 1984
Runtime 90
Remarks カンヌ国際映画祭カメラ・ドール受賞。

256

Japanese Title トラ・トラ・トラ!
Original Title TORA!TORA!TORA!
Director リチャード・O・フラシャー
舛田利雄
深作欣二
Casting マーティン・バルサム
山村聡
ジェイソン・ロバーズ
ジョセフ・コットン
三橋達也
ジェームズ・ホイットモア
東野英治朗
E・G・マーシャル
田村高廣
リチャード・アンダーソン
ネヴィル・ブランド

渥美清
Comments 『パール・ハーバー』と比べてみよう!まず、ストーリーがわかりやすい。変なロマンスが絡んで無く、非常にスムーズに流れる。純日本人のキャストを使ってるため、「ちゃんとした日本語」で安心して見られる。戦闘シーンだが、『パール・ハーバー』はCGを使ってるだけ有利だが、遜色はあまりないと思った。低空飛行する戦闘機は『パール・ハーバー』だけで描かれたと思ったが、本作にもしっかり出てきた。日本側のシャレかどうかわからないけど、軍艦赤城の厨房で登場するのは「寅さん」こと渥美清。真剣な映画の中でも笑わせてくれる。
Evaluation ★★2/3
Country 米/日
Year 1970
Runtime 143
Remarks キャッチコピーは、「今世紀最高最大のスケールで描く戦争スペクタクル巨篇!
太陽は昇った−昭和十六年十二月八日その真紅の朝焼けは、血と炎のドラマにふさわしく大空をそめた」
アカデミー賞撮影賞、美術監督・装置賞、音響賞、編集賞にそれぞれノミネート。受賞は、特殊視覚効果賞。
あまりスポットを浴びてなかったジェイソン・ロバーズだが、実は、実際に当時真珠湾にいたらしい!

257

Japanese Title 検事ファルコーネ/マフィア殲滅作戦
Original Title FALCONE
Director リッキー・トニャッツィ
Casting チャズ・パルミンテリ
F・マーレイ・エイブラハム
アントニオ・マンジーニ
アンナ・ガリエナ
アンディ・ルオット
Comments イタリア・マフィア撲滅に関わったイタリア人検事の話。内容は分かりやすくスムーズに見られたが、全体的に安さを感じてしまった。しかし、彼の功績は偉大だ。ラストに本物の写真が出てきたがもう一人撲滅に関わった人物も含めてよく似てた。残念ながら二人ともマフィアに殺された。
Evaluation ★1/2
Country 米/伊
Year 200
Runtime 107
Remarks AKA, "EXCELLENT CADAVERS", "I GIUDICI"

258

Japanese Title ジェット機M7号
Original Title THE NET
Director アンソニー・アスクィス
Casting フィリス・カルヴァート
ノエル・ウィルマン
ジェームズ・ドナルド
ハーバート・ロム
Comments 物足りない!状況はわかるが、展開と動機の説明が不充分。病院に運び込まれた重要人が息をしてるかどうか鼻の下に鏡を置いて確かめ、その鏡に移る医者の顔が印象的。マッハのスピードで飛ぶジェット機Mのスピード感はあった。人間模様に重点をおいていたのがマイナス点。サスペンスが足りなかったし、ラストもイマイチ。
Evaluation ★1/2
Country イギリス
Year 1953
Runtime 86
Remarks -

259

Japanese Title セクシャル・ハラスメント/疑惑の最高裁判事
Original Title STRANGE JUSTICE
Director アーネスト・R・ディッカーソン
Casting デルロイ・リンドー
マンディ・パティンキン
レジナ・テイラー
ポール・ウィンフィールド
スティーヴン・ヤング
ルイス・ゴセット・Jr
フィリップ・シェパード
Comments 実話なのは良いが、白か黒かわかんないのに映画を作っちゃいけないよ!黒人判事は白か黒か最後にハッキリするんだろうと思ってたら…エンディング・クレジットでその後の関係者の説明がよくあるが、今回は一部だけ出演者の顔写真も挿入してたのが良かった。どうせなら全員やって欲しかったけど。実像に似せるべくビデオの雰囲気を出そうとしてたのは却って逆効果。デルロイ・リンドとブッシュ元大統領とのショットが出てくる。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 1999
Runtime 112
Remarks 米テレビ映画。
別題は、「正義と真実」

260

Japanese Title 遠い空の向こうに
Original Title OCTOBER SKY
Director ジョー・ジョンストン
Casting ジェイク・ギレンホール
クリス・クーパー
ローラ・ダーン
クリス・オーウェン
ウィリアム・リー・スコット
チャド・リンドバーグ
ナタリー・キャナディ
スコット・マイルズ
Comments いきなりエルヴィスの「監獄ロック」がかかる所が良いね。その他にもプラターズ、コースターズ、バディ・ホリーのナンバーが良くかかってた。内容にはほとんど関係ないがフットボールの練習シーンがあるところも嬉しい。実話なので最初から興味津々で見たが、期待に答えるかのように物語が進んで行くところに好感が持てた。ロシアとの宇宙開発競争で一歩引けを取っている時代に「アメリカにはロックンロールがあるさ」って台詞はいかにもアメリカ的。普段はさっぱりのクリス・クーパーが良い味出してた。結局NASAに勤めることになってラストに出てきた本人の写真が印象的。
Evaluation ★★2/3
Country アメリカ
Year 1999
Runtime 108
Remarks タイトルの"October Sky"を並べ替えると"Rocket Boys"になる!

261

Japanese Title 洗脳 狙われたハイスクール
Original Title DISTURBING BEHAVIOR
Director デヴィッド・ナッター
Casting ケイティ・ホームズ
ジェームズ・マースデン
ニック・スタール
ブルース・グリーンウッド
スティーヴ・レイルズバック
ウィリアム・サドラー
チャド・ドネッラ
イーサン・エンブリー
キャサリン・イザベル
ブレンダン・フェール
Comments あまりにも面白くないので、珍しく途中でやめようと思ったが、なんとなく全部見てしまった。でも、見なくても良かった内容。ラストの「ブルーリボン」たちと一緒に崖から落ちるシーンは気持ちが良かった。続編が出来そうな後味の悪い終わり方。ケイティ・ホームズはちょっといい…
Evaluation 1/2
Country アメリカ
Year 1998
Runtime 84
Remarks 日本劇場未公開。

262

Japanese Title マグノリア
Original Title MAGNOLIA
Director ポール・トーマス・アンダーソン
Casting ジェレミー・ブラックマン
トム・クルーズ
メリンダ・ディロン
フィリップ・ベイカー・ホール
フィリップ・シーモア・ホフマン
ウィリアム・H・メイシー
ジュリアン・ムーア
ジョン・C・ライリー
ジェイソン・ロバーズ
メローラ・ウォルターズ
マイケル・ボーウェン
エマニュエル・L・ジョンソン
フェリシティ・ハフマン
Comments トムはアホだな。何なんだあの役は!あれでトムを嫌いになった人っていないのかな?展開と構成は『パルプ・フクション』に似てると思った。警察官役のジョン・C・ライリーは良い役者になったなぁ。色んな映画で見るけど、ちょっと引っ込み思案の役が良く似合う。ジェイソン・ロバーズがなかなか良かったが、病床に就いていてあまり動きがない。その若き妻役のジュリアン・ムーアもアホ。彼女もそうだが、前半に目立つ4文字熟語にウンザリする。190回も使われているらしい。良い映画になり得ないな…それが無く、トムの役もなかったら結構楽しめたかも!カエルが大量に降ってくる説明が欲しかったが、あれは創世記8章2節の引用か?
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 1999
Runtime 187
Remarks アカデミー助演男優賞(トム・クルーズ)、脚本賞、主題歌賞にそれぞれノミネート。
ベルリン国際映画祭金熊賞受賞。
ゴールデン・グローブ助演男優賞(トム・クルーズ)
因みにアカデミーの他の助演男優賞候補は、『サイダーハウス・ルール』(マイケル・ケイン)受賞、『シックス・センス』(ヘイリー・ジョエル・オズメント)、『リプリー』(ジュード・ロウ)、『グリーンマイル』(マイケル・クラーク・ダンカン)
本当に端役だったけど、『生きてこそ』のロイ役のケヴィン・ブレズナハンが出てた。

263

Japanese Title ノー・ルッキング・バック
Original Title NO LOOKING BACK
Director エドワード・バーンズ
Casting エドワード・バーンズ
ローレン・ホリー
ジョン・ボン・ジョヴィ
ブライス・ダナー
コニー・ブリットン
ジェニファー・エスポジート
ニック・サンドゥ
Comments まず、エドワード・バーンズの監督作の映画は面白くない。彼の演技だが…酷い。あの声がまた気に入らない。鼻につく。ボン・ジョヴィの役が結構可哀想。ローレン・ホリーの行動には参る。全て監督のエドワードの失態につながる。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 1999
Runtime 95
Remarks -

264

Japanese Title ホンキートンク天国
Original Title BAJA OKLAHOMA
Director ボビー・ロス
Casting レスリー・アン・ウォーレン
ピーター・コヨーテ
ジュリア・ロバーツ
アリス・クリーグ
スウージー・カーツ
ビリー・ヴェラ
アンソニー・ザーブ
ウィリアム・フォーサイス
ウィリー・ネルソン
Comments 残念ながら期待以下だったな…。もっと良い意味でカントリー臭いと思っていたし、キャストがパッとしなかった。でも、注目すべきはレスリー・アン・ウォーレンの娘役でジュリア・ロバーツが出てるところ。若いが、あまり今と変わらない。カントリーソングで特筆すべきはエルヴィスも唄った「色あせし恋」。ラストでは大御所ウィリー・ネルソンも登場する。
Evaluation
Country アメリカ
Year 1988
Runtime 97
Remarks 米テレビ映画。
原題は「バハ・オクラホマ」と読む。

265

Japanese Title 伯爵夫人
Original Title A COUNTESS FROM HONG KONG
Director チャールズ・チャップリン
Casting マーロン・ブランド
ソフィア・ローレン
ティッピー・ヘドレン
シドニー・チャップリン
パトリック・カーギル
マーガレット・ラザフォード
ジェラルディン・チャップリン
チャールズ・チャップリン
Comments 面白かったな。はじめて見た時は吹き替えだったので今回が初めてのオリジナル音声。やっぱりマーロンの声はオリジナルでないと!オリジナル音声分、前回と比べ評価アップ。チャップリンの往年のスラップスティックをマーロン・ブランドやソフィア・ローレンが演じるところが最高に笑える。このドタバタのシーンはファースト・モーションに見えるけど、どうなんだろう?執事のハドソンがまた巧くて、良く笑わせてくれた。シャツに口紅で書いた電話番号をご主人の為にメモろうとするのが良い。合成、セットはお世辞にも良いとは言えないが、時代が時代だけに許せる。エンディングがちょっと簡単過ぎるかな。でも、チャップリン的で単純なのも良い。
Evaluation ★★★
Country 米/英
Year 1967
Runtime 120
Remarks キャッチコピーは、「『モダン・タイムス』から三十年…天才チャップリンが夢と郷愁をこめて創りあげた華麗なる映画芸術!香港からサンフランシスコへ…自由を求める伯爵夫人“涙と笑い”の豪華客船に描く真実の愛、美しき人生の詩!」

266

Japanese Title 炎のランナー
Original Title CHARIOTS OF FIRE
Director ヒュー・ハドソン
Casting ベン・クロス
イアン・チャールソン
イアン・ホルム
ナイジェル・ダヴェンポート
シェリル・キャンベル
アリス・クリーグ
デニス・クリストファー
Comments 久々の鑑賞。データベース初登場。懐かしかった。これと同時上映だった『黄昏』も良かったんだよな〜。少年がサッカーボール持っててサッカーの話してんのに字幕が「ラグビー」だもんな〜。シャンパン・グラスをハードルの端っこにおいて練習するシーンがカッコイイ。最後にちょっとこぼれるところも好き。スタートラインでの緊張感、スローモーション、音楽、どこを取っても秀逸。決勝にニュージーランド人が出てたってのは今回初めて気がついた。しかも、みんな白いユニフォームなのにやっぱりニュージーだけシャツが黒い!ハロルドが優勝した時、部屋にいるコーチが印象的。ラストのレースではアメリカのシュルツからもらったメモを握り締めたまま走ってた。
Evaluation ★★★
Country イギリス
Year 1981
Runtime 123
Remarks アカデミー作品賞、脚本賞、作曲賞、衣裳デザイン賞受賞。ノミネートは、助演男優賞(イアン・ホルム)、監督賞、編集賞。
カンヌ国際映画祭助演男優賞(イアン・ホルム)、アメリカ批評家賞(ヒュー・ハドソン)受賞。
NY批評家協会賞撮影賞受賞。
ゴールデン・グローブ外国映画賞受賞。

267

Japanese Title コードネームはエメラルド
Original Title CODE NAME EMARALD
Director ジョナサン・サンガー
Casting エド・ハリス
マックス・フォン・シドー
エリック・ストルツ
ヘルムート・バーガー
ホルスト・ブッフホルツ
パトリック・スチュワート
Comments 悪くない、悪くない。凄く良くもないが悪くはなかった。エド・ハリスが二重スパイ。ナチスの三人のうち一人だけが味方だと途中でわかる。それが誰なのかがはっきりせず、考えさせられるところがサスペンスフルで良かった。ナチスの軍服を着させたら右に出るものはいないほど良く似合うマックス・フォン・シドーが結局味方だったが、エド・ハリスと絡む最後のシーンが絶妙。エド・ハリスもナチス軍服を着て威勢が良かったそのラストシーンは迫力があった。エリック・ストルツを救出させるのも絡んで結構ハラハラさせられる。
Evaluation ★★1/3
Country アメリカ
Year 1985
Runtime 96
Remarks 日本劇場未公開。

268

Japanese Title インカ王国の秘宝
Original Title SECRET OF THE INCA
Director ジェリー・ホッパー
Casting チャールトン・ヘストン
トーマス・ミッチェル
ニコール・モーレイ
ロバート・ヤング
グレンダ・ファレル
Comments なるほど!インディ・ジョーンズ・シリーズのヒントはこの作品からだな!チャールトン・ヘストンの格好はまさにハリウソン・フォードのそれ。う〜ん、貴重な一本に出会った。内容もアドベンチャー的で「秘宝」を求めて行くので流れも似てる。エンターテインメントと言う点では劣っているのはしようがないけど…インカ人の唄う歌がおかしい。吹き替えにしてもおかしいし、女性の声じゃないし凄く不自然。ニコール・モーレイは綺麗だった。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 1995
Runtime 102
Remarks -

269

Japanese Title レックレス・モメント 愛と欲望の罠
Original Title THE RECKLESS MOMENT
Director マックス・オフュルス
Casting ジェームズ・メイソン
ジョーン・ベネット
ジェラルディン・ブルックス
ヘンリー・オニール
シェパード・ストラドウィック
デヴィッド・ブレア
ロイ・ロバーツ
Comments いま一つ…ジェームズ・メイソンの魅力もいま一つ。初々しさは出てたけど迫力に欠けた。悪者なのに、だんだん良い奴になっていく設定は悪くない。主役は娘なのか、お母さんなのか、ジェームズ・メイソンなのか中途半端に感じた。サスペンスではあるが、面白さに欠ける。
Evaluation ★1/2
Country アメリカ
Year 1949
Runtime 83
Remarks -

270

Japanese Title 生きていた男
Original Title CHASE A CROOKED SHADOW
Director マイケル・アンダーソン
Casting リチャード・トッド
アン・バクスター
ハーバート・ロム
アレクサンダー・ノックス
ダグラス・フェアバンクス・Jr
Comments 悪くないけど、「どんでん返し」が大した事ないのでさほどよく思えなかった。死んだはずの兄がどうしてここにいるのか…ミステリアスではあるが、その説明をしっかり最後にして欲しかった。結局はただ単に自白させる為の芝居だったんだが。少なくともそう理解している。アン・バクスターは結して悪くないが、一人で興奮してる演技が時々腹立たしい。しかし、見てる側はアン・バクスターの味方で、最後には「死んだ兄一味」をギャフンと言わせて欲しいのに…ちょっと後味が悪い。プロデューサーでもあるダグラス・フェアバンクス・Jrが最後に出てきて、「“秘密を守れば友達も増える”と言うスペインの格言に合わせて、ネタばらししないで下さい」とコメントを残す。
Evaluation ★★
Country イギリス
Year 1958
Runtime 87
Remarks -

271

Japanese Title パーフェクト
Original Title PERFECT
Director ジェームズ・ブリッジス
Casting ジョン・トラヴォルタ
ジェイミー・リー・カーティス
マリル・ヘナー
アン・デ・サルヴォ
ラレイン・ニューマン
ヤン・ウエナー
Comments 悪くないけど、良くもない。でも、ジョン・トラヴォルタ ファンとしては充分楽しめるんじゃないかな。仕草なんて『グリース』と同じだもんな。ジェイミー・リー・カーティスがいつもと違ってでしゃばりじゃないのが良い。でもダンスが強烈。レッグ・ウォーマーは今のルーズ・ソックスみたいだな。ローリング・ストーン誌の記者だけに冒頭で写真選定をしてるのはミック・ジャガーの写真。
Evaluation ★1/2
Country アメリカ
Year 1985
Runtime 120
Remarks ラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞) ワースト主演男優賞(ジョン・トラヴォルタ)、ワースト助演女優賞(マリル・ヘナー)、ワースト脚本賞、この10年ワースト主演男優賞(ジョン・トラヴォルタ)受賞。

272

Japanese Title グローイング・アップ
Original Title LEMON POPSICLE
Director ボアズ・デヴィッドソン
Casting イフタク・カツール
アナト・アツモン
ジョナサン・シーガル
ツァッチ・ノイ
Comments 意外にも最初から最後までちゃんと見たのは今回が初めて。今まで見たのは日本語吹き替え版で、今回のは英語の吹き替え版。おそらくへブル語かなんかのオリジナル版もあるはず。繰り返し同じ曲がかかることもあるが、BGMが良い。でも、オリジナルの歌手じゃないのもある。青春映画ではあるが、内容はどうでもいいような事。最後は非情とも言えるエンディング。
Evaluation ★1/2
Country 米/イスラエル
Year 1978
Runtime 95
Remarks AKA, "GROWING UP", "ESKIMO LIMON"
キャッチコピーは、「1958年、その時あの歌が聞こえてきた。」

273

Japanese Title マン・ハント
Original Title MAN HUNT
Director フリッツ・ラング
Casting ウォルター・ピジョン
ジョーン・ベネット
ジョージ・サンダース
ジョン・キャラダイン
ロディ・マクドウォール
Comments 1941年の映画とは思えないような内容だな。ヒトラーの誘いを蹴ってアメリカへ来て製作したフリッツ・ラング。そのヒトラーが戦争プロパガンダ映画を作ってくれと頼んだらしいが、逆にアメリカでそんな映画を作っちゃったって感じは何とも皮肉的。最初のシーンで思い切ってヒトラーを撃っちゃえばそのあとに続く内容は興味深かったかもしれない。これが面白くなかったわけじゃないが…個人的に好きなジョージ・サンダースが最後まで嫌なナチス高官役だった。
Evaluation ★★1/2
Country アメリカ
Year 1941
Runtime 106
Remarks -

274

Japanese Title 羅生門
Original Title らしょうもん
Director 黒澤明
Casting 三船敏郎
京マチ子
志村喬
森雅之
千秋実
上田吉二郎
本間文子
加東大介
Comments 凄い!内容は自分にとっては面白くなかった。一番最初の志村喬の台詞「わからん、まったくわからん」の通り。じゃ、何が凄いかって三船敏郎だ!この人の迫力といったらない。台詞一つ一つにキレがあるし、自分の言い回しがある。そして笑い方が凄い。黒澤の評価、おおむね諸外国での評価はこの人、三船敏郎のお陰だってことが良くわかる。この作品でも、もし多襄丸の役が三船敏郎じゃなかったら全体的な評価もそれ程じゃなかったと思う今日この頃…
Evaluation ★1/2
Country 日本
Year 1950
Runtime 88
Remarks AKA, "In the Woods"
言わずと知れてジョージ・ルーカスが最初に『スター・ウォーズ』のオビ・ワン役として考えたのは三船敏郎。

275

Japanese Title グラン・プリ
Original Title GRAND PRIX
Director ジョン・フランケンハイマー
Casting ジェームズ・ガーナー
イヴ・モンタン
三船敏郎
エヴァ・マリー・セイント
ブライアン・ベッドフォード
アントニオ・サバト
ジェシカ・ウォルター
フランソワーズ・アルディ
レイチェル・ケンプソン
ジュヌヴィエーヴ・パージュ
アドルフォ・チェリ
クロード・ドーファン
Comments 長過ぎる。ダラダラと長過ぎる。F1好きには苦にならないんだろうな〜と考える余裕があるほど長過ぎた。この時代特有の分割画面はもってこいだった。最初のクラッシュシーンは迫力があった。三船敏郎の英語が吹き替えにも思えたが、実はこの為に英語を勉強したらしい。渋かった。ジェームズ・ガーナーは『大脱走』のアメリカ兵のイメージが拭えないし、イヴ・モンタンは悪いけどレーサーには程遠い。二人とも嫌いな役者じゃない。
Evaluation ★1/2
Country アメリカ
Year 1966
Runtime 180
Remarks キャッチコピーは、「最大のレース!最高のドラマ!」
アカデミー音響効果賞、音響賞、編集賞受賞。
ジェームズ・ガーナーが被っていたヘルメットは当時のF1レーサークリス・エイモンのもの。しかし、一部違うのはアメリカ人役のガーナーのには「キーウィ」のシルエットが入っていなかった。もちろんエイモンはニュージーランド人。
本作で使われたマシーンは実はF3マシーン。
言わずと知れてジョージ・ルーカスが最初に『スター・ウォーズ』のオビ・ワン役として考えたのは三船敏郎。

276

Japanese Title 見えざる神の手
Original Title THE LEFT HAND OF GOD
Director エドワード・ドミトリク
Casting ハンフリー・ボガート
ジーン・ティアニー
リー・J・コッブ
アグネス・ムーアヘッド
E.G.マーシャル
ジーン・ポーター
Comments ハンフリー・ボガートの司祭役って悪くなかったな。聖書の成句を読むボギーは迫力があり渋い。テーマ曲は聴いた事があった。印象的な良いメロディ。リー・J・コッブがつるっパゲの中国人大将役で可笑しい。設定は今年見た『誘惑の夜』に似てた。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 1955
Runtime 87
Remarks -

277

Japanese Title シビル・アクション
Original Title A CIVIL ACTION
Director スティーヴン・ザイリアン
Casting ジョン・トラヴォルタ
ロバート・デュヴァル
トニー・シャローブ
ウィリアム・H・メイシー
ジェリコ・イヴァネク
ブルース・ノリス
ジョン・リスゴー
キャスリーン・クインラン
ジェームズ・ガンドルフィーニ
ダン・ヘダヤ
Comments 面白かった。チーズマンって役名の奴がからかわれているのが可笑しかった。特に、ロバート・デュヴァルに。この、デュヴァルが相も変わらず良かったね。助演男優賞は逃したけど、見事な演技。把握し切ってるんだけど、何も知らないトボケ振りが絶妙。民事訴訟のパーセンテージとか、示談の話をわかりやすく説明してくれてたのが有難い。その示談の席でトラヴォルタが吹っかけ出して、何も知らなかった同僚たちが驚く顔が最高に可笑しい。真面目な話−実話−なのに結構笑わせてくれたのも良かった。
Evaluation ★★1/2
Country アメリカ
Year 1999
Runtime 115
Remarks アカデミー助演男優賞(ロバート・デュヴァル)にノミネート。

278

Japanese Title 夜の豹
Original Title PAL JOEY
Director ジョージ・シドニー
Casting フランク・シナトラ
キム・ノヴァク
リタ・ヘイワース
バーバラ・ニコルス
エリザベス・パターソン
Comments どうって事なかった。シナトラは似たような役が多い。別に悪くないけど…でも、ボールを投げた時にフランクの顔に当たるって言う設定なんだけどわざわざスタンドインを使わなくても良いのに…スターだからしようがないのか…キム・ノヴァクより、リタ・ヘイワースだよな!
Evaluation ★1/2
Country アメリカ
Year 1957
Runtime 109
Remarks アカデミー美術監督・装置、衣裳デザイン賞、編集賞、録音賞にそれぞれノミネート。
ゴールデン・グローブ男優賞(フランク・シナトラ)受賞。

279

Japanese Title グッバイ・ジョー
Original Title JOE THE KING
Director フランク・ホエーリー
Casting ヴァル・キルマー
イーサン・ホーク
ジョン・レグイザモ
ノア・フレイス
Comments イマイチ…思っていた内容と違い少々退屈した。まず、ヴァル・キルマーの役がひど過ぎる。彼の名前で作品売ってるところあるのにあの扱いじゃ〜な〜。とにかく最低な親父役だった。イーサン・ホークも大した役じゃなかった。ほされてんのかな?ジョン・レグイザモが良い味出してたな。良いところと言えば、ジェッツのTシャツを着た少年がいた!坊主時の子役も良かった。
Evaluation ★1/2
Country アメリカ
Year 1999
Runtime 98
Remarks 日本劇場未公開。

280

Japanese Title ゴッド・アンド・モンスター
Original Title GODS AND MONSTERS
Director ビル・コンドン
Casting イアン・マッケラン
ブレンダン・フレイザー
リン・レッドグレーヴ
ロリータ・ダヴィドヴィッチ
デヴィッド・デュークス
ケヴィン・J・オコナー
マーク・キーリー
Comments ホモホモ。主演のイアン・マッケランは本物のホモ!ホモが演じるホモを見たかったらどうぞ。前半、興味深く見てたら展開は急にホモ話へ…悪いけど、ただのホモ映画。ボリス・カーロフも登場するぞ。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 1998
Runtime 106
Remarks アカデミー主演男優賞(イアン・マッケラン)、助演女優賞(リン・レッドグレーヴ)にそれぞれノミネート。受賞は、脚色賞。
LA批評家協会男優賞(イアン・マッケラン)、音楽賞受賞。
ゴールデン・グローブ助演女優賞(リン・レッドグレーヴ)受賞。

281

Japanese Title 11人のカウボーイ
Original Title THE COWBOYS
Director マーク・ライデル
Casting ジョン・ウェイン
ロスコー・リー・ブラウン
コリーン・デューハースト
スリム・ピケンズ
ブルース・ダーン
ロバート・キャラダイン
アルフレッド・バーカー・Jr
ニコラス・ビューヴィ
スティーヴ・ベネディクト
ノーマン・ホーウェル・Jr
A・マルティネス
ロニー・チャップマン
チャールズ・タイナー
マット・クラーク
リチャード・ファーンズワース
Comments 子供達に対する台詞とか、お父さんらしいところが泣かせる。若い奴の一人、リーダー的な奴が『ナーズの復讐』の主役ロバート・キャラダインだった。子供達がメインでもあるからこう言ったものでは子供は死なないと思っていたけど、牛の群れに巻き込まれて死んだ。ジョン・ウェインがやたら打たれるシーンが凄い。まさか、ジョン・ウェインが死ぬとは…これから子供たちの復讐が始まる。ブルース・ダーンへの子供たちの非情なまでの復讐が壮絶。
Evaluation ★★2/3
Country アメリカ
Year 1971
Runtime 129
Remarks キャッチコピーは、「ジョン・ウェインと勇敢な11人の少年カウボーイたち大砂塵舞う激動のコロラド!恐ろしく凄い奴らが怒濤のように押しよせ11人の可愛い西部っ子が必死に射ちまくる!“男”の勇気と行動力を豪快に描く痛快な西部劇巨篇!」
驚く事に本作品公開数日後に本編の中でジョン・ウェインを殺した(背中を向けてる時に撃った)ブルース・ダーンのもとに「殺す」と言う脅迫状が届いていた!それほど、嫌な役だったし、ウェインを殺すことはアメリカ人にとっては許されない事なのである。と、思う。

282

Japanese Title ワーテルロー
Original Title WATERLOO
Director セルゲイ・ボンダルチュク
Casting ロッド・スタイガー
クリストファー・プラマー
オーソン・ウェルズ
ジャック・ホーキンス
ヴァージニア・マッケンナ
ダン・オハーリヒー
フィリップ・フォルケ
Comments 酷く面白くなかった。ダラダラダラダラと…キャストは凄いぞ!ロッド・スタイガー、ストイック過ぎる。一人で興奮。クリストファー・プラマー、良い役なのに目立たない。オーソン・ウェルズ、迫力と印象は残るが出番少なし。ジャック・ホーキンス、好きだが、これまた目立たない。ローマ人役をやらないと!
Evaluation 1/2
Country イタリア/ソ連
Year 1969
Runtime 133
Remarks キャッチコピーは、「1815年6月15日フランス皇帝ナポレオンとイギリスの智将ウェリントンが全ヨーロッパの運命を賭けて大激突!」

283

Japanese Title アメリカ万歳
Original Title PROTOCOL
Director ハーバート・ロス
Casting ゴールディ・ホーン
クリス・サランドン
リチャード・ロマナス
アンドレ・グレゴリー
ゲイル・ストリックランド
エド・ベグリー・Jr
ジェームズ・ステイリー
アル・レオン
クリフ・デ・ヤング
チェヴィー・チェイス
Comments いいなぁ、ゴールディ・ホーンものは。ほのぼのと面白く、可愛いんだよな。チェヴィー・チェイスとのコンビも大好きだが、前半に意外なところで登場するのでお見逃しなく!展開が凄いが、彼女の魅力で大袈裟に感じない。しつこいロマンスもなく、あっさりしたもので最後にしっかりと出ているのがまた素敵。アメリカ万歳!
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 1984
Runtime 91
Remarks ゴールディ・ホーンは制作も担当。

284

Japanese Title 待ちきれなくて…
Original Title CAN'T HARDLY WAIT
Director ハリー・エルフォント
デボラ・カプラン
Casting ジェニファー・ラヴ・ヒューイット
イーサン・エンブリー
セス・グリーン
チャーリー・コースモー
ローレン・アンブローズ
ピーター・ファシネリ
ミシェル・ブルックハースト
アレクサンダー・マーティン
エリク・パラディーノ
Comments 「待ちきれなくて」見た訳じゃない。アメリカン青春コメディものとしてはやや物足りない。花形QBとプロムクイーンが卒業式に別れたって設定から始まるのは非常に興味深かったが、良い点と言えばそれくらいで、あとは至って普通。大爆笑できるところはなかった。花形QBに復讐するべく「ナーズ」が屋根の上で張り込んでて暗闇の中、暇のあまり懐中電灯をライトセーバー代わりに闘っていたのが微笑ましい。
Evaluation
Country アメリカ
Year 1998
Runtime 101
Remarks 日本劇場未公開。

285

Japanese Title マーシャル・ロー
Original Title THE SIEGE
Director エドワード・ズウィック
Casting デンゼル・ワシントン
アネット・ベニング
ブルース・ウィリス
トニー・シャローブ
サミー・ボージラ
アーメッド・ベン・ラービー
モスレー・モハメッド
デヴィッド・プローヴァル
Comments タイムリーと言うかなんと言うか、何も気にせずにこの時期にこの作品を見たのはあまりにもタイミングが悪すぎたのか良過ぎたのか…ニューヨークで起こるテロ(2000年9月11日アメリカを同時多発テロが襲った)がストーリーのメインだが、もちろん首謀者はイスラム系アラブ人!舞台もニューヨークと実際に起きた今回のテロと酷似で非常に怖かった。しかし、この作品の中には当然ワールド・トレード・センターが映っている…公開当事劇場に見に行かなかった理由の一つはブルース・ウィリスの出演が気になったからだったが、案の定酷い役で存在感ゼロ。そして、アネット・ベニングも最近みるみる嫌いになっていく。『アメリカンプレジデント』の時は良いと思ったのになぁ。自分からの視点で言う不運な女優…それとは反対にデンゼル・ワシントン!相変わらず良い!迫真の演技、インパクト、正義感、そして本当にハンサムだ。ますます好きになっていく。
Evaluation ★★1/2
Country アメリカ
Year 1998
Runtime 118
Remarks -

286

Japanese Title 聖なる嘘つき その名はジェイコブ
Original Title JAKOB THE LIAR
Director ピーター・カソヴィッツ
Casting ロビン・ウィリアムズ
ボブ・バラバン
ハナ・テイラー・ゴードン
アーミン・ミューラー・スタール
リーヴ・シュレイバー
アラン・アーキン
ニーナ・シーマズコ
マイケル・ジェッター
マチュー・カソヴィッツ
Comments 『ライフ・イズ・ビューティフル』に似てるって言ってしまえばそれまでだが、男の子の代わりに女の子を使って、物足りなさをロビン・ウィリアムズでカヴァーしたと言ったところか。ロビン・ウィリアムズの演技は問題ないし巧い。でも、生きてる間に奇跡を期待しちゃった。これも前述の『ライフ〜』と同じだが感動が足りない。他のキャストも結構良かった。ナチからユダヤ人までこなすアーミン・ミューラー・スタールも相変わらず良い。また、医者って設定もハマリ過ぎ。大好きなアラン・アーキンだが、良いには良い。しかし、もっと多くを期待してるので少し物足りない。もっと笑わせて欲しかった。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 1999
Runtime 120
Remarks ロビン・ウィリアムズは製作総指揮も担当。

287

Japanese Title ウィル・ペニー
Original Title WILL PENNY
Director トム・グライス
Casting チャールトン・ヘストン
ジョーン・ハケット
ドナルド・プレザンス
ブルース・ダーン
ベン・ジョンソン
クエンティン・ディーン
ルーク・アスキュー
マット・クラーク
Comments もう一声!はにかみながらクリスマス・キャロルを歌うヘストンが可愛い。他の作品ではなかなか見られない光景だった。しかし、はっきり言ってそれくらいで物足りなく感じた。ドナルド・プレザンスの悪人振りは怖いと言うより気持ち悪い。ブルース・ダーンは前回見たウェスタンと同じような役。
Evaluation ★1/2
Country アメリカ
Year 1967
Runtime 107
Remarks -

288

Japanese Title 時計じかけのオレンジ
Original Title A CLOCKWORK ORANGE
Director スタンリー・キューブリック
Casting マルコム・マクダウェル
パトリック・マギー
エイドリアン・コリ
オーブリー・スミス
マイケル・ベイツ
スティーヴン・バーコフ
Comments この作品を面白いと思う人、芸術的で良いと思う人とは気が合いそうにないな。文句なしにどうして作ったのよ映画』入選。見なくても面白くない作品って時々わかることがあるけど、昔から面白くないと思っていた通りの作品。全く面白いと感じるところがなかった。見ていて気分が悪くなるほど。台詞の適当さ、訳のわからない言葉に最初から嫌悪感を覚えた。『雨に唄えば』に対する冒涜とさえ思った。ナンセンス。ナンセンスな作品に限って「芸術性が高い」とか言うから腹が立つ。常識的に考えたら絶対に面白くないはず。
Evaluation -
Country イギリス
Year 1971
Runtime 137
Remarks キャッチコピーは、「レープと超暴力とベートーベンだけにすべてのエネルギーを費やす恐るべき若者たち!」
アカデミー作品賞、監督賞、脚色賞、編集賞にそれぞれノミネート。
NY批評家協会作品賞、監督賞受賞。

289

Japanese Title ファール・プレイ
Original Title FOUL PLAY
Director コリン・ヒギンズ
Casting ゴールディ・ホーン
チェヴィー・チェイス
ダドリー・ムーア
バージェス・メレディス
レイチェル・ロバーツ
ブライアン・デネヒー
Comments 正直言ってもっと期待しちゃったな。日本人観光客の「コジャック!バンバン」が面白かった。意外に良かったのは、ダドリー・ムーア。結構笑わせてくれた。ヒッチコック的に事件に巻き込まれる辺りはなかなか良い。しかし、笑いが中途半端。ゴールディ・ホーンはいつもと変わらず最高。チェヴィー・チェイスがもっと可笑しくても良かった。期待しただけにちょっと残念。
Evaluation ★2/3
Country アメリカ
Year 1978
Runtime 116
Remarks キャッチコピーは、「結末はどんどん人にしゃべって下さい!?右手にピストル!左手にアンブレラ!奇妙なコンビの全く新しい犯罪(サスペンス)コメディの大傑作!!」
アカデミー歌曲賞ににノミネート。

290

Japanese Title TAXi 2
Original Title TAXI 2
Director ジェラール・クラヴジック
Casting サミー・ナセリ
フレデリック・ディフェンタール
マリオン・コティヤール
エマ・シェーベルイ
ベルナール・ファルシー
Comments つまらないな。所長の日本語と動きは結構可笑しいんだけど、プロットはお世辞にも面白いとは言えないな。車ファンはこれで楽しいのかな?
Evaluation ★1/2
Country フランス
Year 2000
Runtime 88
Remarks キャッチコピーは、「お待たせ!今度はパリで大暴れ!!」

291

Japanese Title ホワイトアウト
Original Title ほわいとあうと
Director 若松節朗
Casting 佐藤浩市
織田裕二
松嶋菜々子
石黒賢
吹越満
橋本さとし
工藤俊作
中村嘉葎雄
古尾谷雅人
平田満
Comments 悪くなかったな。それなりに楽しんだけど、至るところにハリウッド映画のコピーが見られた。『ダイ・ハード』がモロ出。これは誰もが認めると思う。織田裕二の大袈裟な演技は別として、「お前、それは死ぬだろう」ってところがあって結構笑えた。佐藤浩市が車椅子に乗ってる理由が欲しいと思ってたけど、最後にしっかりあったのは気に入った。しかし、あの雪崩を使った最後の方のシーンはおかしい。織田裕二も完全に巻き込まれるはず。松嶋菜々子は「あっ、そう言えばいたっけ」ってくらいの存在。サンドイッチを大量に作ったのには驚いた。しかし、邦画のアクション映画は凄く良くなったと思った。今後とも期待したいところだが、一つ大きな不満がある。最後はやっぱりダムが爆破されないと!見せ場がないでしょ!!
Evaluation ★★
Country 日本
Year 2000
Runtime 129
Remarks -

292

Japanese Title アイアン・ジャイアント
Original Title THE IRON GIANT
Director ブラッド・バード
Casting 声の出演:
ジェニファー・アニストン
ハリー・コニック・Jr
ヴィン・ディーゼル
イーライ・マリエンタール
ジェームズ・ギャモン
クリストファー・マクドナルド
M・エメット・ウォルシュ
ジョン・マホーニー
クロリス・リーチマン
進藤一宏
郷里大輔
日高のり子
井上和彦
大塚芳忠
池田勝
Comments 面白かった。アニメってことを忘れさせてくれるのは大事。設定が1957年なだけにBGMが良い。少年とロボットが心通わせて行くってまったく新しくない設定だとわかっていても十分に楽しめる。見た目はただの鉄ロボットが過去の自分を思い出して攻撃型になった時がカッコ良かった。腕や、胴体が変化して機銃になるところは男なら特に楽しめるシーンだ。スーパーマンになったつもりで最後に街の皆を救うシーンも印象に残るが、その後の終わり方は俺好み。
Evaluation ★★1/2
Country アメリカ
Year 1999
Runtime 86
Remarks キャッチコピーは、「約束して、僕のことずっと忘れないって。」
LA批評家協会アニメーション賞受賞。

293

Japanese Title マダムと泥棒
Original Title THE LADYKILLERS
Director アレクサンダー・マッケンドリック
Casting アレック・ギネス
ケティ・ジョンソン
ピーター・セラーズ
セシル・パーカー
ダニー・グリーン
ハーバート・ロム
Comments 凄い個性派揃いのキャスティングにワクワクしながら見たが、期待を裏切らない出来。意外なストーリー展開に驚くのと、エンディングの意外な気持ち良さにダブルの驚き。アレック・ギネスの歯がいつもと違うので違和感があったが、演技の巧さ面白さに感服。「オビ・ワン」とは思えないぞ。ピーター・セラーズの若さにも驚く!チャビーな彼を見たのはこれが初めて。そして、笑いというよりもどっちかと言うとシリアスな方だった。ハーバート・ロムとのコンビはこの作品が初めてかな?特筆すべきはケティ・ジョンソン。すっとぼけたおばあちゃんかと思いきやしっかり状況を把握していてまじめなところが逆に笑える。ラスト、大金を手にしてからの行動が最高。部屋でアンサンブルの練習をしてると見せかけてレコードを掛けるが、おばあちゃんが二階に上がってくる度にドタバタする男たちが面白い。おばあちゃんを殺そうとするが、気がついたらお互いを殺しているブラック・ユーモアも落とせない。
Evaluation ★★1/2
Country イギリス
Year 1955
Runtime 97
Remarks アカデミー脚本賞にノミネート。

294

Japanese Title バトル・ロワイアル
Original Title ばとる・ろわいある
Director 深作欣二
Casting ビートたけし
日下慎
松沢蓮
西村豪起
山口森広
藤原竜也
木下統耶子
石川絵里
池田早矢加
嶋木智実
前田亜季
Comments 物議をかもすのは納得できる。クラスメイト同志殺し合うのは別に大したことない。(中学生が見たらどう思うか別問題として)各自与えられる武器がほとんどコメディ化している。ハリセン、鍋の蓋、ボクシング・グラブなど…監督の案だとは思えないが…それにしても何でも物が揃う島だなぁ〜。ビートたけしは担任の先生「キタノ」役。いつものように淡々としてるが、自分の作品の演技に比べると良かった。特に撃たれた後しばらくして立ち上がって電話に出るところが可笑しい。若い役者陣にはこれといった言葉は見つからない…
Evaluation ★1/2
Country 日本
Year 2000
Runtime 114
Remarks DVDの特典映像やファイルはやっぱり楽しいな。

295

Japanese Title スリー・キングス
Original Title THREE KINGS
Director デヴィッド・O・ラッセル
Casting ジョージ・クルーニー
マーク・ウォールバーグ
アイス・キューブ
スパイク・ジョーンズ
ジェイミー・ケネディ
クリフ・カーティス
ノーラ・ダン
サイード・タグマウイ
ミケルティ・ウィリアムソン
Comments どうってことないな。いつも言ってるようにジョージ・クルーニーに汚い役、荒くれ役は似合わない。似合わないと言うよりは不充分で物足りないんだ。シーンのすり替わり方が速い。テンポが良いようで実は見辛かった。弾が体の中に入ってどうのこうのって説明なんてどうして入れたんだろう?内容にあってなく浮いてる感じがした。ジープの荷台からフットボールを投げて射撃の練習にしてるのは面白かったし、黒人QBの話もムーンだのカニンガムだの実名が出てきて面白かった。真剣な話しなのかコメディなのか中途半端でイマイチ集中できない半端な作品と言う印象を受けた。
Evaluation ★1/2
Country アメリカ
Year 1999
Runtime 115
Remarks -

296

Japanese Title ダブル・ジョパディ
Original Title DOUBLE JEOPARDY
Director ブルース・ベレスフォード
Casting アシュレイ・ジャッド
トミー・リー・ジョーンズ
ブルース・グリーンウッド
アナベス・ギッシュ
ロマ・マフィア
ダヴェニア・マクファデン
ベンジャミン・ウェアー
スペンサー・トリート・クラーク
ジェイ・ブラゾー
Comments 普通。でも悪くはない。前半の展開が異常に速く感じた。「えっ、もう6年も経ってたの?」って感じだった。アシュレイ・ジャッドも少しは雰囲気を変えれば良かったのに…まぁ〜、それ以外の彼女はそれなりに良かったが…トミー・リー・ジョーンズは『逃亡者』に似てた。相変わらず人を追ってるなと思った。悪者の夫のブルース・グリーンウッドは出てきた瞬間から「俺は悪者です」って顔に書いてあった。それほどわかりやすい役。見てる方がそれで覚める事はなかったから展開はやはりそれなりに良かったと言わざるを得ない。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 1999
Runtime 105
Remarks -

297

Japanese Title ザ・ビーチ
Original Title THE BEACH
Director ダニー・ボイル
Casting レオナルド・ディカプリオ
ティルダ・スウィントン
ヴィルジニー・ルドワイヤン
ギョーム・カネ
ペイターソン・ジョセフ
ロバート・カーライル
ピーター・ヤングブラッド・ヒルズ
ジェリー・スウィンドール
Comments 「ビーチ」は綺麗だったね。それ以外は汚かったな…ミステリアスな展開ではあるけど、一旦「ビーチ」に着いてからは先が読め過ぎちゃう。いつも言ってるように読めても面白いものは面白いけど、これはつまらなかったな。ロバート・カーライルって好きじゃないな。監督が好きな役者をいつも使うのって嫌いじゃないけど、どうも胡散臭いこの二人は気に入らない。ディカプリオが好きな人はこれで良いんじゃないかな。あのゲームのシーンなんて喜んじゃうんじゃない?(笑)
Evaluation ★1/2
Country アメリカ
Year 2000
Runtime 118
Remarks -

298

Japanese Title ミステリー・メン 俺たちヒーロー志願
Original Title MISTERY MEN
Director キンカ・ユーシャー
Casting グレッグ・キニア
クレア・フォーラニ
ジェフリー・ラッシュ
ベン・スティラー
ウィリアム・H・メイシー
ハンク・アザリア
ジャニーン・ガロファロー
ケル・ミッチェル
ポール・ルーベンス
ウェス・ステューディ
レナ・オリン
エディ・イザード
アーティ・ラング
トム・ウェイツ
ルイーズ・ラサー
リッキー・ジェイ
ジェニファー・ルイス
Comments 面白くない。もっと、もっと笑わせてくれないと、こういう作品は間が持たない。スーパーヒーローらしくない落ちこぼれヒーローたちは確かに可笑しいが、もっとズッコケでも良い。フォーク投げとか、スコップ使いとかは結構面白い。フォーク投げが、「May the forks be with us」って言ったのには笑った。巧いね。本作品を見た理由の一つがベン・スティラーの出演だったが、『メリーに首ったけ』以上のものは残念ながらなかった。
Evaluation ★1/2
Country アメリカ
Year 1999
Runtime 121
Remarks 日本劇場未公開。

299

Japanese Title タッカー
Original Title TUCKER: THE MAN AND HIS DREAM
Director フランシス・フォード・コッポラ
Casting ジェフ・ブリッジス
ジョーン・アレン
フレデリック・フォレスト
マーティン・ランドー
ディーン・ストックウェル
ロイド・ブリッジス
Comments 良いね。小気味好いテンポが重い内容を軽く見せてくれる。長く、かったるくなりやすい裁判のシーンもあっさり見せてくれる辺りはジョージ・ルーカスとコッポラの巧さだろう。なんと言っても「車、タッカー」が渋い!これを見るだけでも充分に楽しめるが、ストーリーもドラマ性があってしっかりしている。メインキャストのジェフ・ブリッジズがまた本物のタッカーに似てて凹まない良い演技だった。奥さんも実際の人物と似てたなぁ。ジェフの親父のロイドがちょっと出てくるのが微笑ましい。
Evaluation ★★★
Country アメリカ
Year 1988
Runtime 111
Remarks 製作総指揮はジョージ・ルーカス。
ルーカスとコッポラは共に51台あるタッカーのうち、1台ずつ所有している。
ジェフ・ブリッジズがしているカフスは、プレストン・タッカー本人のものだった!

300

Japanese Title ワイルド・ワイルド・ウエスト
Original Title WILD WILD WEST
Director バリー・ソネンフェルド
Casting ウィル・スミス
ケヴィン・クライン
ケネス・ブラナー
サルマ・ハエック
M・エメット・ウォルシュ
テッド・レヴィン
バイ・リン
フレデリック・ヴァン・ダー・ウォール
ミュゼッタ・ヴァンダー
ソフィア・エン
Comments あれぇ、意外にも楽しんじゃったな。これって面白くないって聞いたけど、奇抜でジョークも利いてて可笑しかったな。でも、こういうセンスは確かに好き嫌いがあるかも。久々に痛快作品に出会ったと思った。主演の4人、ウィル・スミス、ケヴィン・クライン、ケネス・ブラナー、サルマ・ハエックはともに良い味出してた。クラインの女装には気をつけろ!
Evaluation ★★2/3
Country アメリカ
Year 1999
Runtime 106
Remarks -

1~50  51~100  101~150  151~200  201~250  251~300  301~340

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