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2003

1~30  31~60  61~90  91~120  121~150  151~180  181~210  211~240  241~270  271~300  301~330  331~348

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31

Japanese Title ラスベガス大火災
Original Title TRAPPED
Director デラン・サラフィアン
Casting ウィリアム・マクナマラ
ミート・ローフ・アディ
パーカー・スティーヴンソン
カラム・キース・レニー
シュキ・カイザー
ステファニー・フォン・フェッテン
Comments テレビ映画にしては映像に凝ってるなぁと思わせるシーンもあれば、やっぱりテレビ映画の域を出ていないと思わせるシーンもある。ホテルの火災といえば『タワーリング・インフェルノ』で、その足元にも及ばないが、かなりヒントにはしてるだろう。冒頭とエンディングのエピソードを織り交ぜてちょっと工夫した感はあるが、フリーフォールの伏線で脱出方法はわかってしまった。しかも、肝心なクライマックス脱出シーンの引いた画を見せない…大きなマイナスである。
Evaluation ★1/2
Country アメリカ
Year 2001
Runtime 90
Remarks 米テレビ映画。

32

Japanese Title リロ&スティッチ
Original Title LILO & STITCH
Director クリス・サンダー
スディーン・デュボア
Casting クリストファー・マイケル・サンダース
デイヴィー・チェイス
ティア・カレル
ヴィング・レームズ
デヴィッド・オグデン・スタイアーズ
ケヴィン・マクドナルド
ゾー・コールドウェル
ケヴィン・マイケル・リチャードソン
ジェイソン・スコット・リー
Comments とりあえずディズニーにありがとうと言いたい。大好きなハワイとエルヴィスの融合は有難い。もともとハワイとエルヴィスとは密接な関係があるので結び付けやすいのは確かであるが、ディズニーがやるのに意義がある。アメリカはいいとして日本の若い世代にエルヴィスを知らせる絶好機となるはずに違いない。さて、本題だが、場所はハワイ・カウアイ島。まだ行ったことがない…エルヴィス・ファンであれば一度は行ってみなければならない島である。宇宙人とハワイアンが家族を求めるハートウォーミング・ストーリー。ディズニーお得意の分野でこれに変わったことは何もない。ただ、そこにディズニーならではの曲じゃなくてエルヴィスが登場するところが今までのディズニー映画との大きな違いだ。小さい子が寝ながら歌う「ハートブレイク・ホテル」のシーンは可笑しくもあり悲しくもある。エルヴィスをモデルとして宇宙人に善良市民の正しい生き方、あり方を教え込むって設定は素晴らしい!日本の子供たちが理解できるだろうか心配だけど、少なくとも親に「あのエルヴィスって人誰?」って訊くだろうからね〜。親がちゃんと説明してくれるといいけど…。他に使われるエルヴィスの曲は、「本命はお前だ」、「サスピシャス・マインド」、「悲しき悪魔」(内容にピッタリ!)、「ハウンドドッグ」の全5曲。「サスピシャス・マインド」がかかるシーンは、スティッチの爪を針にしてレコードを掛け、口がスピーカーになっていると言った蓄音機を思わせるもの。良いシーンだが、曲がかかるのが短すぎる。エンディング・クレジットでは、みんな一緒にグレイスランドに行って、ゲートの前で写真を撮ってる風景が映し出される。他に、ノーマン・ロックウェルのパクリ写真も可笑しい。リロの部屋に飾ってあるデューク・カハナモクのポスターも見逃せない!
Evaluation ★★2/3
Country アメリカ
Year 2002
Runtime 86
Remarks キャッチコピーは、「ひとりぼっちの暴れん坊。名前はスティッチ。家族はいない。“愛を知らない”エイリアンと、“愛を失った”女の子。ふたりが出会って、きっと明日はいいことがある・・・。」
エルヴィス本人が出てるどの作品よりも本作の方が多く曲を使ってるらしいが、エルヴィスは5曲以上歌わなかったっけ?

33

Japanese Title コップ・アンド・ハーフ
Original Title COP AND A HALF
Director ヘンリー・ウィンクラー
Casting バート・レイノルズ
ノーマン・D・ゴールデンU世
ルビー・ディー
ホーランド・テイラー
レイ・シャーキー
Comments バート・レイノルズが好きだからって理由だけで見るのも危険になってきたかな。相当ヤバイけど、小僧は結構可愛いよ。演技は最悪だけど。内容も良いとは言えない…
Evaluation
Country アメリカ
Year 1992
Runtime 93
Remarks 日本劇場未公開。
別題は、「チャイルド・コップ ぼくは刑事志願」
ラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)ワースト主演男優賞(バート・レイノルズ)受賞。ワースト新人賞(ノーマン・D・ゴールデンU世)にノミネート。

34

Japanese Title アメリ
Original Title LE FABULEUX DESTIN D'AMELIE POULAIN
Director ジャン・ピエール・ジュネ
Casting オドレイ・トトゥ
マチュー・カソヴィッツ
ヨランド・モロー
ジャメル・ドゥブーズ
イザベル・ナンティ
ドミニク・ピノン
リュファス
Comments 男性向けとはいえないけど、女性向けでもないような気がする。面白くないわけじゃないけど、面白いわけでもない。早い話がただのフランス映画。最近、妄想系、幻惑系の映画が多く、それが面白いという図式がなりたとうとしているのが気がかり…。複雑で斬新だから面白いってわけではないはずだと思う。本作にしたって良く考えるとアメリは他の人の生活を自分勝手に操ってて「良いこと」とは言えない。変わった趣味といえば聞こえはいいが、下手したらストーカーだし…。しかも、省けるところが結構多い。アメリが水に溶けちゃうところは、『アビス』を思い出し、フランス映画もCG使うようになったんだと思った。
Evaluation
Country フランス
Year 2001
Runtime 120
Remarks キャッチコピーは、「幸せになる」
アカデミー脚本賞、外国語映画賞、撮影賞、美術賞、音響賞にそれぞれノミネート。
英題は、"AMELIE FROM MONTMARTRE".

35

Japanese Title 炎のギタリスト ジミ・ヘンドリックス
Original Title HENDRIX
Director レオン・イチャソ
Casting ウッド・ハリス
ビリー・ゼイン
アン・マリン
ドリアン・ヘアウッド
ヴィヴィカ・A・フォックス
Comments う〜ん、映画としての出来はともかく「ジミヘン」に初めて触れたって感じで面白かった。なんだか、レコード会社とのやり取りの連続だったような気がしたけど、(実際そうで苦悩してたんだろうけど)ライヴシーンなんかは意外に楽しめた。新事実と言うより初めて知ったことが多かったせいか、感心することが多かった。例えば、リトル・リチャードやアイズリー・ブラザーズのバックでギターを弾いていたとか、恥ずかしながら左利きってのも知らなかった…。しかも、フダンハストラト・キャスターを逆さまに弾いていたなんて!知っていたのはステージでギターを壊したり燃やしたりしたパフォーマンス。ウッドストックで弾いた「星条旗よ永遠なれ」は有名だけど、やっぱり良いな〜。思わずCDを入手。モンテレー・ポップ出場時にはステージに紹介したのはなんとポール・マッカートニーだった。マネージャー役のビリー・ゼインには笑った。肝心のジミヘン役のウッド・ハリスはいつもクールでなかなかの好演。『タイタンズを忘れない』と違った雰囲気だ。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 2000
Runtime 103
Remarks -

36

Japanese Title ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔
Original Title THE LORD OF THE RINGS: THE TWO TOWERS
Director ピーター・ジャクソン
Casting イライジャ・ウッド
イアン・マッケラン
ヴィゴー・モーテンセン
ショーン・アスティン
ビリー・ボイド
リヴ・タイラー
ジョン・リス・デイヴィス
ドミニク・モナハン
クリストファー・リー
ミランダ・オットー
ブラッド・ドゥーリフ
オーランド・ブルーム
ケイト・ブランシェット
カール・アーバン
バーナード・ヒル
デヴィッド・ウェンハム
アンディ・サーキス
Comments 相変わらず暗いな。前作と違って今度は3部作の真ん中だって知ってたから落ち着いて鑑賞出来た。三通りに分かれてのストーリー展開は下手したら今どの場面かってのを忘れてしまいがちだった。衣装、シチュエーションが似すぎてる為。切りがいいところで終わってるようには思えなかったんだけど、原作を知ってる人にはきっとあれでいいんだろうな〜。とはいえ最終作は気になるところ。イライジャ・ウッドは相も変わらず弱い。一人で幻想チックになっちゃって。やっぱりヴィゴー・モーテンセンは良かったな〜。精悍なマスク。ふと思ったのは『グラディエーター』やってもよかったな。リヴ・タイラーはまた出場場面少なし。オーランド・ブルームの華麗な弓矢使いも1作目ほどではなかった。巨木に乗ってるシーンでのCGはちょっとお粗末に感じたけど…おい、ちょっと待てよ、2つの塔は出てきた?
Evaluation ★★
Country アメリカ/ニュージーランド
Year 2002
Runtime 179
Remarks キャッチコピーは、「新しい出会いと別れ―第一部は序章でしかなかった。」
アカデミー作品賞、美術賞、特殊効果賞、音響効果賞、音響賞、編集賞にそれぞれノミネート。
ゴールデン・グローブ作品賞、監督賞にそれぞれノミネート。
エンドクレジットではまたマオリ語が出てる。

37

Japanese Title 風速40米
Original Title ふうそくよんじゅうめーとる
Director 蔵原惟繕
Casting 石原裕次郎
北原三枝
渡辺美佐子
川地民夫
宇野重吉
山岡久乃
金子信雄
小泉郁之助
鴨田喜由
山田禅二
小高雄二
高野誠二郎
伊丹慶治
神山勝
山之辺閃
南博之
河野弘
小園蓉子
千葉麗子
江端朱実
石塚乃笛
堀川京子
谷川玲子
月玲子
須田喜久代
角田真喜子
清水千代子
深江章喜
林茂朗
野呂圭介
柳瀬志郎
織田俊彦
近江大介
Comments このタイトルにしてこの内容じゃ困る…船の難破かなんかの話だと思ったんだけど、ビルの建設現場がクライマックスで、これといって風の影響もない。冒頭から喧嘩シーンで圧倒してくれるのは良かったんだけどね〜。
Evaluation ★1/2
Country 日本
Year 1958
Runtime 97
Remarks -

38

Japanese Title カウチ・トリップ
Original Title THE COUCH TRIP
Director マイケル・リッチー
Casting ダン・エイクロイド
ウォルター・マッソー
チャールズ・グローディン
リチャード・ロマナス
ドナ・ディクソン
メアリー・グロス
デヴィッド・クレノン
アリー・グロス
ヴィクトリアジャクソン
マイケル・デロレンツォ
ミッキー・ジョーンズ
J・E・フリーマン
デヴィッド・ウォール
マイケル・エンサイン
キャロル・マンセル
Comments ダン・エイクロイドとウォルター・マッソーの共演なんてちょっと楽しみだった。結して悪くなかったけど、弾けてもいなかったのが残念。ハッピーエンド的な終わり方は嫌いじゃなかった。隠れたコメディアン、チャールズ・グローディンも忘れてはいけない存在だ。惜しい一作。
Evaluation ★2/3
Country アメリカ
Year 1987
Runtime 97
Remarks 日本劇場未公開。

39

Japanese Title メイトワン−1920
Original Title MATEWAN
Director ジョン・セイルズ
Casting クリス・クーパー
ウィル・オールドハム
ジェイス・アレクサンダー
ケン・ジェンキンス
ボブ・ガントン
メアリー・マクドネル
ジェームズ・アール・ジョーンズ
デヴィッド・ストラザーン
ゴードン・クラップ
ケヴィン・タイ
ジョン・セイルズ
ジョシュ・モステル
ナンシー・メット
ジョー・グリファシ
Comments クリス・クーパーが良い奴には見えないんだよな〜。全体の流れ、サスペンスフルな演出は意外に良かったんだけど、やっぱりキャストかな?でも、ジェームズ・アール・ジョーンズやデヴィッド・ストラザーンといった役どころは非常に好きだった。ストラザーンに至ってはほとんど西部の保安官の雰囲気があった。ラストもなかなか良い。ボブ・ガントンはこの作品で既に『ショーシャンクの空に』の所長と同じような役をやっている。汚い奴をやらせたら相当いい線行ってる。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 1987
Runtime 135
Remarks 別題、「メイトワン-1920/暗黒の決闘」
アカデミー撮影賞にノミネート。

40

Japanese Title エルヴィス オン ステージ
Original Title ELVIS: THAT'S THE WAY IT IS
Director デニス・サンダース
Casting エルヴィス・プレスリー
ジェームズ・バートン
チャーリー・ホッジ
グレン・D・ハーディン
ミリー・カークハム
ジェリー・シェフ
ロニー・タット
ジョン・ウィルキンソン
デイヴィッド・ブリッグズ
ジェリー・カリガン
チャロ
ザヴィア・クガート
サミー・デイヴィスJr.
ケイリー・グラント
ジョージ・ハミルトン
ジュリエット・プラウズ
ノーバート・パットナム
Comments 素晴らしい!エルヴィス万歳。ドキュメンタリー映画としても申し分ない。オリジナルのオン・ステージの観客のインタヴューなどはカット。まさに焦点をエルヴィス本人に絞っているところはファンとしては興奮の極地。未公開シーンもあった。エルヴィスが食事をするシーン。ここが早送りだったのがもったいない。もっとじっくり見せて欲しかった。今回もまた「恋の機織」をライヴで歌うシーンは残念ながら見られなかった。諦めないぞ。小さいギターでおどけるエルヴィスの未公開かな?見たことあるようなないような…。観客席の様子がはっきりとわかり、男性と握手してキスをしようとするエルヴィスが笑える。ケイリー・グラントとの絡みがあったら言いなぁなんて思ってたら出てきた!エンド・クレジットで画面が多少小さかったけど、なにやら楽しそうに話してた!それにしても、エルヴィス、35歳。魅力の塊。 
Evaluation ★★★★
Country アメリカ
Year 1970
Runtime 95
Remarks キャッチコピーは、「陶酔と興奮の2時間−これがエルヴィスのすべてだ!」

41

Japanese Title 赤い波止場
Original Title あかいはとば
Director 舛田利雄
Casting 石原裕次郎
北原三枝
中原早苗
轟夕起子
大坂志郎
岡田真澄
清水マリ子
土方弘
柳沢真一
二谷英明
二本柳寛
山田禅二
黒田剛
深見泰三
弘松三郎
藤田安男
新井麗子
水木京一
衣笠一夫
小泉郁之助
神山勝
天草四郎
山田美智子
高田保
林茂朗
瀬山孝司
峰三平
木島一郎
井東柳晴
Comments 冒頭のシーンを見る限りでは相当ニヒルでクールな殺し屋なんだけど、進むにつれてニヒルなのは変わらないが、ちょっといい奴に見えてくる。白黒の画面に彼の白いスーツ姿が眩しい。ラストは逮捕されても余裕で正当防衛でしょ?それとも、それまでの悪さで逮捕かい?弟分の岡田真澄も良かった。
Evaluation ★★
Country 日本
Year 1958
Runtime 99
Remarks -

42

Japanese Title デトロイト・ロック・シティ
Original Title DETROIT ROCK CITY
Director アダム・リフキン
Casting エドワード・ファーロング
ナターシャ・リオン
ジュゼッペ・アンドリュース
ジェームズ・デベロ
サム・ハンティントン
リン・シェイ
メラニー・リンスキー
マイルス・ドゥガル
ニック・スコッティ
シャノン・トゥイード
パメラ・ブラウン
ジーン・シモンズ
ポール・スタンレー
エース・フレーリー
ピーター・クリス
Comments キッスファンであればたまらない内容だと思う。クライマックスのキッスのコンサートも含めて。しかし、どっちかというとドラマーのお母さんと同じ気持ちの僕は、まったく同意見って訳じゃないけど、さほど楽しめなかった。コンサートに行こうとする意欲は感じられるけど、お得意のパターンだし、ちょっとふざけすぎの感もある。あの、激しい嘔吐シーンは見ていてもらい○○しそうだ。懐かしいのびのび君の名前が思い出せない。
Evaluation ★1/2
Country アメリカ
Year 1999
Runtime 95
Remarks -

43

Japanese Title チアーズ!
Original Title BRING IT ON
Director ペイトン・リード
Casting キルステン・ダンスト
エリザ・ドゥシュク
ジェシー・ブラッドフォード
ガブリエル・ユニオン
クレア・クレイマー
ニコール・ビルダーバック
ナティナ・リード
Comments 硬派なフットボールファンにとってはゲームシーンが少ないので物足りないが、チア・リーダーファンにとっては面白いはず。チアのティーム名の“トロス”や“クローヴァーズ”ってカッコいいな。『ワンダラーズ』にクローヴァーズっていなかったっけな?キルステン・ダンスト…チアのキャプテンって顔じゃないな〜。もう少しソフトな人にして欲しかった。
Evaluation ★2/3
Country アメリカ
Year 2000
Runtime 100
Remarks MTVムービー・アワードダンス・シーン賞(オープニングのチアリーディング・シーン)にノミネート。
アーロンのカレッジでのガールフレンド役のカーラ・メトカーフはダラス・カウボーイズの実際のチア・リーダーだ。

44

Japanese Title あなたに恋のリフレイン
Original Title THE MARRYING MAN
Director ジェリー・リース
Casting キム・ベイシンガー
アレック・ボールドウィン
ロバート・ロジア
エリザベス・シュー
アーマンド・アサンテ
ポール・ライザー
フィッシャー・スティーヴンス
ピーター・ドブソン
スティーヴ・ハイトナー
Comments しつこい。この二人はしつこい。実生活でもウザイし…。主演の二人を除いて後はなかなかのキャスティングなのに・・・。あと、この内容で2時間近くあるのは辛い。長くて90分コースだろう。
Evaluation ★1/2
Country アメリカ
Year 1991
Runtime 106
Remarks AKA, "TOO HOT TO HANDLE"
キャッチコピーは、「結婚式って何回やっても素敵ね!」

45

Japanese Title 大自然の凱歌
Original Title COME AND GET IT
Director ウィリアム・ワイラー
ハワード・ホークス
Casting エドワード・アーノルド
ウォルター・ブレナン
ジョエル・マクリー
フランシス・ファーマー
アンドレア・リーズ
フランク・シールズ
Comments 前半後半真っ二つに分かれた一本。それも監督が途中交代したせいで、それがハッキリとわかる。前半はハワード・ホークスらしく、バッサバサと木をなぎ倒して巨木を川に倒して、―このシーンが圧巻―製材所まで運びカットしていく工程などを見せてくれるまさにダイナミックな描写。バーでお盆をフリズビーよろしく武器代わりにして大暴れするシーンなんかもホークスらしかった。後半は一転してワイラーお得意のドラマ仕上がりになっている。主演のエドワード・アーノルドは友人と結婚した好きだった人の娘にほれ込んでしまう。彼女とその家族の為に仕事などを世話してあげるが、当の彼女は彼の息子に好意を寄せる。ドロドロして来たと思ってたら息子に大したことのないビンタを食らわせて終わってしまったのが残念。友人の娘役とそのお母さんの二役を演じたフランシス・ファーマーには多少の無理が感じられた。キム・ノヴァクとジュリー・アンドリュースを混ぜたような顔。それよりアンドレア・リーズの方が綺麗だった。飴を練ってるシーンとか床にこぼしちゃったところが微笑ましかった。さて、この映画の一番のハイライトといえばやっぱりテーマ曲のオーラ・リー。ここでピンと来たあなたは相当なエルヴィス通だ。そう、このオーラ・リーはラヴ・ミー・テンダーの元となった曲である。それだけでも希少価値のある一本だ。
Evaluation ★★1/2
Country アメリカ
Year 1936
Runtime 99
Remarks アカデミー助演男優賞(ウォルター・ブレナン)受賞。編集賞にノミネート。

46

Japanese Title アイガー・サンクション
Original Title THE EIGER SANCTION
Director クリント・イーストウッド
Casting クリント・イーストウッド
ジョージ・ケネディ
ヴォネッタ・マギー
ジャック・キャシディ
ハイディ・ブリュール
セイヤー・デヴィッド
レイノール・シェイン
ジャン・ピエール・ベルナール
ブレンダ・ヴィーナス
グレゴリー・ウォルコット
Comments 最初に見たときほどの圧倒感は残念ながらこの2度目にはなかった。イーストウッドの渋さはあるが、必要性を感じないシーンもあった。それよりも全シーン、特に登山シーンを全部自分自身でこなしたところが一番のポイントだろう。一切のスタントを使わなかったらしい。クライマックスで安全ロープを切るシーンなんて失敗したら少なくとも1000フィート下に落ちることになるからね〜。見てる方はまさに手に汗握るシーンである。そこでの台詞、「You're limpin', Ben」が好きだ。親友で頼りにしてた仲間が実は真犯人だったなんて!って衝撃的なシーンでもある。しかし、相手を殺す必要がなく、挙句の果てには山に登った意味もなかったって言う落ちはイーストウッドが監督だから許されるのだろうか?嫌いじゃないんだけどね。
Evaluation ★★1/2
Country アメリカ
Year 1975
Runtime 128
Remarks キャッチコピーは、「暗殺指令が飛ぶ!正体不明の敵を求めてアイガー制裁(サンクション)が開始される!モニュメント・バレーの岩壁に魔のアイガー北壁に大ロケを敢行!スタントマンなしでイーストウッドが見せる殺しのテクニック!」

47

Japanese Title ジョーイ
Original Title SOMETHING FOR JOEY
Director ルー・アントニオ
Casting ジェフリー・ライナス
マーク・シンガー
ジェラルディン・ペイジ
ジェラルド・S・オローリン
スティーヴ・グッテンバーグ
Comments 説明不要。泣きたいときはどうぞ。
Evaluation ★★★★
Country アメリカ
Year 1977
Runtime 98
Remarks キャッチコピーは、「ジョーイ、君の手のぬくもりは決して忘れないよ。この映画は、終つてもしばらく明かりがつきません誰のために、その青春を賭けるのか!『ロッキー』に続いて贈る愛と涙の感動作」

48

Japanese Title キス!キス!キス!
Original Title KISSES
Director ニール・スタインバーグ
ブルース・コーン
Casting ローレン・バコール
Comments 往年のハリウッド映画のキスシーンを集めた一本。映画検閲がなかったころのキスシーンとその後のシーンなどを比べる辺りが興味深かった。バコールがホストなだけに『カサブランカ』が中心的役割を果たしている。バコールは当時の映画のセットの中から出てきたりする。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 1991
Runtime 45
Remarks -

49

Japanese Title 恋愛専科
Original Title ROME ADVENTURE
Director デルマー・デイヴィス
Casting トロイ・ドナヒュー
スザンヌ・プレシェット
ロッサノ・ブラッツィ
アンジー・ディキンソン
ハンプトン・ファンチャー
パメラ・オースティン
チャド・エヴェレット
Comments 観光名所めぐり映画といって問題ないだろう。しかも出来は良い。実際にそこに行った気にさえなった。各名所が知れた意味でも面白かったが、やっぱりテーマ曲のアル・ディ・ラが良かったな〜。1曲飽きずに聴けたし、素晴らしい雰囲気の中での曲だった。トロイ・ドナヒューはちょっと暗い雰囲気が漂う青年って感じだった。スザンヌ・プレシェットは若いのか微妙だった。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 1962
Runtime 120
Remarks AKA, "LOVERS MUST LEARN"

50

Japanese Title タイタンズを忘れない
Original Title REMEMBER THE TITANS
Director ボアズ・イェーキン
Casting デンゼル・ワシントン
ライアン・ハースト
ウィル・パットン
ウッド・ハリス
ドナルド・アデオサン・フェイソン
クレイグ・カークウッド
イーサン・サプリー
キップ・パルデュー
ヘイデン・パネッティーア
ケイト・ボスワース
ライアン・ゴズリング
Comments 2度目の鑑賞にして最高評。やっぱりいいものは良い。フットボールは良い。人種差別がないのは良い。前回も書いたことだけど、黒人新任コーチの家の外で歓迎を受けるシーンは感動的であるが、白人のコーチのためにしか戦わないと立ち上がるシーンは何の感銘も受けない。デンゼルの台詞、「フットボールは、怒りを抑えてその怒りを勝利のエネルギーに変えることだ」って台詞はピッタリだね。ピーティーことドナルド・アデオサン・フェイソンとサンシャインことキップ・パルデューの最初の出会いがなにか心を和ませてくれる。そのピーティーがランニング・バックからラインバッカーにコンバートされて活躍するところも良い。「ビートルズ気取りか」見たいな台詞があるけど、時代的に解散した後だしなんとなくミスマッチ。逆にピッタリなのは70年代に良く見られたスクリーンの分割。これは味が出てる。それと、ショットガン・フォーメーションを使う相手に対して「NYジェッツのつもりか?」ってところ。時代をうまく捉えている。殿堂入り出来なかったウィル・パットンコーチに対してデンゼルが「僕の中では君は殿堂入りだよ」って一言が強烈に胸が高まる。ラストのリヴァースプレー名は、「フェイク22ブラースト・バックサイド・ジョージ・リヴァース」だ!
Evaluation ★★★★
Country アメリカ
Year 2000
Runtime 114
Remarks キャッチコピーは、「アメリカが最も愛した友情が、ここにある。」

51

Japanese Title 無敵艦隊
Original Title FIRE OVER ENGLAND
Director ウィリアム・K・ハワード
Casting ローレンス・オリヴィエ
ヴィヴィアン・リー
フローラ・ロブソン
レイモンド・マッセイ
レスリー・バンクス
モートン・セルトン
Comments 辛かったな。こんな長い87分はない。まったく面白くないわけじゃないけど、興奮するような展開でもなく、30年代のイギリスの時代映画にはついていけない。真面目すぎるというか何と言うか…若いローレンス・オリヴィエとヴィヴィアン・リーをチェックするだけってことで…
Evaluation
Country イギリス
Year 1937
Runtime 87
Remarks -

52

Japanese Title ザ・カー
Original Title THE CAR
Director エリオット・シルヴァースタイン
Casting ジェームズ・ブローリン
キャスリーン・ロイド
ジョン・マーリー
R・G・アームストロング
ロニー・コックス
ジョン・ルビンスタイン
キム・リチャーズ
Comments 意外に迫り来るものがあったんだけど、同じようなタイプの『クリスティーン』を思い出した。でも、この手になるといつも運転手がいなくてミステリアスな展開である。まぁ、パターンはいつもと同じだけど、77年のわりにはクライマックスの爆破シーンは迫力満点だ。車は、リンカーン・マークVをカスタムしたもの。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 1977
Runtime 99
Remarks キャッチコピーは、「何の予告もなく物凄い奴が出現した!そして…人びとを襲いはじめた!」

53

Japanese Title ブロークン・ハーツ・クラブ
Original Title THE BROKEN HEARTS CLUB:ROMENTIC COMEDY
Director グレッグ・バーランティ
Casting ティモシー・オリファント
ディーン・ケイン
アンドリュー・キーガン
ジョン・マホーニー
ニア・ロング
メアリー・マコーマック
ザック・ブラフ
マット・マクグラス
ビリー・ポーター
Comments 偏見はないつもりだけど、ホモを美化してないか?
Evaluation 1/2
Country アメリカ
Year 2000
Runtime 95
Remarks -

54

Japanese Title ミッドウェイ
Original Title MIDWAY
Director ジャック・スマイト
Casting チャールトン・ヘストン
ヘンリー・フォンダ
三船敏郎
ジェームズ・コバーン
クリフ・ロバートソン
ハル・ホルブルック
グレン・フォード
ロバート・ワグナー
ロバート・ウェッバー
クリストファー・ジョージ
ケヴィン・ドブソン
エドワード・アルバート
ダブニー・コールマン
エリック・エストラーダ
ジェームズ繁田
トム・セレック
ノリユキ・パット・モリタ
Comments ちゃんと見たのは今回で2度目だと思うけど、随分と粗い編集だなって気がしてならなかった。まぁ、歴史が好きだからただ見てるだけでそれなりに面白いんだけど、わかり辛いところがあったので、地図かなんかで説明があっても良かった。日本人まで英語を話すのに違和感があった。メインではないが、特筆すべきは、エリック・エストラーダ、ジェームズ繁田、トム・セレック、ノリユキ・パット・モリタなどの出演だ。チャールトン・ヘストンが死んでしまうのはしょうがなかったのか?彼の息子と日本人の恋人の話を入れるのはいいが、最後までしっかり筋を通した方がいい。中途半端に終わってしまっている。ヘンリー・フォンダ、三船敏郎はやはり雰囲気はバッチリ。
Evaluation ★★1/2
Country アメリカ
Year 1976
Runtime 131
Remarks キャッチコピーは、「真珠湾(〈トラ・トラ・トラ!〉)、ノルマンディ(〈史上最大の作戦〉)そして《ミッドウェイ》空前のスケールと超豪華スターで贈る世界史を変えた史上最大の航空決戦!歴史は動き始めた上最大の空海戦!」

55

Japanese Title アイスマン
Original Title ICEMAN
Director フレッド・スケピシ
Casting ティモシー・ハットン
リンゼイ・クローズ
ジョン・ローン
ジョセフ・ソマー
ダニー・グローヴァー
デヴィッド・ストラザーン
フィリップ・エイキン
アメリア・ホール
Comments 『ラストエンペラー』以前のジョン・ローンってどうだったんだろうと興味があってみたが、な、なんと原始人!メイクをしてても本人だってのはわかるけど、やはり強烈な印象を残した。台詞はあってないようなもんだから覚えることに関しては楽だったはず。でも、難しい演技だっただろうなぁ。だんだん引き込まれていって面白かったんだけど、あのどうしようもないエンディングはないよな…クライマックスに困って適当にやったとしか思えない酷さだった。なぜヘリコプターに執着するのか…もっとなんかあったんじゃないの?もったいない。ブレイク前のダニー・グローヴァー、デヴィッド・ストラザーンにも注目。
Evaluation ★★1/3
Country アメリカ
Year 1984
Runtime 101
Remarks -

56

Japanese Title 恋にあこがれて in N.Y.
Original Title HEAD OVER HEELS
Director マーク・ウォーターズ
Casting モニカ・ポッター
フレディ・プリンゼ・Jr
シャロム・ハーロウ
サラ・オハラ
イワナ・ミルセヴィッチ
トミコ・フレイザー
チャイナ・チャウ
Comments たまに小粋な一本に出会うんだけど、これもそんな一本。随分軽い映画だと思わせておいて、実は裏でしっかり話が出来ていて好感が持てる。モデルたちの間で生活する女性が恋に落ちる男がひょっとしたら殺人犯って設定が意外にハラハラさせられる。裏窓から覗くあたりはヒッチコックの『裏窓』をちょっと連想させる。
Evaluation ★★1/2
Country アメリカ
Year 2001
Runtime 87
Remarks -

57

Japanese Title インドへの道
Original Title A PASSAGE TO INDIA
Director デヴィッド・リーン
Casting ジュディ・デイヴィス
ヴィクター・バナルジー
ペギー・アシュクロフト
アレック・ギネス
ジェームズ・フォックス
Comments 思っていた以上に面白かったが、疑問に残るのはジュディ・デイヴィスの行動。あれは一体何??何のためだかまったくわからなかった。インドの壮大な景色はいかにもデヴィッド・リーン監督らしいものだった。インドへは行きたいと思ったことはないけど、あの洞窟のシーンを見たら是非足を運んでみたいと思った。個人的に大変好感が持てて、しかも驚くほどインド人ぽかったアレック・ギネスが良かった。
Evaluation ★★
Country イギリス
Year 1984
Runtime 163
Remarks アカデミー作品賞、主演女優賞(ジュディ・デイヴィ)、監督賞、脚色賞、撮影賞、美術監督・装置、衣裳デザイン賞、音響賞、編集賞にそれぞれノミネート。受賞は、助演女優賞(ペギー・アシュクロフト)、作曲賞。
NY批評家協会作品賞、女優賞(ペギー・アシュクロフト)、監督賞受賞。
LA批評家協会助演女優賞(ペギー・アシュクロフト)受賞。
ゴールデン・グローブ外国映画賞、助演女優賞(ペギー・アシュクロフト)、音楽賞受賞。

58

Japanese Title マフィアの帝王
Original Title BOSS OF BOSSES
Director ドワイト・H・リトル
Casting チャズ・パルミンテリ
ジェイ・O・サンダース
アンジェラ・アルヴァラード
クランシー・ブラウン
ダニエル・ベンザリ
マーク・マーゴリス
デイトン・キャリー
Comments マフィア映画は好きだけど、見終わった後はいつもがっかりしてしまう。比べるつもりはないがどうしてもそうしたくなるのは『ゴッドファーザー』があるからだ。チャズ・パルミンテリは雰囲気もあるし悪くないんだけど、マフィア作品に恵まれてない。そういえば、『フェイク』のドニー・ブラスコの名前が出てきてたな。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 2001
Runtime 95
Remarks 別題は、「ドン・カステラーノ/N.Y.の帝王」
米テレビ映画。

59

Japanese Title 21日間
Original Title 21 DAYS
Director ベイジル・ディーン
Casting ヴィヴィアン・リー
レスリー・バンクス
ローレンス・オリヴィエ
フランシス・L・サリヴァン
デヴィッド・ホーン
ヘイ・ペトリ
Comments 『無敵艦隊』に続いてヴィヴィアン・リー、ローレンス・オリヴィエ主演の一本。今度は現代劇でまぁまぁ良かったけど、特筆すべきところはない…あっ、ワイプがこの時代にしてはカッコ良かったな。シェントルマンやピューティフルといったネイティヴでないイギリス人の英語が可笑しかった。ハッピーエンドになって良かったというくらいかな。
Evaluation
Country イギリス
Year 1937
Runtime 76
Remarks 日本劇場未公開。
AKA, "21 DAYS TOGETHER"

60

Japanese Title 十五才 学校IV
Original Title じゅうごさい がっこう4
Director 山田洋次
Casting 金井勇太
麻実れい
赤井英和
秋野暢子
笹野高史
梅垣義明
大沢龍太郎
小林稔侍
丹波哲郎
高田聖子
前田吟
中村梅雀
犬塚弘
桜井センリ
蛭子能収
皆川香澄
野村恵里
真柄佳奈子
児玉真菜
桜むつ子
佐藤蛾次郎
余貴美子
Comments だんだん面白くなくなっていくな。続編が続くシリーズとしては着いて回ることなんだけどね。主演の金井勇太は吉岡秀隆にそっくり。最初は本人かと思ったほど。山田洋二に限ったことではないが、監督って好きな役者をとことん使うね!
Evaluation
Country 日本
Year 2000
Runtime 120
Remarks 日本アカデミー作品賞、助演男優賞 (赤井英和、丹波哲郎)、助演女優賞(麻実れい)、監督賞、脚本賞、撮影賞、照明賞、美術賞、録音賞にそれぞれノミネート。受賞は、新人俳優賞(金井勇太)

1~30  31~60  61~90  91~120  121~150  151~180  181~210  211~240  241~270  271~300  301~330  331~348

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