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2021

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241

Japanese Title 恋の蘭燈
Original Title こいのらんとう
Director 佐伯清
Casting 池部良
白光
暁テル子
森繁久弥
伊志井寛
夏川静江
中村哲
Comments こりゃあまり面白くなかった。白光って中国人女優がほぼ主演だとは知らなかったけど、俺は森繁久弥がちょっと苦手。かなり若かったけど、どうなの?名優なのかな??
Evaluation 1/2
Country 日本
Year 1951
Runtime 84
Remarks -

242

Japanese Title 永遠の門 ゴッホの見た未来
Original Title AT ETERNITY'S GATE
Director ジュリアン・シュナーベル
Casting ウィレム・デフォー
ルパート・フレンド
マッツ・ミケルセン
マチュー・アマルリック
エマニュエル・セニエ
アンヌ・コンシニ
オスカー・アイザック
Comments 何本かゴッホ作品見てるけど、正直言ってどれもパッとしない。何か惹かれる人物なのにどうも描き切れてないというか、解釈の違いなのか分からんがパッとしない。実は本人の魅力の問題なのかな?ハリウッドがカーク・ダグラスで撮った『炎の人ゴッホ』が一番良かった。本作のゴッホの目線カメラだけ下がぼやけてるのはどうして?ゴッホがどう思ってたか調べたことないけど、ウィレムはどうもイエス様に懐疑的だな…"He was dressed like Buffalo Bill"の台詞が「西部劇みたいな格好」とは乏しい翻訳だ。結局自殺説と16歳の少年に撃たれた説あるって事なんだな。
Evaluation 2/3
Country 英/仏/米
Year 2018
Runtime 112
Remarks ポール・ゴーギャンは実際ゴッホの5歳年上だったが、本作ではゴーギャンを演じたオスカー・アイザックはウィレム・デフォーより23歳も年下である。

243

Japanese Title ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像
Original Title TUNTEMATON MESTARI
Director クラウス・ハロ
Casting ヘイッキ・ノウシアイネン
ピルヨ・ロンカ
アモス・ブロテルス
ステファン・サウク
Comments 悪くなかった。フィンランド映画。孫が登場して職業体験の話と評価の話が出て時に、最後に孫に最高評価付けるのはわかってた。でも、その通りになって安心した。競売とか(作者不明の絵画に電話でオークションに参加することってあるのかな?)、絵画を傑作の一つと見抜くあたりとか良かったんだけど、売らないと!レーピンの絵画を売って欲しかった。惜しい。でも、楽しんだ。
Evaluation ★★
Country フィンランド
Year 2018
Runtime 95
Remarks AKA, "ONE LAST DEAL".

244

Japanese Title あなたはまだ帰ってこない
Original Title LA DOULEUR
Director エマニュエル・フィンケル
Casting メラニー・ティエリー
ブノワ・マジメル
バンジャマン・ビオレ
グレゴワール・ルプランス・ランゲ
シュラミ・アダール
エマニュエル・ブルデュー
Comments ヨーロッパ系の映画が続いてるが、こりゃ長かった。緊張感がない。ゲシュタポに連れて行かれた夫の情報を得ようとする毎日…長い。パリが解放されて瀕死の状態で戻ってきた夫だったが、そのころには妻はナチスの犬の刑事とねんごろに…終いには離婚したいと…なんじゃそりゃ!
Evaluation 1/2
Country 仏/白/瑞
Year 2017
Runtime 126
Remarks AKA, "MEMOIR OF PAIN".

245

Japanese Title 八月十五日の動乱
Original Title はちがつじゅうごにちのどうらん
Director 小林恒夫
Casting 鶴田浩二
江原真二郎
千葉真一
今井健二
中山昭二
岩崎加根子
宇佐美淳也
山形勲
神田隆
北龍二
明石潮
須藤健
北山達也
小川守
大村文武
松本克平
山本麟一
Comments なるほど、なるほど。『日本のいちばん長い日』と被るシーンが多々あるが、そう言うところを別角度で見たかったから有難い。広島に落とされたのがどうして原子爆弾ってわかったのかいつも疑問に思ってたんだけど、まースパイなんかもいただろうし、情報合戦だっただろうからね。日本も作ろうとしてただろうしね。日本に落とされる可能性があるって情報はなかったんだろうか?やはりこの時代天皇を演出するって難しかったのか、御前会議での天皇の演技はなし。「自分はやりませんので」と「ハバナじゃな」の鈴木貫太郎に葉巻をあげるシーンが印象に残る。白黒で何の葉巻かよくわからんかった。なんか流れは玉音放送の録音盤を守る決死のお話に急展開になって、放送が流れて終わり。
Evaluation ★★
Country 日本
Year 1962
Runtime 94
Remarks -

246

Japanese Title あゝ決戦航空隊
Original Title ああけっせんこうくうたい
Director 山下耕作
Casting 鶴田浩二
北大路欣也
小林旭
松方弘樹
渡瀬恒彦
森山周一郎
西城秀樹
中村玉緒
檀ふみ
黒沢年男
安藤昇
梅宮辰夫
池部良
菅原文太
Comments なるほど、なるほど。大西瀧治郎の事結構わかったけど、どうしようもない奴って思った。人の命より戦争に勝つ事に執念を燃やした感じ。ま、当時の日本軍は大半がそうだったのかもしれないが、「あと2千万人の特攻をつぎ込めば戦争に勝てる」って常軌を逸していると思う。で、自決だもんね。ピンとこない。死んだからって責任取れる訳じゃないからな。最初の特攻員として知られる関行男は北大路欣也。彼よりも印象に残ったのは森山周一郎!声優だけじゃなかったんだね!秀樹の出演には驚いたし、鶴田浩二は良いとしてビッグネームが揃ったキャスティングだったわりには他に特筆すべきは池部良くらいかな。檀ふみはアレだからさぁ~。彼女の売りは当時何だったんだろう?
Evaluation ★1/2
Country 日本
Year 1974
Runtime 163
Remarks -

247

Japanese Title 山男の歌
Original Title やまおとこのうた
Director 村山三男
Casting 藤巻潤
三条江梨子
小林勝彦
近藤美恵子
三田村元
丹羽又三郎
ダークダックス
Comments なんか珍しい一本。短い割には結構強烈な内容。ダークダックスの♫おお牧場は緑♫とか♫アルプス一万尺♫とか懐かしい!
Evaluation
Country 日本
Year 1962
Runtime 71
Remarks imdbの"Dark Ducks as Themselves"にはちょっと笑ってしまった。いやいやでもなんかカッコイイ。

248

Japanese Title 人間魚雷出撃す
Original Title にんげんぎょらいしゅつげきす
Director 古川卓巳
Casting 石原裕次郎
葉山良二
杉幸彦
長門裕之
津川雅彦
森雅之
三島耕
西村晃
安部徹
浜村純
天草四郎
河野弘
二本柳寛
内藤武敏
神山勝
宮崎準
島村謙二
水谷謙之
長弘
高品格
小川繁
里実
吉田祥
芦川いづみ
左幸子
木室郁子
堀川京子
田中筆子
河上信夫
新井麗子
紅沢葉子
八代康二
吉田光男
仲島豊
久遠利三
白井鋭
花村典克
加藤義朗
山田禅二
徳永豊子
岡田眞澄
Comments こりゃ面白かった!出る人が出ると違うねぇ~。1956年の映画だから石原裕次郎がスクリーンに出てからすぐじゃないだろうか?清々しいね。流石に潜水艦モノだけあって緊張感がある。そして、岡田眞澄の英語がうまい!芦川いづみには危なく気が付かないところだった!裕次郎との共演作は何本あるの??
Evaluation ★★
Country 日本
Year 1956
Runtime 86
Remarks -

249

Japanese Title の・ようなもの
Original Title の・ようなもの
Director 森田芳光
Casting 伊藤克信
尾藤イサオ
秋吉久美子
麻生えりか
小林まさひろ
大野貴保
でんでん
五十嵐知子
風間かおる
直井理奈
春風亭柳朝
入船亭扇橋
内海桂子
内海好江
吉沢由紀
鷲尾真知子
清水石あけみ
三遊亭楽太郎
芹沢博文
永井豪
小堺一機
ラビット関根
黒木まや
大角桂子
加藤治子
Comments なんか大林宣彦と被るような存在なんだけど、違うね。違うわ、違う。いや、「やべ、似てる!」って思う瞬間はあったけど、どっちかというとハリウッドのオフビートコメディぽい。面白いって訳じゃないのに、なんか見てしまったから不思議。伊藤克信って名前だけ見たら誰かわからなかったけど、顔見たら一発だったね。不思議な雰囲気は彼から出てるものなのか?尾藤イサオがかなり良かったと思ってしまったんだけど、役者より唄っていて欲しいのが正直なところ。秋吉久美子って結局あーゆー感じだと思う。でんでん可笑しかったなぁ~。あと、小堺一機とラビット関根のオカマっぽいコンビも笑えた。落語家ってのが主題になってるからなんか引き込まれた。所々の台詞と「あれぇ、お姉ちゃん、キスマーク付いてるよ!」が妙に良い。
Evaluation
Country 日本
Year 1981
Runtime 103
Remarks -

250

Japanese Title ひとり狼
Original Title ひとりおおかみ
Director 池広一夫
Casting 市川雷蔵
小川真由美
岩崎加根子
長門勇
長谷川明男
丹阿弥谷津子
遠藤辰雄
新田昌玄
小池朝雄
五味龍太郎
守田学
伊達三郎
内田朝雄
浜村純
杉山昌三九
南部彰三
尾上栄五郎
原聖四郎
玉置一恵
黒木現
Comments 全くのノーマークだったんだけど、なんか面白かったなぁ~。タイプの映画じゃないのになぁ~。今まで市川雷蔵ってチャンバラだけの人って印象だったけど、渋くてカッコ良かった!食事時の作法を見て感心して思ったのは、正統の渡世人ってこうだったんだなって。長門勇の仁義を切るところ、寅さんだよな。なるほど寅さんもヤクザなんだねぇ~。あとね、昔から小川真由美って苦手だったんだけど、なんだか最近悪く無く感じてきて不思議!
Evaluation ★★
Country 日本
Year 1968
Runtime 83
Remarks -

251

Japanese Title 憲兵と幽霊
Original Title けんぺいとゆうれい
Director 中川信夫
Casting 中山昭二
久保菜穂子
三原葉子
天知茂
宮田文子
万里昌代
胡美芳
芝田新
中村彰
三村俊夫
村山京司
高村洋三
倉橋宏明
Comments 映画自体は大したことなかったが、天知茂の悪顔は凄いね。個人的にびっくりして腰を抜かすほどだったのは、中国人の歌い手で出演してた胡美芳。この人、うちに来たことある!俺、喋ったことある!支那の夜を歌っていた胡美芳!いや~びっくりした!!別の踊子に腋毛が生えてたのにも驚いたけどね。
Evaluation
Country 日本
Year 1958
Runtime 75
Remarks 別題は、「憲兵銃殺」

252

Japanese Title 硫黄島
Original Title いおうとう
Director 宇野重吉
Casting 大坂志郎
小高雄二
芦川いづみ
山内明
芦田伸介
佐野浅夫
渡辺美佐子
小夜福子
Comments ふむむむむ。ちょっと考えさせられる一本だね。反戦映画的で結構なグロい日本兵の死んだ映像も前半に出てくる。今日まで大坂志郎って聞いても顔は出て来なかったけど、よく知る顔だ。とても良かった。芦川いづみがちょうど良い。ホントいい感じ。本編では「いおうとう」って言ってるからタイトルも「いおうとう」なのかな?
Evaluation ★2/3
Country 日本
Year 1959
Runtime 89
Remarks -

253

Japanese Title ポルトガル、夏の終わり
Original Title FRANKIE
Director アイラ・サックス
Casting イザベル・ユペール
ブレンダン・グリーソン
マリサ・トメイ
ジェレミー・レニエ
パスカル・グレゴリー
ヴィネット・ロビンソン
グレッグ・キニア
アリヨン・バカレ
セニア・ナニュア
Comments ロマンティックでもなんでもない。ただのわがまま女って印象でしたけど。イザベル・ユペールがそう思わせたかったのなら合格でしたよ。で、あんた誰??『スターウォーズ』『グリース』に関する台詞以外ベラベラベラベラベラベラ何言ってんの?ってのが正直な感想。特に必要としない作品だった。
Evaluation 1/2
Country 仏/葡
Year 2019
Runtime 99
Remarks -

254

Japanese Title 象を喰った連中
Original Title ぞうをくったれんちゅう
Director 吉村公三郎
Casting 笠智衆
原保美
日守新一
安部徹
村田知英子
植田曜子
朝霧鏡子
Comments 戦後2年経ってこんなコメディ作ってたんだね!いやいや感心してしまった。笠智衆がチャップリンに見えるんだけど、話し方が加藤茶ぽいから笑える。もしかして、加藤茶が笠智衆の真似してたのかもしれないぞ!だとしたら大発見だけど…安部徹が「僕」なんていうのまるで似合わない。彼の奥さん役の朝霧鏡子が若くてかわいかった。ワインじゃなくこの頃はまだ葡萄酒って言ってたのかな?オープニング・クレジットも印象的だった。「象を喰った連中」「それを取り巻く女性たち」「像を喰わない連中」だって!笑える!
Evaluation ★★
Country 日本
Year 1947
Runtime 84
Remarks -

255

Japanese Title 大列車作戦
Original Title THE TRAIN
Director ジョン・フランケンハイマー
Casting バート・ランカスター
ポール・スコフィールド
ジャンヌ・モロー
ミシェル・シモン
シュザンヌ・フロン
シャルル・ミロ
アルベール・レミー
ジャック・マラン
アーサー・ブラウス
ポール・ボニファ
ジャン・ピエール・ゾラ
ハワード・ヴァーノン
ドナル・オブライエン
Comments 実に26年振りの鑑賞。戦争映画で尚且つナチスが絡むが戦闘シーンがハイライトになってない貴重な一本。それでいて緊張感があるんだから大した作りだ。あのパイプを使ったサボタージュがうまいね!バート・ランカスターとジャンヌ・モローの絡みがくどくないのも好感が持てる。
Evaluation ★★★
Country アメリカ
Year 1964
Runtime 131
Remarks バート・ランカスターは撮影が半分くらい終了したあたりで休みを取ってゴルフに行き、穴にハマって膝の古傷を悪化させてしまった。その為フランケンハイマーは彼が足に銃弾を受けるシーンを入れなければならなかった。
絵画が列車に乗せられてドイツに向けて出発したのは事実だが、実際はパリ市内をグルグル回ったに過ぎなかった。

256

Japanese Title ドミノ 復讐の咆哮
Original Title DOMINO
Director ブライアン・デ・パルマ
Casting ニコライ・コスター・ワルドー
カリス・ファン・ハウテン
ガイ・ピアース
モハメド・アザーイ
ソーレン・マリン
パプリカ・スティーン
トーマス・W・ガブリエルソン
エリック・エブアニー
Comments ブライアン・デ・パルマの7年ぶりの映画らしいが…腐れつまらない!
Evaluation -
Country 丁/仏/伊/白/蘭
Year 2019
Runtime 89
Remarks -

257

Japanese Title 少年宮本武蔵 晴姿稚児の剣法
Original Title しょうねんみやもとむさし はれすがたちごのけんぽう
Director 酒井辰雄
Casting 中村賀津雄
紙京子
小山明子
宮城千賀子
北上弥太郎
大河内伝次郎
Comments チャンバラも含めて特に面白みがなく残念な一本。
Evaluation 1/2
Country 日本
Year 1956
Runtime 80
Remarks -

258

Japanese Title 女渡世人
Original Title おんなとせいにん
Director 小沢茂弘
Casting 藤純子
鶴田浩二
北村英三
夏川静江
斉藤浩子
木暮実千代
芦屋雁之助
水森亜土
遠藤辰雄
汐路章
有川正治
国一太郎
広瀬義宣
川谷拓三
平沢彰
川浪公次郎
堀正夫
丘路千
林彰太郎
宍戸大全
阿波地大輔
高並功
秋山勝俊
村居京之輔
香月涼二
北川俊夫
東竜子
白木みのる
京町一代
浅松美紀子
小峰一男
牧淳子
丸平峰子
市川裕二
蓑和田良太
疋田泰盛
岡島艶子
那須伸太朗
正司玲児
正司敏江
古城門昌美
白川浩二郎
笹木俊志
毛利精二
加藤匡志
松田利夫
矢野幸男
Comments 「遅れましての仁義、失礼致します」しぶいねぇ~、藤純子。『緋牡丹博徒』より面白かったりして!鶴田浩二のお陰かな?拳銃が出てくるとは思わなかったけど、意外と効果的。そして無敵。川谷拓三たちの旅館での暴れ方と正司玲児、正司敏江でコメディタッチになったのはなぜだろう?
Evaluation ★★
Country 日本
Year 1971
Runtime 90
Remarks -

259

Japanese Title 維新前夜
Original Title いしんぜんや
Director 渡辺邦男
Casting 江川宇礼雄
月形龍之介
黒川弥太郎
沢村貞子
岡譲二
桜町公子
Comments これも期待を大きく下回った。面白かったのは当時ペリーをペルリって呼んでた事くらいだった。
Evaluation 1/2
Country 日本
Year 1941
Runtime 105
Remarks -

260

Japanese Title 暁の脱走
Original Title あかつきのだっそう
Director 谷口千吉
Casting 池部良
小沢栄
清川荘司
伊豆肇
柳谷寛
田中実
島田友三郎
田中春男
山室耕
山口淑子
利根はる恵
若山セツ子
立花満枝
安雙三枝
深見泰三
Comments 何々どうして作りがうまいね!戦後僅かに5年だからね!長い回想シーンを忘れてたけど、うまい具合に戻った。これ、主役は池部良じゃなくて山口淑子だな。お見事!制作当時彼女の役どころは従軍慰安婦だったが、GHQの検閲により慰問の歌手に変更された。
Evaluation ★★1/3
Country 日本
Year 1950
Runtime 116
Remarks -

261

Japanese Title 陽のあたる場所
Original Title A PLACE IN THE SUN
Director ジョージ・スティーヴンス
Casting モンゴメリー・クリフト
エリザベス・テイラー
シェリー・ウィンタース
アン・リヴェール
レイモンド・バー
Comments 27年振り。「陽のあたってる人たち」と「陽のあたってない人たち」の差が上手く描かれててうまいと感心するんだけど、「陽のあたってる人たち」が「陽のあたってない人たち」をかなり見下してる雰囲気が鼻につく。ま~それはいいとしてモンティー何やってんのよ!って突っ込みから始まる。バリバリのメソッド演技が充分に楽しめるのは確か!そして、リズの「陽のあたってる」感は半端ない。いつバレるんだってハラハラ感はあるが、確固たる証拠なく結果的に死刑になるのは冒頭の「陽のあたってる人たち」と「陽のあたってない人たち」の差なのかな…
Evaluation ★★2/3
Country アメリカ
Year 1951
Runtime 122
Remarks チャーリー・チャップリンは、本作を「アメリカを描いた最良の作品」と評した。
リズの失神シーンは女優による「最高の失神演技」と言われた。倒れた後ろっ骨を打って怪我するかもしれないことを気にしない体当たりの演技は、見てる側が思わず顔をしかめたくなる。
3本で共演したモンティとリズの最初の共演作。他2作は1957年の『愛情の花咲く樹』と1959年の『去年の夏 突然に』
泳げない設定のシェリー・ウィンタースだが、彼女は子供の頃にあのジョニー・ワイズミューラーに水泳の指導を受けている。その泳ぎは『ポセイドン・アドベンチャー』で見られる。
1906年に妊娠している彼女を殺害したチェスター・ジレットの実話が基になっている。彼は裁判にかけられ1908年に処刑された。ニューヨーク州の北部の湖で溺れた被害者のグレイス・ブラウンの亡霊がその湖に出ると言われている。

262

Japanese Title 戦争と人間 第一部 運命の序曲
Original Title せんそうとにんげん だいいちぶ うんめいのじょきょく
Director 山本薩夫
Casting 滝沢修
芦田伸介
高橋悦史
浅丘ルリ子
中村勘九郎
佐藤萬理
三国連太郎
高橋幸治
石原裕次郎
高橋英樹
二谷英明
三条泰子
伊藤孝雄
吉田次昭
田村高廣
加藤剛
福崎和宏
福山象三
廣田治美
山田禅二
岸田今日子
山本学
地井武男
江原真二郎
南原宏治
竜岡晋
岩崎信忠
栗原小巻
水戸光子
松原智恵子
丹波哲郎
波多野憲
青木義朗
清水将夫
梁正明
佐々木すみ江
大滝秀治
中谷一郎
山内明
藤岡重慶
小山源喜
井上昭文
梅野泰靖
Comments 同じ五味川純平原作の『人間の條件』がかなり良かったので期待して鑑賞したけど、前回と内容が似てるんだけど、カラーのせいかかなり薄っぺらく感じた。どこか「俗」っぽい。もちろん出演陣の重厚さの違いも感じられる。芦田伸介は「ベッドで汗をかく」事ばかり考えてる感じで笑っちゃうほど。岸田今日子のビリヤードのキューの持ち方がまるでなってないのはいいとして、彼女が悪い訳じゃないんだけど、とんねるずのせいで彼女が出てくるたびに笑ってしまう。先述した重厚感のなさの中に石原裕次郎の名前は入れたくない。残念ながら彼の良さを出せてない。スターはスターらしいポジションにおいて欲しかった。おそらく子供の頃見たドラマのせいで付いた良いイメージの高橋悦史だが、急に狼になって中国人役の栗原小巻を犯す。ギャップを感じてしまって印象が悪い。中村勘九郎のそれは演技なのか?学芸会なのかわからないほど。「歴史もの」だから長さはいいが、『人間の條件』の「次早く見たい!」って気持ちとは逆に、これから第二部、三部と見る前の覚悟が必要と思ってしまった。
Evaluation
Country 日本
Year 1970
Runtime 194
Remarks -

263

Japanese Title 博士と狂人
Original Title THE PROFESSOR AND THE MADMAN
Director P・B・シェムラン
Casting メル・ギブソン
ショーン・ペン
ナタリー・ドーマー
エディ・マーサン
ジェニファー・イーリー
ジェレミー・アーヴァイン
デヴィッド・オハラ
ヨアン・グリフィズ
スティーヴン・ディレイン
スティーヴ・クーガン
Comments メル・ギブソンとショーン・ペンの意外な共演。でも、意外とこの二人、4歳しか年が離れてない。メルが年上。斬新なのかクド過ぎるのか微妙なところ。特に似たような髭モジャとダミ声がぶつかり過ぎてる感じを受けた。辞書の作り方を中心にしたいのか、2人の関係なのか、ペンが殺した男の奥さんとペンとの恋愛感情を描きたいのかごちゃまぜでまとまってない。いや、まとまってなくても面白けりゃいいとは思うんだけど、どれも中途半端になって、急にエンディングに突き進む展開に粗さが目立ち見ていて頭に「?」マークが浮かぶ。全然ダメって訳じゃないし、興味深い描写もあったりして引き込まれそうになるんだけど、説明不足が多いし、話が移り変わり突き放される感じ。精神科に入院している元軍医の死刑囚が語彙に豊富ってあまりにも唐突過ぎないか??ところで、ペンが自分を痛めつけた場面って局所切ったの?
Evaluation ★2/3
Country 英/愛/仏/氷
Year 2018
Runtime 124
Remarks 監督のP・B・シェムランとはいわゆる「アラン・スミシー」の事。制作時に一悶着あったようだ。

264

Japanese Title ナバロンの要塞
Original Title THE GUNS OF NAVARONE
Director J・リー・トンプソン
Casting グレゴリー・ペック
デヴィッド・ニーヴン
アンソニー・クイン
スタンリー・ベイカー
アンソニー・クエイル
ジェームズ・ダーレン
イレーネ・パパス
ジア・スカラ
ブライアン・フォーブス
ウォルター・ゴテル
ジェームズ・ロバートソン・ジャスティス
リチャード・ハリス
アラン・カスバートソン
パーシー・ハーバート
アルバート・リーヴェン
マイケル・トラブシャウ
ジョージ・ミケル
Comments 当データベース10回目の登場。去年も見てるんですけどね。「安心して映画が見たい」気持ちの時はこういうのが一番。ナバロンに到着して、木陰の傾斜地にいて空から攻撃される直前にオレンジ食べるカットあるの忘れてた!忘れてたのか今回初めて気づいたのかもしれない。今リメイクしたらキャストは誰が良いだろうかなどとも考えてしまった。
Evaluation ★★★★
Country アメリカ
Year 1961
Runtime 160
Remarks -

265

Japanese Title ドラッグ・チェイサー
Original Title RUNNING WITH THE DEVIL
Director ジェイソン・カベル
Casting ニコラス・ケイジ
ローレンス・フィッシュバーン
レスリー・ビブ
コール・ハウザー
ピーター・ファシネリ
バリー・ペッパー
アダム・ゴールドバーグ
クリフトン・コリンズ・Jr
ナタリア・レジェス
Comments コカインの流れを淡々と、しかも意外と飽きずに見せてくれる。久々にニコラス・ケイジ主演作でまともなのを見た感じを受けた。ローレンス・フィッシュバーンとバリー・ペッパーとの共演も自分にとっては興味深いものだったが、それ以外の特にレスリー・ビブの演技はいかがなものか?浮いてる感が半端ない。第一どうして最後ケイジが絡んでるってわかったの?しかも、そこで終わりかよ!!非常にテンポよく進むんだけど、いらない娼婦の場面が多過ぎる。しかも、ローレンス・フィッシュバーンがほとんど。なんで?いや~もったいない!あっ!「フレンズ」に出てたアダム・ゴールドバーグが出てきたら笑っちゃったな。あと、 どの作品に出てても小粒ながら印象を残すクリフトン・コリンズ・Jr.がなぜかクレジットされていない。
Evaluation ★2/3
Country アメリカ
Year 2019
Runtime 92
Remarks 日本劇場未公開。

266

Japanese Title 戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河
Original Title せんそうとにんげん だいにぶ あいとかなしみのさんが
Director 山本薩夫
Casting 滝沢修
高橋悦史
浅丘ルリ子
北大路欣也
吉永小百合
芦田伸介
水戸光子
波多野憲
山本圭
江原真二郎
南原宏治
高橋英樹
三国連太郎
高橋幸治
加藤剛
辻萬長
山田禅二
和泉雅子
山本学
地井武男
坂口芳貞
木村夏江
岸田今日子
吉永倫子
龍岡晋
岩崎信忠
栗原小巻
西村晃
佐久間良子
米倉斉加年
斉藤真
井川比佐志
大月ウルフ
後藤陽吉
久遠利三
弘松三郎
石津康彦
高原駿雄
草薙幸二郎
内田稔
玉村駿太郎
高城淳一
牧野義介
深江章喜
山内明
Comments わかった!これ、テレビで二日連続とか何週間かに渡ってやるようなドラマっぽいんだ!
Evaluation
Country 日本
Year 1971
Runtime 181
Remarks -

267

Japanese Title 戦争と人間 第三部 完結篇
Original Title せんそうとにんげん だいさんぶ かんけつへん
Director 山本薩夫
Casting 滝沢修
高橋悦史
浅丘ルリ子
北大路欣也
吉永小百合
芦田伸介
水戸光子
波多野憲
夏純子
山本圭
高橋英樹
加藤嘉
江原真二郎
鈴木瑞穂
二條朱美
絵沢萠子
藤原釜足
片桐夕子
山科ゆり
吉原正皓
山本麟一
藤岡重慶
長弘
高橋明
井上正彦
荻原実次郎
和沢昌治
岡林三郎
神部作蔵
百良雄
手塚実
石井弘三
陶隆
久遠利三
Comments 結局最後までドラマだったね。久々に「足を開いて歯を食いしばれ!」「どうして殴られたかわかるか!」を聞いた。以前も言ったかもしれないけど、山本圭が苦手だったんだけど、坊主になった山本圭は好感が持てた!これは収穫と言っていいのではなかろうか。「貴様~つんぼか!」はいかんぜよ。それにしても、第二次世界大戦の前にぎょうさん罪のない中国人を殺したもんだね。総括するとつまらなかった。
Evaluation
Country 日本
Year 1973
Runtime 184
Remarks -

268

Japanese Title パリは燃えているか
Original Title PARIS BRULE-T-IL?
Director ルネ・クレマン
Casting ジャン・ポール・ベルモンド
シャルル・ボワイエ
グレン・フォード
アラン・ドロン
カーク・ダグラス
ゲルト・フレーベ
オーソン・ウェルズ
レスリー・キャロン
シモーヌ・シニョレ
シュジー・ドレール
マリー・ヴェルシニ
ジャン・ピエール・カッセル
ジョージ・チャキリス
ブルーノ・クレメル
クロード・ドーファン
イヴ・モンタン
アンソニー・パーキンス
ロバート・スタック
Comments 24年前に見た時も今回と同じ酷い吹き替え版だったかどうか覚えてない。雰囲気が台無しになってしまい、面白みが減る。あと、キャストもいいんだけど、あまりにもちょい役過ぎて豪華さを感じなくなってしまう。そして緊張感も今回は何も感じなかった。最後の最後でカラーでパリを上空から見せてくれる。
Evaluation ★★
Country 仏/米
Year 1966
Runtime 173
Remarks 白黒で撮影された理由の一つは、フランス当局が映画と言えどもナチスの赤と黒の鍵十字旗をパリにカラーで映す事を許可しなかったからである。
フランス人の郵便局員がドイツ兵服を着たエキストラをシャンゼリーゼ通りで見た時に本物だと思って自転車から転げ落ち、「奴らが戻ってきた!奴らが戻ってきた!」と叫び出したとか。
撮影期間僅か一日でパットン将軍役を演じたカーク・ダグラスは自伝で、「この役のギャラは50,000ドルだった」と記している。
ユル・ブリンナーがカメオ出演でのオファーを受けている。
AKA, "IS PARIS BURNING?".

269

Japanese Title ラスト・クリスマス
Original Title LAST CHRISTMAS
Director ポール・フェイグ
Casting エミリア・クラーク
ヘンリー・ゴールディング
ミシェル・ヨー
エマ・トンプソン
Comments 自分としてはこのようなイギリス映画にしては高評価だと思う。実は途中辞めようかなとも思ったが、主演女優が心を入れ替えてから面白くなって行った。ヘンリー・ゴールディングが死んでるって設定よりも天使だと思ってたから良いんだか悪いんだか…この女優知ってるな~って程度で見終わった後に『ハン・ソロ』のキーラだったことを知った。ヘンリー・ゴールディング(母親がマレーシア人で父親がイギリス人)って好感が持てたけど今回お初だと思う。クリスマス時期に見たら評価変わってただろうか疑問だけど、WOWOWも気を使ってクリスマスに放映してくれよ。曲はもちろんワムのラスト・クリスマスだし、ジョージ・マイケルの♫フェイス♫を久しぶりに聴いて懐かしかった。ジョージ・マイケルって2016年に死んでたんだっけか…ホームレスだったかそのボランティアだったか忘れたけど、エルヴィスの♫ブルー・クリスマス♫のモノマネをするところが良い。あ、あと、エマ・トンプソンの「ディック」ネタには笑った。
Evaluation ★2/3
Country イギリス
Year 2019
Runtime 103
Remarks この映画は2017年が設定となっているが、2017年だとすると、去年のクリスマス、すなわち「ラスト・クリスマス」はジョージ・マイケルの命日という事になる。(2016年12月25日)
ホームレスのシェルターでのボランティアは生前ジョージ・マイケルがやっていた事のようだ。ジョージ・マイケルの映画と言ってもいいかもしれない。
クライマックスのクリスマスショーの客の中にワム!のアンドリュー・リッジリーがいる。
ゆる~く『クリスマス・キャロル』に似ている。

270

Japanese Title 非行少女ヨーコ
Original Title ひこうしょうじょよーこ
Director 降旗康男
Casting 緑魔子
谷隼人
石橋蓮司
城野ゆき
大原麗子
関本太郎
東野孝彦
荒木一郎
岡田英次
大坂志郎
中北千枝子
佐野周二
芳村真理
戸浦六宏
寺山修司
今井健二
小林稔侍
須賀良
池田駿介
松平峯夫
沢田浩二
大村文武
相馬剛三
日尾孝司
Comments いやいやいやいやいや何に一番驚いたかって、見てる最中に思った一番光ってた緑魔子と石橋蓮司が夫婦だって事を鑑賞後に知った事!マジかよ!びっくりだな。石橋蓮司の若さと、美容師兼おかまって設定がなんかとてもぴったりだった。映画自体は全然面白いものじゃなかったんだけど、葉巻が出てきて「うわ~良い匂い。」、「吸ってみるか?」とかの台詞が印象的だったし、「スリク~」とか「ハッスル」とか久々に聞いた。ヨーコが強姦の酷い描写を意外と軽く言っているけど、時代的にOKだったのかな?「はっちゃく」のお父さんの東野孝彦がとにかく若くてこれまたびっくり。若いと言えば当たり前なんだけど大阪弁の谷隼人、大原麗子にもびっくりだ。
Evaluation
Country 日本
Year 1966
Runtime 85
Remarks 背景の映画の看板が『007サンダーボール作戦』である。
降旗康男の監督デビュー作。

1~30  31~60  61~90  91~120  121~150  151~180  181~210  211~240  241~270  271~300  301~330  331~366

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