ハリスの私的考査

         いろいろな市販品の仕掛けがあふれている、その中でどれを選ぶか、迷うこの頃。
      少しだけ考えてみた


      釣り針2号を2.5cmのナイロン糸で各0.2号0.3号0.4号0.6号0.8号を
   ハリスに使い金魚鉢の中で揺らしてみた。
             (幹糸は市販品と全て同じくハリスのワンランク上の糸でである。)


    その結果は、一番ふわふわ踊る様に動くのは0.2号が一番であった
    その次は0.3号であるがふわふわ感は、ここまでで
    0.4号はふわふわなんて感じない
   0.6〜0.8号などは鋭角的にギコチナク動く
    0.6〜0.8号はダイレクトに竿の動きを伝えている。


  次に、釣り針2号をハリスをまたナイロン糸を各0.2号 〜0.8号にして
  幹糸を全て1号のナイロン糸にして同じように動かしてみた.
  やはり踊るように動くのは0.2号と0.3号だけ0.4号〜0.8号は
  ギコチナク竿と同じ動作で動いている。全て上記と同じ結果であった


  それから違う素材の糸、PEの0.2号 、ミシン糸のポリエステル60番糸
  など試してみたが残念ながらPE は腰がなく
      ただベタベタ動く感じで、ミシン糸もおなじであった

      このことから竿の動きをソフトに伝え、自然に漂う様に餌を動かしたいときは
       0.2号と0.3号くらいのハリスのついた市販の仕掛けを使い
      竿操作で演出したいときは堅めのハリスと言えるのではないか
      入れ食いの時は、どんな仕掛けでも掛かるが
      当たりが小さくなったらハリスの細い方に変えるのが良いのであろう。
      但し、細いハリスを使うと釣り穴の底などに針を引っかけると
      その仕掛けは切れやすいのでその辺は覚悟が必要。
      でも周りが当たりが遠のいたとき自分だけ釣れるのって気分がいい。

      仕掛けを自作する時は、トラブルを防ぐ為に少し太めの幹糸でも
      良いと言うことは気がだいぶ楽になった。


      なにぶんこの実験は、水深30cmの水槽の中だけのもので
      例えば10mの水深の時は糸の延びオモリの水深による影響も分からないので
      また違う結果が出るのかもしれないが・・・・。