パッサージュ納屋町5番街
大手筋商店街の西端から南へ伸びるのが、パッサージュ納屋街5番街
である。まずはこの名前について説明が必要だろう。このアーケードは96年に完成したのだが、
名前は、パリのアーケード、「パッサージュ」を模して作ったところから来ている。
写真は北の端からこのアーケードを撮ったものであるが、
独特の形をしているのがわかっていただけると思われる。
この屋根は開閉式で、両壁面には伏見の四季折々の風景写真が収められているが、
下からはあまりはっきりとは見えないのが残念である。
ただしこれは、日本で初めてのストリートギャラリーであるという。
さらに、敷石には、パリを指し示す羅針盤が埋め込まれるなど、芸が細かい。