Omnia sol temperat

Omnia sol temperat

Omnia sol temperat         目にも鮮やかにはじける太陽の光
purus et subtilis,         あらゆるものが活き活きと動き始める
novo mundo reserat         再びめぐってきた四月の青空に
faciem Aprilis,           あまねくそのかけらを散らし
ad Amorem properat         人の心をうずかせる
animus herilis           恋をしなさいとささやきかける
et iocundis imperat         キューピッドは矢を放つ
deus puerilis.           愛を求める人々の胸へ

Rerum tanta novitas         生まれ変わった新しい春
in solemni vere           そのふつふつとわき出る力で
et veris auctoritas         我らを喜びと楽しみに誘う
iubet nos gaudere,         春は眠っていたときめきを呼び覚まし
vias prebet solitas,        恋人をしっかりと抱きしめるのは
et in tuo vere           こんなにもよく
fides est et probitas        すばらしいことだったんだと
tuum retinere.           気付かせるのだ

Ama me fideliter,         「仰ぎ見る瞳で愛してくれ
fidem meam nota           この想いのすべて
de corde totaliter         この魂のすべてを貫いている真実を
et ex mente tota          あなたの心で受け止めてくれ
sum presentialiter         たとえ千里の遠きに離れても
absens in remota:          想いはいつもそばにあるから...」
quisquis amat taliter,       こんな恋をするもの
volvitur in rota.          その身が車輪に縛り付けられるとも知らずに



この対訳は、京都ミューズが発行(オリジナルは浜松労音が作成)した対訳集を 、一部改変したものです。


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