恋人までの距離『Before Sunset(ビフォア・サンセット)』&Sunrise


映画『ビフォア・サンセット』。
95年の映画『恋人までの距離(ディスタンス)』の9年ぶりの続編。
9年前、欧州旅行の電車の中で出会ってしまった2人。
95年の映画での出来事。その2人が9年ぶりに再会
それが今度の映画。こういう長さで人間を見るまなざしが好き。

恋人までのディスタンス VHS ビデオ 映画『Before Sunset』(音楽がいいよ)。
95年の映画のほんとのタイトルは『Before Sunrise』なんだけど、
配給会社ががんばって意訳?して『恋人までの距離(ディスタンス)
ってタイトルにしたのだ。賛否両論(レビュー参照)あると思うけど、
当時はそれでもまあよかったんじゃないかな。意訳?。
当時はこのタイトルで
「へぇ〜、『距離』って英語で『ディスタンス』って言うんだ〜。
 へんなの〜。」なんて違和感を感じながら、
ひとつ英単語をものにしたものでした。
映画の紹介はここここここを参考。

大変なのは今回。
続編が『Before Sunset』だから英語のままだったら
『Before Sunrise』→続編『Before Sunset』で、ゴロがいい。
でも『恋人までのディスタンス』→『Before Sunset』は続編ぽくないし、、、。
今回はもっとがんばって意訳するのかな。
それともそのまま『ビフォー・サンセット』ってやっちゃうのかな。
それが配給会社の腕のみせどころです。タイトル楽しみ。
ちなみに右上の方のバージョンのジャケット、けっこう嫌いかも。
なぜかって言うと、このジャケット、見つめあってるシーンなんだけれども
なんだかイーサンジュリー首を絞めているようにも見えるからイヤ。
写真を写した角度の問題なんだけど慣れるのに時間かかった。
Before Sunrise DVD 恋人までのディスタンス
このジャケットの方が好き。→
これとか。

でもって!
『Before Sunset』ですが、、、
日本で公開されるのかも心配。
ほんとにマニアックな映画な気もするから
(あたしの中ではベスト3くらいに入る青春ムービーだけど)。
気になってたイーサン・ホーク(役ではジェシー)と
ジュリー・デルピー(役ではセリーヌ)のその後ですが、
よく描けていました。
恋人までのディスタンス』もそうだったけど脚本がいいのだ。
Richard Linklater(リチャード・リンクレイター)の映画はどれもよく描けている。
イーサンもジュリーも脚本づくりに参加しているからかな。

80分くらいの短いムービーです。
平田オリザ率いる青年団の演劇を見たかのような ”Before Sunset” ビフォア・サンセット DVD
(なぜかというと95年の映画と同様会話[対話]劇だから。)
さわやかな気持ちが訪れた。
イーサンは相変わらずだけど、はにかみ屋。
はにかむと口がまがる。ファンはたまらないでし。
しかも下品なギャグ言ったりすると自分で言っておいて
自分の耳まで赤くなる赤面症。
これは芸ではなくて素だと思います。
シャイな俳優。

ところで『Before Sunset』はR指定。下品なギャグ(コトバ)などがいけないらしい。こんな映画両親と一緒に高校生観るわけないのに。こういう映画をみせないからこそ、こころの多様性が失われてしまいますね。「下品さ」のない世界なんて人間らしさの喪失でしょう?この映画の主旨のひとつが、そういうことだというのに。。。9年ぶりに出会って、人間らしい時間をつくるのですよ。それを高校生以下には見せないとはナニゴトデスカ!!これこそ、マイケル・ムーア監督じゃないけど「ティーンエイジャーの諸君はどんな手段を使ってでもこの映画をみてくれ!」そんな感じ。こういう映画をみないと、いいオトナにはなれません。なれないのです。どういうことかっていうと、オトナな、豊かな、深い喜びを感じることができなくなってしまうということです。こういう映画がオトナにしてくれるのだから。

映画館を出るときお年を召したふくよかな白髪の女性が、入り口の係のお兄さんに、

「 Before sunset,
  good movie.
  Salut! 」

 って言ってるのが聞こえた。 Before Sunset & 恋人までの距離 サントラCD
「サリュー」はフランス語。。
 あったかい気持ちになった。
 だって高齢の女性にウケる映画ってことです。
 青春ムービーが、ですよ。
 酸いも甘いも噛み分けたオトナがより楽しめる映画♪
 その白髪の女性の人生を想像してしまいました。
 もしかしたら、イーサンとジュリーみたいに、
 電車の中で出会った季節があったのかもしれない
 そんなこんなで、アメリカに永住しているフランス人女性かもしれない。
 もしくは、カナダに移住してきたフランスのひとなのかな。
 この映画をみて、自分の一番輝いた時間を再び深く味わったのかなとか。。。
 あたしもその女性も映画の余韻に浸っているのでした。
 こういう映画を味わえない人もいるけどそれってオトナなのかな
 子どもなのかなそれともコドナなのかな。。。

 ためしに、直訳。『Before Sunrise』→『朝日の前に』または『日が昇る前に』
         『Before Sunset』 →『夕日の前に』または『日が暮れる前に』

 直訳はなんだかなあ。。。 Book Cover
 続編は日本でもやるのかな。米国ではすでにDVD発売中
 (買うときはリジョンコードに注意!この日記の下の方参照
 日本でも欲しかった
ビフォア・サンセット / サンライズ ツインパック」が発売!
 予告編(クリックすると始まる)をみて雰囲気だけでも味わおう。
 『Before Sunrise』はも出てるんだね。読んでみたい。
 売れっ子の唯川恵が訳してるから信頼できるだろうな。

 →→→→→→→→→→  →→→→→→→→→→ Bonne nuit !





Posted: 2004年07月03日 (土) at 23:19 
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